「アンチ」の版間の差分

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第3回「敗・北」から登場。[[新条アカネ]]の手によって、打倒[[グリッドマン]]のために造られた[[怪獣]]の一体。謂わば「'''アンチグリッドマン'''」と呼べる存在。
 
第3回「敗・北」から登場。[[新条アカネ]]の手によって、打倒[[グリッドマン]]のために造られた[[怪獣]]の一体。謂わば「'''アンチグリッドマン'''」と呼べる存在。
  
相手の能力をコピーする力があり、グリッドマンが仲間の力を受け強化されるほど、更にそれを学習して力を増していく。初登場時はアカネに可愛がられており、一度はグリッドマンに勝利するものの、敗北後は掌を返され、ずさんな扱いを受けるようになる。それでもなお自身はアカネの身を案じ、グリッドマンに憎悪を向けながら、彼と他の怪獣の戦闘中に幾度も乱入して戦いを挑むなど、明確な自我を持つようになる。
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相手の能力をコピーする力があり、グリッドマンが仲間の力を受け強化されるほど、更にそれを学習して力を増していく。しかし、グリッドマンと同様に変身時間に制限があり、活動限界が迫ると額の発光体が明滅して人間態へと戻る。
  
非戦闘時は白髪と赤い瞳、首に巻かれた長いマフラーが特徴の少年の姿を取る。人間態・怪獣態共に人間と意思疎通が可能だが、自身が製作された目的である打倒グリッドマン以外に興味を示さず、融通が利かない。なお、人間態でも丸鋸状の武器「アンチサーキュラー」を使用して戦うことができる。また、グリッドマンと同様に変身時間に制限があり、活動限界が迫ると額の発光体が明滅して人間態へと戻る。
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非戦闘時は白髪と赤い瞳が特徴的な少年の姿を取る。人間態でも丸鋸状の武器「アンチサーキュラー」を使用して戦うことができる。人間態・怪獣態共に言語能力を持ち人間と意思疎通が可能だが、自身が製作された目的である打倒グリッドマン以外にはあまり興味を示さず、融通が利かない。
  
人間態時では腹を空かせている描写が多く、[[宝多六花|六花]]や彼女の母から[[食べ物・料理|食べ物]]を奢られたこともある(ちなみに食事の際は箸やスプーン等の知識が無いため、そのままかぶりついている)。そのことや[[響裕太|裕太]]を襲撃した件などで六花や新世紀中学生達と顔見知りになり、関係を築いていく。
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初登場時はその期待からアカネに可愛がられており、一度はグリッドマンに勝利するものの、敗北後は掌を返され、ぞんざいな扱いを受けるようになる。それでもなお自身はアカネの身を案じ、グリッドマンに憎悪を向けながら、彼と他の怪獣の戦闘中に幾度も乱入して戦いを挑むなど、明確な自我を持つようになる。
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また人間態時で待機している際は腹を空かせている描写が多く、[[宝多六花|六花]]や[[六花ママ|彼女の母]]から[[食べ物・料理|食べ物]]を奢られたこともある(ちなみに食事の際は箸やスプーン等の知識が無いためか、そのままかぶりついている)。そのことや[[響裕太|裕太]]を襲撃した件などで六花や新世紀中学生達と顔見知りになり、関係を築いていく。
  
 
グリッドマンとの戦いに敗北し続けた末、アレクシスには用済みと見なされ襲撃され、グリッドマン同盟からも敵として見做されなくなり、アカネからも失敗作と断言され、自由に生きるよう告げられる。苦悩の果て、己の存在理由を再確認するために「グリッドマンを倒すためにグリッドマンと共に戦う」という結論の元、怪獣という規格から離れ、自身の持っていたコピー能力から新たなるグリッドマン「[[グリッドナイト]]」への変身能力を獲得。
 
グリッドマンとの戦いに敗北し続けた末、アレクシスには用済みと見なされ襲撃され、グリッドマン同盟からも敵として見做されなくなり、アカネからも失敗作と断言され、自由に生きるよう告げられる。苦悩の果て、己の存在理由を再確認するために「グリッドマンを倒すためにグリッドマンと共に戦う」という結論の元、怪獣という規格から離れ、自身の持っていたコピー能力から新たなるグリッドマン「[[グリッドナイト]]」への変身能力を獲得。
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その後はグリッドマンと共に再生された怪獣軍団を倒し、[[ゼッガー]]からアカネを救出する。しかし、その際にアレクシスに刺されてしまい戦闘から離脱するが、最後の力を振り絞り「電光超人」へのアクセスフラッシュに加わった。なお、このアクセスフラッシュによって一時的に致命傷を負った肉体から解放されたことで、死亡を免れた。
 
その後はグリッドマンと共に再生された怪獣軍団を倒し、[[ゼッガー]]からアカネを救出する。しかし、その際にアレクシスに刺されてしまい戦闘から離脱するが、最後の力を振り絞り「電光超人」へのアクセスフラッシュに加わった。なお、このアクセスフラッシュによって一時的に致命傷を負った肉体から解放されたことで、死亡を免れた。
  
全てが終わった後、一命を取り留めた彼は公園のベンチで[[怪獣少女アノシラス (2代目)]]に介抱される。そして、成長したアンチは彼女と共に「グリッドナイト同盟」を結成。自ら「ナイト」と名乗り、様々な世界で怪獣と戦っていくが、それはまた別の物語である。
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全てが終わった後、一命を取り留めた彼は公園のベンチで[[怪獣少女アノシラス (2代目)]]に介抱される<ref>この時、負傷していた片眼が回復しているのが確認できるが、回復した方の瞳は青くなっている。</ref>。その後、別の世界にてグリッドナイトに変身する「ナイト」という青年が傍らにいる女性と共に「グリッドナイト同盟」を組んで活動を行っていることが確認されるが、それはまた別の物語である。
  
 
===各形態===
 
===各形態===
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:スカイグリッドマンをコピーした飛行形態。空中戦が可能になったグリッドマンに対抗して、脚部の巨大なスラスターで飛べるようになり、デコイを生み出すことができる。
 
:スカイグリッドマンをコピーした飛行形態。空中戦が可能になったグリッドマンに対抗して、脚部の巨大なスラスターで飛べるようになり、デコイを生み出すことができる。
 
;[[グリッドナイト]]
 
;[[グリッドナイト]]
:「[[グリッドマン]]を倒す為にグリッドマンを守る」という決意と共に変化した最終形態。カラーリングと頭部の形状を除けば、グリッドマンにそっくりな姿をしている。
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:「[[グリッドマン]]を倒す為にグリッドマンを守る」という決意と共に変化した新形態。カラーリングと頭部の形状を除けば、グリッドマンにそっくりな姿をしている。
  
 
==登場作品と操縦者==
 
==登場作品と操縦者==
 
===単独作品===
 
===単独作品===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
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:3章Part15より登場するエネミーユニット。本作では[[デバダダン]]の立ち位置も兼ねて生み出されている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
:初登場作品。主にジェイデッカーかグリッドマンが原作となるサイドミッションで敵として出現する。
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:初登場作品。主に『グリッドマン』および『ジェイデッカー』が原作となるサイドミッションで敵として出現する。
:後半のサイドミッション「母の目覚め」で[[スポット参戦]]し、同話で[[グリッドナイト]]に変化する。
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:後半のサイドミッション「母の目覚め」で参戦。同話で[[グリッドナイト]]に変化するため、臥薪嘗胆怪獣アンチとしては[[スポット参戦]]
 
:スルーした場合は「覚醒」あるいは「創造」で登場と同時にグリッドナイトに変化するため、自軍で使用できるのは上記の1ミッションのみとなる。
 
:スルーした場合は「覚醒」あるいは「創造」で登場と同時にグリッドナイトに変化するため、自軍で使用できるのは上記の1ミッションのみとなる。
:そのためキーミッションのみ進めている場合は「覚醒」あるいは「創造」までロクに登場しない他、最終盤の展開が異なっており、致命傷を負うことはないがそのせいでアクセスフラッシュに参加するという展開もなくなってしまった。
+
:そのためキーミッションのみ進めている場合はほとんど登場しない他、最終盤の展開が異なっており、致命傷を負うことはないがアクセスフラッシュに参加する展開も省略されてしまっている。
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:エクストラチャプターのEDではアノシラスと共に旅立っていった。
 
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。
 
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。
  
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===武装・[[必殺武器]]===
 
===武装・[[必殺武器]]===
 
====武装====
 
====武装====
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;爪
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:グリッドマンキャリバーに対抗するために、コピー能力によって得た刀状の鉤爪。両腕から伸ばして構える。
 
;光弾
 
;光弾
:全身の発光器官から放つ光弾。弾幕のように連射できる。
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:全身の発光器官から放つ光弾。多数の弾を一斉に連射できる。
 
:;破壊光線
 
:;破壊光線
::光弾を巨大に収束させて放つ。
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::光弾を目の前で収束させ、光線状にして放つ。作中での描写から、マックスグリッドビームをコピーして得た物と思われる。
::『30』では光弾も光線も両方とも「破壊光線」名義で登録されている。光線版は気力制限がかかっている。
+
::『30』では光弾も光線も両方とも「破壊光線」名義で登録されている。光線版は気力制限がかかっている上位武装。
;
+
;ミサイル
:グリッドマンキャリバーに敗北したことで、コピー能力によって得た刀状の鉤爪。
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:腹部を口状に展開し、その牙を撃ち出す。SRWではバージョンアップ攻撃の演出で使用。
 
;アンチサーキュラー
 
;アンチサーキュラー
 
:人間態で使用する丸鋸のような武装。
 
:人間態で使用する丸鋸のような武装。
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===移動タイプ===
 
===移動タイプ===
 
;[[陸]]
 
;[[陸]]
:飛行可能形態であるスカイアンチは技演出のみ採用のため、システムとしては飛べない。
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:飛行可能形態であるスカイアンチは技演出のみの採用のため、通常時は飛べない。
 
===[[サイズ]]===
 
===[[サイズ]]===
 
;1L
 
;1L
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;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[底力]]L7、[[闘争心]]L3、[[援護攻撃]]L2、[[ガード]]L3、[[反骨心]]'''
 
:'''[[底力]]L7、[[闘争心]]L3、[[援護攻撃]]L2、[[ガード]]L3、[[反骨心]]'''
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:グリッドマンと比較するとハイパーエージェントとHEROが無いが、底力と闘争心のレベルが上回りガードと反骨心を持つので防御面は上。[[精神耐性]]も養成したい。
  
 
===[[エースボーナス]]===
 
===[[エースボーナス]]===
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。
 
:「反骨心」と条件が合致するため技量を育成したキャラで挑むと見た目以上によく耐え、反撃も痛い。
 
:「反骨心」と条件が合致するため技量を育成したキャラで挑むと見た目以上によく耐え、反撃も痛い。
:味方加入時も条件はそのままのため、格上相手に技量未育で挑むと反骨心共々発動させられるため、1週目で加入させられたなら終盤のボス殴りでも中々活躍させられる。
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:味方加入時も条件はそのままのため、格上相手に技量未育で挑むと反骨心共々発動させられるため、1周目で加入させられたなら終盤のボス殴りでも中々活躍させられる。
:初期ではレベル上限が99だったためレベル差の発動条件が実質無意味だったが、ver.1.22(Steamのみver.1.2.0.2表記)のアップデートでレベル上限が200に引き上げられたため、味方加入後は努力を使わずに戦って他の味方よりレベルを低く保ちながら進行すれば終盤でも発動させやすくなる。
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:初期ではレベル上限が99だったためレベル差の発動条件が実質無意味だったが、ver.1.22(Steamのみver.1.2.0.2表記)のアップデートでレベル上限が200に引き上げられたため、味方加入後は努力を使わずに戦って他の味方よりレベルを低く保ちながら進行すれば終盤でも発動させやすくなる。[[ダウンロードコンテンツ/30|スーパーエキスパート+]]であれば敵のレベルが他難易度より+20されるので安定して発動可能。
:ただ反骨心の条件は変動しないため、やはり技量育成をしないスタイルのほうが確実
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:ただ反骨心の条件は変動しないため、やはり技量育成をしないスタイルのほうが確実。
  
 
==人間関係==
 
==人間関係==
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=== グリッドマン同盟 ===
 
=== グリッドマン同盟 ===
 
;[[グリッドマン]]
 
;[[グリッドマン]]
:自身の倒すべき[[ライバル|仇敵]]。彼に敗北するたび、強化されていく彼をコピーし後追いを続けていたが、彼の側からは敵と見做されなくなってしまう。やがて苦悩の果てに彼を守ることを決意、以降は共闘関係となる。最終話では一時的に彼と融合した。
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:自身の倒すべき[[ライバル|仇敵]]。彼に敗北するたび、強化されていく彼をコピーし後追いを続けていたが、彼の側からは敵と見做されなくなってしまう。やがてアカネを案じた苦悩の果てにグリッドマンを守ることを決意、以降は共闘関係となる。最終話では一時的に彼と融合した。
 
;[[響裕太]]
 
;[[響裕太]]
:人間態の時に一時的に彼の命を狙う。
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:人間態の時にたびたび彼の命を狙う。グリッドマンの武装と勘違いしたのか彼の手からスペシャルドッグをパクったことも。
 
;[[宝多六花]]
 
;[[宝多六花]]
 
:人間態の時によく会い、たびたび世話を焼かれる。
 
:人間態の時によく会い、たびたび世話を焼かれる。
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;「消えろぉぉぉ!」
 
;「消えろぉぉぉ!」
 
;「まだまだぁぁぁぁ!!」
 
;「まだまだぁぁぁぁ!!」
:破壊光線時の叫び。[[声優ネタ|同じ声]]であるためか、どことなく[[シン・アスカ|彼]]を彷彿とさせる。
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:破壊光線時の叫び。[[声優ネタ|同じ声]]であるためか、どことなく[[シン・アスカ|彼]]を彷彿とさせるイントネーション。
 +
;「グリッドマンめ、仲間を呼んだか!」
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:グリッドマン以外のユニットとの戦闘台詞。その性格上、グリッドマンとそれ以外との線引きが非常に強いため、この台詞以外にもグリッドマン以外の相手は眼中に無い様子が伺える台詞が多数ある。
 
;「機械のドラゴン…グリッドマンと合体できそうだな…!」
 
;「機械のドラゴン…グリッドマンと合体できそうだな…!」
:対[[飛竜戦艦]]。原作の続編を踏まえた台詞かどうかはわからないが、後に自身が機械のドラゴンと合体することになるのを彼はまだ知らない。
+
:対[[飛竜戦艦]]時のセリフ。実際にグリッドマンは(特撮版で)経験があるし、それどころか後に自身も合体することになるのを彼はまだ知らない。
 
<!--== 迷台詞 ==
 
<!--== 迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
-->
 
-->
 +
 +
== 関連怪獣 ==
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;ヂリバー
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:アンチがグリッドマンを誘き出すために生み出した怪獣。
  
 
==余談==
 
==余談==
 
*別名の「臥薪嘗胆」は「復讐を成功させるために苦労に耐える」という故事成語の四字熟語。名前のアンチ(Anti)は「対抗」を表す[[英語|英単語]]であり、名前の全てがグリッドマンに対抗する怪獣としての在り方を示している。
 
*別名の「臥薪嘗胆」は「復讐を成功させるために苦労に耐える」という故事成語の四字熟語。名前のアンチ(Anti)は「対抗」を表す[[英語|英単語]]であり、名前の全てがグリッドマンに対抗する怪獣としての在り方を示している。
 
*デザインの元となった怪獣は、原作『電光超人グリッドマン』に登場していた「忍者怪獣シノビラー」。オートインテリジェンス機能を持ち、倒されてはパワーアップして復活してくるという要素が共通している。
 
*デザインの元となった怪獣は、原作『電光超人グリッドマン』に登場していた「忍者怪獣シノビラー」。オートインテリジェンス機能を持ち、倒されてはパワーアップして復活してくるという要素が共通している。
**人間態のデザインモチーフはトランスフォーマーシリーズの創作作品『トランスフォーマー シャッタード・グラス<ref>いわゆる「'''善悪逆転もの'''」で自警団チーム「ディセプティコン(デストロン※本来は悪)」が残虐非道な「オートボット(サイバトロン※本来は正義)」と戦う。</ref>』(Transformers Shattered Glass)のロディマスであると言われている。
 
 
*「アンチ」という[[俗語・俗称|言葉]]には、作品や団体などを嫌っている層を貶めるマイナスの意味を持つ。そのため、誤解を防ぐという理由もあり、視聴者からは[[新条アカネ]]からの当初の呼び名である「'''アンチくん'''」で呼ばれることが多い。
 
*「アンチ」という[[俗語・俗称|言葉]]には、作品や団体などを嫌っている層を貶めるマイナスの意味を持つ。そのため、誤解を防ぐという理由もあり、視聴者からは[[新条アカネ]]からの当初の呼び名である「'''アンチくん'''」で呼ばれることが多い。
 
**放送中、その名前にかけて視聴者から'''[[ポプ子|「さてはアンチだなオメー」]]'''というコメントが頻発したという。
 
**放送中、その名前にかけて視聴者から'''[[ポプ子|「さてはアンチだなオメー」]]'''というコメントが頻発したという。
 
*本編完結後発売された[[小説]]『SSSS.GRIDMAN NOVELIZAIONS』において、このアンチと同系のインテリジェンス怪獣「'''黒アカネ'''」が登場する。
 
*本編完結後発売された[[小説]]『SSSS.GRIDMAN NOVELIZAIONS』において、このアンチと同系のインテリジェンス怪獣「'''黒アカネ'''」が登場する。
 
*脚本担当の長谷川圭一氏曰く、「アンチはアカネの中のヒーロー願望の表れであり、もう一つの人格」でもあるとのこと。「グリッドマンに憧れを抱きつつ、世界を維持するために敵視しなければならない」という複雑な心境が反映され、人間態を持つ怪獣として具現化されている。
 
*脚本担当の長谷川圭一氏曰く、「アンチはアカネの中のヒーロー願望の表れであり、もう一つの人格」でもあるとのこと。「グリッドマンに憧れを抱きつつ、世界を維持するために敵視しなければならない」という複雑な心境が反映され、人間態を持つ怪獣として具現化されている。
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*続編『SSSS.DYNAZENON』のDVD映像特典『グリッドナイトファイト』第2話~3話では[[ナナシ (SSSS.GRIDMAN)|ナナシB]]と同じように着ぐるみが制作され<ref>なお声はアンチ役の鈴村ではなくアレクシス役の稲田が演じている。</ref>奇しくも'''かつての自分自身'''との対決が描かれる。
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**最初に闘うアンチは実際にはナナシBが変化している個体で、二戦目は別個体のナナシBと共に戦いを挑むも同士討ちが起きた挙げ句纏めてグリッドナイトに倒される結果になる。
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2024年8月27日 (火) 20:55時点における最新版

アンチ
外国語表記 Anti[1]
登場作品 SSSS.GRIDMAN
声優 鈴村健一
デザイン 坂本勝(人間態)
西川伸司(怪獣態)
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 機体
パイロット
テンプレートを表示
生態
(怪獣態)
別名 臥薪嘗胆怪獣
分類 オートインテリジェンス怪獣
全長 65m
重量 5万5千t
テンプレートを表示
プロフィール
(人間態)
性別
生年月日 2018年9月9日
年齢 0歳
身長 133cm
体重 30㎏
テンプレートを表示

アンチは『SSSS.GRIDMAN』の登場怪獣

概要[編集 | ソースを編集]

第3回「敗・北」から登場。新条アカネの手によって、打倒グリッドマンのために造られた怪獣の一体。謂わば「アンチグリッドマン」と呼べる存在。

相手の能力をコピーする力があり、グリッドマンが仲間の力を受け強化されるほど、更にそれを学習して力を増していく。しかし、グリッドマンと同様に変身時間に制限があり、活動限界が迫ると額の発光体が明滅して人間態へと戻る。

非戦闘時は白髪と赤い瞳が特徴的な少年の姿を取る。人間態でも丸鋸状の武器「アンチサーキュラー」を使用して戦うことができる。人間態・怪獣態共に言語能力を持ち人間と意思疎通が可能だが、自身が製作された目的である打倒グリッドマン以外にはあまり興味を示さず、融通が利かない。

初登場時はその期待からアカネに可愛がられており、一度はグリッドマンに勝利するものの、敗北後は掌を返され、ぞんざいな扱いを受けるようになる。それでもなお自身はアカネの身を案じ、グリッドマンに憎悪を向けながら、彼と他の怪獣の戦闘中に幾度も乱入して戦いを挑むなど、明確な自我を持つようになる。

また人間態時で待機している際は腹を空かせている描写が多く、六花彼女の母から食べ物を奢られたこともある(ちなみに食事の際は箸やスプーン等の知識が無いためか、そのままかぶりついている)。そのことや裕太を襲撃した件などで六花や新世紀中学生達と顔見知りになり、関係を築いていく。

グリッドマンとの戦いに敗北し続けた末、アレクシスには用済みと見なされ襲撃され、グリッドマン同盟からも敵として見做されなくなり、アカネからも失敗作と断言され、自由に生きるよう告げられる。苦悩の果て、己の存在理由を再確認するために「グリッドマンを倒すためにグリッドマンと共に戦う」という結論の元、怪獣という規格から離れ、自身の持っていたコピー能力から新たなるグリッドマン「グリッドナイト」への変身能力を獲得。

その後はグリッドマンと共に再生された怪獣軍団を倒し、ゼッガーからアカネを救出する。しかし、その際にアレクシスに刺されてしまい戦闘から離脱するが、最後の力を振り絞り「電光超人」へのアクセスフラッシュに加わった。なお、このアクセスフラッシュによって一時的に致命傷を負った肉体から解放されたことで、死亡を免れた。

全てが終わった後、一命を取り留めた彼は公園のベンチで怪獣少女アノシラス (2代目)に介抱される[2]。その後、別の世界にてグリッドナイトに変身する「ナイト」という青年が傍らにいる女性と共に「グリッドナイト同盟」を組んで活動を行っていることが確認されるが、それはまた別の物語である。

各形態[編集 | ソースを編集]

バスターアンチ
バスターグリッドマンをコピーした砲撃形態。腹部が巨大な顎に変化しており、グリッドマンの砲撃に対抗するために牙状のミサイルを手に入れた。
スカイアンチ
スカイグリッドマンをコピーした飛行形態。空中戦が可能になったグリッドマンに対抗して、脚部の巨大なスラスターで飛べるようになり、デコイを生み出すことができる。
グリッドナイト
グリッドマンを倒す為にグリッドマンを守る」という決意と共に変化した新形態。カラーリングと頭部の形状を除けば、グリッドマンにそっくりな姿をしている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦DD
3章Part15より登場するエネミーユニット。本作ではデバダダンの立ち位置も兼ねて生み出されている。
スーパーロボット大戦30
初登場作品。主に『グリッドマン』および『ジェイデッカー』が原作となるサイドミッションで敵として出現する。
後半のサイドミッション「母の目覚め」で参戦。同話でグリッドナイトに変化するため、臥薪嘗胆怪獣アンチとしてはスポット参戦
スルーした場合は「覚醒」あるいは「創造」で登場と同時にグリッドナイトに変化するため、自軍で使用できるのは上記の1ミッションのみとなる。
そのためキーミッションのみ進めている場合はほとんど登場しない他、最終盤の展開が異なっており、致命傷を負うことはないがアクセスフラッシュに参加する展開も省略されてしまっている。
エクストラチャプターのEDではアノシラスと共に旅立っていった。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

グリッドマンキャリバーに対抗するために、コピー能力によって得た刀状の鉤爪。両腕から伸ばして構える。
光弾
全身の発光器官から放つ光弾。多数の弾を一斉に連射できる。
破壊光線
光弾を目の前で収束させ、光線状にして放つ。作中での描写から、マックスグリッドビームをコピーして得た物と思われる。
『30』では光弾も光線も両方とも「破壊光線」名義で登録されている。光線版は気力制限がかかっている上位武装。
ミサイル
腹部を口状に展開し、その牙を撃ち出す。SRWではバージョンアップ攻撃の演出で使用。
アンチサーキュラー
人間態で使用する丸鋸のような武装。

必殺技[編集 | ソースを編集]

バージョンアップ攻撃
『30』で採用。バスターアンチになってミサイルを発射し、命中するとスカイアンチになって上空から破壊光線で追撃する。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能形態であるスカイアンチは技演出のみの採用のため、通常時は飛べない。

サイズ[編集 | ソースを編集]

1L

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

アンチの出撃時の気力+10。EN+100、移動力+1、装甲値+100
30』で採用。グリッドマンと同様の強化。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

怪獣形態とグリッドナイトで能力は共通。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

30
根性不屈気合必中熱血
「根性」「不屈」と原作のしぶとさを再現したようなラインナップが並ぶ。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

30
底力L7、闘争心L3、援護攻撃L2、ガードL3、反骨心
グリッドマンと比較するとハイパーエージェントとHEROが無いが、底力と闘争心のレベルが上回りガードと反骨心を持つので防御面は上。精神耐性も養成したい。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

自分よりもレベル、または技量の高い相手に対して与ダメージ1.1倍、被ダメージ0.9倍。
30』で採用。
「反骨心」と条件が合致するため技量を育成したキャラで挑むと見た目以上によく耐え、反撃も痛い。
味方加入時も条件はそのままのため、格上相手に技量未育で挑むと反骨心共々発動させられるため、1周目で加入させられたなら終盤のボス殴りでも中々活躍させられる。
初期ではレベル上限が99だったためレベル差の発動条件が実質無意味だったが、ver.1.22(Steamのみver.1.2.0.2表記)のアップデートでレベル上限が200に引き上げられたため、味方加入後は努力を使わずに戦って他の味方よりレベルを低く保ちながら進行すれば終盤でも発動させやすくなる。スーパーエキスパート+であれば敵のレベルが他難易度より+20されるので安定して発動可能。
ただ反骨心の条件は変動しないため、やはり技量育成をしないスタイルのほうが確実。

人間関係[編集 | ソースを編集]

新条アカネ
製作者。臥薪嘗胆という名前をつけたにも関わらず、負けるたびに彼女からの当たりが強くなっていってしまうが、アンチ自身は自分を生み出した「母親」とも言える彼女の事を離反後も案じており、「ナイト」を名乗る様になってからも心の奥底で想い続けている。
アレクシス・ケリヴ
アカネの協力者。用済みとなったアンチを、アカネの頼みで始末しようとした。

グリッドマン同盟[編集 | ソースを編集]

グリッドマン
自身の倒すべき仇敵。彼に敗北するたび、強化されていく彼をコピーし後追いを続けていたが、彼の側からは敵と見做されなくなってしまう。やがてアカネを案じた苦悩の果てにグリッドマンを守ることを決意、以降は共闘関係となる。最終話では一時的に彼と融合した。
響裕太
人間態の時にたびたび彼の命を狙う。グリッドマンの武装と勘違いしたのか彼の手からスペシャルドッグをパクったことも。
宝多六花
人間態の時によく会い、たびたび世話を焼かれる。
サムライ・キャリバー
新世紀中学生の一人。アンチを気に掛けており、彼の成長を認める。
マックスボラーヴィット
新世紀中学生の面々。特にボラーはしつこいアンチを嫌っていた。

その他[編集 | ソースを編集]

六花ママ
ジャンクショップを訪れたアンチに食事を出した。
怪獣少女アノシラス (2代目)
彼女に介抱され、以降は「グリッドナイト同盟」として行動を共にすることとなる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

グリッドマン「お前は、人間なのか?」
「人間? ふざけるな、俺は怪獣だ!」
第3回。マックスグリッドマンとの格闘戦の最中、グリッドマンの投げかけた疑問に対し。
「俺は、お前を倒すために生まれた! お前を抹殺することが俺の使命!」
同話より。格闘戦から距離を取っての撃ち合いになりながら。この言葉にグリッドマンは「ならば、もう容赦はしない」と覚悟を決め、お互いに最大火力の必殺技をぶつけ合う。
「断る。俺はグリッドマンを倒すために生まれた。だから倒すのはグリッドマンだ」
第4回。「Arcadia」の面々を殺せとアカネから言われるが、断ったことでスマホを投げつけられる。
「グリッドマン!今日こそ貴様を倒す!」
グリッドマン「またお前か!」
「また俺だぁー!!」
第5回。ゴーヤベックと戦うグリッドマンの前に姿を現すが、余り相手にされず終わることに…。
六花「ねえ、ちゃんとお風呂入ってる?」
「お風呂?」
六花「うん、お風呂」
「…なんだそれは」
第6回。再び会った六花に体が臭いことを指摘され、彼女に風呂で体を洗ってもらう。風呂という概念を理解していないこの様子から、この時の六花には、彼は「(虐待などで)家庭に複雑な事情がある子供」と認識されたらしい。
「グリッドマンは見つからなかった」
同話より。生身の裕太襲撃後にアカネへそう報告するも、またスマホを投げつけられることに。
「何故だ、何故現れない、グリッドマン!」
第9回。バジャックが出現しているのに出てこないグリッドマンに疑問を抱く。
「俺は!グリッドマンを倒すために生きている!それが俺の全てだ!」
第10回。サムライ・キャリバーとの戦いに負けた際の悲痛な叫び。
「何故、怪獣である俺に命を与えた」
同話より。雨の中、アカネに問いかけるも、どこでも好きな所へ行けと突き放される。
「俺に与えられた命の意味を、俺は探す」
「俺は、お前を倒すために生まれ、お前を倒すために生きている!」
「お前を倒すために、俺は!お前と!共に戦う!」
同話より。ナナシBに襲われるグリッドマンを助け、自分の意思でグリッドナイトへと進化する。
「感じる!これは新条アカネの心そのものだ!」
同話より。グリッドナイトとなった今は相手の心が見えると、ナナシBの本質を見抜く。
「何も出来ないから、何もしないつもりか?」
第11回。再生怪獣軍団の出現後、入院した裕太の部屋を訪れて。
「だから俺はこの場所に来た」
「借りは返す…それが礼儀と教わった」
同話より。自分がここに来た理由を話し、キャリバーを歓心から大笑いさせる。
「…遅かったな、グリッドマン!」
同話より。疲労し窮地に陥った自分の前に現れたフルパワーグリッドマンへの言葉。
裕太「ありがとう、君がいなかったら勝てなかった」
「俺の一生の最後にお前を倒す。それまでは生きろ」
裕太「ああ!」
最終回。再生怪獣軍団撃破後の裕太との掛け合い。
「お前は怪獣じゃない!新条アカネだ!」
同話より。アレクシスの手で出現したゼッガーへ向けての叫び。
「アクセース……フラーッシュ……」
同話より。アレクシスの攻撃で重症を負い戦えなくなりながらも、左腕に宿ったアクセプターで電光超人へのアクセスフラッシュに参加する。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

戦闘台詞[編集 | ソースを編集]

「ふざけるなぁぁぁ!」
「消えろぉぉぉ!」
「まだまだぁぁぁぁ!!」
破壊光線時の叫び。同じ声であるためか、どことなくを彷彿とさせるイントネーション。
「グリッドマンめ、仲間を呼んだか!」
グリッドマン以外のユニットとの戦闘台詞。その性格上、グリッドマンとそれ以外との線引きが非常に強いため、この台詞以外にもグリッドマン以外の相手は眼中に無い様子が伺える台詞が多数ある。
「機械のドラゴン…グリッドマンと合体できそうだな…!」
飛竜戦艦時のセリフ。実際にグリッドマンは(特撮版で)経験があるし、それどころか後に自身も合体することになるのを彼はまだ知らない。

関連怪獣[編集 | ソースを編集]

ヂリバー
アンチがグリッドマンを誘き出すために生み出した怪獣。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 別名の「臥薪嘗胆」は「復讐を成功させるために苦労に耐える」という故事成語の四字熟語。名前のアンチ(Anti)は「対抗」を表す英単語であり、名前の全てがグリッドマンに対抗する怪獣としての在り方を示している。
  • デザインの元となった怪獣は、原作『電光超人グリッドマン』に登場していた「忍者怪獣シノビラー」。オートインテリジェンス機能を持ち、倒されてはパワーアップして復活してくるという要素が共通している。
  • 「アンチ」という言葉には、作品や団体などを嫌っている層を貶めるマイナスの意味を持つ。そのため、誤解を防ぐという理由もあり、視聴者からは新条アカネからの当初の呼び名である「アンチくん」で呼ばれることが多い。
  • 本編完結後発売された小説『SSSS.GRIDMAN NOVELIZAIONS』において、このアンチと同系のインテリジェンス怪獣「黒アカネ」が登場する。
  • 脚本担当の長谷川圭一氏曰く、「アンチはアカネの中のヒーロー願望の表れであり、もう一つの人格」でもあるとのこと。「グリッドマンに憧れを抱きつつ、世界を維持するために敵視しなければならない」という複雑な心境が反映され、人間態を持つ怪獣として具現化されている。
  • 続編『SSSS.DYNAZENON』のDVD映像特典『グリッドナイトファイト』第2話~3話ではナナシBと同じように着ぐるみが制作され[3]奇しくもかつての自分自身との対決が描かれる。
    • 最初に闘うアンチは実際にはナナシBが変化している個体で、二戦目は別個体のナナシBと共に戦いを挑むも同士討ちが起きた挙げ句纏めてグリッドナイトに倒される結果になる。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 登場怪獣|SSSS.GRIDMAN 2022年1月5日閲覧。
  2. この時、負傷していた片眼が回復しているのが確認できるが、回復した方の瞳は青くなっている。
  3. なお声はアンチ役の鈴村ではなくアレクシス役の稲田が演じている。

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