「シズラー黒」の版間の差分
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::PS版に準拠。シズラービームの射程が伸びたため最大射程が長くなり、ジャコビニ流星アタックが射程1-3となり非常に使いやすくなった。 | ::PS版に準拠。シズラービームの射程が伸びたため最大射程が長くなり、ジャコビニ流星アタックが射程1-3となり非常に使いやすくなった。 |
2024年7月12日 (金) 15:09時点における版
シズラー黒 | |
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読み | シズラーブラック |
登場作品 | トップをねらえ! |
初登場SRW | スーパーロボット大戦F完結編 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | マシーン兵器 |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | NCC-1701DACBE |
全高 | 130 m |
重量 | 2,900 t |
動力 | 縮退炉 |
エネルギー | アイス・セカンド |
推進機関 | バニシングモーター |
装甲材質 | スペースチタニュウム |
所属 | 地球帝国宇宙軍 |
乗員人数 | 1名 |
主なパイロット | ユング・フロイト |
概要
ガンバスターの量産モデルで、正式名称は「シズラー」。宇宙怪獣に対して全くの無力だったRX-7に代わる地球帝国宇宙軍の主力量産機である。
合体機能を排除し、一人乗りの他はほぼガンバスターを基本としている。ガンバスターと同様のダイレクト・モーションを採用しているため、マシーン兵器に分類される。
所属部隊ごとに黒・白・銀のパターン色が存在し、他にガンバスターと同じ色の試作型がある(いずれもSRW未登場)。
搭載された星三号型縮退炉は1秒間に最大10の26乗、太陽の核反応とほぼ同等の出力を発揮可能。
番外編「シズラー・プロジェクト」によると、新技術の搭載によって大型化せざるを得なかったガンバスターの機能を見直し小型軽量化に成功させたもので、実用性ではガンバスターを上回っているという。担当技術者は「先行試作機の方が性能が高いというのは、ロボットアニメによくある嘘」「ガンバスターはオーバースペックでしかない」「実用機としてのシズラーの優位性に疑問の余地はない」と言っており、ドラグーンと同じく「試作機より強い量産機」として設定されていることが分かる。
最終話において銀河中心殴り込み艦隊の主力として配備され、ヱルトリウムの艦載機として宇宙怪獣と戦闘を行った。RX-7とは異なり宇宙怪獣とも互角に渡り合ったが、それでも最終的には一万機以上が失われている。
頭部の形は大映の特撮映画『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』に登場した怪獣ギャオスがモデル。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F完結編
- 初登場作品。「シズラー・ブラック」名義。ユングと共に隠しユニット扱いで、条件は「隠し要素/F・F完結編」を参照。
- 全長80m、ガンバスターとほぼ同じ武装を使用できる等、SRW出演に際して様々な機体設定が用意された。
- ガンバスターの量産型と言えど、HP7000・運動性100・装甲2000と機体性能は申し分ない。ENに至っては何故かガンバスターより高く、イデオンと並んで自軍スーパーロボット最高値の360もある。サンアタックと同威力で消費ENが僅か30のジャコビニ流星アタック、ファンネル並みの攻撃力と射程を誇るシズラービーム、敵味方識別可能なホーミングレーザーと、武装面も非常に強力に仕上がっている。パイロットのユングは、主人公を除けば唯一現実的なレベルで2回行動が可能なスーパー系パイロットなので、ガンバスターよりもホーミングレーザーを活用しやすいという利点もある。
- しかしユングが熱血・必中を覚えてくれないため、雑魚はともかくボスには対処し辛い。ユングの格闘値は1.5軍、射撃値は2軍程度の数値なので、優秀な地形適応・武器性能のわりに与ダメがあまり伸びないのも気になるところ。また、加入の遅いガンバスターよりも更に遅れて加入するため、活躍させられる機会は5話程度しかない。与ダメの低さは2回行動の早さと燃費の良さを利用して手数で補い、熱血・必中の欠如は雑魚専と割り切るしかない。決して弱くはないが、使うかどうかは趣味の領域である。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- シナリオ「進路に光明、退路に絶望」で登場。参戦は暫く後。ガンバスター同様、本作よりイナーシャルキャンセラーが実装された。ユングが旧作と比べ必中・熱血を覚えるため火力不足に悩まされることはなくなった。
- 機体の性能はすこぶる高い。運動性はリアル系ユニット並に高く、HP・装甲は並み居るスーパー系の追随を許さないほどなのに、底力・バリアまで持つという耐久性の高さを誇る。武器は異常な燃費の良さで、必中+激闘+シズラービームの反撃戦法も有効ながら、最大5000越え攻撃力+ひらめきで対強敵も可能。更にはマップ兵器の威力が比較的高いのにEN消費型なので、改造次第で終盤の密集陣形に対して連発も可能、と至れり尽くせりである。しかし集中・鉄壁を覚えないので、終盤の高火力相手には装甲改造が望ましい。また殆どの武装の地形適応が空・陸Bなので地上戦では適性が下がり、格闘と射撃が明確に分かれているのに加入が遅くて育成が困難で、ユング本人はそれほど強くない(機体の強さに合わせたとみるべきだろうか。天才とはいったい)。パーツスロットも1である。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- PS版に準拠。シズラービームの射程が伸びたため最大射程が長くなり、ジャコビニ流星アタックが射程1-3となり非常に使いやすくなった。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 第37話「果てなき旅路の始まり」でガンバスターと共に3段階改造状態で加入するが、直後に分岐がある。
- 装甲はやや脆いが(ガンバスターと同値だが、HPが6000劣る)、ユング・フロイトが天才持ちのためLサイズにもかかわらず回避が可能。武装が格闘と射撃に分かれているため育成は悩ましいが、どちらを取ってもユングの能力は高い。
- ジャコビニ流星アタックはバリア貫通効果があり、攻撃力に比して燃費も良好。しかしコスト2.5の機体の最強武器としてはややパンチ不足。使い勝手の良さが本機の売りながら、同コストには複数人乗りの機体が並ぶこともあり、コストの高さが魅力を削いでいる。バルカンブラスターは小隊攻撃武器として威力・射程とも最高峰だが、小隊員に回すのは勿体なく、またやはりコストの高さによって他の小隊長向きの機体とも小隊を組みづらい。スペシャルモードなら最強の小隊員候補に。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 第21話よりガンバスターと共に加入。武装は全3種と必要最低限のものに絞られているがサイズ差による高火力とイナーシャルキャンセラーによる堅牢さは健在で過去作とほぼ変わらない運用が可能。なお、本作においてはガンバスターよりも先に完成している。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2018年7月のイベント「銀河を創る想像力!」より実装。SSRブラスター。
- 2019年1月のイベント「帰らぬ日々」にて大器型SSRディフェンダーが追加。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
基本的にはガンバスターからブラッシュアップした兵装を持つ。
- チェーンナックル
- 腕アーマーをチェーンで打ち込み、1億ボルトの放電攻撃を行う。DVD映像特典「シズラープロジェクト」の映像で、ガンバスターの武装の一つバスターロケットアンカーを参考にしているのがわかる。
- シズラーミサイル
- 指から光子ミサイルを発射。
- ホーミングレーザー
- 掌からレーザーを広域放射。
- 『F完結編』及び『α』ではマップ兵器扱い。
- バルカンブラスター
- 腕の甲が分離して、ビームを放つ。片腕分だけでも40メガトン相当の威力を持つ。実際に発射しているのは核弾頭なのだが、SRWではかなり威力が控えめにされている。
- 元ネタは特撮『流星人間ゾーン』のミサイルマイト。ビッグオーも同じ元ネタの武装を持つ。
- シズラービーム
- 額のハッチを開き冷凍光線を発射する。
- 本編や他の作品でガンバスターのようにポーズ等は取っていないが、αでのみオリジナルで「額に両手のチョキを添えるポーズ」を取る。元ネタはガンバスターのバスタービーム同様『ウルトラセブン』の必殺技エメリウム光線発射時のポーズのバリエーション
- 『第3次α』ではバスタービーム同様全体攻撃。『T』ではオミットされてしまう。
- シズラーコレダー
- 両腕に電圧ボルトが内蔵。本編にはないSRWオリジナル技。
- 『第3次α』では未採用。
- シズラートマホーク
- 基本武装の一つで、TNT火薬800kt相当の威力を持つ。
- 本編では片刃の斧だったがシズラープロジェクトでは両刃の斧になっている。
- プラズマランサー
- マシーン兵器が使用した武器で、所謂ツインランサー。ユングが愛用。
必殺技
- ジャコビニ流星アタック
- ユングの必殺技で、プラズマランサーで連続突き。
- 元ネタは『アストロ球団』の宇野球一の技・ジャコビニ流星打法。なおこれはバットを打球と共に叩き割って破片を一緒に飛ばすというラフプレーにも程がある危険行為である。
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動。
- イナーシャルキャンセラー
- 正面に展開するバリア。
移動タイプ
サイズ
- 2L(LL)
カスタムボーナス
- 「ジャコビニ流星アタック」の射程+1、攻撃力+400
- 『T』にて採用。最強武器の名前は違うがボーナス内容が撃龍神と同じである。
機体BGM
- 「トップをねらえ!~Fly High~」
- 「全艦発進せよ(M30)」