「アルバート・W・ワイリー」の版間の差分
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− | : | + | :『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。後述するラ・ムーンの力を利用して制作した戦闘ロボット。製作後の調整はラ・ムーンに任せていたため、最初からラ・ムーンの支配下にあり、当然ながら起動直後に裏切られる。 |
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::トーマス・ライトの開発したロボット群であり、ワイリーナンバーズの開発技術元でもある。作中登場するロボットは、ロックマンとロール以外の全機がワイリーによって戦闘用改造を施されている。 | ::トーマス・ライトの開発したロボット群であり、ワイリーナンバーズの開発技術元でもある。作中登場するロボットは、ロックマンとロール以外の全機がワイリーによって戦闘用改造を施されている。 | ||
;エイリアン | ;エイリアン | ||
− | :『ロックマン2』におけるラストボス。「ワイリーの正体は、地球侵略を目論む[[異星人]] | + | :『ロックマン2』におけるラストボス。「ワイリーの正体は、地球侵略を目論む[[異星人]]だった!」……と見せかけた立体映像。本物は裏で攻撃機能付き投影装置を操作していた。8の字の軌道を描きながらエネルギー弾を発射して攻撃してくる。本体に触れれば一撃死、ロックバスターを含むほとんどの攻撃を吸収して全回復してしまうという、ラスボスに相応しいトンデモスペックだが、投影装置は[[バブルマン|水に弱く]]、それが唯一の弱点となっている。 |
+ | :また、ありがひとし氏の漫画『ロックマンギガミックス』では、ワイリーが開発した対ロックマン用[[パワードスーツ]]がこのエイリアンを模しており、ワイリーが自ら装着して意外な活躍を見せている。 | ||
;パワーマッスラー | ;パワーマッスラー | ||
:『ロックマン5』に登場する中ボス敵。ワイリーが[[鉄人28号|昔見た漫画]]に影響されて開発した大型ロボット。 | :『ロックマン5』に登場する中ボス敵。ワイリーが[[鉄人28号|昔見た漫画]]に影響されて開発した大型ロボット。 | ||
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**「ロックマンXシリーズ」からの派生のため世界観は繋がっている作品だが、『ロックマンゼクス アドベント』に登場した敵キャラクター「マスター・アルバート」の名はワイリーのオマージュで、『ロックマンゼクス』シリーズにおける全ての元凶という所が共通している。 | **「ロックマンXシリーズ」からの派生のため世界観は繋がっている作品だが、『ロックマンゼクス アドベント』に登場した敵キャラクター「マスター・アルバート」の名はワイリーのオマージュで、『ロックマンゼクス』シリーズにおける全ての元凶という所が共通している。 | ||
*ワイリーが悪の科学者として知名度が凄まじいキャラクターのため、風貌が似ている科学者の[[風見博士]]がワイリーと揶揄されることも多い。ちなみに、初代『ロックマン』発売日より風見博士の出身作『[[宇宙大帝ゴッドシグマ]]』放送日の方が早い。 | *ワイリーが悪の科学者として知名度が凄まじいキャラクターのため、風貌が似ている科学者の[[風見博士]]がワイリーと揶揄されることも多い。ちなみに、初代『ロックマン』発売日より風見博士の出身作『[[宇宙大帝ゴッドシグマ]]』放送日の方が早い。 | ||
+ | *その外見と口調、ライバルのライトの風貌、フォルテから「ジジィ」と呼ばれていることなどから高齢者扱いされることが多いが、実年齢は57歳<ref>スーパーファミコン版『ロックマン&フォルテ』の取扱説明書の冒頭、新聞記事の体裁で書かれたストーリーに明記されている。これがワイリーの年齢を記載した唯一の公式媒体である。</ref>と、高齢者扱いされるにはまだ早い年齢である。 | ||
==商品情報== | ==商品情報== |
2024年6月25日 (火) 17:58時点における版
アルバート・W・ワイリー | |
---|---|
外国語表記 | ALBERT・W・WILY[1] |
登場作品 | ロックマン |
声優 | |
デザイン | 稲船敬二[2] |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | サポートユニット |
プロフィール | |
---|---|
愛称 | Dr.ワイリー |
偽名 | Mr.X(『6』) |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 57歳(『ロックマン&フォルテ』時点) |
趣味 | 卓球 |
アルバート・W・ワイリーは『ロックマン』の登場人物。
概要
所謂自身の才能を認めなかった世間に復讐する学界の異端児という古典的マッドサイエンティスト像を形にしたような人物。容姿はやせ型で頭頂部が禿げており、左右の髪と口ひげを伸ばしているのが特徴。またドクロを好んでおり、基地や搭乗機体にドクロのデザインを取り入れたものが多い。基本的に一人称は「わし」だが、『ロックマン5』~『ロックマン6』では「わたし」。
ライト博士とは学生時代からの腐れ縁で互いにライバルと認め合う仲だったが、常にライト博士の2番手に甘んじていた。 ロボットの平和利用を主とするライト博士とは対照的な思想から対立を深めていった結果[3]、ある日突然彼の制作したロボット達を奪って戦闘用に改造し、世界征服を宣言した。ロックマンによって野望は潰えるが、その後も懲りずに事件を起こす。『ロックマン6』のエンディングでは世界征服の罪で遂に逮捕されるが、『ロックマン7』冒頭であらかじめ作っておいたワイリーナンバーズの手により脱獄に成功している。
基本的にはワイリーマシンに搭乗して各ナンバリングタイトルのラストボスを務める。「物語の発端はどうあれ例によってワイリーが元凶」・「毎回ロックに乗機を破壊され、毎回土下座&命乞いを行うも、毎回何らかの理由でまんまと逃亡する」という点はロックマンシリーズのお約束となっている。
自作のワイリーナンバーズは強力な性能を誇り、毎回ロックマンに打ち破られているものの既存の軍隊などでは歯が立たない性能を持つ。ライト博士と異なり戦闘用のロボットを中心に開発しており、その機能は多種多様、コンピュータウィルスなどのソフトウェア面においても遥か未来の時代でも解析しきれないものを生み出す等、独自で研究所を兼ねた要塞や宇宙戦艦や衛星を設計と開発をするほど。その技術力は間違いなく天才と言える。ただし、ワイリーナンバーズの中には資金不足や資材不足が原因で完璧に作り込めなかったもの、新素材や思いついたアイディア・新技術を盛り込んだものの想定とは異なる欠陥が発覚するもの、性格が戦闘向きでなかったり創造主への忠誠心が欠けるもの等、安定性に欠ける面が見られるロボットも散見される。良く言えばチャレンジ精神にあふれた科学者である。
「憎めない悪役」としての側面も強いものの、その所業の数々は間違いなく卑劣な悪行に他ならない。特に『3』のように、改心を装ってライトを利用し世界征服に乗り出すという裏切り行為を働いた[4]こともあってか更生は望めず、心優しいロックですら度重なる彼の悪行に怒り心頭に発し、『7』では生身で命乞いするワイリーに対して明確な殺意を示したことがあるほど[5]。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2018年1月のイベント「次元を超えた戦い!」期間限定参戦。Rサポートユニット。
- イベントシナリオでは数多のロボット達から奪ったエネルギーから「W・エナジー」と名付けた新たなエネルギーを生成した…のだが、力を欲したフォルテに同エネルギーを奪われ、そのフォルテもやはりロックマンに敗れてしまったため、いつもの世界征服の野望は頓挫してしまう。
ステータス
サポートアビリティ
- 悪の天才科学者
- R。「Dr.ワイリー」名義。セットしたシューターのクリティカル率大アップ。
- ラスボスなのだが、ワイリーナンバーズたちよりもレアリティが低い。また、ロックマン達には機能するものの、ワイリーナンバーズの半数はブラスターなのでセットしても恩恵を受けられない。
人間関係
ワイリー製作機
- フォルテ、ゴスペル
- ロックマンを模倣して開発した戦闘ロボット。しかし、ワイリーのやり方についていけず独自行動に走り、作品によっては敵対までしてしまうものの、『ロックマン10』のエンディングを見るに一応フォルテからの情は残っている。
- ワイリーが製作したロボットの中では高い完成度を誇り「スペシャルワイリーナンバーズ」と呼ばれる独自の製造番号が付けられた。
- メタルマン、エアーマン、バブルマン、クイックマン、クラッシュマン、フラッシュマン、ヒートマン、ウッドマン
- 『ロックマン2』に登場。自らの手で最初に開発したワイリーナンバーズ。
- 有賀ヒトシ氏のコミカライズでは「セカンドナンバーズ」と呼ばれている。
- 『スーパーアドベンチャーロックマン』では彼ら(と『ロックマン3』のワイリーナンバーズ)のコアを大事に所持しており、特にクイックマンとは相互に信頼を結んでいた。
- レゲエ
- 孤独を紛らすために作った烏型サポートロボット。
- キング
- 『ロックマン&フォルテ』に登場。ロックマンに勝てないフォルテに焦れて開発した戦闘ロボットだが、彼に謀反を起こされてしまう。
- ラ・トール
- 『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。後述するラ・ムーンの力を利用して制作した戦闘ロボット。製作後の調整はラ・ムーンに任せていたため、最初からラ・ムーンの支配下にあり、当然ながら起動直後に裏切られる。
ライトナンバーズ
- ロックマン
- 宿敵。何度も敗北していながらもいつか彼を倒す事を夢見ている。
- ブルース
- 動力炉の欠陥で機能停止しかけていた彼を改造した。その恩義があってなおワイリーの悪事を看過できなくなったのか、『ロックマン4』にて完全に敵対され、続く『ロックマン5』ではワイリーが自身の開発したダークマンIVをブルースに変化させることで濡れ衣を着せようとしていた[6]。
- ロール
- 『ロックマン10』ではロボットエンザにかかった彼女に治療薬を渡している。しかし、そのロボットエンザ自体がワイリーの製作したコンピューターウイルスであるため、ワイリーのマッチポンプに利用されたのが真相である。
- ガッツマン
- 『1』でワイリーに強奪されたライトナンバーズの1体。『2』ではガッツタンク、『7』ではガッツマンGへと強奪して改造している。
- 何度も強奪されるライトナンバーズはガッツマンのみのため、「ワイリーのお気に入り」という説もあるが、その一方で『ロックマンロックマン』では下記の通り酷評している。
人間
- トーマス・ライト
- 宿命のライバル。大学時代からの腐れ縁だったが、『ロックマン11』で存在が明かされた「ダブルギアシステム」の一件で決定的に対立してしまった。この際ワイリーの意見に寄り添うことができなかったことが負い目となっているのか、幾度となく悪事に手を染めるワイリーへの対応が甘い。
- ワイリーは彼の技術力は常に認めており、『ロックマン3』では彼と共同開発でロボットを生み出したり、『スーパーアドベンチャーロックマン』では「こんなことをできるのはDr.ライトだけ」と発言していたりもする。
- ミハイル・セルゲイビッチ・コサック
- 『ロックマン4』に登場する科学者。娘のカリンカをさらって脅迫し、彼に悪事を行わせていた。
- カリンカ・ミハイロヴナ・コサック
- Dr.コサックの娘。彼女をさらう。
その他
- サンゴッド
- 『ロックマンワールド5』に登場。スペースルーラーズのトップに位置する古代の最終兵器で、彼を復活させるが「破壊こそが全て」という危険な思想しかプログラムされていなかったため、裏切られる。
- ラ・ムーン
- 『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。古代のスーパーコンピューターを名乗り、ワイリーと協力して世界征服を進めていたが、真実はワイリーを騙して体よく利用していたに過ぎず、裏切られる。
- 悪のエネルギーのロボット(名称不明)
- 『ロックマン8』に登場。デューオが倒した外宇宙のロボットで、地球に大気圏突入した時に残っていた動力炉を回収し、そのエネルギーを利用する。
歴代ロックマンシリーズ
- ゼロ
- 『ロックマンX』シリーズの主要登場人物であり、『ロックマンゼロ』シリーズの主人公。最後のワイリーナンバーズであり、ワイリーが開発した遺作にして最高傑作。この設定のためアーケードゲーム『ロックマン2 ザ・パワーファイターズ』では開発段階の存在としてゼロがエンディングで客演している。逆にワイリーらしき人物がゼロの回想という形で『ロックマンX』シリーズに客演したこともある。
- 若き日のワイリーの掲げた理想を叶えた機体だが、皮肉なことに宿敵になるはずだったエックスの親友となり、最後にはロックマンの名を冠するレプリロイドとなった。しかしワイリーはゼロに自分以外のロボットを全て破壊する「ロボット破壊プログラム」を搭載しており、それが世界の大破局を招く羽目になる。
- また、彼は『ロックマンゼロ4』で己の信念の元、全ての元凶である人間のドクター・バイルを殺すというワイリーを撃てなかったロックと対照的な行動を取っている。
- SRW未登場だが『PROJECT X ZONE』に出演。
- シグマ
- 『X8』、『コマンドミッション』を除く『ロックマンX』シリーズのラスボス。
- 過去にイレギュラーだった頃のゼロと交戦した際、上記のロボット破壊プログラムに感染、その母体となり、最凶最悪のコンピュータウイルス「シグマウイルス」へと変貌した。その後はウイルスの方が本体となっており、事実上ワイリーの負の遺産と化した機体。
- なお、シグマのボディの1つである「ファイナルシグマW」登場時、何者かの「老人」の背後関係を仄めかす発言はあるが、公式からの発言はない。
- カイ
- 元々は海外で商品化されたエックスのリデザイン版のバリエーションとして登場し、『ロックマンX DiVE』に登場したキャラクター。ワイリーがエックスの設計図を盗み、それを基に開発した存在だが、エックスの思考回路の解析ができず、同時開発していたゼロの完成を優先するために開発を中断し、そのまま歴史の闇に葬った。その後、サーゲスが回収して完成させ、カウンターハンターのリーダーとして迎えられる。
他作品との人間関係
名台詞
- 「うつのか? ワシをうつのか? このワシを! ロボットの おまえが にんげんの このワシを!!」
- 『7』のエンディングにて、いつも通り土下座をしたところ、「もう騙されない」と怒りのままバスターを向けるロックマンに対して。幾度となく世界を危機に陥れた元凶の発するこの詭弁だが、ロックマンはバスターを下げている。だが、一転して漫画版ではなおも撃とうとし、寸での所でフォルテに助けられている。
- 「お前達ロボットは、世界征服の為の道具に過ぎん! 何体壊れようと知った事か! お前を倒す為ならばこれからも戦闘ロボットを造り続ける!」
- 池原しげと氏の漫画版『7』にて、命令されるがまま襲い掛かって来るワイリーナンバーズを破壊して悲しみと怒りに染まっていたロックマンに対し、ワイリーが発した台詞。
- 池原版のワイリーは、他の漫画家のロックマン作品と比べても「ロボットを道具としか見なしていない」のが明確に描かれており、こんな事を言われればロックマンも「ワイリーはもはや救いようの無い外道でしかない」と見なし、ロボットとしての一線を超えてでも討とうとするのも頷ける。
- 「強くしてやる。ワシが必ず強くしてやるとも」
- 同じく池原氏の漫画版『7』にて。自分を見捨てて逃げたと思っていたフォルテが助けに現れた事で、相好を崩すワイリー。
- 「今にロックマンより強くなってやる」と叫ぶフォルテにこう答え…そしてこれが池原版ロックマンにおける彼の最後の台詞となった。
- 「イッヒッヒッヒッヒッヒ…」
「これで世界はワシのものじゃ! ガハハハハハッ!」 - 『8』より。初めての音声付きの台詞。
- 「がはははは!ワシはてんさいじゃ!」
- 『ロックマン&フォルテ』のデータベースより。
- 「お、お前達…!? これは夢か!?」
- 『スーパーアドベンチャーロックマン』Episode1にて。スーパーコンピュータ、ラ・ムーンの力によりワイリーナンバーズ達が復活した光景に驚愕して。
- 「久しぶりじゃのう、クイックマン! 他のロボットにもコアをセットしてくれ!」
- 上記場面の後、真っ先にクイックマンにコアをセットし再起動した際の台詞。過去のワイリーナンバーズのコアパーツを大事に持ち歩いていたことといい、この台詞と共に見せた笑顔といい、同作ではワイリーのロボットへの愛情が強く表現されている。
- 「ところでラ・ムーンよ。そろそろお前が地上に発しておる電磁波を弱めてくれ」
「あと2、3日もすれば世界中の国がワシに降伏するじゃろう」
「その時に、地球上の人間とロボットが死滅していては元も子もないからな」 - 同作Episode3より。電磁波の影響による世界滅亡の可能性自体は、ワイリーの望むものでもなかった。Episode2の終盤、ホログラムを通したロックマンとの通信会話で電磁波攻撃の話題になった途端勝手に通信が途絶したことと合わせ、電磁波攻撃はワイリー自体の意向とは離れたラ・ムーンの独断であることがはっきりと描写された。ワイリーは「Dr.ワイリーが俺達を壊したりするもんか!」とまで言い切ったクイックマンの信頼を裏切ってはいなかったのだ。
- 「ワシは、人類が滅びることも、ワシのロボット達が破壊されることも許さん! ワシはワシのロボット達を愛しておるんじゃ!」
- 同じくEpisode3より。人類を滅ぼそうと企みワイリーを騙してきたラ・ムーンに対して言い放った台詞。
- しかしこの100年後、彼らしき人物は自分のロボットを本来の開発目的の状態に戻すため、世界そのものを破滅させかねないスペースコロニー落下作戦を実行させることになる…。
- 「すまん、ロックマン。ラ・トールのスピードはクイックマンの2倍、その力はウッドマンとハードマンの3倍を超えるのじゃ…」
- 同じくEpisode3より。ラ・トール戦で攻撃を受けた際の台詞。
- 従来を遥かに上回る強力な機体を製作したはいいものの、そのラ・トールは製作時点で既にラ・ムーンの手が入っており、ラ・トール起動直後に裏切られロックマン諸共自身の窮地を招いてしまったことに対しての台詞。謝罪なのか自慢なのか、いずれにしても騙されていたとはいえ世界征服を企んだ報いが返ってきている。
- 「お別れじゃロックマン、このしろと一緒に死ね!」
- 『9』より。追い詰められた際にあらかじめ仕掛けた罠で気絶させたロックマンに対して。
- ロックマンシリーズにおいて明確に「ロックマンの破壊」を提示した場面であり、この台詞の後にワイリーは基地の自爆装置を作動させて逃亡している。
- 「なんだ キサマか…お手伝いロボット? 何の能力も持たんただのポンコツではないか! ぬはははっ!」
- 『ロックマンロックマン』オープニングステージより。オープニングで街頭モニターから世界征服を宣言した後、UFOでモニターを破って登場。ロックおよびロールと鉢合わせることとなるのだが、この時点でロックは未改造の単なるお手伝いロボットであるため、その能力を軽視して何もせず立ち去る。しかしこの後ロックは改造を受けロックマンとなり、ワイリーの野望を砕く最強のスーパーロボットとなってしまう。ワイリー痛恨のミス。
- 「キサマはたしか…ライトのところのお手伝いロボットだな!?」
「ぬふ… どうだ? 世界征服のお手伝いもしてみるか? ぬははははっ!」 - 同場面でプレイヤーキャラクターがロールの場合。ロールでは己を止められないことを確信しており、皮肉を残してやはり何も手を出さず立ち去る。
- 「それはどうかな!?」
「例え心を持ったとて、ロボットは人間の道具に過ぎない!」
「圧倒的なパワー! 目にも止まらぬスピード!」
「到底、人の及ばぬ驚異の力を誇示してこそ…」
「ロボットは人々から慕われ、認められる存在になる!」
「それを実現するのが、私が提案するダブルギアシステム!」
「これを組み込めば、全てのロボットがヒーローとなるのだ!」 - 『11』のラッシュジェット入手デモ内で、ライトがロックマンに語った過去の話の中の台詞。「心を持つロボット」という理想を説いたライトに対する反論と、明かされた過去のワイリーの思想。ロボットの方から人間に歩み寄る「心」を求めたのがライトであれば、逆に人間の方からロボットに歩み寄る「求心力」を求めたのがワイリーであり、ワイリーなりにロボットの将来を案じていた台詞。
- だがライトは悪用された際の危険性を考慮して反対しており、ロボットを性能しか見ていないとも取れるこの思想は人々にも受け入れられなかった。ワイリーの理想がダブルギアシステム凍結と共に否定されたことで、ワイリーの暴走は過激化し、現在に繋がっていった。
- この思想の真意は晩年に完成した最高傑作のゼロにて結実し、結果的にはヒーローを生み出している。『ロックマンX』シリーズの元凶も同時に生み出しているのでマッチポンプではあるが…。
- 「ゼロ…」
ゼロ「誰だ?」
「ワシの最高傑作…」
ゼロ「あんた…誰だ…?」
「倒せ、あいつを! ワシの敵! ワシのライバル! ワシの…生き甲斐! 行け! そして破壊しろ、あいつを!」 - 『ロックマンX4』でゼロを選んだ場合のオープニングデモより。
- 本人だと明言されていないもののワイリーそのもののシルエットと声でゼロの夢の中に現れ、ライト博士の最高傑作であるエックスを破壊する様に告げる。
- また、いつ頃からは不明だが「世界征服との過程で始まったライト博士との戦い」の筈が「ライト博士を超える事」が本当の目的にすり替わっている節が見られる。
迷台詞
- 「みごとだな! ロックマン わたしのつくったダークマンをたおすとは!!」
「うまく ブルースのしわざにしたてたつもりだったが… ほんものが でてくるとはな!!」
「わはははは! Dr.ライトをたすけたくば みごと わたしの ところまで たどりつくことだな!!」 - 『5』にて、ブルースステージの最後に待ち構えていたブルースの偽物を撃破した後の台詞。こんなことを言っておきながら、そして偽物を用意していながらブルース本人への対応は一切用意していなかったため、本人が登場するのは当たり前である。ちなみに上述した通り、地味に一人称が「わたし」である珍しい場面。
- 「いまこそ ほんとうのことを あかそう。わたしこそ Dr.ワイリーを あやつる かげの しはいしゃ なのだよ!! もはや Dr.ワイリーを あやつるまでも ない。しょうぶだ!! ロックマン!!」
- 『6』OPにて、「Mr.X」に変装し、世界中から選りすぐられたロボット8体を盗み世界征服に乗り出した際の台詞。変装とはいえプレイヤー目線で見るとどこからどう見てもワイリー本人なのであらゆる意味でツッコミどころ満載。ただし、ロックマン(というより作中の登場人物全員)には自分から正体を明かすゲーム終盤までバレなかった。
- 「まてーっ そんなことはワシがさせぬ!!」
「ロックマンやぶれたり!!」 - 漫画版『7』より。ワイリーとロックマン及びライト博士の立場を入れ替えたコンピューターゲームで、ワイリーマンとして現れた際の台詞。
- ゲーム内ではライト軍団及びロックマン(いずれも人相が悪い)を破壊し「GAME-OVER」となったが、現実はこうは行かなかった…。
- 評判が良かったのか、有賀ヒトシ氏の漫画でも著作権マーク付きで取り上げられている。
- 「許してくれぇ」
「ワシが悪かった」 - 『バトル&チェイス』に於ける敗北時の台詞。この後、逃亡したと思われる。
- 「なっ、なぜじゃあーーーっ!! なぜ わしををををっ!!」
- 『ロックマンワールド5』より。古代の最終兵器、サンゴッドを復活させたものの命令を無視した彼の攻撃を受けた際の台詞。見てわかるように、後半の絶叫が全て「を」になっている。
- 「○○○(ライトナンバーズ)か! うぬぬ 欲しい 欲しいが…」
「わしはびりっとくるのが超苦手なのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(エレキマン)
「わしは熱いのがものすごく苦手なのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(ファイヤーマン)
「そのチャキチャキ具合が大っ嫌いなのだ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(ボンバーマン)
「ワシはアブラっこいモノが苦手なんじゃ! キサマはいらん! ぬははははっ!」(オイルマン) - 『ロックマンロックマン』をライトナンバーズでプレイした場合のオープニングステージより。ロックやロールとは違い、戦闘能力を有した完成済みのロボット達なのだが、こんな理由でプレイヤーのロボットを攫わない。
- 上記以外だと「木の枝を切りとばすくらいのことしかできんポンコツ(カットマン)」「パワーはあってもニブいやつ(ガッツマン)」「寒さに強いだけがとりえの役立たず(アイスマン)」と非情な理由で拒否している[7]。
- ロックマン「…Dr.ワイリー? …すごいねつだ!! まさか ロボットエンザに!?」
ワイリー「…ワシャ人間じゃ…」 - 『10』で打倒された際のシナリオデモ。ロボットに感染するウイルスであるロボットエンザを蔓延させておきながら、自分は普通に高熱を出していたという皮肉な展開だが、ロックマンのド天然な反応に思わず呆れて言葉を返す。
- フォルテ「おい、じじい? …すげぇねつじゃねえか!! まさかじじい! ロボットだったのか!?」
ワイリー「…そんなわけないじゃろが…」 - 同場面のフォルテ編。ロックマン以上の天然っぷりを見せたフォルテに、ワイリーも呆れる他なかった。なお、ブルース編だと皮肉を言われてワイリーが押し黙る展開になる。
- 「わしの長所……それは決してあきらめないところ!」
- 有賀ヒトシ氏の漫画『ロックマンMANIAX』より。ロックマンに何度倒されても諦めずに世界征服を目指す自分の姿に、感涙しながら自画自賛しているが、隣でそれを聞いていたロックマンは「短所はしつこいところだな……」と内心でツッコんでいた。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「今回は余計な邪魔が入ってしまったが、ワシはまだまだあきらめんぞ!」
「ワシらはすぐに帰ってくる! それまで首を洗って待っているのだな! ロックマンたちよ!」
「ワーハッハッハッハッ…って…痛っ…貴様、もう少し詰めんか!」 - 『X-Ω』イベント「次元を超えた闘い!」より。ロックマン達の活躍によりまたも野望を阻止されたワイリーは、新たな野望に向けてUFOのホログラフ映像からこの台詞を残して去ってゆく。
- 高笑いを残したが、UFOには(恐らくワイリーナンバーズと)デビルサターンが乗り込んでおり、彼がぶつかってきて不満を残すのだった。
搭乗機体
- ワイリーマシン
- ワイリーが搭乗する有人戦闘メカの総称。メインタイトルの機体はナンバリングを冠した号数表記が後につき「ワイリーマシン〇号」となる[8]。『4』以降はドクロの意匠が入っているのが特徴だが、それ以外は基本的に登場するたび仕様も名前もよく変化する。
- マシーン同士にも関連性があり、3号をベースに7号が、下記のワイリープレスを叩き台に6号が、ワールド1号を基に下記アイアンゴーレムがそれぞれ開発されている。
- 一部の作品を除き、一度破壊させるとワイリーが搭乗するコクピットが露出する第2形態へ移行し、安全装置の作動により攻撃方法が変化する。
- なお、ワイリーマシン9号はドクロ顔の竜型ロボットというどこかで見たようなデザインとなっている。
- UFO
- 移動時に乗り込む円盤。独特の飛行音が特徴。『ロックマンワールド4』の説明書のストーリー紹介で「UFO」と呼称されている。SRWでも名前のみ登場し、デビルサターン6が言及する際に「UFO」の名が使われている。
- ワイリー基地への移動時に使用される他、ワイリーマシン1号、2号、メガワールド号では構成パーツとして機能している。カラーリングは下半分がクリーム色で、上半分は『ロックマン』のみ赤、『2』以降は青色[9]。FC版は上半分が自動制御されて密閉されるが、『7』のものは分割機能が無く、手でキャノピーを閉めるようになっている。
- ワイリーカプセル
- ワイリーマシンの緊急脱出装置。『4』以降に登場。後半の作品では本体以上に高い戦闘力を持つ場合もある。特に『7』のカプセルは歴代最強と呼ばれ、ファンの間でも語り草になっている。
- ガンマ
- 『ロックマン3』にてワイリーマシン3号を失ったワイリーが搭乗する巨大有人操作ロボット。元々はライト博士が平和利用のために彼と共同で開発をしたものだったが、世界征服のために強奪する。
- ワイリープレス
- 『ロックマン5』に登場した秘密兵器。円盤型の機体で「空中に待機し、隙を見て落下してロックマンを踏み潰す」という単純な機体ではあるものの、対空能力に難のあるロックマンには有効な手段であった。そのため後のワイリーマシン6号の設計母体にもなった。
- Xクラッシャー
- 『ロックマン6』において「Mr.X」を名乗り正体を隠していた際に搭乗していたメカ。巨大な鉄球型のメカで振り子運動をするため、乗り心地は最悪。
- ワイリーロボ・アイアンゴーレム
- 『ロックマンワールド4』に登場する巨大有人操作ロボット。ワイリーの顔面を模したワイリーマシンワールド1号から発展し、ワイリー自身を模した巨大ロボットとなっている。
- ブレーン・クラッシャー
- 『ロックマンワールド5』に登場するロボット生産管理用コンピュータ。同作の最終ステージである宇宙要塞「ワイリースター」の中枢にあたるマシン。
- スカルマシンXX
- 『バトル&チェイス』における自機。攻撃を一定回数無効化するバリア、トラップを無視するタイヤ等、ラスボス機に相応しい驚異的な性能を持っている。
- 飛行能力を有しているが、レース中は飛べない。
- CRORQ
- 北米限定のDOS版『Mega Man』における搭乗機体。同作のラスボスであり、当時のパソコンのモニターに二本足を生やした風貌をしている。
- DOS版『Mega Man III』では無人機仕様に改修を受けて再登場している。
関連機体
- Dr.ワイリーナンバーズ(DWN.)
- ワイリーが開発したロボットの中でも、ボス格に位置するロボットの総称。
- 他にも対ロックマン専用の「ロックマンキラー(RKN.)」、サンゴッドの解析から作られた「スペースルーラーズ(SRN.)」、『ロックマンメガワールド』に登場した「メガワールドナンバーズ(MWN.)」が存在する。『ロックマン&フォルテ』に登場した「キングナンバーズ(KGN.)」に関してはワイリーが制作したのかは不明。
- Dr.ライトナンバーズ(DRN.)
- トーマス・ライトの開発したロボット群であり、ワイリーナンバーズの開発技術元でもある。作中登場するロボットは、ロックマンとロール以外の全機がワイリーによって戦闘用改造を施されている。
- エイリアン
- 『ロックマン2』におけるラストボス。「ワイリーの正体は、地球侵略を目論む異星人だった!」……と見せかけた立体映像。本物は裏で攻撃機能付き投影装置を操作していた。8の字の軌道を描きながらエネルギー弾を発射して攻撃してくる。本体に触れれば一撃死、ロックバスターを含むほとんどの攻撃を吸収して全回復してしまうという、ラスボスに相応しいトンデモスペックだが、投影装置は水に弱く、それが唯一の弱点となっている。
- また、ありがひとし氏の漫画『ロックマンギガミックス』では、ワイリーが開発した対ロックマン用パワードスーツがこのエイリアンを模しており、ワイリーが自ら装着して意外な活躍を見せている。
- パワーマッスラー
- 『ロックマン5』に登場する中ボス敵。ワイリーが昔見た漫画に影響されて開発した大型ロボット。
- メットンガーZ
- 『ロックマン6』に登場するステージボスの1体。ザコ敵のメットールが操縦するホバークラフト状のマシンがドッキングする大型戦車。その外見に漏れず超合金製。PS版ではそのデザインを見たライト博士が「漫画の読み過ぎじゃ」と呆れる。[10]
余談
- ワイリーのデザインは稲船敬二氏が全て行っており、ロックマンやロールのような北村玲ディレクターの原案はなかった。稲船氏曰く「皆の持つマッドサイエンティストのイメージ」で制作されている[2]。
- 毎回敗北すると機体から飛び降りて土下座する彼の姿から、ジャンピング土下座なる言葉が生まれた。
- リンク先でも書かれているが、実際に行うと膝の皿を割る等大怪我をする事になるため絶対に真似をしてはいけない。ワイリーの場合、機体を破壊した際の高さから飛び降りると同時に土下座なので……。
- 更に『2』の場合は、操作機器から自力でジャンプして土下座をしている。
- なお、一部作品では機体から落下した後、土下座前に尻もちをついているモーションがある。
- 『4』ではワイリーマシン第2形態撃破後に脱出しようとするワイリーを、全画面攻撃の特殊武器「レインフラッシュ」で撃墜することが可能。ただし、クリア判定がワイリーの画面外への移動であるためか、ここで撃墜してしまうとそのまま進行不可能になり、ゲーム自体をやり直すしかなくなる。
- なお、脱出しようとするワイリーの撃墜自体は『ワールド2』のエンディングで本当に行っている。後の『7』での葛藤は何だったのかと言わんばかりの所業だが、『3』のような生存示唆描写こそなかったものの無事だったようで『ワールド3』では生存が判明している。
- 有賀ヒトシ氏による漫画版ではよく眼鏡やサングラスを着用している。
- 社会的な立場やその所業もあって、本編でも他作品でも基本的に孤独な境遇のワイリーだが、河田雄志×行徒の漫画作品『ロックマンちゃん』では本編時間軸にしては珍しく大学時代の学友と交友があるようで、同窓会に呼ばれている。その際、ライトの独断により大学時代の班分けでライト以外を女子にし続けた怨恨が復活したことにより、ワイリー含む当時の残りの男子グループ6名で「MEN'S 6(メンズシックス)」を結成し、共にライトへの復讐に走っている。
- なお同作はその後、ワイリーがラストボスではない『スーパーアドベンチャーロックマン』および『ロックマンワールド5』の独自設定コミカライズにシフトしたため、連載後半は珍しくワイリーが(MEN'S 6共々)終始味方側となっている。
- ワイリーはシリーズを象徴するキャラクターの一人であるためか、ロックマンシリーズの別作品にワイリーをオマージュしたキャラクターが登場している。
- 世界観の繋がっている『ロックマンX2』に登場するサーゲスは、外見や言動の節々にワイリーを想起させているが繋がり自体は不明瞭。彼に関してはワイリーとの関係が公式で質問されたこともあったが、「ユーザーが想像して頂く部分」[11]と、公式回答もあえてぼかされているため、真相は不明。『ロックマンX6』に登場するアイゾックも同様のキャラクターであり、やはり明確な公式回答はないため、本人と直接関係があるかは不明。
- 『ロックマンエグゼ』シリーズでは、ネット犯罪組織のトップとして同名のキャラクターが登場する。自身が推進してきたロボット工学を蔑ろにしてネットワーク技術を優先して発達させた世界を恨み、世界征服ではなく世界の破滅を画策するという、終末思想全開の危険人物となっている。また息子も登場する。
- 『流星のロックマン3』にはワイリーを思わせる老科学者「ヨイリー博士」が登場する。ただし、ヨイリーは女性でありポジションも善玉となっている。「悪イリー」の反対なので「良イリー」、というわけである。
- 『ロックマンDASH』でも貸しボート屋の店主として同名の老年男性が登場。長身で隻眼と一見強面で近寄りがたい雰囲気だが、ロールが無断でボートを修理した際も怒ることなく快く事後承諾し、さらにそのボートも無償でロック達に貸し出してくれるなど、各メディアのワイリーとは正反対の好人物として描かれた。
- 「ロックマンXシリーズ」からの派生のため世界観は繋がっている作品だが、『ロックマンゼクス アドベント』に登場した敵キャラクター「マスター・アルバート」の名はワイリーのオマージュで、『ロックマンゼクス』シリーズにおける全ての元凶という所が共通している。
- ワイリーが悪の科学者として知名度が凄まじいキャラクターのため、風貌が似ている科学者の風見博士がワイリーと揶揄されることも多い。ちなみに、初代『ロックマン』発売日より風見博士の出身作『宇宙大帝ゴッドシグマ』放送日の方が早い。
- その外見と口調、ライバルのライトの風貌、フォルテから「ジジィ」と呼ばれていることなどから高齢者扱いされることが多いが、実年齢は57歳[12]と、高齢者扱いされるにはまだ早い年齢である。
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脚注
- ↑ 『ロックマン&フォルテ』内データベース表記。
- ↑ 2.0 2.1 『ロックマン&ロックマンXオフィシャルコンプリートワークス』10ページ目より。
- ↑ 大学時代にロボットの性能を飛躍的に向上させる代償として過度の負担を強いる「ダブルギアシステム」と呼ばれる装置の試作機をワイリーが開発し、それが2人を対立させるきっかけになった事が『ロックマン11』で判明している。
- ↑ 『10』でも同様に裏切りを働いているが、決着時にワイリーが高熱に倒れていたところを救助されたこともあってか、この際は逃亡こそするものの同時に自らの悪行を自分自身で償っている。
- ↑ エンディングデモより。命乞いするワイリーにバスターを突きつけるが、いわゆるロボット3原則を盾にされたため躊躇った隙に逃げられてしまう。なお海外版ではこの際に明確に「死ね!」と言い放っている。
- ↑ なお、『5』では説明書の9ページ目に既に「ワイリーステージではパスワードは出ない」という文面があったため、ワイリーの仕業であることはプレイ前からバレバレであった。
- ↑ タイムマンのみ時間に関する研究の途中で、まだ完成に至っていないため「完成するまで待つとしよう」と拒否せずに去っている。
- ↑ 外伝では『ロックマンワールド』シリーズが、『ワールド3』までの機体が「ワールド〇号」と号数表記。他、『メガワールド』の機体は独自に「ワイリーマシンメガワールド号」。
- ↑ 色と形状により、『2』以降はブルーレットと言われることも。
- ↑ ちなみにその後のステージには恐竜型ボス「メカザウルス」も登場する。
- ↑ 『ロックマン&ロックマンXオフィシャルコンプリートワークス』131ページ目より。
- ↑ スーパーファミコン版『ロックマン&フォルテ』の取扱説明書の冒頭、新聞記事の体裁で書かれたストーリーに明記されている。これがワイリーの年齢を記載した唯一の公式媒体である。