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== ボーヰン ==
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{{登場メカ概要
*[[登場作品]]:[[魔装機神シリーズ]]([[バンプレストオリジナル]])
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[魔装機神シリーズ]])
**[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
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*{{登場作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD}}
**[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE|魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
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| デザイン = {{メカニックデザイン|橋口力也}}
*分類:靈装機
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD}}
<!-- *全高: -->
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}}
<!-- 29.7 mのヂーヱンより大型であることは判明しているため30 m前半と考えられる -->
 
<!-- *重量: -->
 
*補助動力:対消滅機関
 
*エネルギー:魔力・[[プラーナ]]・ニュートリノ併用
 
*開発:[[ヴォルクルス教団]]
 
*改良:[[ゼツ・ラアス・ブラギオ]]
 
*所属:[[ヴォルクルス教団]]
 
*主なパイロット:[[ウーフ]]、[[グレプス・ボーバード]]、[[エルシーネ・テレジア]]
 
*メカニックデザイン:橋口力也
 
  
ヴォルクルス教団で運用されている[[ヂーヱン]]の発展機。と鈍く光る爪を備えた巨大な両腕を持ち、両肩からは触手のように生えた鋭い手先の副腕(計4本)を揃える異形の靈装機。ゼツが開発に関与した影響か、両肩の装甲版は肉食魚(もしくは蛇の顎)を模った意匠に変更されており、外装色も[[ガッツォー]]に酷似している。ヂーヱンの肩にあった教団製汎用機特有の意匠…「目を想わせる赤い花弁の紋様」は肩の内部にまわされている(後ろ腰スカートの部分にある花の意匠はそのままである)。
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
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| 分類 = [[分類::靈装機]]
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| 動力 = [[動力::対消滅機関]]
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| エネルギー = 魔力・[[プラーナ]]・ニュートリノ併用
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| 開発 = [[ヴォルクルス教団]]
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| 改修 = [[ゼツ・ラアス・ブラギオ]]
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| 所属 = {{所属 (メカ)|ヴォルクルス教団}}
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| 主なパイロット = [[パイロット::ウーフ]]<br>[[パイロット::グレプス・ボーバード]]<br>[[パイロット::エルシーネ・テレジア]]
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ゼツが開発して組み込んだ「操縦者の魂を喰らうという欠陥機構(特性)」を持っており、喰われつくした者は[[邪霊]]と化す。本機を愛用するウーフによれば、10分で「よくもったほう」らしい。
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'''ボーヰン'''は「[[魔装機神シリーズ]]」の[[登場メカ]]。
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== 概要 ==
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[[ヴォルクルス教団]]で運用されている[[ヂーヱン]]の発展機。
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鈍く光る爪を備えた巨大な両腕を持ち、両肩からは触手のように生えた鋭い手先の副腕(計4本)を揃える異形の靈装機。ゼツが開発に関与した影響か、両肩の装甲版は肉食魚(もしくは蛇の顎)を模った意匠に変更されており、外装色も[[ガッツォー]]に酷似している。ヂーヱンの肩にあった教団製汎用機特有の意匠…「目を想わせる赤い[[花|花弁]]の紋様」は肩の内部にまわされている(後ろ腰スカートの部分にある花の意匠はそのまま残されている)。
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ゼツが組み込んだ「操縦者の[[魂]]を喰らうという欠陥機構(特性)」を持っており、喰われつくした者は[[邪霊]]と化す。本機を愛用するウーフによれば、10分で「よくもったほう」らしい。
  
 
=== 多極式ボーヰン ===
 
=== 多極式ボーヰン ===
外装色をコバルトブルーに変更したボーヰンの改良型。全面的に強化された結果、欠陥(操縦者の魂を喰らう)の力も増しており、常人は乗りこなせない靈装機と成り果てた。
+
外装色をシルバーとパープルに変更したボーヰンの改良型。全面的に強化された結果、欠陥(操縦者の魂を喰らう)の力も増しており、常人は乗りこなせない靈装機と成り果てた。
  
== 登場作品 ==
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== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
 
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD}}
:最速登場は北部共通ルートのシナリオ「調和神と破壊神」から。[[ヂーヱン]]を凌駕する破壊力と耐久力をもって立ちはだかる強敵。イベントカットを2枚ほど用意してもらっているが、あるカットを見る限りコクピットは喉元付近にあるようだ。
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:初登場作品。最速登場は北部共通ルートのシナリオ「調和神と破壊神」から。[[ヂーヱン]]を凌駕する破壊力と耐久力をもって立ちはだかる強敵。イベントカットを2枚ほど用意してもらっているが、あるカットを見る限りコクピットは喉元付近にあるようだ。
 
:HP以外の性能は超魔装機クラスなのに、終盤の敵にしては資金が安い(5000くらい)。また精神力の弱い者は邪霊になるという設定とは裏腹に、ヴォルクルス教徒が普通に乗っている個体のほうが数多く見かけられる。
 
:HP以外の性能は超魔装機クラスなのに、終盤の敵にしては資金が安い(5000くらい)。また精神力の弱い者は邪霊になるという設定とは裏腹に、ヴォルクルス教徒が普通に乗っている個体のほうが数多く見かけられる。
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE}}
 
:中盤から改良された「多極式ボーヰン」として登場。HPは2万を越え、撃墜時の獲得資金も5桁。本作では爪は使用不可。
 
:中盤から改良された「多極式ボーヰン」として登場。HPは2万を越え、撃墜時の獲得資金も5桁。本作では爪は使用不可。
 
:弱点は無消費武装が無いこと。1機が相手ならPN・MG切れを狙えるが(MAP兵器は弾数制で3発)、終盤は改造された状態で大量に登場するためそれも難しい。必殺技を惜しまずに使って片付けよう。
 
:弱点は無消費武装が無いこと。1機が相手ならPN・MG切れを狙えるが(MAP兵器は弾数制で3発)、終盤は改造された状態で大量に登場するためそれも難しい。必殺技を惜しまずに使って片付けよう。
:前作とは逆に邪霊が操者であることが多く、[[ヴォルクルス教徒]]が本機の操者として座席に残っていることは稀。ムック(スパロボ魂2013秋号)で明かした「出力が強化されたことで魂喰らいの力も増した」という機体設定を忠実に表現した結果だろう。この搭乗者を邪霊化させる設定が各所でクローズアップされており、本編で多くのネストリアス教徒がその犠牲になる他、キャンペーンマップ「邪霊バスターズ!?」でも4人の邪教徒が1人ずつ邪霊になっていくという非常にホラーな光景を見ることができる。
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:前作とは逆に邪霊が操者であることが多く、[[ヴォルクルス教徒]]が本機の操者として座席に残っていることは稀。ムック(スパロボ魂2013秋号)で明かした「出力が強化されたことで魂喰らいの力も増した」という機体設定を忠実に表現した結果だろう。この搭乗者を邪霊化させる設定が各所でクローズアップされており、本編で多くのネストリアス教徒がその犠牲になる。
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:キャンペーンマップ「邪霊バスターズ!?」は[[エリック・グレゴリック|エリック]]達[[晨明旅団]]を操作してボーヰンと戦う事になる。その際'''4人の邪教徒が1人ずつ邪霊になっていく'''という非常にホラーな光景を見ることができる。なお、邪霊化前の教徒の戦闘台詞は一貫して無言。更に'''邪霊化前の機体を撃破した場合は気力上昇イベントが発生しない'''ので注意。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END}}
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:登場数は少ない、敵機のランクアップ改造が削除された他、嗹々たる魔風がMG消費制に変更。一応性能は序盤ボスクラスだが、前作の強さがほぼ無くなった為、もたもたすると序盤のマグゥーキ達に撃墜される。終盤の量産機は巨人に蹂躙され、まさに教団当時の形勢そのものである。また、さすがに操者が次々邪霊になるのは教団でも問題視されたらしく、使用に耐える者のみ選抜されたのか、再び[[ヴォルクルス教徒]]中心の搭乗となっている。
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:序盤のウーフとバシュリエの初機搭乗機は本機に逆戻りだが、性能は量産機と同じなので「行動不能無効」がない。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;大禍爪
 
;大禍爪
 
:右に左に巨腕を振るって周囲を薙ぎ払う。
 
:右に左に巨腕を振るって周囲を薙ぎ払う。
;啗ふ顎門(くらうあぎと)
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:光学兵器。両肩の肉食魚(もしくは蛇の顎)を模った意匠が口を開いて発射口(花の紋用)を披露、2条の光線を放射して目標を貫く。PSPの処理能力の影響で、IIでは「開口時の瞬間」がややわかりにくい。
 
:光学兵器。両肩の肉食魚(もしくは蛇の顎)を模った意匠が口を開いて発射口(花の紋用)を披露、2条の光線を放射して目標を貫く。PSPの処理能力の影響で、IIでは「開口時の瞬間」がややわかりにくい。
;兇癲の戯(きょうてんのそばえ)
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;<ruby><rb>兇癲</rb><rt>きょうてん</rt></ruby>の<ruby><rb>戯</rb><rt>そばえ</rt></ruby>
 
:「兇癲」は狂気を意味し、「戯」は雲のないところに降る雨(日照雨)を意味している。
 
:「兇癲」は狂気を意味し、「戯」は雲のないところに降る雨(日照雨)を意味している。
 
:両手に描いた邪神系魔法陣を砕いて呼び出した無数の怨霊を、水飛沫のごとく敵機に浴びせかけた後、奔流を収束して出現した髑髏型のエクトプラズムに命じて噛み砕かせる。
 
:両手に描いた邪神系魔法陣を砕いて呼び出した無数の怨霊を、水飛沫のごとく敵機に浴びせかけた後、奔流を収束して出現した髑髏型のエクトプラズムに命じて噛み砕かせる。
  
 
==== 多極式ボーヰン ====
 
==== 多極式ボーヰン ====
;啗ふ顎門
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;<ruby><rb>啗</rb><rt>くら</rt></ruby>ふ<ruby><rb>顎門</rb><rt>あぎと</rt></ruby>
 
:お馴染みの光学兵器。演出は前身機と同一。
 
:お馴染みの光学兵器。演出は前身機と同一。
;嗹々たる魔風(れんれんたるまかぜ)
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:『POJ』で多極式に追加されたMAP兵器。3発の弾数制。終盤改造度の機体がこれを撃ってくると、複数の機体がかなりのダメージを受ける。位置取りに要注意。
 
:『POJ』で多極式に追加されたMAP兵器。3発の弾数制。終盤改造度の機体がこれを撃ってくると、複数の機体がかなりのダメージを受ける。位置取りに要注意。
;兇癲の戯
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;<ruby><rb>兇癲</rb><rt>きょうてん</rt></ruby>の<ruby><rb>戯</rb><rt>そばえ</rt></ruby>
 
:必殺技。左右の副腕が描いた魔法陣の円を禍爪で砕いて髑髏型の弾丸を雨のように降らせる魔術攻撃。演出は前身と異なり、髑髏の奔流の直撃を被った機体は紫色の輝く球体に閉じ込められた後、ボーヰンの念ずるまま大地に叩き込まれてその爆圧に呑まれることになる。
 
:必殺技。左右の副腕が描いた魔法陣の円を禍爪で砕いて髑髏型の弾丸を雨のように降らせる魔術攻撃。演出は前身と異なり、髑髏の奔流の直撃を被った機体は紫色の輝く球体に閉じ込められた後、ボーヰンの念ずるまま大地に叩き込まれてその爆圧に呑まれることになる。
 
:IIIでは射程5のP兵器。フル改造した機体でもクリティカルが発生すれば正面攻撃で沈んでしまうこともある。削る際は「不屈」や「ひらめき」を惜しまないほうがいい。
 
:IIIでは射程5のP兵器。フル改造した機体でもクリティカルが発生すれば正面攻撃で沈んでしまうこともある。削る際は「不屈」や「ひらめき」を惜しまないほうがいい。
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;対[[グランヴェール]]
 
:コクピットから生身をさらして呼びかける[[ホワン・ヤンロン|ヤンロン]]の熱意に応え、[[エルシーネ・テレジア|エルシーネ]]もまた危険を顧みずコクピットからその姿を覗かせるのであった。思い合う二人の感情の結露の行き先は……。
 
:コクピットから生身をさらして呼びかける[[ホワン・ヤンロン|ヤンロン]]の熱意に応え、[[エルシーネ・テレジア|エルシーネ]]もまた危険を顧みずコクピットからその姿を覗かせるのであった。思い合う二人の感情の結露の行き先は……。

2024年5月16日 (木) 13:00時点における最新版

ボーヰン
登場作品

バンプレストオリジナル魔装機神シリーズ

デザイン 橋口力也
初登場SRW 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
テンプレートを表示
スペック
分類 靈装機
動力 対消滅機関
エネルギー 魔力・プラーナ・ニュートリノ併用
開発 ヴォルクルス教団
改修 ゼツ・ラアス・ブラギオ
所属 ヴォルクルス教団
主なパイロット ウーフ
グレプス・ボーバード
エルシーネ・テレジア
テンプレートを表示

ボーヰンは「魔装機神シリーズ」の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ヴォルクルス教団で運用されているヂーヱンの発展機。

鈍く光る爪を備えた巨大な両腕を持ち、両肩からは触手のように生えた鋭い手先の副腕(計4本)を揃える異形の靈装機。ゼツが開発に関与した影響か、両肩の装甲版は肉食魚(もしくは蛇の顎)を模った意匠に変更されており、外装色もガッツォーに酷似している。ヂーヱンの肩にあった教団製汎用機特有の意匠…「目を想わせる赤い花弁の紋様」は肩の内部にまわされている(後ろ腰スカートの部分にある花の意匠はそのまま残されている)。

ゼツが組み込んだ「操縦者のを喰らうという欠陥機構(特性)」を持っており、喰われつくした者は邪霊と化す。本機を愛用するウーフによれば、10分で「よくもったほう」らしい。

多極式ボーヰン[編集 | ソースを編集]

外装色をシルバーとパープルに変更したボーヰンの改良型。全面的に強化された結果、欠陥(操縦者の魂を喰らう)の力も増しており、常人は乗りこなせない靈装機と成り果てた。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
初登場作品。最速登場は北部共通ルートのシナリオ「調和神と破壊神」から。ヂーヱンを凌駕する破壊力と耐久力をもって立ちはだかる強敵。イベントカットを2枚ほど用意してもらっているが、あるカットを見る限りコクピットは喉元付近にあるようだ。
HP以外の性能は超魔装機クラスなのに、終盤の敵にしては資金が安い(5000くらい)。また精神力の弱い者は邪霊になるという設定とは裏腹に、ヴォルクルス教徒が普通に乗っている個体のほうが数多く見かけられる。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
中盤から改良された「多極式ボーヰン」として登場。HPは2万を越え、撃墜時の獲得資金も5桁。本作では爪は使用不可。
弱点は無消費武装が無いこと。1機が相手ならPN・MG切れを狙えるが(MAP兵器は弾数制で3発)、終盤は改造された状態で大量に登場するためそれも難しい。必殺技を惜しまずに使って片付けよう。
前作とは逆に邪霊が操者であることが多く、ヴォルクルス教徒が本機の操者として座席に残っていることは稀。ムック(スパロボ魂2013秋号)で明かした「出力が強化されたことで魂喰らいの力も増した」という機体設定を忠実に表現した結果だろう。この搭乗者を邪霊化させる設定が各所でクローズアップされており、本編で多くのネストリアス教徒がその犠牲になる。
キャンペーンマップ「邪霊バスターズ!?」はエリック晨明旅団を操作してボーヰンと戦う事になる。その際4人の邪教徒が1人ずつ邪霊になっていくという非常にホラーな光景を見ることができる。なお、邪霊化前の教徒の戦闘台詞は一貫して無言。更に邪霊化前の機体を撃破した場合は気力上昇イベントが発生しないので注意。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
登場数は少ない、敵機のランクアップ改造が削除された他、嗹々たる魔風がMG消費制に変更。一応性能は序盤ボスクラスだが、前作の強さがほぼ無くなった為、もたもたすると序盤のマグゥーキ達に撃墜される。終盤の量産機は巨人に蹂躙され、まさに教団当時の形勢そのものである。また、さすがに操者が次々邪霊になるのは教団でも問題視されたらしく、使用に耐える者のみ選抜されたのか、再びヴォルクルス教徒中心の搭乗となっている。
序盤のウーフとバシュリエの初機搭乗機は本機に逆戻りだが、性能は量産機と同じなので「行動不能無効」がない。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

大禍爪
右に左に巨腕を振るって周囲を薙ぎ払う。
くら顎門あぎと
光学兵器。両肩の肉食魚(もしくは蛇の顎)を模った意匠が口を開いて発射口(花の紋用)を披露、2条の光線を放射して目標を貫く。PSPの処理能力の影響で、IIでは「開口時の瞬間」がややわかりにくい。
兇癲きょうてんそばえ
「兇癲」は狂気を意味し、「戯」は雲のないところに降る雨(日照雨)を意味している。
両手に描いた邪神系魔法陣を砕いて呼び出した無数の怨霊を、水飛沫のごとく敵機に浴びせかけた後、奔流を収束して出現した髑髏型のエクトプラズムに命じて噛み砕かせる。

多極式ボーヰン[編集 | ソースを編集]

くら顎門あぎと
お馴染みの光学兵器。演出は前身機と同一。
嗹々れんれんたる魔風まかぜ
『POJ』で多極式に追加されたMAP兵器。3発の弾数制。終盤改造度の機体がこれを撃ってくると、複数の機体がかなりのダメージを受ける。位置取りに要注意。
兇癲きょうてんそばえ
必殺技。左右の副腕が描いた魔法陣の円を禍爪で砕いて髑髏型の弾丸を雨のように降らせる魔術攻撃。演出は前身と異なり、髑髏の奔流の直撃を被った機体は紫色の輝く球体に閉じ込められた後、ボーヰンの念ずるまま大地に叩き込まれてその爆圧に呑まれることになる。
IIIでは射程5のP兵器。フル改造した機体でもクリティカルが発生すれば正面攻撃で沈んでしまうこともある。削る際は「不屈」や「ひらめき」を惜しまないほうがいい。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

HP回復(小)
MG回復(小)

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M
33m級ならばMサイズ。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

グランヴェール
コクピットから生身をさらして呼びかけるヤンロンの熱意に応え、エルシーネもまた危険を顧みずコクピットからその姿を覗かせるのであった。思い合う二人の感情の結露の行き先は……。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ヂーヱン
前身機。