「スコープドッグTC・LRS」の版間の差分
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:『[[第2次Z]]』以来の登場でグラフィックは新規に描き起こされており、他の換装形態より演出が大きく変更されている。 | :『[[第2次Z]]』以来の登場でグラフィックは新規に描き起こされており、他の換装形態より演出が大きく変更されている。 | ||
2024年1月23日 (火) 12:32時点における最新版
スコープドッグTC・LRS | |
---|---|
外国語表記 | Scope Dog TC LRS |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | ミッド級アーマード・トルーパー |
機種 | スコープドッグ |
型式番号 | ATM-09-STTC |
全高 |
4.017 m
|
乾燥重量 | 6.799 t |
最大出力 | 470 Hp(ジェットローラーダッシュ込) |
巡航速度 | 50.2 km/h |
PR液総量 |
192リットル
|
開発者 | グレゴルー・ガロッシュ |
所属 | ギルガメス連合軍 |
主なパイロット |
キリコ・キュービィー グレゴルー・ガロッシュ ムーザ・メリメ バイマン・ハガード |
スコープドッグTC・LRSは『装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
原型機のタイプ20と呼ばれるスコープドッグ・ターボカスタムの考案者であるグレゴルー・ガロッシュ他3名の元レッドショルダー隊員が、ヨラン・ペールゼンへの復讐のためにバカラ・シティのガレージにてスクラップから組み上げたレプリカ機体。
グレゴルーが調達したスコープドッグは「見てくれはまあまあ」とバイマンが称したものでもターンピックが冴えない、制御系もおかしいという使い物にならないスクラップで、ムーザが「もっとマシなのは集まらないのか」と苦言を呈したものであった。そのため出来上がった機体は「アテにならない部品がざっと50はある」という不安定なものであったが、元レッドショルダーの同僚達が駆る新型機ブラッドサッカーを相手に互角以上の戦闘を繰り広げた。
本機はレプリカ的なものなのだが、『ザ・ラストレッドショルダー』での活躍によりこちらの方が正式採用機より有名となっている。
ちなみに、初出である『ザ・ラストレッドショルダー』ではスコープドッグ改と表記されていた。またグレゴルーは当初別のタイプへの組み上げを考えていたようだが、図面を取り出したところでムーザに「待った、タイプ20の方だ」と提案されたことでタイプ20の図面を探し直している。
なお公式サイトでは単にスコープドッグ・ターボカスタム表記で原型機とまとめて紹介されていることから、この表記はSRW独自のもののようだ。おそらく「スコープドッグ・ターボカスタム(ザ・ラストレッドショルダー)」の略称と思われる。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。開始時39話にTCと置き換わる形で参入。性能はTCの完全上位互換で最大射程が7まで伸びる。代わりにソリッドシューターを捨ててしまうため、気力119以下時の移動後最大火力が落ちてしまう…が、それも300程度なので気にしなくて良い。
- 39話後半ではグレゴルー機がスポット参戦。ヘビィマシンガンとハンドロケットランチャーに、アサルト・コンバットがプラトゥーン・コンバットに、カスタムボーナスが移動力+1に置き換わっている。また、SMM2連装ミサイルを装備してるにもかかわらず、何故か使えない。
- 宇CなのでISSを入手しているなら、地上戦は本機、宇宙戦はISSと使い分けると良い。なお、今回はZEXISで必要な資材を提供されており、「アテにならない部品」のくだりはない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 序盤でデュオがキリコに用意しようとしたが、ジェットローラーが調達できなかったという会話がある。第39話で万丈が調達した資材とゼロによるミッションディスクの調整によって完成し入手。
- 宇宙ルート第42話クリア後にグレゴルー機を入手。ちなみに、今回もグレゴルー機のSMM2連装ミサイルは飾り。
- どの機体にも長所、特徴があるのでラビドリードッグやスコープドッグTC・ISS、スコープドッグ (ショルダーミサイルポッド)も併せて状況、戦術方針により使い分けるといいだろう。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- 第28話の開始時にスコープドックの換装装備として登場。この装備の入手時にスコープドッグのフル改造ボーナスが一旦リセットされる。
- 第27話において、ディーヴァ保安局とやってきたATのパーツを回収、それを大山トチローの手で改修することで作り上げた。
- 『第2次Z』以来の登場でグラフィックは新規に描き起こされており、他の換装形態より演出が大きく変更されている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦30
- DLC「エキスパンションパック」にて追加参戦。本作では『ザ・ラストレッドショルダー』の参戦表記はなく、『装甲騎兵ボトムズ』名義での参戦となる。
- 演出含め基本的には『T』と使用感は変わりはない。上記のレプリカ機の設定を拾われており機体にガタが出ている事がオリジナル装備のスコープドッグの登場ミッションにて判明し、ミッション中にそれが原因で破壊されてしまう。そして、ミッション終了後に回収したパーツを使って装備を修復され、以降換装での切り替えとなる。
- 高火力装備との違いは射程・攻撃力が劣るものの移動力と機動性が若干高い。アームパンチやヘヴィマシンガンは据え置きで、攻撃力と射程以外にはほぼ変化が無く総合性能に大きな差はないので好みで換装しよう。
- 最大の欠点としては地形適応があるが、高火力装備入手ミッションのクリア報酬の「強化ミッションディスク」が地形適応等を補ってくれるのでぜひ装備しよう。また『T』同様に「光子力3Dプリンター」(今回はキーミッション「光と闇の果て」で確実に手に入る)と相性が良いため、こちらもぜひ装備したい。
- 余談だが本作では素のスコープドッグが無いため、本形態が「換装パーツなし」扱いである。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- アームパンチ
- 通常のスコープドックと同様の武装。
- Zシリーズでは、1発で2回を行うが、Tでは1発となっている。
- GAT-22 ヘヴィマシンガン
- キリコ機が装備。通常のスコープドックと同様の武装。こちらになると連射する。
- GAT-22-C ヘヴィマシンガン改
- ショートバレルタイプ。ムーザ機が装備。
- HRAT-23 ハンディロケットガン
- グレゴルー機が装備。トータス系ATが使用する4連装のロケットガン。
- ガトリングガン
- 左腰部の追加武装。口径は13mm。4機とも装備。
- 武装としては使用できるのはZシリーズのみ。
- SMM2連装ミサイル
- 右腰部にあるミサイル。4機とも装備。
- ショルダーミサイルポッド
- 右肩部の追加武装。バイマン機以外が装備。
- SAT-03 ソリッドシューター
- バイマン機が装備。通常のスコープドックと同様の武装。
- ハンディ・ソリッドシューター
- バイマン機が装備。左腕部に装着する、小型のソリッドシューター。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- アサルト・コンバット
- キリコ機が使用可能。全武装を使用したアサルトコンバットパターン。『30』のみ『・(ナカグロ)』なしの「アサルトコンバット」表記。
- Zシリーズでは敵に急速接近を行いながら一斉射、タックルを行いアームパンチ後に超至近距離でヘヴィマシンガンを撃ち込むという構成。背景はサンサの砂漠をイメージしたもので、タックル時に肩が一瞬赤くなる。
- 『T』『30』では、Zシリーズの構成を踏襲しつつ作中の奇襲シーンをオマージュした演出になっており、原作ではキリコの隣に並び立っていたグレゴルー達3人の機体の幻影が稲光によって暗雲の中に浮かび上がる演出がある。
- プラトゥーン・コンバット
- グレゴルー機が使用可能。Platoon=小隊の技名の通りムーザ機、バイマン機と同時に3機で一斉攻撃を行う召喚攻撃。
- ちなみに、グレゴルー機はハンディロケットガンとショルダーミサイルポッドを、ムーザ機はヘヴィマシンガン改を、バイマン機はソリッドシューターを使用している。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 換装
- キリコ機のみ。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 全ての武器のCRT+30
- 『第2次Z』キリコ機。
- 移動力+1
- 『第2次Z』グレゴルー機。
- 移動力+1。全ての武器のCRT+30
- 『T』『30』キリコ機。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「炎のさだめ」
- TVシリーズOPテーマ。
- 「THE UNIVERSE END M-14」
- 作中BGM。『破界篇』のグレゴルー機で採用。
- 「吹きすさぶ逆風」
- 『30』スポット参戦時のBGM。スパロボオリジナル曲。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- スコープドッグ・ターボカスタム
- 原型機。