「藤堂鏡志朗」の版間の差分
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2022年2月5日 (土) 19:25時点における版
藤堂鏡志朗 | |
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読み | とうどう きょうしろう |
外国語表記 | Kyoushirou Toudou |
登場作品 | |
声優 | 高田裕司 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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異名 | 奇跡の藤堂 |
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
生年月日 | 皇暦1980年1月3日 |
年齢 | 37歳 |
所属 | 旧日本軍→日本解放戦線(客分)→黒の騎士団(軍事総責任者)→統合幕僚長 |
軍階級 | 中佐 |
藤堂鏡志朗は『コードギアス 反逆のルルーシュ』および『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の登場人物。
概要
旧日本軍の中佐。「奇跡の藤堂」の異名で呼ばれ、四聖剣と呼ばれる専属の4人の部下がいる。
反ブリタニア帝国を掲げた武装組織である「日本解放戦線」の客分となっていたが、ゼロによってその実力を見込まれ、彼の率いる黒の騎士団へ四聖剣と共に参加する。
人物
鋭い眼つきに歴戦の猛者を感じさせる精悍な風貌が特徴。
武人に相応しい勇ましさと風格の持ち主で、その異名に相応しい優れた剣技とナイトメアフレームの高い操縦技術を兼ね揃えている。加えて部下想いでもある為に、四聖剣のメンバーは勿論、日本解放戦線のメンバー達からも大きな信頼を得ていた。また、異名については中華連邦や敵であるブリタニア軍からも「将軍と騎士の器を持つ者」として一目置かれていた。かつては、枢木神社の麓の武道道場で師範代を務めており、門下生だった枢木スザクとも面識がある。ちなみに、四聖剣の一人である千葉凪沙には長年想いを寄せられているのだが、藤堂は一向に気付いておらず、不満を抱かれている。
黒の騎士団に参加したメンバーの中では正規の軍人でもある為に、入団早々より軍事面の総責任者に就任し、実働部隊の切り込み隊長兼団員達の教官として活躍する貴重な人材となっており、黒の騎士団が軍として統制された行動を可能になったのも、藤堂の存在があってこそと言える。また、7年前よりナイトメアフレームの力の脅威を目の当たりにしてきた事から、対ナイトメアフレーム戦を徹底的に研究しており、構築させたデータリンクによる自らと四聖剣の搭乗するナイトメア5体の連携攻撃は、コーネリア・リ・ブリタニアの親衛隊を相手に互角以上の戦いを発揮している程。
来歴
無印
本編より7年前、神聖ブリタニア帝国による日本への軍事侵攻を開始し、戦争が勃発。内閣総理大臣であった枢木ゲンブが自害(実際は息子のスザクがゲンブを殺害している)した事で、旧日本軍の士気は大きく低下し、最終的に日本はブリタニアに全面降伏した結果、「エリア11」と呼ばれる属領となった。しかし、この戦いの中でも藤堂の指揮していた部隊の戦いである「厳島の奇跡」と呼ばれる戦いでは、藤堂の率いる日本軍側の勝利で終わり、この時より藤堂は「奇跡の藤堂」という異名で呼ばれる事になった(この戦闘の詳細は小説版で明らかにされている)。
7年後の現在、日本人達が「イレヴン」と呼ばれ、入植してきたブリタニア人に人権を認められず迫害を受けていた中、藤堂は四聖剣のメンバー達と共にブリタニアの反抗勢力である「日本解放戦線」に客分として所属し、エリア11内の反ブリタニア勢力の精神的支柱となっていた。しかし、長年戦い続ける中、圧倒的な力を持つブリタニアを相手に日本を奪還出来る見込みが無い現実を痛感していた事で、片瀬帯刀を始めとする日本解放戦線の面々に過大な期待を寄せられる事に重圧を感じており、ナリタ戦後にて遂にブリタニアに捕らえられてしまった結果、自らは処刑を受け入れるつもりでいた。だが、処刑の直前にゼロが救出に現れ、「奇跡を起こした責任」を説かれた事により、一念発起して黒の騎士団への協力を決意する。
以降は黒の騎士団の軍事面の総責任者として、専用仕様の無頼改や日本製のナイトメアである月下の専用機に搭乗して戦い、数多くの戦果を挙げていくことになる。しかし、ブラックリベリオンの際には、四聖剣のメンバーと共に全軍の先頭に立って指揮を執り、一時はブリタニア政庁にまで迫るが、ゼロの突然の戦線離脱に加え、自らに作戦指揮の全てを委譲された結果、ギルバート・G・P・ギルフォード率いるグラストンナイツに反撃を許してしまう隙を突かれ、悪化する戦況を立て直せずに敗北。ブリタニア軍に拘束される事になった。
R2
卜部巧雪を除く四聖剣のメンバーや、黒の騎士団の主要メンバーと共に投獄の身となっていたが、自らを犠牲にした卜部の決死の行動によってゼロが復活。ギルフォードにゼロを誘き寄せる為の餌として他のメンバー共々公開処刑に晒されそうになるが、そこに現れたゼロの奇策によって処刑を免れ、ゼロや紅月カレンによって救出される。ブラックリベリオン時に突然戦線離脱したゼロについては思う所があったものの、処刑される寸前で助け出された恩や彼の才覚を認めていた事もあって、再び協力する道を選び、扇要と共にその場を収める。
その後は、月下に搭乗して、エリア11の新総督になるナナリー・ヴィ・ブリタニアの座乗するログレス級戦艦の襲撃作戦に参加するも、ブリタニアの最高戦力であるナイトオブラウンズの出現により、四聖剣の一人である仙波崚河を失う事になる。その後は、ナナリーの提唱した「行政特区日本」の式典会場に参加し、百万人のゼロの一人として黒の騎士団の面々と共に中華連邦に亡命。ラクシャータ・チャウラーより新型ナイトメアである斬月を受領し、その選任パイロットとなる。また、超合集国誕生後は統合幕僚長の地位を得る事になる。
第二次トウキョウ決戦にて、スザクのランスロット・コンクエスターの放ったフレイヤの爆発に巻き込まれて四聖剣の一人である朝比奈省悟が戦死してしまい、ナナリーの奪還しか頭にないルルーシュの命令に背く形で全軍を撤退させる。その直後にシュナイゼル・エル・ブリタニアとカノン・マルディーニの二人が斑鳩に乗り込んできた事で、黒の騎士団側の代表の一人として対面。そこでゼロの正体がブリタニア帝国の元・第11皇子ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである事や彼の持つギアスの能力について教えられ、その能力に掛かった人間の中に、日本解放戦線時代に恩のある片瀬や草壁が含まれていた事を知る。しかし、ディートハルト・リートがこれまでのゼロの功績を理由に擁護するのに対し、藤堂も敵であるブリタニア側の荒唐無稽に等しい主張を鵜呑みにしてしまう事を危惧して判断を決め兼ねていた様だが、そこにヴィレッタ・ヌゥの口車に乗ってしまった扇が現れて、シュナイゼルの主張の全てが「真実」であると断定。戦死する直前の朝比奈の「ゼロは信用出来ない」という言葉も思い出した結果、半ば状況に流される形で扇達のルルーシュ抹殺に加担してしまうも、ロロ・ランペルージの搭乗する蜃気楼に阻まれた結果、ルルーシュを取り逃がす事になった。
ルルーシュがシャルル・ジ・ブリタニアに代わるブリタニアの皇帝に就任し、「ナイトオブワン」であるビスマルク・ヴァルトシュタインが「ナイトオブゼロ」であるスザクに打倒された後、エリア11のアッシュフォード学園でブリタニアの超合集国への参加を決める会議が行われるが、黒の騎士団側はルルーシュの支配するブリタニアを受け入れる意思など毛頭無く、強引な捕縛に乗り出すも失敗。それを見越していたルルーシュの意を受けたスザクのランスロット・アルビオンの突入を許し、皇神楽耶や天子を始めとする超合集国の首脳陣が捕らわれてしまう最悪な事態となってしまい、司令官である黎星刻の判断で、シュナイゼルの指揮下に入る形でブリタニア軍との決戦に突入する。ルルーシュのギアスに操られた兵士達は難無く撃破していったが、フジサンのサクラダイトを起爆させた火山弾の攻撃を受けて負傷してしまい、それでも戦闘を続行しようとするも、スザクのランスロット・アルビオンに撃墜されてしまう。脱出して生還するものの、負傷を押して無理矢理出撃しようとした所を千葉によって必死に制止され、大竜胆で治療を受けていた所で敗戦を迎える。
2ヶ月後、皇帝ルルーシュに背いた重罪人の一人として処刑を待つ身となっていたが、ルルーシュとスザクによって決行されたゼロレクイエムによって、スザクの扮したゼロがルルーシュにとどめを刺す光景を目撃。その俊敏な動きを見た藤堂は、ゼロに扮しているのがスザクだと気付いていたが、二人の覚悟を無駄にしたくないカレンによって、正真正銘のゼロであると告げられる事になった。
ピクチャードラマによると、ゼロレクイエム後は千葉と供に日本政府に残り活動している。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作品。担当声優の高田裕司氏は当作品でスパロボ初参加。原作と違いナリタ戦の最中に仲間になる。元々口数が少ないというのもあるが、共通ルートでの会話シーンが極端に少ない。燃費改善のためのEセーブとエースボーナスを活かす底力を養成しよう。また、PVには旋回活殺自在陣の1シーンが組み込まれている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 前作での会話があまりに少ない事への反省か、会話シーンが大幅に増えた。ミスター・ブシドーが出るたびに刹那に対しほぼ必ず注意を促す。ちなみに前作でもそうなのだが、顔グラフィックが一つしかない。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- カレンの口から語られるのみで、登場しない。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 扇や千葉、玉城らと共に、サイデリアルの支配に抵抗する新日本のレジスタンス「新日本義勇軍」の指揮官として登場。
- 会話シーンのみの登場でパイロットとしては使えないが、その代わり(?)顔グラフィックが増えた。最終話開始時のデモで斬月に乗って地球圏防衛に参加しているのが確認できる。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 「月下(藤堂機)」のパイロットとして登場。
- スーパーロボット大戦DD
- 1章Part4から登場するNPC。
パイロットステータス
能力値
実戦経験の多さからか、コードギアス勢でトップランクの実力者。特に格闘はスーパー系主役にすら匹敵する高さを誇る。魂を持たず火力ではカレンに劣るが、生存能力の高さは彼女を遥かに凌ぐ。『再世篇』では生存能力をC.C.に持っていかれた上にカレンの搭乗機がガンガン強化されること、さらにもう一人の主役・スザクの参入で単独戦力はガタ落ちしたが、朝比奈・千葉と組んで真価を発揮するようになった。
精神コマンド
特殊スキル
- 第2次Z
- 指揮官L3、見切り、カウンターL5(L7)
- 自機の特性上、敵の真ん中に突撃する傾向が強いため、味方に先んじて突撃すれば指揮官技能を生かしやすい。カウンターで敵を先んじて潰し、見切りで連続ターゲット補正を軽減、事故はエースボーナスでしのぐ…と、単機特攻しても生き残れる生存能力の高さは流石の一言。『再世篇』ではそうもいかないので、四聖剣やゼロと歩調を合わせて進軍すべし。
エースボーナス
- HPが0になる攻撃を受けた場合、一度だけHP10で生き残る
- 『第2次Z破界篇』で採用。
- 「厳島の奇跡」を起こした男が、本当に奇跡を起こして生き残ってしまうボーナス。回避を主眼としている彼との相性は抜群。彼が初期で底力を持たないことだけが悔やまれる優秀なボーナス。
- キリコに欲しいボーナスと言われていたが、再世篇ではC.C.のボーナスとなった。
- 自軍フェイズ開始時、自分以外の味方ユニットの気力+2
- 『第2次Z再世篇』で採用。
- 生き残りの方はC.C.に持っていかれて生存能力がガタ落ちしたが、自軍全体に効果がある分強力。サンドマンと同時に出撃すれば、手番が来るだけで自軍の気力が4上がる(自身はサンドマンからの恩恵で2上がる)。
人間関係
- 千葉凪沙
- 四聖剣のメンバーで、旧日本軍時代からの藤堂の部下。藤堂に恋心を抱いているが、藤堂本人は全く気付いていない。
- 朝比奈省悟
- 四聖剣のメンバーで、旧日本軍時代からの藤堂の部下。「藤堂さんのいる場所が俺のいる場所」と言うほど、彼を尊敬している。
- 仙波崚河
- 四聖剣のメンバーで、旧日本軍時代からの藤堂の部下。藤堂よりも年上のベテラン軍人。
- 卜部巧雪
- 四聖剣のメンバーで、旧日本軍時代からの藤堂の部下。
- 枢木スザク
- かつて開いていた武道道場の門下生であり、面識がある。武道に対する才能を見出し評価していた。藤堂を尊敬していたためか、彼の処刑執行人に選ばれた時には焦りが生じていた。
- 桐原泰三
- 桐原財閥の総帥。枢木ゲンブの死の真相を知る数少ない人物同士。
- ゼロ(ルルーシュ・ランペルージ)
- 捕らえられた際に彼に救出されたことにより、黒の騎士団へ入る。正体のルルーシュとは極東事変前に面識がある。
- 後にシュナイゼルによって正体とギアスによって聞かされ、どうするか判断を決め兼ねていたが、扇がシュナイゼルの主張を「真実」と断定し、死んだ朝比奈の言葉を思い出した事もあって、半ば流される形でゼロと決別する道を選んでしまった。その結果、他の黒の騎士団のメンバー共々最悪な事態に追い込まれていく事に。
- ディートハルト・リート
- 暗躍を得意とする彼とは気が合わないが、そこはゼロにより抑えられている。藤堂も自分に出来ない事をディートハルトが出来る事を理解はしている。
- ギルバート・G・P・ギルフォード
- ナリタ攻防戦以降対峙することが多い。その異名もあってか、ギルフォードからはライバル心の様な物を抱かれている節があるが、藤堂本人は特に関心が無い模様。
- 『R2』のOPではトウキョウのゲットーを背景に戦っているが、本編ではその様な対決は無い。
- 片瀬帯刀
- 日本解放戦線のリーダー。ブリタニアからの逃亡生活にあった藤堂らを組織に客分として招き、幹部待遇で迎え入れた。本人はリーダーとしては疑問符の生じる人物ではあったが、その恩もあり忠誠を尽くしていた。片瀬は厳島の奇跡の事もあり藤堂に過大に期待を寄せていたが、藤堂はそれをかなり重荷に感じていた。
他作品との人間関係
- グラハム・エーカー(ミスター・ブシドー)
- 『第2次Z破界篇』で、新兵時代厳島の奇跡に立会い、藤堂の武士道に恐怖した過去を持ち、以来藤堂に対し敬意と畏怖の念を抱いている。『第2次Z再世篇』序盤では安慶基地の収監所で彼と対面するが、藤堂の影響により「士道を歩む決意を固めた」と語る彼に対し、当人は「心当たりが無い」と困惑していた。対話を終え、去った後に彼が「極みには達せない」事を察していた。以降、彼との対峙の度に、彼の戦いと信念を見極めていく事になる。
- 刹那・F・セイエイ
- 『第2次Z再世篇』ではブシドーの登場の度に、彼にブシドーへの注意を促す。
- ホーマー・カタギリ
- 『第2次Z再世篇』では昔馴染みの間柄だが、藤堂は彼を快く思っていない模様。ブシドーを介して、アロウズに引き入れようとする彼からの誘いを拒否した。
- シン・アスカ
- 『第2次Z再世編』序盤で、もしクラッシャー隊と合流して戦うことになっても、「わかってもらうまで言葉で尽くす」という彼の決意に感銘を受け、自分達黒の騎士団もその覚悟でやってみると誓った。
- ヴィラル
- 『第2次Z再世篇』で、反政府活動をしていた彼の戦いを生命をかけて戦っていたと評していた。これを見た藤堂は、暗黒大陸で起きている戦いがただの人間と獣人の争い事ではないと感づく。
名台詞
- 「一度は捨てた命だ。惜しくは無い。」
- 看守に「何か言い残すことはないか?」と聞かれて。直後にゼロに救出され、再び戦う道を選ぶ。
- 「なら君はその道を行け!」
「勝つにしろ負けるにしろ、全てを出し切らなければ何も獲得出来はしない!それは国でも個人でも同じこと!!」 - 「認められて変えていける力」を説くスザクに対して。かつての教え子の生き様を肯定する。これ以降は『スザク君』から『柩木』へと呼称を変え、敵として扱う。
- 「勝てない戦と負け戦は別物だ。心得ているようだな、ゼロ!」
- ランスロットの搭乗者がスザクだと知り、撤収命令を出したゼロに対して。幸運(?)にもブリタニアの援軍が到着したため、結果的には正しい判断となった。
- 「反対だ。その様な卑怯なやり方では、日本人の支持は得られない」
- ブリタニアの象徴足り得る存在となったスザクを、暗殺すべきと提案したディートハルトに対して。
- 「藤堂鏡志朗、まかり通る!」
- 千葉、朝比奈の二人と共に中華連邦、ブリタニア連合軍に応戦しながら発した言葉。『第2次Z』で戦闘時セリフとして採用された。
- 「哀れだな!ギアスによって操られる兵士とは!」
- 富士決戦にて皇帝ルルーシュ率いるブリタニア軍を相手にする際に放ったセリフ。確かに言っている事自体は正しいが、この時の黒の騎士団もシュナイゼルに操られる哀れな集団である。
スパロボシリーズの名台詞
再世篇
- 「否…! アロウズに義は無い!」
- 『第2次Z再世篇』序盤、ブシドーからアロウズへの入隊を勧めるカタギリ司令の意思を伝えられるも、これをきっぱりと拒絶する。
- (ミスター・ブシドー…私情で剣を抜く者では、士道の極みに達する事は出来んぞ)
- 対話を終え、収監所から去るブシドーに士道の何たるかを説いたモノローグ。
- 「お前の偽りの仮面は既に紅月の鉄拳が砕いた。これからお前がかぶるのは戒めの面だ」
- 「超合集国決議第壱号」冒頭、全てを告白したルルーシュに対して。彼の真意を知った上で、改めて彼を黒の騎士団の総帥、ZEXISの一員と認め、藤堂なりの言葉で叱咤・後押しする。
- 「それは違うぞ、枢木!」
「お前の中の迷いが剣を鈍らせた! そして、今のお前はそれを知りながら、認めようとしていない!」
「なればこそ、自分の想いに実直になれ! 今のお前は結果を求めるといいながら、目先のことに囚われている!」 - 「超合集国決議第壱号」にて、スザクを撃破した際の会話。方途を見失ったまま戦うかつての教え子に、その矛盾を真っ向から突きつける。
- 「我々はゼロを信じた。同時に枢木という男も信じたい」
「あの二人は道は違えど、同じものを目指しているはすだからな」 - 「超合集国決議第壱号」より。相反する二人の意志を認め、双方に期待を託した。
- 「武士道とは死ぬ事と見つけたり…。生きるために生命を捨てたか」
「見事だ、ミスター・ブシドー」 - 『再世篇』終盤、「ブシドー」の最後の戦いを見届けて。
天獄篇
- 「侵略者よ! 日本人の誇りを舐めるなよ!」
「この国は何度でもよみがえる! たとえ街が焼かれても、我々の魂は死なん!」 - 第8話「第2次トウキョウ攻防戦」より。圧倒的な武力で日本を占拠しようとするバルビエルに対する啖呵。
搭乗機体
余談
- 「奇跡の藤堂」の異名からファンからは「ミラクル」と呼ばれる事もある。