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:終盤、原作でいう大アトゥーム計画にあたる「[[オシリス計画]]」を発動させ、異次元同盟を通じて入手したC.U.B.E.(X.E.N.O.N.)を使ってザール星系の[[太陽]]を爆発させる事によってヌビアの新次元を創造しようと画策。最後は複数の[[偽物|影武者]]を用意して自軍の攻撃を振り切り計画を完遂させようとするものの、直前に艦内に潜入した[[フェアリ・ファイアフライ|フェアリ]]の手でプログラムを書き換えられたことで太陽は爆発せず計画は不発。計画完遂を確信して乗艦もろとも太陽に飛び込み、そのことを知る由もなく自滅に近い最後を迎えた。
  
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;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
 
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:'''[[指揮官]]L4'''
 
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2019年10月19日 (土) 14:57時点における版

カーメン・カーメン
外国語表記 Karmen Karmen
登場作品

J9シリーズ

声優 田中和実
初登場SRW スーパーロボット大戦α外伝
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
所属 ヌビア・コネクション
役職 首領
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カーメン・カーメンは『銀河旋風ブライガー』の登場人物。

概要

アフリカを拠点とする犯罪組織ヌビア・コネクションの首領。

先代亡き後、ライバルを次々と暗殺して首領の地位に就く。その後辣腕を振るい他のコネクションを次々と併合、最終的には太陽系改造する「大アトゥーム計画」までを実行する。大宇宙の声を聞けると自ら語るシャーマンでもあり、大アトゥーム計画は、その宗教的使命感の現れでもある。彼が首領に就任してからのヌビア・コネクションはカルト教団の様相すら呈した。

コネクションの組織力と多数の影武者を用いて常にコズモレンジャーJ9の先手を取り、大アトゥーム計画を成功に導くと共に、J9最後の猛攻をも切り抜けて爆発寸前の木星にその身を投じ、己の信仰に殉じた。

続編銀河烈風バクシンガー』では、生まれ変わりと称するカーメン18世が、『銀河疾風サスライガー』ではカーメン25世が登場する(共にSRW未登場)。また、I・C・ブルースが尊敬する(歴史上の)人物として挙げている。この事から、事実はどうであれ『新たな太陽系を創った偉人』としてその名が伝えられているようだ。

登場作品と役柄

他作品の様々な人物が、カーメン・カーメンのコブラの餌食になっている。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
初登場作品。担当声優の田中和実氏もスパロボシリーズ初参加。第7話でデキムを暗殺し、第8話「ヌビアは笑う」にて初登場。DVEでインパクトのある登場をする。一応、熟練度次第では戦う事が可能であり、撃墜も不可能ではないがかなり厳しい。その後、未来世界にてムーンレィスの客人として登場、アグリッパ暗殺に関わり、第40話「ABAYO」で決着を付けることになる。
戦闘時にはカーメン・カーメン旗艦に搭乗し、バンブルビXOを引き連れてくるほか、未来編では何処から仕入れたのかマグマ獣獣士化石獣、更にはガンテグレイドンまで持ち出してくる。最終決戦では非常に弱いバンブルビしか連れて来ないのでなんとも拍子抜けしてしまうが、本人を撃破すると、なんと戦艦と本人が二体に増えて再登場し、条件を満たすと更に増えるという予想外の展開が待ち構えている。
なお、あくまでも倒したのは未来世界のカーメンであり、現代世界のカーメン(ならびにヌビア)は健在であったはずなのだが、『α外伝』以降のαシリーズに作品自体が参戦しなくなったため、有耶無耶なまま終わった。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
ヌビア・コネクションの活動範囲が外宇宙までに拡がっており(というより外宇宙に本拠地がある様子)、ブラディ・シンジケート新惑星連合らとも繋がりがある。またギワザ・ロワウとの密約でステラ・コバンを暗殺、バードランド領主も炊きつけた上で失敗した彼をブラディ・ゴッドの依頼で暗殺、さらにはエドン国と新惑星連合の対立を沈静化しようとしたオズマ・ドラーゴナーカ・シンタルを目障りな存在として始末する。
終盤、原作でいう大アトゥーム計画にあたる「オシリス計画」を発動させ、異次元同盟を通じて入手したC.U.B.E.(X.E.N.O.N.)を使ってザール星系の太陽を爆発させる事によってヌビアの新次元を創造しようと画策。最後は複数の影武者を用意して自軍の攻撃を振り切り計画を完遂させようとするものの、直前に艦内に潜入したフェアリの手でプログラムを書き換えられたことで太陽は爆発せず計画は不発。計画完遂を確信して乗艦もろとも太陽に飛び込み、そのことを知る由もなく自滅に近い最後を迎えた。

パイロットステータス

精神コマンド

α外伝
覚醒隠れ身かく乱戦慄

特殊技能

α外伝
指揮官L4
GCXO
底力L8、指揮L4

人間関係

コズモレンジャーJ9
互いに因縁のある宿敵。
大アトゥーム神
謎の意識体。ヌビアのための新世界を作るべくカーメンに指示を与えていたが、その正体は最後まで謎だった(EDクレジットでは「神の声」と表記されており、本当にカーメンが崇めていた存在であったかすらもはっきりしない)。SRW未登場。
カーメン18世、カーメン25世
それぞれカーメン・カーメンの生まれ変わりを自称する者達。共にSRW未登場。
ブルース・カール・バーンステイン
銀河疾風サスライガー』の主役の一人。作中においてカーメン・カーメンを尊敬する(歴史上の)人物として挙げている。

他作品との人間関係

カーメン・カーメンのコブラの餌食になった人達

デキム・バートン
α外伝』の現代世界にて彼に支援を送っていたが、最終的にコブラをけしかけて暗殺した。なお、彼を殺したコブラは破嵐万丈によって銃撃されて処分された。カーメン本人は「役目を終えた」と言っている。
アグリッパ・メンテナー
『α外伝』の未来世界にて彼と手を組んでいたが、最終的にコブラをけしかけて暗殺した。なお、彼を殺したコブラは木戸丈太郎によって銃撃されて処分される。その一部始終を見たハリー・オードは「ディアナ・ソレルに仇をなした者にふさわしい末路」と評した。
バードランド領主
GCXO)』にて、彼を炊きつけたが失敗した為、それも含めて自分の領域に手を出す彼を目障りに思ったブラディ・ゴッドの依頼でコブラをけしかけて暗殺した。
ステラ・コバン
『GC(XO)』にて、彼をギワザ・ロワウの依頼で暗殺した。なお、ステラを殺したコブラは神隼人に処分される。
オズマ・ドラーゴナーカ・シンタル
『GC(XO)』にて、エドン国と新惑星連合を和解させようとした彼らを目障りな存在だとして暗殺し、トラウマイベントを引き起こす。

カーメン・カーメンに対する依頼者

ギワザ・ロワウ
『GC(XO)』にて密約を交わしステラ・コバンを暗殺させる。この話を聞いたギャブレット・ギャブレーがヌビアの事を知っているため、ペンタゴナでも名が売れている模様。
ブラディ・ゴッド
『GC(XO)』では親交があるというより所謂腐れ縁。目障りなバードランド領主を暗殺させ、その報酬を渡した(ブラディ本人はバードランド領主がヌビアに関わっていた事を知らなかった)。

その他

破嵐万丈
『α外伝』にて、彼にデキム・バートン暗殺の件を問われた。
ヌビア教団員
『GC(XO)』における部下。彼らは本来『銀河烈風バクシンガー』に登場するキャラで、原作ではカーメン18世を崇拝している。ただし、『GC(XO)』におけるグラフィックは『ブライガー』のヌビア兵のものになっている。

名台詞

「ハハハハハ…ハハハハハ!」
様々な場面で発する高笑い。BGM「カーメンカーメン」と共に彼の不気味さ、得体の知れなさを強調していた。
「私に触れて、生き遂せた者はいない…」
「クズはクズらしい死に方をするもの…」
SRWにおいては戦闘台詞の代表的なものだが、本来は原作29話『たそがれの挑戦者』において、カーメンがJ9に追われていたヌビア幹部のゴロゾフ(SRW未登場)と鉢合わせをした時にゴロゾフに対し口走った台詞で、しかも従来のようなキングコブラでの暗殺ではなく、何とJ9の前で部下に命じて銃殺刑に処すという展開だった。
「私の全ては聖アトゥーム神に捧げねばならん…ノルビ、世話になったな。また会おうぞ」
原作最終話より。アトゥーム神に身を捧げるべく禊の儀式に入る際側近ノルビ(SRW未登場)に計画をスケジュール通り進めるよう言付けた上で、続けて彼にかけた言葉。自らに恭順を示す者にさえも無慈悲なる超越者として振舞ってきた彼も、最後には傍で尽くしてくれた側近にその働きを労った。その再会は新しい世界でいつ来るやも分からぬ来世、であろうか。
「J9の諸君、ようこそ。私の所に飛び込んでくるとは見上げたものだな…ハハハハハ!」
その後大アトゥーム計画完遂を目前に控え、木星のヌビア基地でJ9と対峙するカーメン。妖術のような技を使い、多数の分身で生身のJ9と立ち回る。しかし、それらは全て影武者であり…。
「J9、私を倒すことは永遠に出来んな。この勝負、私の勝ちだ。」
「ハハハハハ!さらばだ、J9!」
本物のカーメンは禊を終え、J9を尻目に爆発寸前の木星へと消えていった。

スパロボシリーズの名台詞

「オズマ・ドラーゴよ。お前の活躍により、新惑星系の連合は成った…」
「だが、トクガー王家と新惑星連合を融和させようというお前の行為は許されぬ…」
GCXO)』第44話「エドン国動乱」より。オズマ・ドラーゴナーカ・シンタルを目障りな存在と断定し暗殺した動機。

搭乗機体

カーメン・カーメン旗艦
カーメン・カーメンが搭乗するヌビア・コネクションの旗艦。劇中ではブライガーとの戦闘機会は無かった。

余談

  • 田中和実氏の声優デビュー作である。
  • カーメンが参加する作品では彼よりも扱われる蛇の方が知名度が高く、後述を見れば分かるように沢山の人が彼の蛇の犠牲になっている。アンソロでも多数の作者からネタにされている。