「ロックマン (ゲーム)」の版間の差分
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:これに歌詞を付けた'''「おもいではおっくせんまん(思い出は億千万)」'''も有名。なお、この歌詞はニコニコ動画のコメント等で複数のユーザーの手により徐々に完成されていったものと見られており、原詞者の特定は難しいとされている。 | :これに歌詞を付けた'''「おもいではおっくせんまん(思い出は億千万)」'''も有名。なお、この歌詞はニコニコ動画のコメント等で複数のユーザーの手により徐々に完成されていったものと見られており、原詞者の特定は難しいとされている。 | ||
2018年9月24日 (月) 23:35時点における版
- ゲーム作品 1987年12月17日発売(ファミリーコンピュータ)
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦X-Ω(2018年)
概要
カプコンが発売する横スクロールアクションゲームシリーズの第1作目、およびその総称。ロボットと言わず、ゲーム史上に名を残すアクションゲームの金字塔の一つである。複数のステージから好きなステージを選択して攻略出来、倒したボスからそのボスの持つ特殊武器を獲得、さらにその武器が別のボスの弱点となっているといった要素がシリーズ共通の特徴。
すべてのロックマンシリーズの原点であり、エグゼ・流星を除くシリーズは(詳細な関係はボカされているものの)いずれも本作の未来にあたる。
ストーリー
西暦200X年、悪の天才科学者Dr.ワイリーはライト博士の開発した6体のロボットを奪って改造し、世界征服を始める。家庭用お手伝いロボットであったロックは自ら改造を志願し、ロックマンとなってDr.ワイリー打倒を目指すのであった。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- トーマス・ライト
- 平和のためのロボットを開発する科学者。心優しき天才であり、作中世界におけるロボット工学の父。
- その技術力は後の時代をも凌駕しており、当時の天才をもってしても彼の遺産を完全には解明できなかったほどである。一方でお人好し過ぎる性格は欠点でもあり、シリーズでは幾度もワイリーに騙されている。
- アルバート・W・ワイリー
- 通称、Dr.ワイリー。世界征服を企む悪の天才科学者。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- ロックマン
- 元々は家庭用お手伝いロボット「ロック」だったが、Dr.ワイリー打倒のため自ら戦いに身を投じた正義のロボット。
- ブルース
- プロトタイプとして開発されたロックマンの兄貴分。
- ロール
- ロックマンの妹分のお手伝いロボット。
- ライトット
- ライト博士の弟子を自称するロボット。『7』より登場。ステージ中に落ちているネジを渡すことで様々なアイテムと交換してくれる。
- ラッシュ
- ロックマンのサポートをする犬型ロボット。様々な形態への変形機能およびロックマンとの合体機能を持つ。『3』より登場。
- エディ
- ロックマンのサポートをする小型ロボット。ステージ中に登場しランダムで回復アイテムや1UPカプセルを出してくれる。『4』より登場。
- ビート
- ロックマンのサポートをする鳥型ロボット。『5』より登場。彼のみライト博士ではなく、コサック博士(『4』に登場)の製作である。
- 能力は作品によって異なり、『5』『6』では画面内の敵を自動で攻撃する。『7』では穴に落ちた時に引き上げてくれる。
- タンゴ
- ロックマンのサポートをする猫型ロボット。『ワールド5』『未来からの挑戦』にのみ登場する。
- フォルテ
- Dr.ワイリーがロックマンを模倣して開発したライバルロボット。
- ゴスペル
- フォルテのサポートをする狼型ロボット。
- レゲェ
- ワイリーが孤独さを紛らわすために製作した鳥型ロボット。『ロックボート』『7』『10』にのみ登場する。
- デューオ
- 悪のエネルギーを撲滅させるために外宇宙から来たロボット。『8』『バトル&チェイス』『パワーファイターズ』にのみ登場する。
- ワイリーマシン○号
- ワイリーが直々に搭乗する機動兵器であり、ナンバリングタイトルのラストボス(例外あり)。○の部分には主にナンバリングと同じ数字が入る。一度破壊されるとワイリーが登場し、攻撃パターンも変化する。
- ワイリーカプセル
- ワイリーマシンに搭載された脱出装置。『4』から登場。形状は作品ごとに異なる。脱出装置というもののゲーム的にはラストボスの最終形態であり、作品によっては本体より強力な場合も。
ワイリーナンバーズ
用語
- ライトナンバーズ
- ライト博士が開発したロボットたちの総称。『ロックマン』と『ロックマン9』のボスはこちらに分類される。
- ワイリーナンバーズ
- Dr.ワイリーが開発したロボットたちの総称[1]。
- 『ロックマン2』~『ロックマン8』まではプレイヤーがボスをデザインする募集企画が行われていた[2]。
- E缶
- 『ロックマン2』から登場した回復アイテムで「エネルギー缶」の略。作品によってストック出来る数は異なるが、いずれも任意のタイミングでライフを全快できる点は共通。武器エネルギー用の「W缶」、ライフと武器エネルギーを回復する「S缶」といった種類もある。具体的な使用方法は『スーパーアドベンチャーロックマン』ではE缶の底にあるソケットにロックバスターに変形させた腕を接続する事で使用しているが、一部のメディアミックス作品においてはロボットにとっての飲み物のように描写されている。
- 『X-Ω』のイベントではBPのアイコンとして登場。
- ロボット三原則
- 元々は実在の人物アイザック・アシモフが自身の作品に適用したものであるが、本作では重要な位置に存在する。ロボット工学の原則とも呼ばれる。内容は以下の通り。
- 第1条:ロボットは人間を傷つけてはならない。また、危険を看過して人間に危害を及ぼしてはならない
第2条:ロボットは第1条に反しない限りで、人間の命令に従わなくてはならない
第3条:ロボットは前掲1条及び2条に反しない限りで、自己を守らねばならない
- 第1条:ロボットは人間を傷つけてはならない。また、危険を看過して人間に危害を及ぼしてはならない
- この原則に従い、ロックマンは劇中で人間に直接的な危害を加えた事は1度もないが、客演作品では特にその限りではない。
楽曲
- 「Dr.WILY STAGE 1」
- 『2』ワイリーステージ1・2面BGM。『X-Ω』では参戦発表PVに使用された他イベント限定BGMとしても使用される。
- これに歌詞を付けた「おもいではおっくせんまん(思い出は億千万)」も有名。なお、この歌詞はニコニコ動画のコメント等で複数のユーザーの手により徐々に完成されていったものと見られており、原詞者の特定は難しいとされている。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初参戦作品。ロックマンシリーズ30周年を記念して期間限定参戦となる。ロックマンとブルースが味方ユニットして登場、敵およびイベント報酬ユニットとしてフォルテと『2』のワイリーナンバーズが全て登場する等、ロックマンシリーズの要素を総合的に盛り込んだ形での参戦となっている。ロックマン・ブルース・フォルテはボイス付きパイロットパーツも登場し、『8』の声優陣がおよそ20年ぶりに新録をしている。
- 全てのユニットグラフィックが3Dポリゴンで描写されている『X-Ω』において、『2』と『10』の8bitドットをベースとした初の2Dグラフィックを採用している。また挙動時の効果音もゲーム本編に準拠したものになっている。それだけに留まらず、BPポイントの表現がE缶に置き換わる・レア強敵出現時にはボスステージ選択画面が出現して有名な例のステージ決定BGMが流れる等、非常に愛の篭った演出となっている。
- ワイリーナンバーズのユニットは全て大器型SRユニットで、入手時点で全てのアビリティが解放済みという特殊仕様となっている他、特定のボスに対して大ダメージが与えられる特殊特効持ちのため、ランダムで出現するレア強敵に対する有効手段となっている。
余談
- 海外では「MEGA MAN(メガマン)」のタイトルで発売されている。これは、ロックに麻薬(特にコカインの塊を指す)の意味があるため。
- ゲーム中、ロックマンのライフが0になったときの効果音はファンから「ティウンティウン」と表現されているのはあまりにも有名である。
- 『4』および『5』のボスキャラデザインでは、後に『アイシールド21』や『ワンパンマン』を手がける村田雄介氏が応募し、採用されていた。
- ゲーム最終盤、各ボスを再び倒すステージが有る(ナンバリングによって、ルート上に決められた順番に戦うタイプと全ボスに通じる複数のカプセルや転送機を通して戦うタイプの二種類が存在する)。もっともこの時点で全ての特殊武器を持っている主人公からしてみれば楽に戦えるため、ファンから通称「被害者の会」と表現されている。
- 前述の「おもいではおっくせんまん」にはJAM Projectが歌唱したバージョンも存在する。
- 海外版の第一作のパッケージでは青と黄色の全身スーツを着て拳銃を持った中年男性といったオリジナルと大幅に異なる容姿をしていた。この原作とかけ離れたデザインは海外でも話題となることが多く、「Bad Box Art Mega Man(略称・BBA Mega Man)」等と呼称される。
- 第二作からデザインはアメコミ調ながらも国内版準拠となったが、それでもバイザー付ヘルメットを付け拳銃を持った男性とオリジナルとはまだイメージが異なる。なぜそこまで拳銃に拘るのだろうか。第三作でようやく国内版とほぼ完全に同様のデザインとなった。
- 格闘ゲーム『ストリートファイター X 鉄拳』のPS3・PSVita版では、上記の初代海外版の中年男性姿をベースにして「メガマン」名義で参戦している。
- 『ロックマン9』ではファミコンに回帰した作風のため、CAPCOM USAで初期海外版を彷彿とさせる拳銃を持ったアメコミ調ロックマンが販促用パッケージアートとして描かれ、NESソフト風の限定特典も販売された。
- 『ロックマン10』の海外パッケージアートもやはり銃を持ったアメコミ調ロックマンとなっている。
- アメリカの玩具メーカー「Tiger Electronics」製のロックマンの電子ゲームでは、実際に拳銃(弾数制限あり)を持ったメガマンを操作できる。製作側はゲーム本編をプレイせずにパッケージのみを見て作成したのだろうか。
- アメリカで放送されたTVアニメ『Captain N(日本未放送)』では『パルテナの鏡』のピットや『悪魔城ドラキュラ』のシモン・ベルモンドと共に主人公の仲間として共に戦うが、こちらも目の周りが黒く、体の表面が青緑色で腕の部分がオレンジ色と本編とは大幅に異なるカラーリングにされており、「Mega~」が口癖というキャラクターの変更がなされている。
- 本作の100年後が舞台とされている『ロックマンX』は設定をある程度共有しつつもあくまで別シリーズという扱いだが、『X-Ω』ではロックマン参戦記念とて、『ロックマンX』のグッズを含めたプレゼントキャンペーンが展開された[3]。
脚注
- ↑ ライトとワイリーが共同開発した作業用ロボットや、脅迫や強奪などの手段で手に入れた他の科学者が開発したロボットを改造した物も、ワイリ-本人はワイリーナンバーズとして数えている。
- ↑ 最後の募集企画の『ロックマン8』では、フレームが完成済みの機体にデザインを組み込むものが3機、ゼロから考案するものが3機として行われた。
- ↑ https://twitter.com/srw_xomg/status/945689757526265856
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