「ジェイアーク」の版間の差分
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| 開発者 = 赤の星のアベル | | 開発者 = 赤の星のアベル |
2017年11月19日 (日) 07:26時点における版
ジェイアーク | |
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外国語表記 | J-Ark |
登場作品 | |
分類 | ジェイアーク級超弩級万能戦艦 |
全長 | 107.0 m |
重量 | 32,720 t |
動力 | Jジュエル制御反応炉 |
最大出力 | 50,000,000 kw |
推進機関 | インパルスドライブ |
最高速度 | 108,000,000 km/h |
巡航速度 | 4,320,000 km/h |
装甲 |
単一構造結晶装甲 フィールドジェネレイティングアーマー |
センサー探知装置 |
重力波探知器 中間子検知器 等 |
開発者 | 赤の星のアベル |
所属 | アルマ |
乗員人数 | 最低2名 |
主な搭乗員 |
|
概要
三重連太陽系「紫の星」で発生した機界31原種に対抗すべく、「赤の星」にて開発されたジェイアーク級・超弩級万能戦艦。
機体概要
機界31原種31体と同じ31隻が建造された。火力・防御能力は元より様々な環境にも耐え得ることが可能な万能戦艦の名に相応しい戦艦。生体コンピュータであるトモロ(トモロ0117)により運用・制御され、メガフュージュンするソルダート師団(ソルダートJ)、生体兵器アルマ(戒道幾巳)の3名が揃うことでジェイアークは運用される。
長距離移動はES兵器により展開されるESウインドウを使ってのワープを行う。
また視覚カメラ以外のあらゆるセンサー感知を掻い潜る能力を持つ。
ブリッジはアルマが座すための玉座が設置されており、それを見下ろすように飛び立つ火の鳥の意匠を施された指揮台がある。殆どの場合この指揮台にJが立って指揮を行なっており、指揮台の上部に取り込まれるような形でフュージョンを行なう。同じ赤の星製の戦艦であるピア・デケム・ピークも同じ形態のブリッジを持つ。アルマは戦闘時には第二艦橋(キングジェイダーのふくらはぎ)に移動する。
船内は慣性重力が発生しており、メインコンピュータールームはボルフォッグが内部に入って作業できるほどの広さがある。艦内を繋ぐ通路は逆三角形の形状をしており、歩行移動には全く適さないが、正規搭乗員であるソルダートJとアルマが双方羽を持つことから飛行を主な移動手段とすることを想定していると推測される。
光を取り込み物質精製を行なう光子変換翼により、ミサイル類などは艦内で生成する能力を持つ。 戦闘中にはエネルギーや物質精製能力の殆どを戦闘方面に費やされるが、非戦闘時であれば艦体の自己修復も可能であり、太陽近縁やマグマ内部などの場所では修復速度は更に上がる。港を持たず単独で恒星間航行や戦闘を行なう戦艦としてまさに万能戦艦の名にふさわしいと言える。
構成機体
各形態
- ジェイライダー
- ジェイアーク形態のままジェイダーの上半身を変形させた状態。
- キングジェイダー
- 戦闘用の人型形態にメガフュージョンした状態。
劇中での活躍
完成したジェイアークはあらゆるレベルで最高性能を誇ったが、31隻からなる艦隊は起動直前に原種の侵攻に遭い、その性能を発揮することなく赤の星と共に機界昇華される。残された1隻が赤子の状態のアルマ一体を乗せて地球に逃れ日本の阿蘇山に墜落、暫く息を潜めることとなる。しかし原種の尖兵、ゾンダーがに侵攻。戦いが大詰めになり、己の使命に目覚めた戒道幾巳がゾンダー化されたピッツァとペンチノンを浄解し本来の姿を取り戻させ、阿蘇山で眠っていたジェイアークを蘇らせた。
かくして、本来の使命を果たさぬまま朽ちていくはずだった決戦兵器は、青の星においてソルダートJ、トモロ、アルマという全ての要素が揃ったことで復活を遂げ、原種との戦いへ赴くこととなった。
GGGとは別行動を取りながらも時には共闘し、元凶であるゾンダークリスタルを収集。最終的には木星の高エネルギー体ザ・パワーと融合したZマスターを同じく融合して対消滅、31原種を倒す本来の役目を終えたかに見えた…。
しかし、実際にはザ・パワーとの反発エネルギーで宇宙の果てに跳ばされており、そこでJ達は宇宙全体が収縮していることに気づき、現象の中心へと向かう。そこで三重連太陽系のセーフティプログラム・ソール11遊星主と戦うものの、捕縛され残された戒道はGGGと協力し捕縛されたジェイアークとJを救出。ピア・デケムとの戦いの果て最後は遊星主を消滅させ、ES空間へと脱出。満身創痍のジェイアークは残されたESミサイル2基に2人の少年を載せES空間から脱出させ、白き箱舟はその役目を終えた。
FINALでは戦闘と機能停止、そして光子変換翼をピア・デケムとの戦いで折られた上光子の少ない異空間への航行と連続したため、ミサイルの製造が間に合わなかった。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- スポット参戦で、正式参戦は43話より。マップ兵器のESミサイルの効果範囲はキングジェイダーより上。合体攻撃の為にセットで小隊編成するバルキリー隊との相性は抜群である。コストの折り合い、移動タイプの合致、『バルキリーのパイロットには加速を覚える者がいない』という点などから見ても、有効だといえる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- マップ兵器はなくなったがES爆雷による分身回避能力が追加され、ただでさえ頑丈なのに更に生存能力が増している。母艦としての他ユニット搭載機能などはないが、他の戦艦に搭載できない。
- スーパーロボット大戦BX
- 序盤は数度スポット参戦するが、今回は(原作を考えるとかなり早めの)第28話で正式参戦する……のだが隠し要素の条件を満たさないと終盤で永久離脱してしまう。
- 強すぎたためか分身も無くなり、武装が反中間子砲のみになる大幅なオミットを受ける。
- ジェネレイティングアーマーが本作唯一の『特殊装甲』設定であるため『バリア無効』を寄せ付けず全属性攻撃を軽減。2Lサイズ機体なのも相まって、凄まじいまでの装甲強度を誇り、ボスクラスともタイマンで撃ち合えるレベル。さらにバリアフィールドボーナス持ちと組ませるとバリアとジェネレイティングアーマーが二重発動する。ジェネレイティングアーマーが発動する度にENを消費するものの、ジェイアークは弾数制の反中間子砲のみのため余裕がある。さらに不屈バグもあり、バリアと違い『バリア無効』を寄せ付けないためEN切れ以外で撃墜の危険は無いと言っても過言ではない。
- 昨今の携帯機シリーズの敵AIの仕様から、高HPのユニットを優先して攻撃してくるため狙われやすく、反撃戦法が有効になった。ステージ序盤にはジェイアークで突っ込んでいき反中間子砲で反撃しながら気力を溜め、ボス相手にはキングジェイダーに変形して必殺技を撃ち込むのが有効か。
- 反面サイズが災いして少々命中不安(Jの勇者スキルで補えるが)なので、サイズ差無視スキルを付けるのもいい。
単独作品
- スパロボ学園
- ユニットデータとしての参戦。高いHPに加えて、強力な防御能力であるジェネレイティングアーマー、回避能力のES爆雷と揃っているため非常に打たれ強く、キングジェイダーへの変形で地形変換も可能。さらに精神コマンドもJ、トモロ、戒道、ルネの4人のコマンドが使用できるため継戦能力も高い。今作における強力なユニットの一角として挙げられるだろう。
装備・機能
武装・必殺武器
ジェイキャリア
- 三連装無限ミサイルランチャー
- 威力に関しては反中間子砲やメーザー砲に比べると劣り、敵に対する攻撃というよりも弾幕を張って敵攻撃への牽制、防御に使用されることが多い。
- 撃ち出すミサイルは艦内で生成しており、弾数は本当にほぼ無限であるようである(流石に装填射出速度には限度がある)。
- SRW未実装。
- 二連装対地レーザー砲
- ES爆雷
- 着弾地点にESウインドウを作りだす爆雷。
- ジェイクォース
- 艦首に装備された錨型武器。射出後はジュエルエネルギーを纏った火の鳥なり、原種核をピンポイントで採取する。弱点は一機につき一門しか装備されていない為、連射ができないこと。ただし、手元にジェイクォースがある状態なら何回でも連発可能。
- SRWではジェイアーク形態のままだと発射不可になっている。
ジェイバード
- ESミサイル
- ESウインドウを通ることで全方位攻撃可能なミサイル。本編では異空間を一端経由して任意の通常空間に出現するという性能上、障害物やバリアを素通しして攻撃するほか、出現時間までのラグを使った時間差攻撃や死角からの攻撃、はたまたソルダートJやアルマがミサイルに乗って建物内の敵眼前に出現・特攻を掛け不意を打つなど、作中多様な使われ方をした。
- SRWでは着弾指定型MAP兵器。
- 反中間子砲
- 2連装のが4基。最大出力時は原種核さえ破壊してしまうため、普段は威力を抑えている。
- ジェイダー・プラズマソード
- 艦橋部分にソルダートJがフュージョンしジェイダーとなって分離、腕のプラズマソードで攻撃する。ゲーム中はこれ以外で分離できない。
特筆機能
- ジェネレイティングアーマー
- Jジュエルから機体表面に発するエネルギーフィールド。
特殊能力
特殊能力としての分離は持っていない。
- ジェネレイティングアーマー
- 大抵の作品では軽減バリア。『W』、『BX』では特殊装甲扱い。特に『BX』では唯一の特殊装甲であり敵の「バリア無効」を受けつけないため、不屈バグと合わせてシンデュスの攻撃すら受けきれる。
- ES爆雷
- 機体直下にES爆雷を投下。ESウインドウ内に身を隠し攻撃を回避する。分身と同効果。
- 変形
- キングジェイダーへとメガフュージョンする。
- ザ・パワー
移動タイプ
サイズ
- 2L(LL)
機体ボーナス
- 初期段階:射撃武器+100 HP+500
- 第二段階:射撃武器+150 HP+750 照準値+5
- 第三段階:射撃武器+200 HP+1000 照準値+10
- 最終段階:射撃武器+300 HP+1500 照準値+20 射程+1
- ジェイアークの機体性能と武装に合ったボーナス。
機体BGM
- 「美しき光の翼」
名場面
関連機体
- ジェイバトラー
- 漫画『超弩級戦艦ジェイアーク 光と闇の翼』に登場するジェイアークの同型艦。31機存在したジェイアーク級万能戦艦の何番艦に当たるのかは不明。パイロットはゾンダリアン化したソルダートJ-019。Jジュエルを失っており、代わりにZメタルを取り付けられているため全体的に黒く、単純なエネルギー量ではキングジェイダーを上回る。艦橋には019が殺めてしまった女性型アルマを模したアンドロイドが座している。
- しかし本来ならばジェイアーク級戦艦は艦長兼パイロットであるソルダートJとメインコンピュータートモロ、そして対原種決戦兵器であるアルマの三者が揃って初めて完全に運用されるものであるが、メインコンピューターとなるべきトモロも守るべきアルマも失っているため、パイロットであるソルダートJ-019が火器やES兵器の制御を全て行わなければならず、ソルダートJ-019がフュージョンアウトしてしまうと自律攻撃が不能になってしまう欠点を持つ。SRW未登場。
- ピア・デケム・ピット
- ジェイアーク級の雛形に当たる超弩級空母。こちらも本来の主の期待通りの働きをしているのだが、ジェイアークの一行とは既に道を違えていた。
余談
- ジェイアークの装備でよく誤解されているが光子エネルギー変換翼はジェイアークにとってはあくまでラジエーターであり、ジェイアークの持つ物質生成・自動修復機能にとって光子変換翼は補助的なものである。
- 実際光子のほぼ存在しないヴォイドにおいても自動修復装置は機能しており、ジェイアークが変形を行う際などに発生する余剰エネルギーを光に変換して放出するのが主な役割(変形バンクで放出する光線がそれ)光を取り込んだ方がより効率よく物質生成できる、というもの。
商品情報