「熱血最強ゴウザウラー」の版間の差分
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*番組制作当時は、「恐竜は約6550万年前の巨大隕石衝突を原因として絶滅した」というのが通説であったのに対し、本作では「'''6400万年前'''が恐竜の時代」として扱われている。 | *番組制作当時は、「恐竜は約6550万年前の巨大隕石衝突を原因として絶滅した」というのが通説であったのに対し、本作では「'''6400万年前'''が恐竜の時代」として扱われている。 | ||
*『スーパーロボット大戦NEO』参戦以前に[[未参戦作品]]の話題で本作の名が挙がった際には'''「恐竜が正義の味方である『ゴウザウラー』と、『[[ゲッターロボ]]』の[[恐竜帝国]]の存在をどう辻褄併せるか」'''という議論になるケースが多かった。 | *『スーパーロボット大戦NEO』参戦以前に[[未参戦作品]]の話題で本作の名が挙がった際には'''「恐竜が正義の味方である『ゴウザウラー』と、『[[ゲッターロボ]]』の[[恐竜帝国]]の存在をどう辻褄併せるか」'''という議論になるケースが多かった。 | ||
− | **実際に『ゴウザウラー』が参戦した作品における[[ゲッターロボシリーズ]]は、『NEO』では『[[新ゲッターロボ]]』、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]] | + | **実際に『ゴウザウラー』が参戦した作品における[[ゲッターロボシリーズ]]は、『NEO』では『[[新ゲッターロボ]]』、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』と、いずれも恐竜帝国が存在していない世界観の作品が選出されている。ところが、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』で『ゴウザウラー』と同様に恐竜が味方である設定の『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』が『[[ゲッターロボ]]』の[[恐竜帝国]]と共演した。 |
*本作が放映開始した1993年は恐竜繋がりのある『ジュラシック・パーク』の映画版が公開された年でもあり、[[日本]]の特撮番組においても恐竜繋がりのある『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』が放映開始した。 | *本作が放映開始した1993年は恐竜繋がりのある『ジュラシック・パーク』の映画版が公開された年でもあり、[[日本]]の特撮番組においても恐竜繋がりのある『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』が放映開始した。 | ||
2017年5月10日 (水) 22:08時点における版
- 1993年3月3日 ~ 1994年2月23日放映(テレビ東京系) 全51話
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦NEO(2009年)
概要
『エルドランシリーズ』の第3作目にして、TVシリーズ最終作。英語表記は「MATCHLESS PASSION GOSAURER」。
「全宇宙に鋼鉄の秩序を」を合言葉に太陽系の惑星を次々と機械化していく機械化帝国の魔の手から地球を守るべく、例によって事情から直接戦えない光の勇者「エルドラン」によって選ばれた春風小学校6年2組の面々が恐竜ロボ『ゴウザウラー』を擁する第三の防衛チーム『ザウラーズ』として戦う。
そのタイトルどおり元気な小学4年生達が活躍するコミカルな作風だった前作『元気爆発ガンバルガー』に比べ、多感な小学6年生を主人公とし、よりシリアスでハードな物語が展開された。また、3人組だった前作の『ガンバーチーム』から第1作『絶対無敵ライジンオー』の『地球防衛組』と同じく1クラス18人にメンバーが増員。再び個性豊かなクラスメイト達による群像劇が繰り広げられることとなった。
物語の根幹には「人が持つ心の力」というテーマがあり、熱い血の通わぬ機械化帝国の冷酷な策略に対しザウラーズは友情や勇気、根性といった精神の力で立ち向かっていく。その傾向は後半、第3の機械王であるエンジン王の登場後さらに顕著になる。心の力を科学的に解析し、自らの力にしようとするエンジン王が心の本当の意味を知り、最終的には創造主たる機械神に立ち向かい散っていくドラマチックな展開は未だに評価が高く、本作の『スーパーロボット大戦NEO』への参戦が告知された際には隠し要素としてエンジン王の生存および自軍参加を望む声も多く見られた。
登場人物
ザウラーズ
- 峯崎拳一
- 立花浩美(ひろみ)
- 朝岡しのぶ
- 白金太郎(金太)
- 火山洋二
- 石田五郎
- 光主エリカ(エリー)
- 小島尊子(教授)
- 長田秀三
- 武者小路叉音泰(ボン)
- 関和孝(チョビ)
- 水原結花(ユカ)
- 田辺久美子(クーコ)
- 山本春枝(はるえ)
- 佐藤明美(ワン)
- 佐藤晴美(ツー)
- 藤吉雅夫(マーボー)
- 大山育代
ザウラーズの協力者
機械化帝国
登場メカ
ザウラーズ
機械化帝国
用語
- ザウラーズ
- 6年2組の子供達が、自分達につけたチーム名。
- 春風小学校
- ザウラーズの通う小学校。ゴウザウラーのコアロボと融合してしまい、発進時には校舎としての内装を残したまま各コアロボとなる。
- また、そのために発進時には校舎の該当部分がそっくりそのままなくなってしまう。さらにエルドランの
嫌がらせ配慮なのかマグナザウラーも密かに校舎と一体化しており、グランザウラーもいつの間にか敷地内に格納庫が作られている。 - 機械化帝国
- 全宇宙の機械化を目論む、本作の敵勢力。
- 機械化獣
- 機械化帝国の戦力。
楽曲
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
-
- 「OUR GOOD DAY… 僕らのGOOD DAY」
- 作詞:島エリナ / 作曲:工藤崇 / 編曲:大森俊之 / 歌手:林原めぐみ
- 挿入歌
- 劇中BGM
登場作品
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- 初参戦作品。本作には『エルドランシリーズ』全作品が参戦しているが、その中でも特に原作再現が多い。機械化帝国とアイアンリーガーの絡みも大きな見所。
- なお、エンジン王は原作通りに死亡するが、ユーザーの間では「スパロボ補正でなんとか助けてほしかった」という意見と「エンジン王の最期を改変されなくてよかった」という意見の両方が見られた。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 原作終了後設定(原作最終回はザウラーズの卒業式だったが、本作ではまだ春風小学校6年生である)だが機械化帝国が復活の兆しを見せている。
- 本格参戦は第3章から。コネクト・フォースに参加して宇宙を駆け巡る事になる。その為、コネクトが春風小学校に資金援助して「(ゴウザウラーと一体化した部分の代わりとなる)仮設校舎を立てて欠損部分を補っている」との事。
主要スタッフ
- 制作
- サンライズ(第5スタジオ)
- 原作
- 矢立肇
- 監督・シリーズ構成
- 川瀬敏文
- キャラクターデザイン
- 兼森義則
- メカニックデザイン
- 城前龍治
- やまだたかひろ
- 音楽
- 長谷川智樹
余談
- 本作の舞台となる「春風町」のデザインは、後に同じサンライズ作品『GEAR戦士電童』の舞台「星見町」として流用・アレンジされている。
- 特に、『電童』における星見小学校のデザインは、本作の春風小学校そのものである。
- 『ライジンオー』『ガンバルガー』とは映像ソフトや音楽の制作担当会社が異なっている。その為か、エルドランシリーズ各作品のDVD-BOXが発売された際に前二作は連動特典のドラマCDが企画されて競演を果たしているが、本作は競演することが出来なかった。
- また、前二作はDVD-BOXの生産期間終了後に単品のDVDが販売されレンタルも行われているが、本作は単品DVDの販売・レンタルが行われていない(ただし動画配信サイトでの公式有料配信は三作全てで行われている)。
- 後に発売されたBlu-ray BOXは販売会社が同じになり、三作連動の購入特典が企画されている。
- 番組制作当時は、「恐竜は約6550万年前の巨大隕石衝突を原因として絶滅した」というのが通説であったのに対し、本作では「6400万年前が恐竜の時代」として扱われている。
- 『スーパーロボット大戦NEO』参戦以前に未参戦作品の話題で本作の名が挙がった際には「恐竜が正義の味方である『ゴウザウラー』と、『ゲッターロボ』の恐竜帝国の存在をどう辻褄併せるか」という議論になるケースが多かった。
- 実際に『ゴウザウラー』が参戦した作品におけるゲッターロボシリーズは、『NEO』では『新ゲッターロボ』、『OE』では『真ゲッターロボ 世界最後の日』と、いずれも恐竜帝国が存在していない世界観の作品が選出されている。ところが、『X-Ω』で『ゴウザウラー』と同様に恐竜が味方である設定の『恐竜戦隊ジュウレンジャー』が『ゲッターロボ』の恐竜帝国と共演した。
- 本作が放映開始した1993年は恐竜繋がりのある『ジュラシック・パーク』の映画版が公開された年でもあり、日本の特撮番組においても恐竜繋がりのある『恐竜戦隊ジュウレンジャー』が放映開始した。
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