「スターガオガイガー」の版間の差分
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2013年1月16日 (水) 19:25時点における版
GBR-1 スターガオガイガー(Star Gaogaigar)
- 登場作品
- 分類:重機動スーパーメカノイド
- 全高:38.5m
- 重量:716t
- 動力:ウルテク統一結合Gドライブ
- 最大出力:3800000000kw(5095000000馬力以上)
- 最高走行速度:172km/h
- 最高飛行速度:マッハ3
- 装甲材質:レーザーコーティングスーパーG装甲
- 開発者:獅子王麗雄
- 主なパイロット:獅子王凱、天海護(レプリジン)
原種によって破壊されたガオガイガーを修復、更にステルスガオーに代わり、ブースターポッドを追加したステルスガオーIIとファイナルフュージョンした姿。これにより長時間の宙間戦闘が可能になった。また、ブロウクンマグナム・プロテクトシェードをブロウクンファントム・プロテクトウォールに強化するファントムリング・ウォールリングを搭載した。加えて、ウルテクエンジンの出力も大幅に向上した。これにより、後半ではゴルディオンハンマーとガトリングドライバーの両武器を携帯する姿も見られた。なお、ステルスガオーにはコクピットがあり、浄解能力を持つ護と共に行動する事もある。ただし、地上では追加したブースターの推力よりも重量の方が上回るのか、最終回を除き地上戦闘ではブースターポッドは外されてガオガイガーに換装されていた(これについて劇中でも資料集でも大した説明はない)。
最終回では、ライナーガオーに氷竜と炎竜、ドリルガオーに風龍と雷龍、ステルスガオーIIにボルフォッグの超AIが搭載された。これは、機界新種の影響で、各勇者ロボの本体ボディ及び各ガオーマシンのCPUが機能停止したためである。
機界新種戦後は天海護と共にギャレオンが宇宙に去り、パーツであるガオーマシンは各方面の実験機や試験機として運用されていた。しかし、突如帰還した護少年と白いギャレオンによって再びその威容を現すことになる…。
企画初期はガオガイガーと新メカ「スターガオー」とのグレート合体で誕生するはずだったという……しかし「1号ロボを大切にしたい」というスタッフの愛がガオガイガーのバージョンアップに留められ、このような形になった。ただ、そのためにスターガオガイガーはDX玩具ではなく食玩でのみ発売されたという、ある意味不遇な主役ロボになってしまった。
登場作品と操縦者
- 第2次スーパーロボット大戦α
- ストーリー的な時系列を無視して先行入手する形になる。極めて難解なフラグを立てれば入手可能(隠し要素(第2次α)参照)。合体攻撃は使えるので問題は無いが、ヘルアンドへヴンが使えなくなる。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 普通にパワーアップで手に入る。機界新種との戦いでは、風龍と雷龍が登場していないのでドリルガオーにはゴルディーマーグとマイク・サウンダース13世の超AIが搭載された。性能はまずまず。ヘルアンドへヴンもちゃんと使える。
- スーパーロボット大戦W
- こちらも普通にパワーアップで手に入る。マップ兵器版もあり気力制限も緩いガトリングドライバーが追加されるため、武装が少ない上に偏っていたガオガイガーよりかなり使いやすい。なお、イベントでレプリジンにカインが搭乗する場面がある。
装備・機能
武装・必殺武器
武装・装備
- プラズマホールド
- 何処かの3つ首の怪獣の光線の様な力場で対象を拘束する。本来は防御であるプロテクトシェードを攻撃に転用している為、負荷が大きい。原作ではわずかに2度、ツールが満足に使えない状況で使用している。
- ドリルニー
- 膝に装備されたドリル。膝を曲げて突き出した状態で敵に突っ込んで叩き込む。
- ブロウクンファントム
- ステルスガオーIIから射出されるファントムリングをブロウクンマグナムに重ねて放つ。
- 格闘
- 稼動範囲が狭いという構造上、動きが制限される為、基本的にパンチとかかと落としと上記のドリルニーしかしない。ただし、稼動範囲の制限の中で、器用に腕ひしぎ十字固めをかけた事もある。
- ガトリングドライバー
- ディバイディングドライバーを発展させ、空間湾曲によって対象物を空間に「縫い止める」道具。具体的には隕石や国連軍を空間ごと捻じ曲げて動きを止めるなどに使用された。重力レンズを作り複数のソリタリーウェーブを1つに収束させる事もあった。原作では足留めに使っていた武装なのだが、スパロボではなぜか武器扱いとなっている。αシリーズでは、ガオガイガーには無かった待望の全体攻撃。燃費も割といい。
- ヘルアンドヘヴン
- ガオガイガーの代名詞とも呼べる必殺技。両掌のエネルギーを融合させ、EMトルネード(ファイナルフュージョンの際に敵の妨害を防ぐ為、ガイガーの腰部より噴出される竜巻)で拘束した敵に突撃。目標の核(コックピット)を摘出すると同時に掌に集中させた融合エネルギーを目標機体内で解放、目標を内部から完全に破壊する。すでにゴルディオンハンマーがある為、ヘルアンドヘヴンは使用することはなかったが、対ゾヌーダ戦のみ使用した。第2次αでは使えない。
合体攻撃
- ハンマーヘルアンドヘヴン
- 正式名称グラヴィティショックウェーブジェネレイティングツール(重力衝撃波発生装置)のゴルディオンハンマーを使った必殺技。
マーグハンドから取り出した釘をゾンダーに打ち付け(「ハンマーヘル」)、釘抜きの要領でコアを摘出(「ハンマーヘヴン」)してから「光になれ!」の掛け声と共にゴルディオンハンマーを叩きつけて標的を光に分解、消滅させる。
ゴルディオンハンマーの威力は絶大で、初使用時にはガオガイガーの右半身を犠牲とせねばならなかったが、ゴルディーマーグ登場によりガオガイガー自身への影響を緩和できるようになった。
余談だが、ゾンダー以外には「ハンマーヘル」が省略されるため、パイロットは無事ではないはずだが、それでも脱出できるスパロボのメカは偉大である。
また、Wではゴルディーマーグがユニットとして登場しない為、合体攻撃ではなくなっている。
特殊能力
- プロテクト・ウォール
- ステルスガオーIIから射出されるウォールリングをプロテクト・シェードに重ねることで防御力も上がっている。
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「勇者王誕生!」
名場面
- いつか星の海で
- ゾンダーの脅威を払った安堵もつかの間、命の変貌した機界新種が地球へ降下。物質昇華によって機能を停止したガオガイガーだったが、健在だったギャレオンと凱、AIを移植された勇者ロボ達によって再臨。最後の一撃となるヘルアンドヘヴンで命を掴み出したものの、物質昇華によってギャレオン以外の部分が停止。しかし、Gストーンの導きは一つの奇跡を起こしていた。
- 勇者王対勇者王
- 各地で発見されたQパーツが、突如姿を現した護によって強奪された。パピヨン・ノワールが犠牲になった事件を引き金に、ついにガオファイガーが出撃。凱の目の前で、護は白きギャレオン、ガオーマシンと一つとなり、スターガオガイガーがその姿を現す。雨の降り続く京都でガオファイガーと激突を繰り広げた末、偽りの勇者は真の勇者が放ったヘルアンドヘヴンの前に砕け散る……。