「読心」の版間の差分

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== 読心(Mind reeding) ==
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== 読心(Mind reading) ==
  
超能力の一種で、文字通り相手の心を読むこと。会話などの情報収集を介さずダイレクトに相手の思考や行動を把握できるという極めて強力な力である。
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[[超能力]]の一種で、文字通り相手の心を読むこと。会話などの情報収集を介さずダイレクトに相手の思考や行動を把握できるという極めて強力な力である。
登場する作品は枚挙に暇がないが、ここではスパロボ参戦作品の中でもっとも大きく能力が描写されている『[[蒼穹のファフナー]]』のものについて主に記述する。
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登場する作品は枚挙に暇がないが、ここではスパロボ参戦作品の中でもっとも大きく能力が描写されている『[[蒼穹のファフナー]]』シリーズのものについて主に記述する。
  
[[フェストゥム]]の能力の一つであり、これがあるために人類側の戦法が一切通用せず、当初は一方的に追い込まれていた。
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「読心」とは[[フェストゥム]]の能力の一つであり、これがあるために人類側の戦法が一切通用せず、当初は一方的に追い込まれていた。
フェストゥムが人類の思考を読めるのは、人類の進化の過程にミールの一つである「超古代ミール」が関わっており、その痕跡が遺伝子として残っているためである。つまり、フェストゥムからすると地球人類は遠い同族であり、ゆえにその思考を自分達と同様のプロセスで把握することが出来る。
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フェストゥムが人類の思考を読めるのは、人類の進化の過程に[[ミール]]の一つである「超古代ミール」が関わっており、その痕跡が遺伝子として残っているためである。つまり、'''フェストゥムからすると地球人類は遠い同族であり、故にその思考を自分達と同様のプロセスで把握することが出来る'''のである。
  
これに対抗するための有視界・読心防御兵器として建造されたのが[[ファフナー]]である。
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フェストゥムの読心能力に対抗するための有視界・読心防御兵器として建造されたのが、[[ファフナー]]である。
  
 
== スパロボシリーズにおいて ==
 
== スパロボシリーズにおいて ==
読心能力そのものを持っている敵は何度か登場しているが、特殊スキルとしてはフェストゥム専用となっている。
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読心能力そのものを持っている敵は何度か登場しているが、[[特殊スキル]]としてはフェストゥム専用となっている。
スキルレベルに応じて最終命中・回避率に補正がかかり、実質[[シナジェティック・コード]]の上位スキルとして機能している。現在登場したのはKとUXで、補正は次の通り。
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スキルレベルに応じて最終命中・回避率に補正がかかり、実質[[シナジェティック・コード]]の上位スキルとして機能している。現在登場したのは『K』と『UX』で、補正は次の通り。
  
 
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;[[スーパーロボット大戦K]]
 
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:SL3で打ち止めとなっている。由紀絵およびイドゥンはこれに加えてシナジェティック・コードをL9で取得しているため、最終命中・回避率に+80%の補正がかかる。
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:SL3で打ち止めとなっている。[[狩谷由紀恵|由紀恵]]および[[イドゥン]]はこれに加えて[[シナジェティック・コード]]をL9で取得しているため、最終命中・回避率に+80%の補正がかかる。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:'''プロローグからいきなりSL4持ちが登場'''。SEED発動の[[シン・アスカ|シン]]ですらまともに避けられない・当てられないというギリギリの状況がこのスキルの恐ろしさをプレイヤーに知らしめてくれる。ちなみにこのSL4持ちはプロローグ以外では第13話で翔子の相手になるスフィンクスA型種しか現れず、どちらも倒せずともターン経過で撤退するため実質イベント用の敵。ただし、後々翔子を復帰させるフラグに関わってくるので頑張って落としたい。
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:'''プロローグからいきなりSL4持ちの[[スフィンクス型|フェストゥム・スフィンクス型]]が登場'''。'''「[[SEED]]発動状態の[[シン・アスカ|シン]]ですらまともに避けられない・当てられない」'''というギリギリの状況がこのスキルの恐ろしさをプレイヤーに知らしめてくれる。
:また、隠れた特性として[[ヒーローマン]]とNPC時の[[飛影]]は読心の補正を受けない。フェストゥムが読心出来るのは生物の遺伝子内にある超古代ミールの痕跡のおかげなので、機械である彼らにはそもそも通じないのである(ヒーローマンの場合ジョーイが読心を警戒する発言があるため気づきにくい)。逆に本編で[[JUDA]]の[[石神邦生|検査結果]]からも分かるように「人間」である[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|三国伝]]組には補正がかかってしまうので注意。ちなみに味方ではマークフィアー(甲洋)と操がL3で習得しているが、'''機械やバジュラでも関係なく読心する'''。
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:ちなみに、このSL4持ちの[[フェストゥム]]はプロローグ以外では第13話「約束-ちかい-」で[[羽佐間翔子|翔子]]の相手になるスフィンクス型しか現れず、どちらも倒せずともターン経過で撤退するため実質イベント用の敵。ただし、後々翔子を[[隠し要素/UX #マークゼクス&羽佐間翔子|復帰させるフラグ]]に関わってくるので頑張って落としたい。
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:また、隠れた特性として[[ヒーローマン]]と[[NPC]]時の[[飛影]]は読心の補正を受けない。フェストゥムが読心出来るのは生物の遺伝子内にある超古代ミールの痕跡のおかげなので、機械である彼らにはそもそも通じないのである(ヒーローマンの場合、[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]が読心を警戒する発言があるため気付きにくい)。逆に、『UX』本編で[[JUDA]]の[[石神邦生|検査結果]]からも分かるように'''「人間」である[[SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors|三国伝]]組には補正が掛かってしまう'''ので注意。
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:ちなみに、味方では[[マークフィアー]]([[春日井甲洋|甲洋]])と[[来主操|操]]がSL3で習得しているが、'''機械や[[バジュラ]]でも関係無く読心する'''。
  
 
== 関連用語・人物など ==
 
== 関連用語・人物など ==
 
;[[ラング]]
 
;[[ラング]]
:「デトネイター・オーガン」の登場人物。相手の行動を読んで戦う。地球で再生されたオーガンを追い込んだが、経験則の積み重ねによる予測の進化であったため、頭で考えた方向と逆に動く戦法を取られ敗北した。
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:『[[デトネイター・オーガン]]』の登場人物。相手の行動を読んで戦う。
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:[[地球]]で再生された[[オーガン]]を追い込んだが、経験則の積み重ねによる予測の進化であったため、頭で考えた方向と逆に動く戦法を取られ敗北した。
 
;[[ニュータイプ]]
 
;[[ニュータイプ]]
:宇宙世紀のニュータイプはこれに近い能力を発揮することがある。相手の考えていることや感情を何となくのレベルで察知する程度のものだが、かなりの深層意識まで読み取るため軋轢を生むことが多々ある。
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:[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]のニュータイプはこれに近い能力を発揮することがある。
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:相手の考えていることや感情を何となくのレベルで察知する程度のものだが、かなりの深層意識まで読み取るためかえって軋轢を生むことが多々ある。
 
;[[マオ]]
 
;[[マオ]]
:「コードギアス」の登場人物で、読心のギアスの持ち主。力の肥大化によって制御が出来ておらず、読心をやめることが出来ない。
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:『[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』の登場人物で、読心の[[ギアス]]の持ち主。しかし、ギアスの力の肥大化によって制御が出来ておらず、読心を止める事が出来ない。
  
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== 余談 ==
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*相手の思考を読むだけあって、読心能力の持ち主は(ロボットアニメに限らず)劇中にて強敵として登場する場合が多い。
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**一見無敵とも思える読心能力だが、大抵は「読心能力への対策を練った主人公側のキャラクターによって破られてしまう」展開になってしまう場合が多い。
 
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2015年12月3日 (木) 17:09時点における版

読心(Mind reading)

超能力の一種で、文字通り相手の心を読むこと。会話などの情報収集を介さずダイレクトに相手の思考や行動を把握できるという極めて強力な力である。 登場する作品は枚挙に暇がないが、ここではスパロボ参戦作品の中でもっとも大きく能力が描写されている『蒼穹のファフナー』シリーズのものについて主に記述する。

「読心」とはフェストゥムの能力の一つであり、これがあるために人類側の戦法が一切通用せず、当初は一方的に追い込まれていた。 フェストゥムが人類の思考を読めるのは、人類の進化の過程にミールの一つである「超古代ミール」が関わっており、その痕跡が遺伝子として残っているためである。つまり、フェストゥムからすると地球人類は遠い同族であり、故にその思考を自分達と同様のプロセスで把握することが出来るのである。

フェストゥムの読心能力に対抗するための有視界・読心防御兵器として建造されたのが、ファフナーである。

スパロボシリーズにおいて

読心能力そのものを持っている敵は何度か登場しているが、特殊スキルとしてはフェストゥム専用となっている。 スキルレベルに応じて最終命中・回避率に補正がかかり、実質シナジェティック・コードの上位スキルとして機能している。現在登場したのは『K』と『UX』で、補正は次の通り。

SL 命中・回避補正
1 +30%
2 +40%
3 +50%
4 +80%
スーパーロボット大戦K
SL3で打ち止めとなっている。由紀恵およびイドゥンはこれに加えてシナジェティック・コードをL9で取得しているため、最終命中・回避率に+80%の補正がかかる。
スーパーロボット大戦UX
プロローグからいきなりSL4持ちのフェストゥム・スフィンクス型が登場SEED発動状態のシンですらまともに避けられない・当てられない」というギリギリの状況がこのスキルの恐ろしさをプレイヤーに知らしめてくれる。
ちなみに、このSL4持ちのフェストゥムはプロローグ以外では第13話「約束-ちかい-」で翔子の相手になるスフィンクス型しか現れず、どちらも倒せずともターン経過で撤退するため実質イベント用の敵。ただし、後々翔子を復帰させるフラグに関わってくるので頑張って落としたい。
また、隠れた特性としてヒーローマンNPC時の飛影は読心の補正を受けない。フェストゥムが読心出来るのは生物の遺伝子内にある超古代ミールの痕跡のおかげなので、機械である彼らにはそもそも通じないのである(ヒーローマンの場合、ジョーイが読心を警戒する発言があるため気付きにくい)。逆に、『UX』本編でJUDA検査結果からも分かるように「人間」である三国伝組には補正が掛かってしまうので注意。
ちなみに、味方ではマークフィアー甲洋)とがSL3で習得しているが、機械やバジュラでも関係無く読心する

関連用語・人物など

ラング
デトネイター・オーガン』の登場人物。相手の行動を読んで戦う。
地球で再生されたオーガンを追い込んだが、経験則の積み重ねによる予測の進化であったため、頭で考えた方向と逆に動く戦法を取られ敗北した。
ニュータイプ
宇宙世紀ガンダムシリーズのニュータイプはこれに近い能力を発揮することがある。
相手の考えていることや感情を何となくのレベルで察知する程度のものだが、かなりの深層意識まで読み取るためかえって軋轢を生むことが多々ある。
マオ
コードギアス 反逆のルルーシュ』の登場人物で、読心のギアスの持ち主。しかし、ギアスの力の肥大化によって制御が出来ておらず、読心を止める事が出来ない。

余談

  • 相手の思考を読むだけあって、読心能力の持ち主は(ロボットアニメに限らず)劇中にて強敵として登場する場合が多い。
    • 一見無敵とも思える読心能力だが、大抵は「読心能力への対策を練った主人公側のキャラクターによって破られてしまう」展開になってしまう場合が多い。