「ジェリド・メサ」を編集中
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− | + | == ジェリド・メサ(Jerid Messa) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[機動戦士Ζガンダム]]([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]]) | |
− | + | *[[声優]]:井上和彦 | |
− | * | + | *種族:地球人 |
− | + | *性別:男 | |
− | + | *生年月日:[[宇宙世紀]]0063年 | |
− | + | *没年月日:宇宙世紀0088年2月22日 | |
− | + | *[[年齢]]:24歳 | |
− | + | *身長:195cm | |
+ | *所属:[[地球連邦軍]]([[ティターンズ]]) | ||
+ | *[[軍階級|階級]]:中尉 | ||
+ | *出身:アメリカ南部 | ||
+ | *キャラクターデザイン:安彦良和 | ||
− | + | 連邦軍([[ティターンズ]])所属の青年将校。 | |
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− | + | 第1話で同僚のカクリコンと[[エマ・シーン|エマ]]をグリーンノア1の宇宙港で迎えた際、偶然来ていた[[カミーユ・ビダン]]の名前を女性と間違えて呟いた一言がカミーユの逆鱗に触れて殴られ、[[ティターンズ]]様の顔を傷つけたと捕らえたのが切っ掛けとなり、カミーユとは長きにわたるライバル関係となる。 | |
− | [[ | ||
− | + | エリートとしてのプライドが高く、いずれはティターンズのトップにのし上がるという野望を持った上昇志向を持つ人間であるが、ティターンズ軍人にありがちなエリートを鼻にかけた故の高慢で嫌味な面がある。長身かつ端整な顔立ちで黙っていればいい男なのだが、口を開けばかなり子供っぽく、自分を殴ったカミーユを仲間とリンチ同然に平然と蹴り返す等、大人気無い面が強い。その為に軍人としては未熟で失態も多く、「出戻りのジェリド中尉」と馬鹿にされる事もあったが、[[友情]]を大切にする仲間思いな一面もあり、傲慢なだけの人物という訳では無い。 | |
− | + | 宇宙戦のいろはを教えてくれた[[ライラ・ミラ・ライラ]]や友人の[[カクリコン・カクーラー]]を撃墜された事、そして自身の度重なる敗北により、執拗にカミーユを追い回す。特に、相思相愛の恋人だった[[マウアー・ファラオ]]をカミーユとの戦いで失った後はカミーユ抹殺のためにますます暴走していくようになった。<br/> | |
− | + | 作中では[[ガンダムMk-II]]の強奪事件以降、数多くのティターンズの軍事作戦に参加し、失態も少なくなかったとはいえ、後半は[[ジャミトフ・ハイマン|ジャミトフ]]の護衛に選ばれたりと出世し、戦闘面でもカミーユを圧倒する事があったりと着実に成長していた面はあった。しかしながらパイロットとしても成長し完全にニュータイプへと覚醒したカミーユにとってはジェリドはもはや敵ではなく、最終決戦にて[[バウンド・ドック]]を駆り再びカミーユに挑んだが彼からの反撃で機体が動かなくなった際に、爆発寸前の[[ラーディッシュ|艦船]]に巻き込まれて死亡。<br/> | |
+ | 一人の少年に執着し続けた末にジェリドは名誉、機体、戦友、師匠、恋人、そして自分の人生すら失う結末を迎える事となった。 | ||
− | [[ | + | 『[[機動戦士ガンダム]]』の[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[シャア・アズナブル|シャア]]みたいな関係になると思われたが、それにしては物語当初からジェリドの能力、キャラクター性が足りずに[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]や[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]にいいところを奪われてしまった。<br/> |
+ | カミーユと因縁を作ってしまった事が彼の不幸の始まりと良く評されるが、[[ティターンズ]]の所業と末路を考えれば仮にカミーユを倒せたとしても破滅は必定であり、むしろ「ティターンズに所属してしまった事が、ジェリドにとって最大の不幸」なのかも知れない。あるいはただの[[民間人]]だったカミーユを戦争に巻き込み、結果的にティターンズに多大な被害をもたらした一要因とも言える。<br/> | ||
+ | 作中では'''「汚名挽回」'''の迷言を残した。彼の場合出る度に失態を重ねるため、本当の意味で汚名「挽回」になってしまっているのが哀れである。 | ||
− | + | 乗機をころころ変えることでも有名。[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II (ティターンズカラー)]]、[[ハイザック]]、[[ガルバルディβ]]、[[マラサイ]]、[[ガブスレイ]]、[[バイアラン]]、[[バウンド・ドック]]と乗りかえていった。 | |
− | === | + | === スパロボシリーズにおいて === |
− | + | 原作同様に多くの機体に乗り換えてくるのが特徴で、作品によっては[[ジ・O]]に乗ってくる事も。<br/> | |
+ | 敵としての存在感はそれなりにあるが、突出した強敵という訳でもなく大抵は[[ティターンズ]]の嫌みっぷりを象徴する小悪党として描かれ、[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]と比較してもいまいち不遇な感は拭えない。 | ||
− | [[ | + | [[ティターンズ]]が連邦の一組織である事を最も明確に体現したキャラであり、場合によっては[[NPC]]として共闘する事もある。ただし、敵対的な感情を抱いている事は揺るぎ無く、最終的には敵対し、戦う事になる。 |
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− | + | これまでのシリーズでは[[スーパーロボット大戦EX|EX]]と[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]において味方として使用できるが、どちらにしてもその後は原作同様の最期を迎えており、本格的に救済された作品は今のところ無い。<br/> | |
− | + | (他作品だと『GGENE DS』では、原作と違った道をいきカミーユとも和解する展開も用意されている) | |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦]] |
− | : | + | :[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]に所属。シナリオ「謀略の町」において、市民を人質にとり、[[早乙女ミチル|ミチル]]を戦わせるという作戦を行ったが、[[ジャック・キング|ジャック]]に邪魔される。その後も度々現れるので印象に残る敵キャラ。[[マラサイ]]、[[バイアラン]]、[[バウンド・ドック]]、[[ドーベン・ウルフ]]に乗る。PS版ではカミーユとの初戦闘の際に、彼の名前を馬鹿にするシーンが追加された。 |
− | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦G]] | |
− | + | :[[マラサイ]]、[[バウンド・ドック]]に乗る。第2次より出番が減っている。 | |
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦]] |
:マラサイ、[[ギャプラン]]、[[ガブスレイ]]に乗る。序盤から中盤にかけての数シナリオで登場し、そこそこ存在感はあるが、二度目の宇宙から全く姿を見かけなくなる。 | :マラサイ、[[ギャプラン]]、[[ガブスレイ]]に乗る。序盤から中盤にかけての数シナリオで登場し、そこそこ存在感はあるが、二度目の宇宙から全く姿を見かけなくなる。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦EX]] |
− | :マサキの章では敵として登場。[[サイバスター]]のサイフラッシュを警戒するイベントがある。また、[[シュウ・シラカワ|シュウ]] | + | :マサキの章では敵として登場。[[サイバスター]]のサイフラッシュを警戒するイベントがある。また、[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の章で説得で味方にできる。さすがにシュウやクワトロには及ばないが、それでも慢性人員不足のシュウの章では主力級の活躍ができる。 |
− | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]] | |
− | :DCから[[ティターンズ]]に鞍替え。最初は[[NPC]]の味方だが後半敵対する。[[バイアラン]]、[[ | + | :DCから[[ティターンズ]]に鞍替え。最初は[[NPC]]の味方だが後半敵対する。[[バイアラン]]、[[ドーベン・ウルフ]]に乗る。 |
− | : | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦S]] |
− | + | :第4次と役割は同じ。ジェリドと同じ声優の[[ホワン・ヤンロン|ヤンロン]]は喋るのに、彼は仲間にならない為に喋らない…… | |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
:今回から声が入った。ティターンズ所属。本作では顔見せ程度で、味方とは戦闘にならない。 | :今回から声が入った。ティターンズ所属。本作では顔見せ程度で、味方とは戦闘にならない。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | + | :ティターンズが敵対するので戦うことになる。何故か[[オールドタイプ]]の中では最強クラスの能力を持っており、ヤザン達とは結構な能力の開きがある。2回行動も早く、妙に高性能なバイアランに乗って現れることも多いので、あまりなめてかからないほうが良いかもしれない。ルートによっては[[ジ・O]]に乗って後半のシナリオで活躍する。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]] | |
− | + | :基本的な位置付けは旧作と同じ。顔グラフィックはFと同じものだが、戦闘時のものが複数用意されている。 | |
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=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT]] |
:[[ティターンズ]]として度々登場する。乗機は[[バウンド・ドック]]。 | :[[ティターンズ]]として度々登場する。乗機は[[バウンド・ドック]]。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]] |
:[[ティターンズ]]残党のリーダー格。[[ネオ・ジオン]]の[[グレミー・トト]]と手を組んで、終盤に[[ジ・O]]で登場する。 | :[[ティターンズ]]残党のリーダー格。[[ネオ・ジオン]]の[[グレミー・トト]]と手を組んで、終盤に[[ジ・O]]で登場する。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]] |
:序盤に[[ヤザン・ゲーブル]]と共に登場。 | :序盤に[[ヤザン・ゲーブル]]と共に登場。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
− | :今回は[[グリプス戦役]]後も生存という設定で登場。シロッコが既に死亡しているためなんとジ・Oに乗ってくる。未だにカミーユを殺す事に拘り、本人曰く「全てのプライドを捨てた」との事。そのため今回は[[ネオ・ジオン]]所属という珍しい設定での登場(なお、彼に限らず今回のティターンズ兵・[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]もネオ・ジオン所属)。カミーユを出撃させると[[逆恨み]] | + | :今回は[[グリプス戦役]]後も生存という設定で登場。シロッコが既に死亡しているためなんとジ・Oに乗ってくる。未だにカミーユを殺す事に拘り、本人曰く「全てのプライドを捨てた」との事。そのため今回は[[ネオ・ジオン]]所属という珍しい設定での登場(なお、彼に限らず今回のティターンズ兵・[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]もネオ・ジオン所属)。カミーユを出撃させると[[逆恨み]]技能で火力がとんでもなく上昇するので注意。 |
− | : | + | :第1部終盤で撃墜された際に撤退しているが、第3部に登場することはなかった。カミーユ達の見立てではジ・Oはかなり損傷していたらしく、撤退途中に誘爆して戦死した可能性も示唆されてはいるが明確な描写は無い。撤退する際[[ロール・クラン|ロール]]達から『できれば完全に倒してしまいたかった』『あの手のタイプはしつこい』と散々言われた挙句、総じて実際に登場するのはたったの1話だけな上、明確な死亡の描写すらないまま退場……と、いつものことながら扱いが悪い。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] |
:[[ティターンズ]]の残党として登場し、最期は[[バイストン・ウェル]]で死亡する。 | :[[ティターンズ]]の残党として登場し、最期は[[バイストン・ウェル]]で死亡する。 | ||
− | === | + | === [[αシリーズ]] === |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | : | + | :[[ティターンズ]]所属。原作通りカミーユにちょっかいを出したおかげで悲惨な道を辿ることになる…。戦闘時の顔グラはヘルメットバージョン。搭乗機は[[ガンダムMk-II (黒)]]、[[バイアラン]]、[[ガブスレイ]](MA)、[[バウンド・ドック]](MA)。彼が登場する最後のマップは、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]が1人で戦うマップ。 |
− | :[[ | + | :アスカを育成していない場合を想定しているのか、レベルは高いが搭乗機に恵まれない。その為、簡単に撃墜される。カミーユが出撃しないマップで前座的な扱いであっさりと退場するという不遇極まりない展開には同情すら覚えるだろう。スーパー系主人公の場合ルート進行によってはそこでしか登場しない。 |
+ | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | ||
+ | :新規EDルートにて追加されたティターンズとの決戦においてマウアーなどと共にバウンド・ドック(MS)に乗ってくる。戦力の肥大化が頂点に達している[[ロンド・ベル]]に中堅クラスのMSで挑んでくるその姿は涙を誘う。ただ、マウアーを先に撃墜すると[[奇跡]]を使ってくるため倒す順序には注意が必要。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | ||
+ | :[[ティターンズ]]所属。ストーリー序盤の敵として登場。αシリーズでの出番は本作で終了。前作での扱いに加えて、今回は序盤で退場……と、αシリーズでの彼の扱いは不遇である。今回は序盤で[[ティターンズ]]が壊滅しながらも短い間にバイアラン、[[ガンダムMk-II]]、ガブスレイ(極東ルートのみ)、バウンド・ドックと乗り換える。一応特殊戦闘台詞は多く収録されている。 | ||
+ | :第2次αでは僅かながらにカミーユの口からジェリドの名前が出ているが、ライバルとしての立場は第2次α以降も生き残ったヤザンに奪われている。 | ||
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+ | === [[Zシリーズ]] === | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦Z]] | ||
+ | :[[COMPACT3]]以来久しぶりの登場。今回は『Zガンダム』がジェリドが未参戦だった[[SC2]]に引き続き劇場版設定という事で、ジェリドも劇場版設定での登場となったが、彼は劇場版でもTV版と比べてさほど大きな設定変更も無いので、活躍は過去作と比べても大きな変化はない。 | ||
+ | :第3軍で登場し、形としては自軍部隊と共闘するという非常に珍しいステージもある。なお、原作では搭乗していない[[アッシマー]]に乗った彼も見れる。井上和彦氏による追加の戦闘ボイスも新規収録された。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]] | ||
+ | :一部シナリオで味方として使える。'''[[013特命部隊]]のシナリオでは[[主人公]]'''に近い扱いであり、仲間達を気遣い、思いやるなど、好漢の一面を見せる場面も多く見られた。スパロボシリーズではやや不遇なジェリドが優遇されている数少ない作品の一つなので、ファンならフル改造して無双させる唯一のチャンス。 | ||
+ | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]] | ||
+ | :Zで死亡したので当然登場しないが、中盤の[[人造次元獣ルーク・アダモン]]戦でカミーユが過去を吹っ切って攻撃を仕掛ける際に彼の名前を口にする(おそらくフォウが生存しているため)。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
:[[スペシャルズ]](後の[[OZ]])所属。組織の名前が違うだけで、条件を満たせていないとフォウを死なせてしまうなどほぼ原作通りの顛末を辿る。 | :[[スペシャルズ]](後の[[OZ]])所属。組織の名前が違うだけで、条件を満たせていないとフォウを死なせてしまうなどほぼ原作通りの顛末を辿る。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
− | : | + | :イベント「放たれたタマシイ」にて[[バイストン・ウェル]]で亡者として復活、カミーユへの再戦に挑むが、[[νガンダム]]から放たれた謎の光によって阻害される。 |
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=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
− | ;[[ヒーロー戦記 | + | ;[[ヒーロー戦記]] |
:ティターンズ所属。ティターンズがクーデターを起こした際に中ボスとしてゼウスメンバーと2回戦う。 | :ティターンズ所属。ティターンズがクーデターを起こした際に中ボスとしてゼウスメンバーと2回戦う。 | ||
:1戦目はバウンド・ドックに搭乗するが、2戦目は[[強化人間]]となり、バウンド・ドック撃破後に[[サイコガンダム]]に乗り換えて攻撃してくる前半屈指の難敵。 | :1戦目はバウンド・ドックに搭乗するが、2戦目は[[強化人間]]となり、バウンド・ドック撃破後に[[サイコガンダム]]に乗り換えて攻撃してくる前半屈指の難敵。 | ||
+ | ;[[バトルロボット烈伝]] | ||
+ | :マウアーと共に惑星ウルスに転写され、ハイザック・ガンダムMk-IIに乗り敵として登場。最後はマウアーを失い、カミーユへの復讐に燃えるが戦死する。 | ||
;[[リアルロボット戦線]] | ;[[リアルロボット戦線]] | ||
− | : | + | :ゲスト的に味方としても操作できるが、結局敵に。ルート次第では原作同様フォウを殺害する。 |
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− | == | + | == パイロットステータスの傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | + | ティターンズ系の中ではシロッコやヤザンに劣るものの、能力は高め。 | |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]] | ;[[スーパーロボット大戦EX|EX]] | ||
− | : | + | :[[ド根性]]、[[加速]]、[[威圧]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[覚醒]] |
− | ;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]] | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]] |
− | : | + | :[[根性]]、[[気合]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[覚醒]] |
− | ;[[スーパーロボット大戦F|F | + | ;[[スーパーロボット大戦F|F]] |
− | + | :[[根性]]、[[熱血]]、[[加速]]、[[ひらめき]]、[[努力]]、[[挑発]] | |
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− | : | ||
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ||
− | : | + | :[[根性]]、[[加速]]、[[努力]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[魂]] |
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ||
− | : | + | :[[ド根性]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[熱血]]、[[気迫]] |
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
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;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ||
− | : | + | :[[底力]]L8、[[ブロッキング]]、[[戦意高揚]]、[[気力+ (ダメージ)]]、[[強運]] |
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− | === [[小隊長能力 | + | === [[小隊長能力]](隊長効果) === |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] |
− | + | :命中率+20% | |
− | + | <!-- === 固有[[エースボーナス]] === --> | |
− | === [[エースボーナス]] === | + | <!-- :GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLE、NEO、第2次Zで採用 --> |
− | + | <!-- == パイロット[[BGM]] == --> | |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
208行目: | 141行目: | ||
:恋人。ジェリドを庇ってカミーユに撃墜された。 | :恋人。ジェリドを庇ってカミーユに撃墜された。 | ||
;[[フォウ・ムラサメ]] | ;[[フォウ・ムラサメ]] | ||
− | :TV版では、[[キリマンジャロ]]の戦いでカミーユの[[Ζガンダム]]を背後から倒そうとしたところ、彼を守るべく割って入ってきた彼女の乗る[[サイコガンダム]] | + | :TV版では、[[キリマンジャロ]]の戦いでカミーユの[[Ζガンダム]]を背後から倒そうとしたところ、彼を守るべく割って入ってきた彼女の乗る[[サイコガンダム]]の頭部にあるコクピットをビームサーベルで貫いてしまい、殺害してしまう。 |
;[[パプテマス・シロッコ]] | ;[[パプテマス・シロッコ]] | ||
− | : | + | :上官。しかし、自分の恋人であるマウアーを取り込もうとする彼に嫉妬するなど、内心は快く思っておらず、ジェリドの中では蹴落とすべき対象として見なしていた。彼によって捨石のような扱いをされる事に…… |
;[[サラ・ザビアロフ]] | ;[[サラ・ザビアロフ]] | ||
:シロッコの命令により一時期、部下であった。あまりにも汚れの知らない子供である彼女が、戦争に参加する事に難色を示す。 | :シロッコの命令により一時期、部下であった。あまりにも汚れの知らない子供である彼女が、戦争に参加する事に難色を示す。 | ||
− | ; | + | ;ジドレ曹長 |
− | : | + | :スパロボ未登場。サラと同じくシロッコの命令により一時期部下としたが、編入した後の初任務で戦死させてしまう。 |
;[[ジャマイカン・ダニンガン]] | ;[[ジャマイカン・ダニンガン]] | ||
:上官。しかし、彼に騙される形でカミーユの母親を殺してしまった事から、権力志向な彼を内心良く思っていなかった。 | :上官。しかし、彼に騙される形でカミーユの母親を殺してしまった事から、権力志向な彼を内心良く思っていなかった。 | ||
;[[バスク・オム]] | ;[[バスク・オム]] | ||
:上官。 | :上官。 | ||
+ | :なお、ジェリドの声を担当した井上氏とバスク役の郷里大輔氏は、声優養成所時代からの友人で一緒に同じアルバイトをしたり、演技の勉強をするなど古い付き合いだった。 | ||
;[[ジャミトフ・ハイマン]] | ;[[ジャミトフ・ハイマン]] | ||
:上官。終盤では、彼の護衛に就いていた。 | :上官。終盤では、彼の護衛に就いていた。 | ||
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;[[ガディ・キンゼー]] | ;[[ガディ・キンゼー]] | ||
:上官。 | :上官。 | ||
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=== [[地球連邦軍]] === | === [[地球連邦軍]] === | ||
;ヒルダ・ビダン | ;ヒルダ・ビダン | ||
− | : | + | :スパロボ未登場。第3話でティターンズの人質としてカプセルに入れられた彼女を、ジャマイカンに騙される形で殺害。ジェリドの方はカプセルの中に人が入っている事は知らず、その事実を知ったときには罪悪感も感じていた。 |
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;[[ライラ・ミラ・ライラ]] | ;[[ライラ・ミラ・ライラ]] | ||
:劇場版では同じティターンズ所属。当初は馬鹿にされた事に反発しながらも、彼女の言葉と実力を認めている。ジェリドにとって宇宙戦の師匠となる予定だった女性であったが、カミーユに撃墜され、カミーユへの怒りの一因となる。 | :劇場版では同じティターンズ所属。当初は馬鹿にされた事に反発しながらも、彼女の言葉と実力を認めている。ジェリドにとって宇宙戦の師匠となる予定だった女性であったが、カミーユに撃墜され、カミーユへの怒りの一因となる。 | ||
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=== [[エゥーゴ]] === | === [[エゥーゴ]] === | ||
;[[カミーユ・ビダン]] | ;[[カミーユ・ビダン]] | ||
− | : | + | :[[ライバル]]関係、なのだが… |
− | : | + | :仲間を次々殺されたが、ジェリドも結果的にフォウやカミーユの母を殺害しており、仇同士と言えなくもない。 |
− | ;[[シャア・アズナブル | + | ;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]) |
:原作ではそれほどではないが、スパロボではシャアと呼び対抗意識を燃やす。なお、[[ジャブロー]]で交戦した際に彼の[[百式]]を「'''[[ガンダムMk-II]]の出来損ない'''」などと言って罵ったが、いざ戦ってみるとMk-IIを上回る機動性と火力の前に前言撤回する。 | :原作ではそれほどではないが、スパロボではシャアと呼び対抗意識を燃やす。なお、[[ジャブロー]]で交戦した際に彼の[[百式]]を「'''[[ガンダムMk-II]]の出来損ない'''」などと言って罵ったが、いざ戦ってみるとMk-IIを上回る機動性と火力の前に前言撤回する。 | ||
;[[エマ・シーン]] | ;[[エマ・シーン]] | ||
:元同僚。同じティターンズであった時は彼女に窘められる事が多いのだが、実戦では彼女を圧倒している。 | :元同僚。同じティターンズであった時は彼女に窘められる事が多いのだが、実戦では彼女を圧倒している。 | ||
;[[カツ・コバヤシ]] | ;[[カツ・コバヤシ]] | ||
− | : | + | :原作では、占拠した[[フォン・ブラウン]]で民間人に偽装して潜入していたカミーユを追い詰めたところを、彼に背後からアムロから渡された銃を突きつけられるが、一瞬の隙を突いて奪う。しかし、後にカツに奪い返されてしまう。 |
;[[アポリー・ベイ|アポリー]] | ;[[アポリー・ベイ|アポリー]] | ||
:終盤の[[ゼダンの門]]の戦いで、[[ファ・ユイリィ|ファ]]の[[メタス]]を攻撃したところ、彼女を守るべく割って入ってきた彼の[[リック・ディアス]]を撃墜する。 | :終盤の[[ゼダンの門]]の戦いで、[[ファ・ユイリィ|ファ]]の[[メタス]]を攻撃したところ、彼女を守るべく割って入ってきた彼の[[リック・ディアス]]を撃墜する。 | ||
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=== [[カラバ]] === | === [[カラバ]] === | ||
;[[アムロ・レイ]] | ;[[アムロ・レイ]] | ||
− | : | + | :原作での邂逅はないが(交戦した際も一蹴されてしまった)、スパロボでは特殊な戦闘時の台詞があり、柄にもなく対抗意識を燃やす。 |
;[[ベルトーチカ・イルマ]] | ;[[ベルトーチカ・イルマ]] | ||
− | :原作では邂逅はないが、[[ダカール]] | + | :原作では邂逅はないが、[[ダカール]]の連邦議会におけるシャアの演説を阻止するべく、戦闘したところを彼女に撮られてしまい全世界に「ティターンズ=無法者」としてオンエアされてしまう。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
262行目: | 188行目: | ||
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ==== | ==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ==== | ||
;[[ランバ・ラル]] | ;[[ランバ・ラル]] | ||
− | : | + | :旧シリーズでは第3次まで同じDC所属であるが、[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]でのジェリドの人質作戦には難色を示していた。 |
;[[黒い三連星]] | ;[[黒い三連星]] | ||
− | : | + | :旧シリーズのDCでは第3次まで同僚。 |
;[[ジュドー・アーシタ]] | ;[[ジュドー・アーシタ]] | ||
− | : | + | :スパロボにおいてはカミーユに比べればそれほどでもないが、それでも多少なりとも彼を敵視している事が多い。 |
;[[マシュマー・セロ]] | ;[[マシュマー・セロ]] | ||
− | : | + | :旧シリーズのDCでは第3次まで同僚。第2次では割と良好な関係であるが、第3次ではジェリドを軽んじる発言をする等で関係はやや悪い。 |
;[[グレミー・トト]] | ;[[グレミー・トト]] | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]では彼の指揮下に入り、[[ルナツー]]で[[ロンド・ベル]]隊を待ち伏せする。彼からの忠告を無視し、「[[グリプス戦役]]での借りを返す」と息巻くが…… |
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==== その他ガンダムシリーズ ==== | ==== その他ガンダムシリーズ ==== | ||
;[[ヒイロ・ユイ]] | ;[[ヒイロ・ユイ]] | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦α|α]]では、[[第3新東京市|第2新東京市]]にて[[碇シンジ|シンジ]]の通う中学校に任務として潜入していた、彼の[[ウイングガンダム]]と交戦する。 |
;[[スティング・オークレー]]、[[アウル・ニーダ]]、[[ステラ・ルーシェ]] | ;[[スティング・オークレー]]、[[アウル・ニーダ]]、[[ステラ・ルーシェ]] | ||
− | : | + | :ZSPDでは[[013特命部隊]]で行動を共にする。Zの序盤ではネオ同様に彼らにも軽んじられていたようだが、彼らに対して偉ぶる事無く、よき先輩として接していた。 |
;[[ネオ・ロアノーク]] | ;[[ネオ・ロアノーク]] | ||
− | : | + | :ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。Zの序盤では軽んじられていたが、013特命部隊においては彼のよき部下として活躍した。彼に自身の悩みを打ち明け、相談する一幕も。 |
=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
;[[バーン・バニングス]] | ;[[バーン・バニングス]] | ||
− | : | + | :EXのシュウの章にて共闘。彼もまた、ジェリドと同じ[[富野作品]]における「[[ショウ・ザマ|ライバル]]を倒さないと前に進めなくなってしまった者」である。 |
;[[ジョウ・マヤ]] | ;[[ジョウ・マヤ]] | ||
− | : | + | :COMPACT2におけるジェリドの最期には、彼と同じように[[イルボラ・サロ|復讐に取り憑かれた者]]を相手にするジョウにとって、何ともいえない虚しさを感じさせた。 |
;[[ユルゲンス]] | ;[[ユルゲンス]] | ||
− | : | + | :ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。Zの序盤では彼はエリートである事を鼻にかけるジェリド達を疎んでいたが(ジェリドも当時は彼を疎んでいた)、[[多元世界]]に揉まれて威張る事に虚しさを覚えたジェリドの成長を認めていた。 |
;[[アネモネ]] | ;[[アネモネ]] | ||
− | : | + | :ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。マウアーと共に彼女を心配し、彼女を気遣う場面も。彼女に限らず、ZSPDではジェリドが仲間を気遣う場面が多い。 |
;[[ドミニク・ソレル]] | ;[[ドミニク・ソレル]] | ||
− | : | + | :ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。献身的にアネモネの世話をする彼の気苦労を察し、気遣っていた。 |
;[[キッド・ホーラ]] | ;[[キッド・ホーラ]] | ||
− | : | + | :ZSPDでは013特命部隊で行動を共にする。彼は色々とジェリドと似た側面を持った人物である。 |
− | |||
− | |||
=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
;[[兜甲児]] | ;[[兜甲児]] | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部|COMPACT2第1部]]及び[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]では、ジェリドがカミーユに対して並ならぬ殺意を剥き出しにしていたため、物騒な奴と評していた。 |
;[[早乙女ミチル]] | ;[[早乙女ミチル]] | ||
− | : | + | :[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]では[[マドリード]]市民を人質に取り、彼女を[[ホワイトベース隊]]と戦わせようとした。 |
;バトルチーム([[葵豹馬]]、[[浪花十三]]、[[西川大作]]、[[南原ちずる]]、[[北小介]]) | ;バトルチーム([[葵豹馬]]、[[浪花十三]]、[[西川大作]]、[[南原ちずる]]、[[北小介]]) | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では結果的に南原博士を殺害した事から、彼らから「博士の仇」と憎まれる。 |
;[[南原猛]] | ;[[南原猛]] | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では[[南原コネクション]]襲撃の際に結果的に彼を殺害してしまう。 |
;[[シャピロ・キーツ]] | ;[[シャピロ・キーツ]] | ||
− | : | + | :F完結編ではシロッコの[[クローン]]を復活させた事が結果的にはマウアーの戦死の一因となった為に彼を憎むことになる。条件を満たすとシャピロのマウアーも[[クローン]]として復活させてやるとの台詞によりさらに激怒してシャピロに[[特攻]]し、戦死する。このジェリドの特攻が、シャピロ打倒の大きな糸口となった。 |
;[[碇シンジ]] | ;[[碇シンジ]] | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦α|α]]では、どこからかリークされた[[NERV]]の決戦兵器の危険性を聞いた[[ティターンズ]]上層部の命令により、[[EVA初号機]]と[[EVA零号機]]を接収するべくカクリコンと共に[[第2新東京市]]に派遣され、彼の乗る初号機に戦闘を仕掛ける。しかし、[[A.T.フィールド]]に防がれてしまう。 |
;[[ミア・アリス]] | ;[[ミア・アリス]] | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]におけるジェリドの最期には、ジェリドと同じように[[ギル・バーグ|復讐に取り憑かれた者]]を相手にする彼女にとって何ともいえない虚しさを感じさせた。 |
;[[コズモレンジャーJ9]]([[木戸丈太郎]]、[[スティーブン・ボウィー]]、[[マチコ・ヴァレンシア]]、[[アイザック・ゴドノフ]]) | ;[[コズモレンジャーJ9]]([[木戸丈太郎]]、[[スティーブン・ボウィー]]、[[マチコ・ヴァレンシア]]、[[アイザック・ゴドノフ]]) | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では、アレグ基地で彼らが[[ティターンズ]]が監禁している[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[ブライト・ノア|ブライト]]達を救出しに来た特殊部隊だと知らずに基地内へ通してしまう。また彼らの乗る[[ブライサンダー]]を'''趣味の悪い車'''と称し、ボウィーから反感を買っていた。丈太郎のことは、連邦軍同士だったのかレッド・ローズ射撃部隊だった彼に見覚えがあったらしく、さらにティターンズにも勧誘されていた。 |
;[[フェイ・シンルー]] | ;[[フェイ・シンルー]] | ||
− | : | + | :Zでは彼女に気を許している一面もあったが、後に彼女の裏切りに激怒。 |
=== [[バンプレストオリジナル]] === | === [[バンプレストオリジナル]] === | ||
;[[シュウ・シラカワ]] | ;[[シュウ・シラカワ]] | ||
− | : | + | :EXのシュウの章にて、彼と共闘する。…が、記憶喪失中のシュウからすれば「'''自分を知ってるらしいので味方に引き入れよう'''」程度の認識なので彼からの扱いが良いとは言えない(ちなみにシュウは、'''シャアについてはおぼろげながら覚えていた''')。 |
− | |||
− | |||
;[[セツコ・オハラ]] | ;[[セツコ・オハラ]] | ||
:気弱で頼りない彼女をマスコットガール呼ばわりして小馬鹿にしているが、後に彼女に「何も変わっていない」などと見下されてしまう。 | :気弱で頼りない彼女をマスコットガール呼ばわりして小馬鹿にしているが、後に彼女に「何も変わっていない」などと見下されてしまう。 | ||
337行目: | 251行目: | ||
=== TV版 === | === TV版 === | ||
; 「ティターンズらしくなって、よく来てくれた」 | ; 「ティターンズらしくなって、よく来てくれた」 | ||
− | : 第1話で初登場した際の最初の台詞。地球から[[グリーンノア]]へ赴任してきた同僚である[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]と[[エマ・シーン|エマ]] | + | : 第1話で初登場した際の最初の台詞。地球から[[グリーンノア]]へ赴任してきた同僚である[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]と[[エマ・シーン|エマ]]を宇宙港へ迎えに来ていたのである。この後、ジェリドの人生を悪い意味で転落人生に変えてしまった、空手部をサボって[[ブライト・ノア|ブライト]]に会いに来た最大の敵となる[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と運命(?)の出会う事になるとは、このときの彼は知る由もなかった…。 |
− | : | + | : しかし、このときジェリドの言う「ティターンズらしさ」とは一体何を指すのか、気になるところである。 |
− | : | + | ; 「女の名前なのに…なんだ男か」 |
− | + | : カミーユを一目見た際に言い放った台詞。この一言で彼の運命が決まってしまった…… | |
− | + | : というか、富野監督も認めているが'''カミーユと言う名前は別に女性名ではない'''。つまり、名前にコンプレックスを持っているカミーユと、「カミーユは女の名前」と思い込んでいたジェリド(あとカミーユの名前を連呼したファ)がたまたま出会ってしまったばっかりに彼らの運命は大きく狂う事になったのである。 | |
− | |||
; 「そうか。そういうこと。なら男らしく扱ってやるよ!」 | ; 「そうか。そういうこと。なら男らしく扱ってやるよ!」 | ||
− | : | + | : カミーユが自身を殴った理由を知った際、この言葉を述べて取り押さえられたカミーユの顔面を蹴る。ジェリドの傲慢さと大人げなさが表れているが、小説版ではまだ大人としてやや手加減している。 |
; 「こりゃ始末書じゃ済まんかな」 | ; 「こりゃ始末書じゃ済まんかな」 | ||
− | : [[ガンダムMk-II]] | + | : カミーユに殴られてからというものの、どうも調子が出ないジェリドは[[ガンダムMk-II]]でコロニー内では禁止されている、超低空飛行を行い死傷者を多数出した挙句、ティターンズの本部ビルに突っ込んでしまった時の台詞。 |
− | : | + | : 本来なら、始末書なんてものではなく除隊ものである。しかし、この後ジェリドがこの事で特に処分を受けていなかったところから、ティターンズがとんでもない特権部隊である事を窺わさせる。しかし、このビルの取調室で尋問を受けていたカミーユに脱走させるきっかけを作ってしまい…。 |
− | |||
; エマ「ジェリド・メサ中尉、無理な行動がこういう結果につながる事は十分にわかっていたはずです」<br />「次のティターンズのパイロットも来りゃ焦りもするさ。それに俺はバスク大佐の言う通り、即戦力になるために…」<br />エマ「だからといって禁止されている超低空飛行を居住区でやることはないでしょう?」<br />「エマ中尉はオレの上官か? 違うだろ」<br />エマ「我々は自力でMSの回収をする力を付ける訓練だって」<br />「Mk-IIは壊しちゃいない」<br />エマ「だからといって建物を壊していい訳はないでしょう?」<br />「民間人の家は避けて無理をしたからこうなったんだ」 | ; エマ「ジェリド・メサ中尉、無理な行動がこういう結果につながる事は十分にわかっていたはずです」<br />「次のティターンズのパイロットも来りゃ焦りもするさ。それに俺はバスク大佐の言う通り、即戦力になるために…」<br />エマ「だからといって禁止されている超低空飛行を居住区でやることはないでしょう?」<br />「エマ中尉はオレの上官か? 違うだろ」<br />エマ「我々は自力でMSの回収をする力を付ける訓練だって」<br />「Mk-IIは壊しちゃいない」<br />エマ「だからといって建物を壊していい訳はないでしょう?」<br />「民間人の家は避けて無理をしたからこうなったんだ」 | ||
− | : 第2話で、Mk- | + | : 第2話で、Mk-IIでティターンズの本部ビルに突っ込んでしまった事を、エマに非難された時のやり取り。ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う。要するに逃れ口上であり、言い返せないとなるとこれであり、ジェリドの情けない一面が強調されている。言い逃れのできない事をしたのだから、もっと反省するべきである。 |
; 「出てきやがった。よくもまぁ、ぬけぬけと」 | ; 「出てきやがった。よくもまぁ、ぬけぬけと」 | ||
− | : グリーンノアから脱出しようとする[[リック・ディアス]] | + | : グリーンノアから脱出しようとする[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]達の[[リック・ディアス]]隊と、奪われたカミーユの乗るMk-II3号機を[[ハイザック]]で追いかける場面での台詞。意気揚々と意気込むのは結構だが、その割には行動が伴っていないのが、ジェリドの情けないところである。 |
; 「くそ! うぉ!? こっちが当たらずに、なんで相手のほうが!?」 | ; 「くそ! うぉ!? こっちが当たらずに、なんで相手のほうが!?」 | ||
− | : クワトロの[[リック・ディアス (クワトロ専用)|リック・ディアス]] | + | : クワトロの[[リック・ディアス (クワトロ専用)|リック・ディアス]]に、ハイザックの足を撃ち抜かれたときの台詞。相手は7年前の[[一年戦争]]で[[ジオン軍|ジオン]]の「[[赤い彗星]]」の異名をとった[[ニュータイプ]]の[[エース]]であるため、実力が違いすぎるのは必然である。それがジェリドにはわからないようでは、まだまだ半人前だといえる。 |
; 「なんだ! いったいなんだというのだ、この不愉快さは!」 | ; 「なんだ! いったいなんだというのだ、この不愉快さは!」 | ||
: 第3話にて、[[バスク・オム|バスク]]の命令でカミーユの母のカプセルを[[狙撃]]した後の台詞。ニュータイプの素質が感じられる。ジェリドは中に人間が乗せられていたことを知らず、爆弾か何かかと思っていた。 | : 第3話にて、[[バスク・オム|バスク]]の命令でカミーユの母のカプセルを[[狙撃]]した後の台詞。ニュータイプの素質が感じられる。ジェリドは中に人間が乗せられていたことを知らず、爆弾か何かかと思っていた。 | ||
; 「母さん…母さんかい? 俺は知らなかったんだ。あのカプセルの中に君のお袋さんがいたなんて。まだオッパイが恋しい年頃だったんだもんな」<br />「殴ってもいいんだぜ。いつかの空港のときみたいにな」 | ; 「母さん…母さんかい? 俺は知らなかったんだ。あのカプセルの中に君のお袋さんがいたなんて。まだオッパイが恋しい年頃だったんだもんな」<br />「殴ってもいいんだぜ。いつかの空港のときみたいにな」 | ||
− | : | + | : 第4話で、知らなかったとは言えカミーユの母であるヒルダ・ビダンの入ったカプセルを半ば騙された形で撃ち抜いて射殺してしまい、錯乱しアレキサンドリアにMk-II3号機ごと連行されたカミーユに吐き捨てた台詞。流石のジェリドも、今回ばかりは良心が痛んだのか罪悪感を感じていたのだろう。 |
− | : | + | : しかし、この男どうも素直になれないのか、このように挑発して「殴っててくれれば少しは自分の心も晴れるだろう」と考えて起こした行動である。人に頭を下げた事のないジェリドには、これが最大限の誠意だったのだ。そして、この後カミーユに「僕はあなたのハイザックを抑えてみせた」と言い負かされる事に。 |
+ | ; 「大佐、ガンダムMk-IIを使わせていただけるのならば、自分が汚名挽回をしたく」 | ||
+ | : 第4話でのバスクとの会話で登場するが、本来なら名誉挽回か汚名返上というべきなのに汚名挽回という間違った使い方をしている(その後のバスクの返事から見ると「名誉挽回」のつもりだったようだ)。結果的には間違ってないともいえる結果に…。 | ||
+ | : さすがに劇場版では「汚名返上」に直され、『[[スーパーロボット大戦Z]]』では、劇場版準拠の直されたセリフが一言セリフモードに登録されている。 | ||
+ | : なお、近年では国語辞典編集者などによって「汚名挽回」は誤用ではないといった説も出ている。 | ||
; 「ライラ。今度会ったら、ゆっくり酒でも飲まないか?」 | ; 「ライラ。今度会ったら、ゆっくり酒でも飲まないか?」 | ||
− | : 第7話より。ライラが自分と同じく上官の[[ジャマイカン・ダニンガン|ジャマイカン]]の事が嫌いであることがわかり、彼女と[[死亡フラグ|飲む約束を交わす]] | + | : 第7話より。ライラが自分と同じく上官の[[ジャマイカン・ダニンガン|ジャマイカン]]の事が嫌いであることがわかり、彼女と[[死亡フラグ|飲む約束を交わす]]。彼女の返事は、前向きなものであったのだが…。 |
; 「貴様だけが特別なんじゃない! 俺だってティターンズだ!!」 | ; 「貴様だけが特別なんじゃない! 俺だってティターンズだ!!」 | ||
− | : | + | : 第8話で、フル装備にチューンナップした[[ガルバルディβ]]の性能テストと、アーガマの潜伏場所を確認するために出撃したのだが、師匠である[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]の仇を討つべく、本来の任務を忘れてカミーユのMk-IIと月面で対決した時に。相手が子供とは言え、[[ニュータイプ]]であっても自分だって連邦のエリートであるティターンズのメンバーに抜擢されるまでに、相当な努力を重ね選ばれた事の、彼の自負や矜持が伺える。彼にだって男の意地があるのだ。 |
− | : | + | : なお、カミーユが月面戦闘に慣れておらずライラを殺した事に苦悩して迷いがある事もあるが、今回は気合が違うのか珍しくジェリドがカミーユを追い詰めていた。 |
; 「ニュータイプだってスーパーマンじゃないんだ!」 | ; 「ニュータイプだってスーパーマンじゃないんだ!」 | ||
− | : 上記の戦闘中においてカミーユのMk-IIに吹き飛ばされながらも体勢を立て直して発した台詞。 | + | : 上記の戦闘中においてカミーユのMk-IIに吹き飛ばされながらも体勢を立て直して発した台詞。[[宇宙世紀]]になってもスーパーマンは知られているのであろうか。 |
; 「ここで会ったが百年目ってね」 | ; 「ここで会ったが百年目ってね」 | ||
: 第12話で、降下した[[ジャブロー]]でカミーユのMk-IIと出くわした時に言った台詞。彼の執念深さが現れている。 | : 第12話で、降下した[[ジャブロー]]でカミーユのMk-IIと出くわした時に言った台詞。彼の執念深さが現れている。 | ||
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; 「力のない者は死あるのみ、力のない者は…」 | ; 「力のない者は死あるのみ、力のない者は…」 | ||
− | : | + | : カミーユに負け[[マラサイ]]を失ってしまい、明らかに定員オーバーの脱出用のシャトルに乗り込むべく、タラップに溢れかえってる他の兵を殴って押し退けながら、自分を必死で鼓舞する台詞。 |
− | : | + | : 勝利は生きてこそ掴めるものであり、その為ならば他人を蹴落とし泥を啜って汚名に塗れても、生き延びてやるという執念は立派だが、ジェリドにとっては人生最大の屈辱であろう。この後、後に恋人関係となる[[マウアー・ファラオ|マウアー]]と出会う。 |
; 「たいした威力だ。これならば一撃でガンダムMk-IIを討てる!」 | ; 「たいした威力だ。これならば一撃でガンダムMk-IIを討てる!」 | ||
− | : | + | : 第21話にて、恋仲になったマウアーと共に[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]の下で配属となり、彼の設計した新型MS[[ガブスレイ]]の性能テストを兼ねた模擬戦を終えたときの台詞。久々の登場であり、ジャブローでの生き恥を乗り越えマウアーという恋人を得ただけでなく新型機も手に入れた今、男として一層磨きがかかったようにも見える。だが、カミーユのMk-IIに執着しているあたりは全然変わっていない。 |
; 「こいつだけは他のマシンとは違う…なぶり殺しにしてやる!!」 | ; 「こいつだけは他のマシンとは違う…なぶり殺しにしてやる!!」 | ||
− | : | + | : アーガマのMS隊と交戦する最中にシロッコの命令で、援護に来たマウアーの[[ガブスレイ]]と共に[[エマ・シーン|エマ]]の[[リック・ディアス]]を撃破し、カミーユのMk-IIを追い詰め羽交い絞めにした時にマウアーから「ジェリド、何を躊躇っている? キャノンを使え!」と言われた時に返した台詞。 |
− | : | + | : マウアーからしてみたら、リック・ディアスは普通に撃破したのに、Mk-IIにやたらと拘りさっさと撃破しようとしない、彼の行動に疑問を持ったのだろう。ライラやカクリコンを殺したカミーユだけは、死ぬほどの苦しみを味あわせて殺さないと腹の虫が収まらないのだ。圧倒的に有利な状況ゆえに、彼の底意地の悪さが伺える。 |
: 何気に最終決戦の時のフラグにもなっている。 | : 何気に最終決戦の時のフラグにもなっている。 | ||
; 「カミーユ! 死ねぇ!!」 | ; 「カミーユ! 死ねぇ!!」 | ||
− | : | + | : バックパックからビームサーベルを抜こうとしたカミーユのMk-IIの左腕を、肩部メガ粒子砲で吹き飛ばして。この後駆けつけた[[アポリー・ベイ|アポリー]]の乗る[[Ζガンダム]]にやられてしまう…。マウアーが来てくれなかったら、間違いなく死んでいたであろう。 |
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; 「俺はカミーユを倒さない限り一歩も進めない人間になっちまった。あいつは俺にとって壁なんだ!」 | ; 「俺はカミーユを倒さない限り一歩も進めない人間になっちまった。あいつは俺にとって壁なんだ!」 | ||
: マウアーの前でカミーユにこだわる理由を話したとき。 | : マウアーの前でカミーユにこだわる理由を話したとき。 | ||
− | ; | + | ; ジェリド「もし長い戦争になれば、コロニーの100や200が沈むだろう。一つのコロニーの犠牲で、エゥーゴが降服をしてくれるのならば、神様だってこの作戦を許してくれる」<br />マウアー「「しかし、ガスの使用は国際条約で禁止されています」<br />ジェリド「みんな、早く故郷に帰りたいのだ。連邦軍もティターンズとなれば、過去の条約は無いに等しい」 |
: 自分が[[指揮]]することになった毒ガス作戦の前の一言。毒ガス攻撃と言う非人道的な作戦を正当化するにはあまりにも無茶苦茶な理論だが、こうでも言わなければ自分達の士気を維持できないと思っていたのだろう。 | : 自分が[[指揮]]することになった毒ガス作戦の前の一言。毒ガス攻撃と言う非人道的な作戦を正当化するにはあまりにも無茶苦茶な理論だが、こうでも言わなければ自分達の士気を維持できないと思っていたのだろう。 | ||
: 後にジェリドは作戦を阻止しようと現れたカミーユに対して「貴様がいなければ、こんな嫌な作戦はやらないで済んだんだぞ!」と漏らしており、彼自身も毒ガス作戦を嫌がっていたことが分かる。 | : 後にジェリドは作戦を阻止しようと現れたカミーユに対して「貴様がいなければ、こんな嫌な作戦はやらないで済んだんだぞ!」と漏らしており、彼自身も毒ガス作戦を嫌がっていたことが分かる。 | ||
− | ; | + | ; 「ティターンズは力だ! 力があってこそ全てを制するんだ!」 |
− | : | + | : クワトロが[[ダカール演説|演説]]している[[ダカール]]の議会を攻撃しようする自分の目の前に立ち塞がり、「ティターンズが正しいのなら、議会で証明すべきだろ!」と主張する味方の[[アッシマー]]に対して。 |
− | + | : 激昂したジェリドは議会への攻撃を強行するが、これがティターンズの非道さを裏付ける証拠となってしまい、ティターンズは求心力を失ってしまう。力で何でも押し通そうとするジェリド、そしてティターンズの姿勢が、結局は自身の破滅を招く原因になってしまったのである。 | |
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; 「グワダンを叩け! モビルスーツは後でどうにでもなる!」 | ; 「グワダンを叩け! モビルスーツは後でどうにでもなる!」 | ||
: 第44話「ゼダンの門」にて、[[グワダン]]からの集中砲火に晒されながらも動揺すること無く味方に言い放った台詞。[[ガザC]]を蹴散らしながらグワダンに迫る様子は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]がプレッシャーを感じるほどであった。 | : 第44話「ゼダンの門」にて、[[グワダン]]からの集中砲火に晒されながらも動揺すること無く味方に言い放った台詞。[[ガザC]]を蹴散らしながらグワダンに迫る様子は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]がプレッシャーを感じるほどであった。 | ||
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: 第45話「天から来るもの」での登場時の台詞。 | : 第45話「天から来るもの」での登場時の台詞。 | ||
; 「これが戦争だろうが!」 | ; 「これが戦争だろうが!」 | ||
− | : [[アポリー・ベイ|アポリー]] | + | : [[アポリー・ベイ|アポリー]]を撃墜した時の台詞。 |
; 「俺は貴様ほど人を殺しちゃいない!」 | ; 「俺は貴様ほど人を殺しちゃいない!」 | ||
− | : | + | : カミーユと最後に対峙した際の台詞。 |
; 「カミーユ、貴様は俺のぉぉぉ!!」 | ; 「カミーユ、貴様は俺のぉぉぉ!!」 | ||
− | : | + | : 死に際にジェリドが叫んだ台詞。「俺の」の続きは富野監督によると、「全てを奪った」と続くらしい。劇場版では別の台詞になっているが、Zでは撃墜と死亡イベントに入っている。 |
: なお、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[スティング・オークレー]]もジェリドと似たような台詞を言いながら死んでいる。 | : なお、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[スティング・オークレー]]もジェリドと似たような台詞を言いながら死んでいる。 | ||
:SRWでもカミーユで撃墜するとこの台詞を言って散るが、「'''カミーユ…貴様は俺の……'''」という表記になっており、口調も絞り出すようなものとなっている。 | :SRWでもカミーユで撃墜するとこの台詞を言って散るが、「'''カミーユ…貴様は俺の……'''」という表記になっており、口調も絞り出すようなものとなっている。 | ||
=== 劇場版 === | === 劇場版 === | ||
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;「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」 | ;「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」 | ||
− | : | + | :劇場版での最期のセリフ。TV版とは違い、あまりにもあっけなさすぎる最期であった… |
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
=== TV版 === | === TV版 === | ||
==== 戦闘台詞 ==== | ==== 戦闘台詞 ==== | ||
− | ;「お前もカミーユとともに、地獄へ送ってやる!」<br>「子供の分際で生意気なんだよ!」<br>「子供が戦場にしゃしゃり出て来るな!」 | + | ;「お前もカミーユとともに、地獄へ送ってやる!」<br />「子供の分際で生意気なんだよ!」<br />「子供が戦場にしゃしゃり出て来るな!」 |
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]、[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]で[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]に対して発する[[特殊戦闘台詞]]。 |
==== [[旧シリーズ]] ==== | ==== [[旧シリーズ]] ==== | ||
;「それがガキだってんだよ、カミーユちゃん!」 | ;「それがガキだってんだよ、カミーユちゃん!」 | ||
− | : | + | :第3次序盤でカミーユをガキ呼ばわりして「オレはカミーユだ、ガキじゃない!」と怒るカミーユにかけた追い討ちの台詞。旧シリーズでは第2次では一応カミーユの存在は認識しているが、明確に描かれるのはここから。 |
;「ああ、何度か戦った事があるぜ、第2次大戦の時にな。手強い相手だ、油断するな!」 | ;「ああ、何度か戦った事があるぜ、第2次大戦の時にな。手強い相手だ、油断するな!」 | ||
− | : | + | :EXにて[[サイバスター]]に遭遇し、カクリコンに注意をうながした時の台詞。 |
;「ああ、けどな、オレはこれで満足してるぜ」 | ;「ああ、けどな、オレはこれで満足してるぜ」 | ||
− | : | + | :第4次でのティターンズと[[ロンド・ベル]]の決戦シナリオである「栄光の落日」での台詞。ただ、決着を付けるべきカミーユはここでのロンド・ベルのメンバーにいないのでこのシナリオでは満足できない事になる。 |
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;「マウアー…今そっちへ…」 | ;「マウアー…今そっちへ…」 | ||
− | : | + | :F完結編で[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]搭乗の[[ヴァルシオン改]]に[[ジ・O]]で特攻した際の最期の台詞。ジェリド[[特攻]]はスパロボシリーズにおける数少ない見せ場である。 |
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==== COMPACTシリーズ ==== | ==== COMPACTシリーズ ==== | ||
+ | ;「…だったらクビにするなり、後ろから撃つなりするんだな」<br />「…グリプスでの借りを返す…こんな好機は逃せねえんだよ…!」 | ||
+ | :[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]のルナツー内部で[[ロンド・ベル]]隊と接触した事により、血気にはやる様を嗜める[[グレミー・トト|グレミー]]を無視して臨戦態勢に入る。 | ||
;「前大戦で大破したものをレストアしたものさ。特に…お前には思い出深い代物だろ、カミーユッ!」 | ;「前大戦で大破したものをレストアしたものさ。特に…お前には思い出深い代物だろ、カミーユッ!」 | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]の[[ジャブロー]]西部戦で、増援として現れた[[サイコガンダム]]の威容に騒然とする[[ガンドール]]隊へ発した台詞。[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]の悲劇を想起させるサイコの出現とジェリドの挑発は、カミーユの逆鱗に触れた。 |
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− | ==== | + | ==== [[αシリーズ]] ==== |
− | ; | + | ;「俺達はその使徒より、あんた達の決戦兵器の方が危険だと聞いて、ここに来たんだがな…」<br />「貴様らの存在はSDFと同じで、地球圏の秩序を乱す原因となる」<br />「だから、俺達ティターンズが貴様らを排除する!」 |
− | : | + | :[[α]]序盤で[[第3新東京市]]に軍事介入した際、ティターンズの即時撤退を求める[[葛城ミサト|ミサト]]からの警告を意に介さず、[[EVA初号機]]へと攻撃を開始する。 |
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=== 劇場版 === | === 劇場版 === | ||
==== [[Zシリーズ]] ==== | ==== [[Zシリーズ]] ==== | ||
− | ;「こんな世界だからな…ティターンズの名前だけでやっていけるとは思わないさ」<br>「それに力が無ければ、大事なものを守れないってのは嫌という程、味わわされてきたからな」<br>「俺は強い男になる事で全てを手に入れる…この特命部隊に選抜されたチャンスを、最大限に活かすつもりだ」<br>「俺は実力主義だからな、マウアー。背中を預けられる奴とは五分で付き合いたいんだ」 | + | ;「こんな世界だからな…ティターンズの名前だけでやっていけるとは思わないさ」<br />「それに力が無ければ、大事なものを守れないってのは嫌という程、味わわされてきたからな」<br />「俺は強い男になる事で全てを手に入れる…この特命部隊に選抜されたチャンスを、最大限に活かすつもりだ」<br />「俺は実力主義だからな、マウアー。背中を預けられる奴とは五分で付き合いたいんだ」 |
:マウアーとの対話で「[[013特命部隊]]」に於ける自身の在り方を冷静に自己分析した後、「僚友」としての信頼関係が芽生えた彼女へ互いに呼び捨てで接し合う事を提言する。[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]でのジェリドは「ティターンズの看板」云々という台詞を再三に亘って口にする事が多く、己への「戒め」として用いている模様。 | :マウアーとの対話で「[[013特命部隊]]」に於ける自身の在り方を冷静に自己分析した後、「僚友」としての信頼関係が芽生えた彼女へ互いに呼び捨てで接し合う事を提言する。[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]でのジェリドは「ティターンズの看板」云々という台詞を再三に亘って口にする事が多く、己への「戒め」として用いている模様。 | ||
;「すいませんね、博士。大切な仲間を危険に晒す訳にはいきませんので」 | ;「すいませんね、博士。大切な仲間を危険に晒す訳にはいきませんので」 | ||
:[[ネオ・ロアノーク|隊長]]室までの案内役をマウアーへと「おねだり」する[[ジエー・ベイベル|ジエー]]に不穏なものを感じ、彼の襟首を摘まんで「丁重に」お持て成しする。 | :[[ネオ・ロアノーク|隊長]]室までの案内役をマウアーへと「おねだり」する[[ジエー・ベイベル|ジエー]]に不穏なものを感じ、彼の襟首を摘まんで「丁重に」お持て成しする。 | ||
− | ;「看板だけで戦えるほどこの世界は甘くない…! その事は嫌という程、学んできた!」<br>「俺は前に進むんだ! こんな所でやらせるかよ!」 | + | ;「看板だけで戦えるほどこの世界は甘くない…! その事は嫌という程、学んできた!」<br />「俺は前に進むんだ! こんな所でやらせるかよ!」 |
− | : | + | :ZSPDにて、[[黒のカリスマ]]と対峙して。ジェリドの確かな成長をうかがい知る事ができる台詞である。 |
:しかし、後のジェリドの結末は黒のカリスマの言う通り、あまりにも哀しいものだった…。 | :しかし、後のジェリドの結末は黒のカリスマの言う通り、あまりにも哀しいものだった…。 | ||
− | == | + | == 関連機体 == |
;[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]] | ;[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]] | ||
− | :作中で最初に搭乗した機体。[[テストパイロット]] | + | :作中で最初に搭乗した機体。[[テストパイロット]]という立場ではあったが、墜落事故を起こして基地を破壊し、多数の死傷者を出す失態を犯している。 |
;[[ハイザック]] | ;[[ハイザック]] | ||
:第2話から第6話まで、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に乗機であるMk-IIを奪われてからは、[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]と共に搭乗。 | :第2話から第6話まで、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]に乗機であるMk-IIを奪われてからは、[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]と共に搭乗。 | ||
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;[[ガルバルディβ]] | ;[[ガルバルディβ]] | ||
:第8話にて、師匠である[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]の仇を討つべくフルチューンした機体で搭乗。 | :第8話にて、師匠である[[ライラ・ミラ・ライラ|ライラ]]の仇を討つべくフルチューンした機体で搭乗。 | ||
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;[[マラサイ]] | ;[[マラサイ]] | ||
− | : | + | :ジャブロー攻略戦の際、カクリコンと共に搭乗。 |
;[[ガブスレイ]] | ;[[ガブスレイ]] | ||
− | :宇宙に戻った後、[[マウアー・ファラオ|マウアー]] | + | :宇宙に戻った後、[[マウアー・ファラオ|マウアー]]と同じくこの機体に搭乗。 |
;[[バイアラン]] | ;[[バイアラン]] | ||
− | : | + | :キリマンジャロ攻略以後に搭乗。 |
;[[バウンド・ドック]] | ;[[バウンド・ドック]] | ||
:最後の機体。本編で搭乗していたのは[[ロザミア・バダム|ロザミア]]機と同じカラーリングであるが、設定上は黄色のカラーリングである専用機も存在する。 | :最後の機体。本編で搭乗していたのは[[ロザミア・バダム|ロザミア]]機と同じカラーリングであるが、設定上は黄色のカラーリングである専用機も存在する。 | ||
− | === | + | === スパロボでの搭乗機体 === |
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;[[ジ・O]] | ;[[ジ・O]] | ||
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− | + | ;[[アッシマー]] | |
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;[[ドーベン・ウルフ]] | ;[[ドーベン・ウルフ]] | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
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*以上のように大変に残念なキャラクターであると言える彼だが、監督の富野由悠季氏は旧作の『Ζ』の中で「'''ジェリドというバカしか覚えていない'''」とコメントをしている。氏の中では主人公のカミーユやシャア、強大な敵であるシロッコなどを差し置いて、作品中最も印象のあるキャラクターとしての立ち位置を残したようだ。 | *以上のように大変に残念なキャラクターであると言える彼だが、監督の富野由悠季氏は旧作の『Ζ』の中で「'''ジェリドというバカしか覚えていない'''」とコメントをしている。氏の中では主人公のカミーユやシャア、強大な敵であるシロッコなどを差し置いて、作品中最も印象のあるキャラクターとしての立ち位置を残したようだ。 | ||
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