「ジェットスクランダー」を編集中

ナビゲーションに移動 検索に移動

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
1行目: 1行目:
{{登場メカ概要
+
== ジェットスクランダー(Jet Scramder) ==
| 外国語表記 = [[外国語表記::Jet Scramder]]
+
*[[登場作品]]
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
+
**[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]
*{{登場作品 (メカ)|マジンガーZ (TV)|マジンガーZ}}
+
**[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]
*{{登場作品 (メカ)|グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー}}
+
**[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]
*{{登場作品 (メカ)|劇場版マジンガーシリーズ}}
+
**[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対暗黒大将軍]]
*{{登場作品 (メカ)|真マジンガー 衝撃! Z編}}
+
**[[真マジンガー 衝撃! Z編]]
*{{登場作品 (メカ)|劇場版 マジンガーZ / INFINITY}}
+
*分類:空中戦用強化パーツ
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}
+
*翼長:18 m
| SRWでの分類 = [[強化パーツ|アイテム]]
+
*重量:1 t
}}
+
*最高速度:マッハ3
 +
*限界上昇高度:2万 m
 +
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:[[光子力エネルギー]]
 +
*推進機関:[[光子力エネルギー|光子力]]ロケットエンジン
 +
*装甲材質:[[超合金Z]]
 +
*開発者:[[弓弦之助]]、スミス博士
 +
*所属:[[光子力研究所]]
  
{{登場メカ概要
 
| タイトル = スペック
 
| 異名 = 紅の翼
 
| 分類 = [[分類::空中戦用強化パーツ]]
 
| 翼長 = 18 m
 
| 重量 = [[重量::1 t]]
 
| エネルギー = [[光子力エネルギー]]
 
| 推進機関 = [[光子力エネルギー|光子力]]ロケットエンジン
 
| 最高速度 = マッハ3(後に改造でマッハ4.5)
 
| 最高飛行高度 = 3万 m
 
| 装甲材質 = [[装甲材質::超合金Z]]
 
| 開発者 = [[開発::弓弦之助]]<br>[[開発::スミス博士]]
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|光子力研究所}}
 
}}
 
'''ジェットスクランダー'''は「[[マジンガーシリーズ]]」に登場する強化パーツ。
 
 
== 概要 ==
 
 
[[マジンガーZ]]を[[飛行]]させるために開発された強化パーツで、「'''紅の翼'''」の通称を持つ。
 
[[マジンガーZ]]を[[飛行]]させるために開発された強化パーツで、「'''紅の翼'''」の通称を持つ。
  
原作TV版第34話「紅い稲妻 空飛ぶマジンガー」、及び劇場[[映画]]『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』にて堂々のデビューを果たす(正確には劇場版公開日の方が、TV版第34話放映日よりも5日ほどお披露目が早い)。
+
原作TV版第34話「紅い稲妻 空飛ぶマジンガー」、及び劇場映画『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』にて堂々のデビューを果たす(正確には劇場版公開日の方が、TV版第34話放映日よりも5日ほどお披露目が早い)。
  
 
[[弓弦之助|弓教授]]とアメリカのロケット工学者・スミス博士との共同開発により完成した「紅の翼」は、飛行速度がマッハ2.3を越えると翼が後退する可変翼システムを導入している。
 
[[弓弦之助|弓教授]]とアメリカのロケット工学者・スミス博士との共同開発により完成した「紅の翼」は、飛行速度がマッハ2.3を越えると翼が後退する可変翼システムを導入している。
  
[[ホバーパイルダー]]、及び[[ジェットパイルダー]]のコクピット内に備え付けられた「JS装置」と呼ばれる誘導装置により、山に擬装された格納庫からカタパルトを伝って射出され、自動追尾でマジンガーZを正確に捕捉しドッキングを果たす。その際に[[兜甲児]]が叫ぶ「'''スクランダー・クロス!'''」とは、[[合体]]時にマジンガーZとスクランダーの形成するシルエットが、あたかも十字架のように見える事に由来する。滑走による加速を必要とせず、斜め上に向けられたベースに据えられて一気に発進するため、加速力も相当なもの。
+
[[ホバーパイルダー]]、及び[[ジェットパイルダー]]のコクピット内に備え付けられた「JS装置」と呼ばれる誘導装置により、山に擬装された格納庫からカタパルトを伝って射出され、自動追尾で[[マジンガーZ]]を正確に捕捉しドッキングを果たす。その際に[[兜甲児|甲児]]が叫ぶ「'''スクランダー・クロス!'''」とは、合体時に[[マジンガーZ]]とスクランダーの形成するシルエットが、あたかも十字架のように見える事に由来する。滑走による加速を必要とせず、斜め上に向けられたベースに据えられて一気に発進するため、加速力も相当なもの。
 +
 
 +
マッハ3の飛行速度を活かした翼による激突戦術は、そのままスクランダーカッターとなり、後に[[妖機械獣]]への対抗策としてサザンクロスナイフも翼内に内蔵するなど、単なるオプショナルパーツに留まらず武装強化の面でも一役買っている。
  
マッハ3(4.5)の飛行速度を活かした翼による激突戦術は、そのままスクランダーカットとなり、後に[[妖機械獣]]への対抗策としてサザンクロスナイフも翼内に内蔵するなど、単なるオプショナルパーツに留まらず武装強化の面でも一役買っている。ただし機動力の要ということもあって敵に狙われたり損傷して飛べなくなったりというシーンも多く、劇場版でも完成前に一度破壊されてしまっている。
+
空を飛べないロボットが、翼パーツを装着して飛行可能となるシークエンスは、長期に亘って「空飛ぶ[[機械獣]]」に苦戦を強いられる様を描き、[[飛行]]能力追加の必然性を強調するストーリー構成の巧妙さも手伝って、かなりのインパクトを残した。
  
空を飛べないロボットが、翼パーツを装着して飛行可能となるシークエンスは、長期に亘って「空飛ぶ[[機械獣]]」に苦戦を強いられる様を描き、飛行能力追加の必然性を強調するストーリー構成の巧妙さも手伝って、かなりのインパクトを残した。
+
リメイク作品『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』にも登場するが、お披露目話の翌週で早々に破壊されるという正に「衝撃!」的な最期を迎える事に…。更なる強大な翼「ゴッドスクランダー」の前座でしかなかったという扱いは、旧作を知るファンを唖然とさせた。
  
尾翼や胴体の塗装の違いや前方のアンテナの有無で旧型と新型の二種類が存在する。劇場版マジンガーシリーズと共通の時間軸で描かれた後日談であるデジタルコミック『ダイナミックヒーローズ』(作:越智一裕)ではこれを利用しており、最初に登場した方を新型([[地獄大元帥]]との戦闘で左翼部を破壊されている)として、後に登場した方を旧型と設定している。
+
後続作品でもオマージュが多く、SRWでもマジンガーZ最初の強化でお馴染みだが、SRW参戦作にはオマージュしたメカが意外と少ない。むしろ[[バンプレストオリジナル]]で徐々に増えつつある。
  
リメイク作品『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』にも登場するが、'''お披露目話の翌週で早々に破壊される'''という正に「衝撃!」的な最期を迎える事に…。更なる強大な翼'''「[[ゴッドスクランダー]]」の前座でしかなかったと'''いう扱いは、旧作を知るファンを唖然とさせた。
+
== 登場作品と操縦者 ==
  
== 登場作品 ==
 
<!-- 登場時点で合体した状態で参戦する作品があるためスクランダー関係のイベントが存在する作品のみ記入。 -->
 
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
+
;[[スーパーロボット大戦]]
:[[マチルダ・アジャン|マチルダ]]隊からの補給物資として入手する。
+
:マジンガーZ専用のパワーアップアイテムとして登場。
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
+
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
:途中で装備されるが、同時にマジンガーZの改造が初期化されてしまう。PS版では初期化されない。
+
:マチルダからの補給物資として入手する。
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}}
+
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 +
:途中で装備されるが、同時にマジンガーZの改造が初期化されてしまう。
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦EX]]: -->
 +
;[[第4次スーパーロボット大戦]][[第4次スーパーロボット大戦S|S]]
 
:初めてスクランダーのデモが用意された。
 
:初めてスクランダーのデモが用意された。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
+
;[[スーパーロボット大戦F]]
:[[ヒイロ・ユイ]]の潜入工作によって爆破されるが、超合金Z製は伊達ではなく普通の爆弾では無傷で機能低下すら起こらなかった。デモは原作アニメのムービーが使用されている。
+
:[[ヒイロ・ユイ]]に爆破されるが、無傷で機能低下すら起こらなかった。デモは原作アニメのムービーが使用されている。
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦F完結編]]: -->
 +
<!-- === COMPACTシリーズ === -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦IMPACT]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]: -->
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC}})
+
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
:ジェットスクランダー装着イベントとデモが用意されている。
 
:ジェットスクランダー装着イベントとデモが用意されている。
:初期の別名である「Zスクランダー」も開発初期段階での名前として登場している。
+
<!-- :[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦α外伝]]: -->
 +
<!-- :[[第2次スーパーロボット大戦α]]: -->
 +
<!-- :[[第3次スーパーロボット大戦α]]: -->
 +
<!-- === 携帯機シリーズ === -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦A]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦R]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦D]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦J]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦W]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦K]]: -->
 +
<!-- === Scramble Commanderシリーズ === -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]: -->
  
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Z}}
+
<!-- :[[スーパーロボット大戦Z]]: -->
:なんと'''スクランダーを装着した状態のマジンガーZが光子力研究所の排水処理施設から現れる'''。
+
<!-- :[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]]: -->
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
+
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
:『真マジンガー』準拠だが、なんと'''最後まで使える'''。そのため、本編では使用されなかったスクランダーカッターが、従来通りの武器として実装されている。初披露イベントでは発射装置の完成が間に合わなかったため、[[ダイグレン]]から投擲されてスクランダークロスを果たすというクロスオーバーがある。
+
:『真マジンガー』準拠だが、なんと'''最後まで使える'''。そのため、本編では使用されなかったスクランダーカッターが、従来通りの武器として実装されている。
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
:最初から装備しているが、[[ドナウα1]]との対戦で素の状態になり、[[エネルガーZ]]との戦いで破壊されるというオリジナルの壊され方をされる。
 
  
=== 携帯機シリーズ ===
+
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦BX]]
+
;[[新スーパーロボット大戦]]
:名前のみ登場。プロローグから第1話の間に破壊されてしまった事を第2話の[[戦闘前会話]]で甲児が呟いている。
+
:宇宙編の途中でさやかが持ってくる。同時にマジンガーの能力値も底上げされる。装着デモは存在しない。
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦64]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦MX]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦GC]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦XO]]: -->
 +
<!-- :[[スパロボ学園]]: -->
 +
<!-- :[[スーパーロボット大戦NEO]]: -->
  
=== 単独作品 ===
+
== [[BGM|機体BGM]] ==
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}}
+
;「空飛ぶマジンガーZ」
:初登場作品。マジンガーZ専用の[[強化パーツ/初代|パワーアップアイテム]]として登場。アイテムを使用することでマジンガーが装備する。
+
:
:HD版ではデフォルトで装備している。
 
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}
 
:宇宙編の途中でさやかが持ってくる。同時にマジンガーの能力値も底上げされる。研究所で装着するわけではないので装着デモは存在しない。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
 
:スーパー系ルートでは「卑劣な罠を破れ!」にて[[葉月考太郎|葉月博士]]が持ってくる。リアル系ルートでは甲児合流時に既に装備されている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:本作のマジンガーZは『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』設定だが、なんと本編で登場しなかったスクランダーを装備した状態で参戦。
 
:作中では常に装備したままだが、[[紅蓮可翔式]]初登場時の[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]と[[メリッサ・マオ|マオ]]とのやり取りから察すると、描写外で空中換装を行っていたようだ。
 
  
== 装備・機能 ==
+
== 対決・名場面など ==
=== 武装・[[必殺武器]] ===
+
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 -->
;スクランダーカット
 
:スクランダーを装着した状態で翼ですれ違いざまに斬り付けるパターン。SRWでは「スクランダーカッター」名義でこちらが長年採用されていたが、『T』で初めて「スクランダーカット」名義で使われた。
 
;スクランダーカッター
 
:スクランダーを取り外して直接振り回すパターン。
 
;サザンクロスナイフ
 
:翼側面に展開した複数の発射口から発射する手裏剣状の刃。強化計画で搭載された武装で、マジンガーと合体していない状態でも使用できる。
 
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[マジンガーZ]]
 
;[[マジンガーZ]]
 
:足裏の水中航行用ロケットを、スクランダー・クロス時のジャンプに多用する。
 
:足裏の水中航行用ロケットを、スクランダー・クロス時のジャンプに多用する。
;[[ゴッドスクランダー]]
+
;[[ジェノサイダーF9]]
:同じく[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]の強化ブースター。
+
:飛行能力を得たマジンガーZの初陣相手である「空飛ぶ[[機械獣]]」。
;[[ボスボロット]]
 
:東映版第62話では[[ボス]]がボロットとスクランダーをドッキングさせるべく、ホバーパイルダーからJS装置を無断拝借して飛行を試みるも、如何せん'''ボロットとZの胴回りサイズが違い過ぎる'''為、結局失敗に終わっている。第63話でも再びドッキングを敢行するも、今度はベルト部分で胴体が真っ二つに切断されている。第66話では左足をベルト部分で挟む形で運ばれている。
 
:『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』のボロットダイナミックスペシャルでは自作と思わしきボロボロのスクランダーを装備して突撃するが、制御不能で大変な事になる。
 
 
;[[グレートマジンガー]]
 
;[[グレートマジンガー]]
 
:スクランブルダッシュ以上の速力の獲得と、更なる攻撃力の増強を目指して開発されたグレートブースターはスクランダーと共通するコンセプトを持つが、飛行パーツというよりも純然たる「武器」というイメージが強い。ドッキング時におけるタイミング取りの難易度は、スクランダーを遥かに上回る。
 
:スクランブルダッシュ以上の速力の獲得と、更なる攻撃力の増強を目指して開発されたグレートブースターはスクランダーと共通するコンセプトを持つが、飛行パーツというよりも純然たる「武器」というイメージが強い。ドッキング時におけるタイミング取りの難易度は、スクランダーを遥かに上回る。
;[[マジンカイザー]]
 
:専用のスクランダーとして「カイザースクランダー」が設定されている。[[マジンカイザー (OVA)|OVA]]以前はグレート同様に機体内蔵型だったが、以降はジェットスクランダー同様に外付け型に変更されている。
 
 
;[[ビューナスA]]
 
;[[ビューナスA]]
 
:ビューナススクランダーは開発コンセプトから発進シークエンス、果ては翼を使った破断戦法に至るまで、ジェットスクランダーをそのまま踏襲している。
 
:ビューナススクランダーは開発コンセプトから発進シークエンス、果ては翼を使った破断戦法に至るまで、ジェットスクランダーをそのまま踏襲している。
 
;[[ダイアナンA]]
 
;[[ダイアナンA]]
 
:小説『スーパーロボット大戦』にて専用のスクランダーが開発される。なお、この際も「マジンガーもビューナスもダイアナンも全部スクランダーで紛らわしい」とさやかがツッコミを入れている。
 
:小説『スーパーロボット大戦』にて専用のスクランダーが開発される。なお、この際も「マジンガーもビューナスもダイアナンも全部スクランダーで紛らわしい」とさやかがツッコミを入れている。
 +
;[[マジンカイザー]]
 +
:OVA版は飛べないカイザーが後から専用スクランダーを入手。SRW版もOVAに合わせてそれまで飛べたのに[[第2次α]]で陸専門になり、[[第3次α]]で専用スクランダーを入手。
 +
;[[マジンカイザーSKL]]
 +
:[[ウイングル]]の飛行ユニットを装着させる形。
 
;[[ダブルスペイザー]]
 
;[[ダブルスペイザー]]
:[[スペイザー]]での飛行に武器制限のネックが有る[[グレンダイザー]]へ、自由度の高い飛行能力を与える。メインパイロットは奇しくも[[兜甲児]]
+
:[[グレンダイザー]]に自由度の高い飛行能力を与える。メインパイロットは奇しくも[[兜甲児]]。
 +
;[[ダンクーガ]]
 +
:TV版終盤で外付けブースター「ガルーダ」を装備、OVAで内蔵式に変更。SRWでは最初から飛べる状態での登場がほとんどなので「飛べない」印象は激薄。
 +
;[[ブラックウイング]]
 +
:SRWでダンクーガと合体できるようになった。
 +
;[[R-ダイガン]]
 +
:[[ダンクーガノヴァ・マックスゴッド]]の翼。独自に戦闘出来る。
 +
;[[ドラグナー1型]]・[[ドラグナー2型|2型]]・[[ドラグナー3型|3型]]
 +
:リフターユニットという大気圏内飛行用装備が追加。ギガノス側も同様の装備であるMAFFU(マッフ)を実装した。
 +
;[[ガイガー]]
 +
:[[ガオガイガー]]へのファイナルフュージョン以外に、ステルスガオー単機と合体した飛行形態を劇中で披露。SRWでは未再現。
 +
;[[覚醒人1号]]、[[ティラン]]
 +
:最終決戦時に飛行ユニット兼リンカージェル透析機のグリアノイドが背部に装備された。
 +
;[[ランスロット]]
 +
:第1期終盤で飛行用ユニットであるフロートシステムが追加装備されるが、エナジーフィラーの消費量が激しく短時間しか使用出来ない。
 +
;[[紅蓮可翔式]]
 +
;[[デモンベイン]]
 +
:物語終盤、[[アル・アジフ|アル]]の完全復活に伴い飛行ユニット「シャンタク」が追加される。ともすれば鈍重な印象を持つ(実際かなり重い)デモンベインが縦横無尽に飛翔する様は圧巻。またPS2版『機神咆吼』のOPムービーで[[地球]]を背に「羽ばたく」姿も印象的。
 +
;[[Gサンダーゲート]]
 +
:[[Gコンパチブルカイザー]]の翼。独自に戦闘できる。
 +
;[[エルブルス]]
 +
:[[スイームルグS]]の翼。独自に戦闘できるが、合体後は分離不可になる。
 +
;[[セイバーブースター]]
 +
:[[ソウルセイバー]]の翼。
 +
;[[スーパー特撮大戦2001]]
 +
:参戦作品『スーパーロボット レッドバロン』では、番組後半にレッドバロンの宇宙航行用アタッチメントである「スペースウィングス」が開発された(「紅の翼」という意匠もジェットスクランダーと共通)。ゲームにも登場するが、宇宙での地形対応はBと原作設定が反映されていない。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*『マジンガーZ』放送当時発売されていた玩具『超合金マジンガーZ』は、[[ロケットパンチ]](実際にはアイアンカッター)発射ギミックのほか、両胸の放熱版を手前下に開いてミサイル2発を発射できるという玩具オリジナルギミックが存在した。
 
**後に原作番組での登場に合わせてジェットスクランダー同梱版も発売されたが、ミサイル発射ギミックは削られ、発射レバーの名残である背中の穴にジェットスクランダーを差し込む形になっていた。放熱板の下にあった発射口は、メカニックな模様の描かれたシールを貼られて埋められた。
 
**『[[全スーパーロボット大戦電視大百科]]』の応募者全員プレゼント景品である『超合金マジンガーZ』は、ジェットスクランダーが付属しない初期版を復刻したもので、ミサイル発射ギミックも存在した。
 
*前述の通り、『マジンガーZ対デビルマン』にて先行登場したが、当作品においてのスクランダーは目立つ点として尾翼にZのマークがあるなどデザインが若干異なっている。
 
*テレビ版の初お披露目の第34話では「'''Z(ゼット)スクランダー'''」と呼ばれていた。
 
**初期の呼称<ref>講談社『マジンガーZ大全集』15頁。</ref>とも紹介されているが、実際は登場人物の台詞で名前が混在している。
 
 
*ジェットスクランダー登場前、飛べないマジンガーを飛ばせるために'''[[アフロダイA]]のミサイルを両手に持って強引に空を飛ぶ'''というとんでもないアイデアを披露した事がある。ちなみに、[[ボス]]も真似をしようとしたがあっさり失敗した。
 
*ジェットスクランダー登場前、飛べないマジンガーを飛ばせるために'''[[アフロダイA]]のミサイルを両手に持って強引に空を飛ぶ'''というとんでもないアイデアを披露した事がある。ちなみに、[[ボス]]も真似をしようとしたがあっさり失敗した。
 
*劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレンダイザー対グレートマジンガー]]』での[[兜甲児|甲児]]の回想シーンに登場した[[マジンガーZ]]は、スクランダー無しで空中飛行を行っている。単にスタッフが描き忘れたのだろうが、その様は中々にシュールな絵ヅラである(スクランダー・クロスする直前の、空中滑走の途中という好意的な解釈も出来るが…)。
 
*劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレンダイザー対グレートマジンガー]]』での[[兜甲児|甲児]]の回想シーンに登場した[[マジンガーZ]]は、スクランダー無しで空中飛行を行っている。単にスタッフが描き忘れたのだろうが、その様は中々にシュールな絵ヅラである(スクランダー・クロスする直前の、空中滑走の途中という好意的な解釈も出来るが…)。
*後続作品でもオマージュが多く、SRWでもマジンガーZ最初の強化でお馴染みだが、SRW参戦作にはオマージュしたメカが意外と少ない。むしろ[[バンプレストオリジナル]]で[[Gサンダーゲート|徐々に]][[セイバーブースター|増えつつある]]。
 
**「飛べない主役ロボットが途中で強化されて飛行可能になる」というエピソード自体はマジンガー以前の作品である『鉄人28号』(旧作版)でも行われていた。『[[太陽の使者 鉄人28号|太陽の使者]]』版や2004年度版(SRW未参戦)では最初から飛行可能であったが、『超電動ロボ 鉄人28号FX』(SRW未参戦)では飛行用支援メカ「鉄人17号」が登場している。
 
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
 
 
{{マジンガーシリーズ}}
 
{{マジンガーシリーズ}}
 
{{DEFAULTSORT:しえつとすくらんたあ}}
 
{{DEFAULTSORT:しえつとすくらんたあ}}
 
[[Category:登場メカさ行]]
 
[[Category:登場メカさ行]]
[[Category:強化パーツ]]
 
[[Category:マジンガーシリーズ]]
 

スーパーロボット大戦Wikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はスーパーロボット大戦Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)