「マークニヒト」の版間の差分

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蒼穹作戦後のフェストゥムはこの機体の姿を取ることがあるらしく、その姿は全身に結晶が配置され、前腕が長くなっているなど非常に禍々しい外見となっている。
 
蒼穹作戦後のフェストゥムはこの機体の姿を取ることがあるらしく、その姿は全身に結晶が配置され、前腕が長くなっているなど非常に禍々しい外見となっている。
  
劇場版では、消滅には至っておらず一騎と総士によってマークザインの中に封じられていたことが明らかになる。新たなミールによって引きずり出され、[[来主操]]をパイロットとして再び竜宮島を襲う。この際は2年の時、或いはミールの影響のためか外観は結晶体の混じる尖った姿になり、機体色は紫色に変化するなどマークザイン以上に原型からかけ離れた姿となっている。
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劇場版では消滅には至っておらず、一騎と総士によってマークザインの中に封じられていたことが明らかになる。新たなミールによって引きずり出され、[[来主操]]をパイロットとして再び竜宮島を襲う。この際は2年の時、或いはミールの影響のためか外観は結晶体の混じる鋭角的なラインを持ったフォルムとなり、機体色は紫色に変化するなどマークザイン以上に原型からかけ離れた姿となっている。
  
 
前述のように'''「一体でも多くの敵(フェストゥム)を殲滅すること」'''を反映して設計したのだが、「'''[[イドゥン|忌まわしき敵]]に奪取され人類側を大いに苦しめた'''」という、本来の設計思想そのものを'''その名の通り「否定」する'''皮肉な結果となった。
 
前述のように'''「一体でも多くの敵(フェストゥム)を殲滅すること」'''を反映して設計したのだが、「'''[[イドゥン|忌まわしき敵]]に奪取され人類側を大いに苦しめた'''」という、本来の設計思想そのものを'''その名の通り「否定」する'''皮肉な結果となった。
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:第2部中盤の原作最終局面でイドゥン機として登場。自動回復こそないが攻撃力が高く、また80000越えのHPと同化能力で戦力を削ぎに来る。
 
:第2部中盤の原作最終局面でイドゥン機として登場。自動回復こそないが攻撃力が高く、また80000越えのHPと同化能力で戦力を削ぎに来る。
 
:第3部では劇場版設定で来主機として登場。終盤ボスだけにHPが20万越え、操も底力持ちだが、マップ兵器の識別機能がなくなったので対策は簡単。
 
:第3部では劇場版設定で来主機として登場。終盤ボスだけにHPが20万越え、操も底力持ちだが、マップ兵器の識別機能がなくなったので対策は簡単。
:最後は核ミサイルから[[エルシャンク]]を庇って消滅してしまうが、条件を満たせばその後味方として使用できる。火力は低いが、ルーンランス射撃以外全武装はバリア無効なので、バリア貫通の戦術指揮を使ってない場合では対バジュラ要員にもなれる。
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:最後は核ミサイルから[[エルシャンク]]を庇って消滅してしまうが、条件を満たせばその後味方として使用できる。火力は低いが、ルガーランス(射撃)以外の武装はバリア無効付きなので、バリア貫通の戦術指揮を使ってない場合では対バジュラ要員にもなれる。
  
 
== 装備・機能 ==
 
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== 対決・名場面など ==
 
== 対決・名場面など ==
 
;VS[[マークアイン]]、[[マークジーベン]]、[[ベイバロン・モデル]]
 
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:竜宮島襲撃時に対決。[[皆城乙姫]]の叫びも届かず、憎しみのままに一方的に蹂躙する。
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:竜宮島襲撃時に対決。[[皆城乙姫]]の叫びも届かず、憎しみのままに一方的に蹂躙する。最期はマークアインのフェンリルによって消えたと思われたが…。
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
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2013年5月11日 (土) 13:54時点における版

マークニヒト(Mark Nicht)

日野洋治ミツヒロ・バートランドフェストゥムとの最終決戦に向けて共同開発した人類軍の最新型ファフナー、「ザルヴァートルモデル」の一機。
ミツヒロが主導となって建造した機体で「一体でも多くの敵(フェストゥム)を殲滅すること」をコンセプトとしている。パイロットは実質使い捨ての生体パーツ扱いで、ファフナーパイロットを捨て駒としてしか見ていないミツヒロの思想を反映している。
「Nicht(ニヒト)」とはドイツ語「否定」の意味で、「ここにいない」を示しており、同型機のマークザインと対をなす。カラーは黒色。

マークザインのデータを元に建造されマークフィアーのコアを移植することで完成、狩谷由紀恵をパイロットとして最終起動実験が行われ、フェストゥムとの最終決戦「ヘヴンズドア作戦」に投入されるはずだった。
しかし、人類軍士官に同化して潜入していたイドゥンによってパイロット共々機体を乗っ取られ、ファフナーフェストゥム双方の力を備えた、人類にとって最強最悪の敵と化してしまう。

皆城総士の誘拐を目的に竜宮島に襲来した際には、応戦したベイバロン・モデルマークジーベンを一蹴、マークアインの決死のフェンリルでも損傷を与えられないという驚異の性能を見せつけ、アルヴィスの隊員に多数の犠牲者を出し、総士も攫われるという壊滅的な損害を与えた。

蒼穹作戦においても、総士の戦術を持って人類軍と竜宮島のファフナーを追い詰めるが、近藤剣司マークアハトの奮戦と総士の罠によって、イドゥンが「痛み」と「死の恐怖」を知覚してしまった事で動きが止まり、駆けつけたマークドライマークジーベンの攻撃を立て続けに受けて敗退する。
なおも帰還しようとする一騎達の輸送機に追いすがり、マークザインを無の世界へと引きずり込んで同化しようとするが、「存在する事」を選ぶ一騎と総士の意思に押し負け、逆に同化された。

蒼穹作戦後のフェストゥムはこの機体の姿を取ることがあるらしく、その姿は全身に結晶が配置され、前腕が長くなっているなど非常に禍々しい外見となっている。

劇場版では消滅には至っておらず、一騎と総士によってマークザインの中に封じられていたことが明らかになる。新たなミールによって引きずり出され、来主操をパイロットとして再び竜宮島を襲う。この際は2年の時、或いはミールの影響のためか外観は結晶体の混じる鋭角的なラインを持ったフォルムとなり、機体色は紫色に変化するなどマークザイン以上に原型からかけ離れた姿となっている。

前述のように「一体でも多くの敵(フェストゥム)を殲滅すること」を反映して設計したのだが、「忌まわしき敵に奪取され人類側を大いに苦しめた」という、本来の設計思想そのものをその名の通り「否定」する皮肉な結果となった。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦K
原作どおり、終盤に竜宮島と北極で計2回戦う。既に狩谷は同化されているはずなのに一回目のパイロットは彼女名義。マップ兵器のホーミングレーザーが厄介。
スーパーロボット大戦UX
第2部中盤の原作最終局面でイドゥン機として登場。自動回復こそないが攻撃力が高く、また80000越えのHPと同化能力で戦力を削ぎに来る。
第3部では劇場版設定で来主機として登場。終盤ボスだけにHPが20万越え、操も底力持ちだが、マップ兵器の識別機能がなくなったので対策は簡単。
最後は核ミサイルからエルシャンクを庇って消滅してしまうが、条件を満たせばその後味方として使用できる。火力は低いが、ルガーランス(射撃)以外の武装はバリア無効付きなので、バリア貫通の戦術指揮を使ってない場合では対バジュラ要員にもなれる。

装備・機能

武装・必殺攻撃

射撃兵装

ワーム・スフィアー
物質をゼロ次元へと捻じ切ってしまう球体を発生させる。ベイバロン・モデルを大破させ、マークアインにも致命傷を与えた。
ワーム・スフィアー(連射)
劇場版設定で追加。UXでは敵対時のみ自機中心型のMAP兵器版が存在。
ルガーランス(射撃)
来主搭乗時に追加。マークザインのもののコピーと思われる。
ホーミングレーザー
ザルヴァートルモデルの標準装備。背中に二基搭載されたホーミングレーザー発振器。Kではビーム兵器なので、ビーム完全無効のアカツキや(シナリオによるが)海に沈めたアークエンジェルに任せればノーダメージでEN切れに追い込む事が出来る。MAP兵器版もあるのでその点は注意。
劇場版では発振器がなくなったため使用できない。

格闘兵装

格闘
ワーム・スフィアーを投げつけた後に、接近し殴りつける。劇中では同化したルガーランスを投げつけ、マークジーベンの上半身を消し飛ばしてしまった。
ルガーランス(斬撃)
来主搭乗時に追加。UXでは突撃した後逆手で突き刺し、離脱しながらワーム・スフィアーを叩き込んでトドメ。

特殊能力

同化(同化L2、味方はL3)
ファフナー系の相手に攻撃を命中させた際、気力を低下させる。気力を90以下(UXでは100以下)に下げるとマークニヒトと同化させHPとENを吸収。敵は撃破扱いとなる。UXでは敵対時は無差別に発動するため、余計厄介になった。味方になった後も持ってはいるが、対応する相手が出てこないので死に能力となっている。
オールキャンセラー
UXの敵仕様のみ。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

機体BGM

「ナイトヘーレ開門」

対決・名場面など

VSマークアインマークジーベンベイバロン・モデル
竜宮島襲撃時に対決。皆城乙姫の叫びも届かず、憎しみのままに一方的に蹂躙する。最期はマークアインのフェンリルによって消えたと思われたが…。

関連機体

マークザイン
同型機。

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