ピピ美

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ピピ美
読み ピピみ
登場作品 ポプテピピック
声優 武内駿輔(SRW)
デザイン 大川ぶくぶ(原案)
青木純、梅木葵(アニメ版)
大張正己(ロボ)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人(日本人)
性別
年齢 14歳
髪色
変身形態 スーパーピピ美BARIモード
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ピピ美は『ポプテピピック』の主人公

概要[編集 | ソースを編集]

青い髪を腰元まで伸ばした少女。顔がやたらと縦に長く、ポプ子よりも一頭身ほど背が高い。

基本的には冷静かつマイペース&のんきな性格で、荒ぶるポプ子をなだめるポジション。しかし、ポプ子の悪ノリに付き合うことも多い。

ロボット状態[編集 | ソースを編集]

TVSPアニメ第13話OP映像に登場したピピ美。普段のピピ美をメカっぽくしたデフォルメ体型の機体。

とある世界の創造主「G-BARI」の力によってピピ美が変身した姿で、お転婆で気分屋な性格。ただし、気を抜くと素の性格が出てしまう。

ポプ子と合身することで、リアル頭身の巨大な姿「スーパーピピ美BARIモード」に変形する。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2019年10月のイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」で期間限定参戦。アニメ前期にて主題歌の歌唱を担当していた武内駿輔氏が声を担当しており、武内氏は本作でスパロボ初出演となる。
普段のピピ美はシナリオ中にのみ登場。パイロットとして登録されるのはロボット状態の姿となる(こちらも名称は「ピピ美」)。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

X-Ω
友情奇襲激怒
すしポプ子/ピピ美」名義。主役にも関わらずデフォルトで「激怒」を習得している。おそらくポプ子側の本性だろうが、ピピ美も割と大概である。
パイロットパーツ装備時
正義+、奇跡

人間関係[編集 | ソースを編集]

ポプ子
友人。ポジションは回によって様々。基本的には「ポプちん」と呼んでおり、彼女のことは「いっぱいちゅき♥」らしい。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

大十字九郎
X-Ω』のイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」にて共演。ポプ子との独特のペースに時に彼を巻き込みながらも親交を深め、アカシックレコードマスターテリオンを相手に立ち向かった。最終的に真の姿を見せながらも正体を明かす事無く何処へと去っていったピピ美とポプ子の存在に誰もが困惑する中、彼は二人の存在を「友達」だと信じ続けていた。
兜甲児剣鉄也流竜馬神隼人車弁慶
『X-Ωのイベント「地上の星々が紡ぐ叫びと祈り」にて共闘。流石の彼らもピピ美とポプ子の真の姿には面食らっていた。

名台詞 [編集 | ソースを編集]

「いっぱいちゅき♥」
原作シーズン1の1-10話(アニメ第1話)より。自らをと称し知恵をポプ子に施そうとした際、ポプ子に「私の事どれぐらい好きか教えて」と質問された際の返答。この返答に限らず彼女の行動はポプ子依存な場合が多い。
ちなみに彼女が施そうとしていた知恵は知っていることではなくWikiで調べたものである。
「ハァ゛ァ゛――ア゛ァ゛――…」
「フィンガァ゛ァ゛ア゛ァ゛―――ッ!!!」
原作シーズン1の5-1話(アニメ第2期2話)より。電子ペット『ファービー』を真似て「ナデナデシテホシイノォ~♥」と言うポプ子の頭を掴んで爆破した際のセリフ。
機動武闘伝Gガンダム』のパロディ。台詞から推測するに、放送中に販売されたゲーム版におけるゴッドガンダムの必殺技・ハイパーゴッドフィンガーのパロディであり、アニメ第8話では格闘ゲームのパロディ内でそのまんまハイパーゴッドフィンガーを発動している。
店員「どうですかお客様? 赤い色が素敵でしょう」
「ああ、血の色をごまかせるな」
店員「ハ…ハイブリッドで静かですよ」
「ああ、音もなく殺せるな」
原作シーズン1の8-9話(アニメ第3話)より。車屋の店員に赤い車を勧められた際の返答。映画『コマンドー』でアリアスの部下・クックが赤い車を盗むシーンを連想させる一幕だが、彼女はいったいどんなヤマに手を出しているのだろうか?
なお、このショートストーリー(第3話後半)の声優を担当した若本氏は『コマンドー 製作30周年記念日本語吹替新録版』でラスボスとして登場するベネットの吹き替えを担当している。
また、アニメ再放送第3話後半では、ピピ美の台詞が全く違う
(ヘルシェイク矢野…)
ポプ子「ねぇ聞いてる!?」
「あぁ、ごめん。ヘルシェイク矢野の事考えてた…」
原作シーズン1の9-9話(アニメ第6話)より。ポプ子が市民を守る立派な仕事と称して「進路相談でパラディンになりたいと言ったら(職員に)怒られた」と言われたものの、当の本人はヘルシェイク矢野の事を考えていたためポプ子に怒られてしまった。
ちなみに原作シーズン2の3-10話(アニメ第6話)ではヘルシェイク矢野ではなく「マグマミキサー村田」の事を考えていた。またヘルシェイク矢野は同作者の別漫画にも登場している。
「お前はよぉ!自分で探すってことをできねぇのかよ!?」
原作シーズン1の14-5話(アニメ第10話)より。料理番組で「超節約レシピを紹介する」と言いながら黒毛和牛のロースを使おうとし、しかもそれを50円で購入したという。アシスタントに「どこで売っているのか」と至極当然の疑問を投げかけられての返答がこれである。言っていることは正論なのだが、ちょっと理不尽。なお表情はいつも通りとはいえ、ピピ美が声を荒らげるのは珍しい。
「批判は何も産まれない。それどころか、」
「ファンにとって大切な思い出を、ぶち壊すということを。」※原作
「批判は何も産まれない。それどどどどどどどどどど」
「0%、0%、0%」※アニメ版
原作シーズン2の2-1話(アニメ第2話)より。第4次SRW』風の戦闘画面にて、ビームサーベルで斬りかかって来たポプ子の攻撃を受けつつ発言した。なお、アニメでは「それどころか」の「」のタイミングで画面が乱れてフリーズし、初期化されたセーブデータ選択画面に飛んだ。
台詞の元ネタは『私が大好きなアニメを見れなくなった理由』というショート漫画。アニメでフリーズした後のセーブデータ選択画面の元ネタはゲーム『星のカービィ スーパーデラックス』の初期画面[1]。ピピ美のポーズの元ネタは不明(ゲシュペンストが近いか)。
「ちょっと背伸びた?ここ立ってみ」
原作シーズン5の2-8話より。言われた場所に立ったポプ子はEVA初号機のごとく地上へ射出され、第3使徒サキエル(のような何か)と向かい合った
ポプ子「いっせーのーでポプちゃん ちーず!」
「どうあがいても可愛い… 人類に逃げ場なし
「地球デコっちゃお♥」
原作シーズン5の10-11話(アニメ第2期8話)より。世界規模で地球をデコレーションするという蛮行を行うが、地球侵略を企む宇宙人の侵略意欲を削ぐことに成功したため、意図せず地球の危機を救ってしまっている
「私の名はピピ美。地球は狙われている…!」
アニメ第1話より。『蒼き流星SPTレイズナー』の主人公エイジの台詞…というか場面丸々のパロディであり、しっかりエイジと同じ(例によってメットだけ縦に長い)パイロットスーツまで着ている。ちなみにアニメでピピ美が名前を名乗るのはここが初めてなので自己紹介も兼ねている。
なお、直前に「撃つな…!」とも言っているのだが、言われたポプ子はピピ美…ではなく自分の両隣にいた男達[2]を撃ち殺したのでピピ美はポプ子の背後を取って気絶させる羽目になった。
「ポプ子、合体だ! チェェェェンジ!!」
アニメ第4話Bパートで、スケルトン中にピンチに陥ったポプ子を助ける際の台詞。Aパートと演出が全く異なっており、担当声優の神谷明氏による流竜馬のパロディとしか思えない熱い叫びになっている。
ポプ子「パスパス!」
「分かったわ! サテライト・キャノン!」
アニメ第10話Bパートでサッカーをしている時のやり取り。ピピ美役がガロード・ラン役の高木渉氏であるためか、台詞が原作やAパートから変更されており、効果音までそれっぽいものになっている。
ピピ美「服のセンスが悪かったんだ」
ポプ子「悪かった!? 私の時代はいつ来るんだ!? 少なくとも、ファッション誌には載っていた服だぞ?」
ピピ美「自称ファッションリーダーがこんなところで死ぬのか?」
アニメ13話朱雀verより。コント『コンビニ』の映画『ランボー』のパロディシーンにおけるポプ子の嘆きに対するあまりにも辛辣な反応。同シーンでは1シーン丸々同話ポプ子役花澤香菜氏の自虐ネタのアドリブが繰り広げられているが、それに対して同話ピピ美役の戸松遥氏の素の反応ではないかと疑われている部分。いくらなんでも突き放しすぎである。
「時代が悪かったんだ…」
「部隊のリーダーが、こんなところで死ぬのか?」
上記シーンの本来のパロディ台詞。青龍verの後半パートは声が声という事もあり、完全にこの人の口調になっている。
「無罪も無罪~! だ~い無罪よ~!」
「無罪にしろよゼロ! おいゼロ! ゼロ親父!!」
アニメ第14話Bパート玄武ver内「リーガルバトラーピピ美」より、本来はポプ子を無罪と庇いながら裁判長を足蹴にするシーン。この直前のコーナーで緑川光氏演じるポプ子と共に『ガンダムW』の(正確には『EW』と混合の)ネタを直球でブッ込んでいたが、同話のピピ美役である子安武人氏は別のコーナーでもまだ『EW』ネタを引きずった結果、無関係の裁判長まで誰彼構わず「ゼロ」呼ばわり、挙句「ゼロ親父」と誰も聞いたことのない謎の呼び方で詰る。
「何もしないで」
「いいから、いいからあなたはもう何もしないで」
アニメ再放送第1話Aパートで「委員会」からポプ子を救出した際、「歩けるから下ろして」と頼んだポプ子に対して。担当声優である三石琴乃氏が演じる葛城ミサトが『Q』で発した台詞のパロディ。
ピピ美「へっ、何がピピ美婚だ」
ポプ子「ピピ美婚って何?」
ピピ美「ネットの奴等勘違いしやがって!」
アニメ再放送第5話Bパートより。この時ピピ美を演じていた梶裕貴氏のとあるエピソードが元ネタ。そのネットの奴等の中には原作者も含まれるのだが…。詳細は余談を参照。

スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

G-BARI「今なら実質デモンベインとコラボだぞ」
「マジかよ! あの、いかちー足、生で見れるのかよ!」
参戦イベントの前日譚となるユニットクエストにて。G-BARIに呼び出された当初はいつものようにふざけ倒していたが、「デモンベインとコラボ」という言葉を聞いたとたんに目の色を変えて従順になる。

関連機体[編集 | ソースを編集]

スーパーピピ美BARIモード
ロボットに変身したピピ美が、ポプ子と合身した姿。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『X-Ω』で声を担当している武内氏はアニメ本編では主題歌の歌唱のみの出演であったため、キャラクターとしてピピ美を演じるのは『X-Ω』が初となる。
  • 担当声優の内、梶裕貴氏と竹達彩奈氏はアニメ本編終了後の2019年6月23日に結婚しており、アニメ史上でも非常に珍しい演じた声優同士が結婚したキャラである。このためファンの間では「ピピ美とピピ美が結婚した」「ピピ美婚」と言われた。
    • なお、原作者の大川ぶくぶ氏に至っては結婚発表から約30分後にタキシードを着たピピ美とウェディングドレスを着たピピ美が並んでいるイラストを発表した[3]
    • そして再放送第5話では、再び梶氏がピピ美を演じた際に先述の通り自分からネタにしていた。なお、梶氏は再放送第5話放送終了後に「ピピ美婚の借りは、ピピ美で返す」とTwitterで呟いている。[4]

担当声優一覧[編集 | ソースを編集]

参戦名義となる第1シーズンおよびTVスペシャルにおける声優は以下の通り。

声優 担当パート
大塚芳忠 第1話前半
第12話再放送後半
日髙のり子 第1話後半
第10話再放送前半
竹達彩奈 第2話前半
第7話再放送前半
千葉繁 第2話後半
第10話再放送後半
上坂すみれ 第3話前半
第8話再放送前半
若本規夫 第3話後半
第1話再放送後半
佐藤聡美 第4話前半
第11話再放送前半
神谷明 第4話後半
第2話再放送後半
小林ゆう 第5話前半
第9話再放送前半
杉田智和 第5話後半
第9話再放送後半
名塚佳織 第6話前半
第5話再放送前半
梶裕貴 第6話後半
第5話再放送後半
矢島晶子 第7話前半
第12話再放送前半
鳥海浩輔 第7話後半
第4話再放送後半
田所あずさ 第8話前半
第2話再放送前半
浪川大輔 第8話後半
第6話再放送後半
今井麻美 第9話前半
第3話再放送前半
石川界人 第9話後半
第3話再放送後半
三森すずこ 第10話前半
第4話再放送前半
高木渉 第10話後半
第11話再放送後半
能登麻美子 第11話前半
第6話再放送後半
銀河万丈 第11話後半
第8話再放送後半
三石琴乃 第12話前半
第1話再放送前半
中田譲治 第12話後半
第7話再放送後半
堀江由衣 第13話前半 青龍ver.
石田彰 第13話後半 青龍ver.
戸松遥 第13話前半 朱雀ver.
緒方賢一 第13話後半 朱雀ver.
田中敦子 第13話前半 白虎ver.
小野賢章 第13話後半 白虎ver.
東山奈央 第13話前半 玄武ver.
福山潤 第13話後半 玄武ver.
井上喜久子 第14話前半 青龍ver.
島田敏 第14話後半 青龍ver.
福原香織 第14話前半 朱雀ver.
秋元羊介 第14話後半 朱雀ver.
佐久間レイ 第14話前半 白虎ver.
遊佐浩二 第14話後半 白虎ver.
横山智佐 第14話前半 玄武ver.
子安武人 第14話後半 玄武ver.
渡部優衣 前期主題歌歌唱
武内駿輔 前期主題歌歌唱
松嵜麗 後期主題歌歌唱
羽多野渉 後期主題歌歌唱
内田彩 TVSP主題歌歌唱
木島隆一 TVSP主題歌歌唱

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 同作はセーブデータが消えやすいことで有名。即ち、フリーズの結果セーブデータが消滅したということである。
  2. 元になった『レイズナー』の場面では国連火星基地の職員達である。
  3. 大川ぶくぶ Twitter
  4. 梶裕貴 Twitter

商品情報[編集 | ソースを編集]