「キリコ・キュービィー」を編集中

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キリコの異能生存体の能力は本人の意思とは無関係に自動的に働く。キリコを生き残らせるために、キリコの大切な仲間が身を挺してキリコを助けた結果死ぬことさえもある。その意味では呪われた力とも言える。逆に言えば'''死にそうになると確実に発動する'''ため、TVシリーズ本編以後はキリコ自身もそれを見越した行動を取っている事がある(墜落中の宇宙船でテイタニアを無理矢理脱出させたのに自分は居残っている等。全身火傷、脊椎損傷、頭蓋骨陥没、大腿骨の複雑骨折、その他諸々の重傷を負ったが生き残り、さらに'''たった十日で完全復活した''')。
 
キリコの異能生存体の能力は本人の意思とは無関係に自動的に働く。キリコを生き残らせるために、キリコの大切な仲間が身を挺してキリコを助けた結果死ぬことさえもある。その意味では呪われた力とも言える。逆に言えば'''死にそうになると確実に発動する'''ため、TVシリーズ本編以後はキリコ自身もそれを見越した行動を取っている事がある(墜落中の宇宙船でテイタニアを無理矢理脱出させたのに自分は居残っている等。全身火傷、脊椎損傷、頭蓋骨陥没、大腿骨の複雑骨折、その他諸々の重傷を負ったが生き残り、さらに'''たった十日で完全復活した''')。
  
また、実は冷凍睡眠から目覚め、OVA『赫奕たる異端』の聖地アレギウムでのテイタニア戦以降、'''敵からの攻撃によって負傷したことが一度も無い。'''『孤影再び』においてステビアを守る際の戦闘で意識を失う負傷をしているが、これはキリコがある種の'''自爆戦法を取ったため。'''しかも至近距離でミサイルの自爆に巻き込まれたにもかかわらず、バニラ邸で目覚めた際にはやけどの跡すらなかった。『幻影篇』でも敵からの攻撃を受けるものの、ATには被弾したが本人は無傷であった。さらにはモンテウェルズが神の子を殺そうと銃を連射したが銃弾は全て外れ、さらにキリコを撃とうとしたらそれを避けようとしたのか、それとも結果が判っていたのかは不明だが、キリコが僅かに首を傾けたら背後から飛んで来た跳弾をちょうど避けられ、結果として不自然な跳弾を繰り返していた全銃弾はモンテウェルズが被弾し、最後に暴発させた一発も跳弾してモンテウェルズの頭部に撃ち込まれるといった事態が起きている。ATでの戦闘で負傷が無いのはキリコ自身がレッドショルダーに所属していた凄腕のAT乗りであることを考慮に入れても、黒い稲妻旅団の250機のAT+テイタニアを追ってきたマーティアル兵の混戦すら'''敵機を全滅させてなお無傷'''である等、異能の力が物語が進むにつれ強まっているような描写がなされている。
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また、実は冷凍睡眠から目覚め、OVA『赫奕たる異端』の聖地アレギウムでのテイタニア戦以降、'''敵からの攻撃によって負傷したことが一度も無い。'''『孤影再び』においてステビアを守る際の戦闘で意識を失う負傷をしているが、これはキリコがある種の'''自爆戦法を取ったため。'''しかも至近距離でミサイルの自爆に巻き込まれたにもかかわらず、バニラ邸で目覚めた際にはやけどの跡すらなかった。『幻影篇』でも敵からの攻撃を受けるものの、ATには被弾したが本人は無傷で、さらにはモンテウェルズに至近距離から撃たれた銃弾が外れ、それまでに撃っていた銃弾全てが跳弾の末にモンテウェルズに被弾する等の事態が起きている。ATでの戦闘で負傷が無いのはキリコ自身がレッドショルダーに所属していた凄腕のAT乗りであることを考慮に入れても、黒い稲妻旅団の250機のAT+テイタニアを追ってきたマーティアル兵の混戦すら'''敵機を全滅させてなお無傷'''である等、異能の力が物語が進むにつれ強まっているような描写がなされている。
  
 
=== 過去 ===
 
=== 過去 ===
惑星サンサ出身。ギルガメス歴2738年、異能生存体の実験のためにレッドショルダーに襲撃され、'''火炎放射器で全身を焼かれた'''という凄絶極まりない過去を持つ。その時に味わった苦痛が現在に至るまでのトラウマとなっており、当時のことを思い出そうとすると凄まじい頭痛に襲われ、性格そのものも暴力的になる程までの深刻な病態となっている。
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惑星サンサ出身。ギルガメス歴2738年、異能生存体の実験のためにレッドショルダーに襲撃され、'''火炎放射器で全身を焼かれた'''という凄絶極まりない過去を持つ。その時に味わった苦痛が現在に至るまでのトラウマとなっているため、当時のことを思い出そうとすると凄まじい頭痛に襲われ、性格そのものも暴力的になる程に陥っている。
  
 
8年後、ギルガメス軍に入隊。配属先の惑星オドンでレッドショルダーに配置され、「共食い」と称されるふるい分けを受け、ペールゼンから異能生存体だと確信される。
 
8年後、ギルガメス軍に入隊。配属先の惑星オドンでレッドショルダーに配置され、「共食い」と称されるふるい分けを受け、ペールゼンから異能生存体だと確信される。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:初登場作品。担当声優の郷田ほづみ氏もスパロボ初出演となった。[[ソレスタルビーイング]]追跡ルートの第4話でレッドショルダー隊の面々と共に敵として登場。次にエリア11ルートを通れば[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の協力者として自軍に加入する。
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:初登場作品。担当声優の郷田ほづみ氏もスパロボ初出演となった。[[ソレスタルビーイング]]追跡ルートの第4話でレッドショルダー隊の面々と共に敵として登場。次にエリア11ルートを通れば[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の協力者として自軍に加入する。乗機の[[スコープドッグ]]は少々頼りない性能だが、キリコの能力が高いため十分一線を張れる。最初からいきなり最高レベルに達している[[底力]]や、最初から持っている専用の特殊技能の一つ「[[異能生存体|?????]]」によって、'''シナリオ序盤でも'''HPが10%以下に減少すると大幅なパワーアップ'''(命中率・回避率+45%、装甲値+90%、クリティカル率+72%、命中・回避+30、格闘・射撃・防御・技量+20)'''をする。というか強すぎて原作通りどれだけ絶望的な状況でもまず生き残ってしまう。ちなみに「?????」は当初は「???」扱いとなっている[[飛鷹葵|葵]]の[[野生化|野性化]]とは違って、'''「?????」という名前の技能'''である事に注意(技能が封印されているのではなく、この状態のまま効果を発揮できる)。またCB追跡ルート第4話で敵として登場する時も発動するので、うっかり瀕死にさせないように注意。さらに言えば[[連続ターゲット補正]]の前にはさすがに無力なので、使い倒すなら機体の強化もお忘れなく。
:乗機の[[スコープドッグ]]は少々頼りない性能だが、キリコの能力が高いため十分一線を張れる。最初からいきなり最高レベルに達している[[底力]]や、最初から持っている専用の特殊技能の一つ「[[異能生存体|?????]]」によって、'''シナリオ序盤でも'''HPが10%以下に減少すると大幅なパワーアップ'''(命中率・回避率+45%、装甲値+90%、クリティカル率+72%、命中・回避+30、格闘・射撃・防御・技量+20)'''をする。というか強すぎて原作通りどれだけ絶望的な状況でもまず生き残ってしまう。ちなみに「?????」は当初は「???」扱いとなっている[[飛鷹葵|葵]]の[[野生化|野性化]]とは違って、'''「?????」という名前の技能'''である事に注意(技能が封印されているのではなく、この状態のまま効果を発揮できる)。またCB追跡ルート第4話で敵として登場する時も発動するので、うっかり瀕死にさせないように注意。さらに言えば[[連続ターゲット補正]]の前にはさすがに無力なので、使い倒すなら機体の強化もお忘れなく。
 
:乗機は[[スコープドッグ]]、[[スコープドッグRM]]、[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム|スコープドッグRSC]]、[[スコープドッグ・ターボカスタム|ターボカスタム]]、[[スコープドッグTC・LRS|TC・LRS]]、[[スコープドッグTC・ISS|TC・ISS]]。
 
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
:乗機はスコープドッグ、スコープドッグRM、スコープドッグRSC、[[マーシィドッグ]]、[[ラビドリードッグ]]、TC・LRS、TC・ISS。[[隠し要素/第2次|隠し要素]]で[[スコープドッグ (ショルダーミサイルポッド)|ショルダーミサイルポッド装備]]も入手することができる。
 
 
:序盤のクメンルートにて初登場し、以降はそのままカレン達と共に[[ソレスタルビーイング]]をはじめとした[[ZEXIS]]の面々と合流する。本作では「サンサ編」の再現こそないもののクメン編とクエント編の物語が再現されており、クメン編とクエント編は分岐ルートだが、共通ルートでも宿敵である[[イプシロン]]との対決が幾度となく描かれている。原作同様に、『ラストレッドショルダー』までの再現だった前作よりも人間味を見せる場面が多くなり、基本的に自分から他の作品のキャラクターと殆ど関わらなかった前作と異なり、自分から他の作品のキャラクターと絡む場面が多くなっている。
 
:序盤のクメンルートにて初登場し、以降はそのままカレン達と共に[[ソレスタルビーイング]]をはじめとした[[ZEXIS]]の面々と合流する。本作では「サンサ編」の再現こそないもののクメン編とクエント編の物語が再現されており、クメン編とクエント編は分岐ルートだが、共通ルートでも宿敵である[[イプシロン]]との対決が幾度となく描かれている。原作同様に、『ラストレッドショルダー』までの再現だった前作よりも人間味を見せる場面が多くなり、基本的に自分から他の作品のキャラクターと殆ど関わらなかった前作と異なり、自分から他の作品のキャラクターと絡む場面が多くなっている。
 
:本作でも『コードギアス』のキャラクター達との絡みが多く、騎士団ルートへのフラグが成立した場合はゼロの正体が暴かれる前に、彼自身に素顔を明かされる事になる。
 
:本作でも『コードギアス』のキャラクター達との絡みが多く、騎士団ルートへのフラグが成立した場合はゼロの正体が暴かれる前に、彼自身に素顔を明かされる事になる。
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:エンディング後は原作のように[[フィアナ]]とコールドスリープする事は無く、彼女と旅に出る事に。また、本作ではストーリー中に[[異能生存体]]の設定が判明してからは「?????」が「異能生存体」と明記される。
 
:エンディング後は原作のように[[フィアナ]]とコールドスリープする事は無く、彼女と旅に出る事に。また、本作ではストーリー中に[[異能生存体]]の設定が判明してからは「?????」が「異能生存体」と明記される。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
:乗機は[[スコープドッグII]]、スコープドッグRM、[[ライト・スコープドッグ]]、[[バーグラリードッグ]]。
 
 
:第8話で[[ミスリル]]の[[傭兵]]として参入。ミスリル内のコールサインは「ドッグ1」。『ビッグバトル』『赫奕たる異端』序盤~終盤の原作再現があるためかなり目立つ。その一方、[[ボン太くん]]を着込んで現れたりなどコミカルな面も。
 
:第8話で[[ミスリル]]の[[傭兵]]として参入。ミスリル内のコールサインは「ドッグ1」。『ビッグバトル』『赫奕たる異端』序盤~終盤の原作再現があるためかなり目立つ。その一方、[[ボン太くん]]を着込んで現れたりなどコミカルな面も。
 
:ステータス的には『第2次Z』から大きく変わってはいないが、[[闘志]]の採用により任意でクリティカルを出せるため、闘志持ちをタッグにすることで[[精密攻撃]]を最大限に活かせるようになった。最終的に2つの全体攻撃武器を持つため[[集束攻撃|マルチターゲット]]を習得させればタッグキラーとして活躍する。また、異能生存体+底力L9の関係上ダメージアベンジャーとの相性も抜群。
 
:ステータス的には『第2次Z』から大きく変わってはいないが、[[闘志]]の採用により任意でクリティカルを出せるため、闘志持ちをタッグにすることで[[精密攻撃]]を最大限に活かせるようになった。最終的に2つの全体攻撃武器を持つため[[集束攻撃|マルチターゲット]]を習得させればタッグキラーとして活躍する。また、異能生存体+底力L9の関係上ダメージアベンジャーとの相性も抜群。
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:顔グラも一新されており、今回は笑顔のグラが変更されているが、使用回数が少ないのとフィアナの件もあってか、笑顔のグラフィックがなくなっていると誤解されがちである。なお、データに存在する顔グラフィックは今作トップクラスの14枚であるが、この中には今回使われなかった包帯顔、フード姿、軍人バージョン(髪と目の色が違う別パターンあり)が存在している。
 
:顔グラも一新されており、今回は笑顔のグラが変更されているが、使用回数が少ないのとフィアナの件もあってか、笑顔のグラフィックがなくなっていると誤解されがちである。なお、データに存在する顔グラフィックは今作トップクラスの14枚であるが、この中には今回使われなかった包帯顔、フード姿、軍人バージョン(髪と目の色が違う別パターンあり)が存在している。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
:乗機はスコープドッグII、スコープドッグRM、ライト・スコープドッグ、バーグラリードッグ。
 
 
:地球が[[サイデリアル]]によって制圧されてからは[[黒の騎士団]]とともに[[エリア11|新日本]]を[[新地球皇国]]の魔の手から守るために戦っていた。
 
:地球が[[サイデリアル]]によって制圧されてからは[[黒の騎士団]]とともに[[エリア11|新日本]]を[[新地球皇国]]の魔の手から守るために戦っていた。
 
:後にワイズマンの手によって蘇生されたフィアナと再会し彼女を取り戻すことに成功する。
 
:後にワイズマンの手によって蘇生されたフィアナと再会し彼女を取り戻すことに成功する。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
:『ビッグバトル』の時系列設定での登場。自由遊撃隊ルート第17話にてシャッコと共に自軍参入。
 
:『ビッグバトル』の時系列設定での登場。自由遊撃隊ルート第17話にてシャッコと共に自軍参入。
:乗機はスコープドッグ、スコープドッグRM、TC・LRS、ライト・スコープドッグ。
 
 
:[[精密攻撃]]+[[魂]]+[[エクストラアクション|スマッシュヒット]]により爆発的な火力を出せるのが強みで、今作では[[再攻撃]]もデフォルト所持。異能生存体スキルによる土壇場での強さも健在だがTACマネジメント「リペアアライズ」との相性が悪い点には注意。[[周回プレイ]]をすると確実にブチ当たる問題なのが痛い。
 
:[[精密攻撃]]+[[魂]]+[[エクストラアクション|スマッシュヒット]]により爆発的な火力を出せるのが強みで、今作では[[再攻撃]]もデフォルト所持。異能生存体スキルによる土壇場での強さも健在だがTACマネジメント「リペアアライズ」との相性が悪い点には注意。[[周回プレイ]]をすると確実にブチ当たる問題なのが痛い。
:エキスパンション・シナリオでの再合流時は、[[宇宙]]戦となるためスコープドッグRMに[[換装]]して乗っている。本編で別形態を使用していた場合は再換装を忘れないようにしたい。
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:エキスパンション・シナリオでの再合流時は、[[宇宙]]戦となるため[[スコープドッグRM]][[換装]]して乗っている。本編で別形態を使用していた場合は再換装を忘れないようにしたい。
:また本作では回避値が味方パイロット中1位で、全パイロット中3位。
 
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「射撃アップ」。インタビュアーは[[ラミィ・アマサキ|ラミィ]]
 
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:第1章クリア後のサブミッション「野望のルーツ」で[[スポット参戦]]後、第2章サブミッション「レッドショルダー」クリア後に正式加入。ギルガメス連合と協力関係にある[[コネクト・フォース]]への出向という形で参戦する。
 
:第1章クリア後のサブミッション「野望のルーツ」で[[スポット参戦]]後、第2章サブミッション「レッドショルダー」クリア後に正式加入。ギルガメス連合と協力関係にある[[コネクト・フォース]]への出向という形で参戦する。
 
:所属はレッドショルダー隊のままなので、ギルガメス軍の都合によりしばしば[[アストラギウス銀河]]へと呼び戻されることになる。出向した直後にも、すぐさまサンサ攻略戦のために呼び戻されている。同じく出向組である[[ホワイトベース隊]]なども元組織に召還されることがあるが、それにしてもキリコたちのその頻度と間隔は短いらしい。
 
:所属はレッドショルダー隊のままなので、ギルガメス軍の都合によりしばしば[[アストラギウス銀河]]へと呼び戻されることになる。出向した直後にも、すぐさまサンサ攻略戦のために呼び戻されている。同じく出向組である[[ホワイトベース隊]]なども元組織に召還されることがあるが、それにしてもキリコたちのその頻度と間隔は短いらしい。
:乗機は第1章からは[[スコープドッグ・ターボカスタム|ターボカスタム]]で、グレゴルー隊とグループを組む。その後、第4章での[[バーコフ分隊]]加入に伴い[[スコープドッグTC・ISS|ターボカスタム・ISS]]で、第5章での[[バニラ・バートラー|バニラ]]と[[ル・シャッコ]]加入に伴い[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム|スコープドッグRSC]]での出撃が可能になる。ターボカスタム(グレゴルー隊)での出撃では最大火力、ISS([[バーコフ分隊]])での出撃では生存力と宇宙戦での汎用性、レッドショルダーカスタム(バニラとル・シャッコ)との出撃では武装の多彩さ、が特徴となる。勿論キリコだけを単騎出撃させた場合はこの限りではないが。
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:乗機は第1章からは[[スコープドッグ・ターボカスタム|スコープドッグTC・RS]][[グレゴルー・ガロッシュ|グレゴルー]][[バイマン・ハガード|バイマン]][[ムーザ・メリメ|ムーザ]]らと共にグループを組む。高い能力と必殺技を所持するので主にキリコを中心に運用することになるだろう。
 
:今回[[異能生存体]]のスキルは「[[底力]]:異能」と「異能の力」として採用されている。これはバーコフ分隊の所持スキルとの兼ね合いによるものと思われる。
 
:今回[[異能生存体]]のスキルは「[[底力]]:異能」と「異能の力」として採用されている。これはバーコフ分隊の所持スキルとの兼ね合いによるものと思われる。
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:その後、第4章での[[バーコフ分隊]]加入に伴い[[スコープドッグTC・ISS]]で、第5章での[[バニラ・バートラー|バニラ]]と[[ル・シャッコ]]加入に伴い[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]での出撃が可能になる。
 
:第7章の「パーフェクトソルジャー」でイベントが発生すると「異能の力」が「異能生存体」に変更され効果が上昇する。
 
:第7章の「パーフェクトソルジャー」でイベントが発生すると「異能の力」が「異能生存体」に変更され効果が上昇する。
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:武装とグループ各員の精神コマンドから、[[スコープドッグ・ターボカスタム]](グレゴルー隊)での出撃では最大火力、[[スコープドッグTC・ISS]]([[バーコフ分隊]])での出撃では生存力と宇宙戦での汎用性、[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]([[バニラ・バートラー|バニラ]]と[[ル・シャッコ]])との出撃では武装の多彩さ、が特徴となる。勿論キリコだけを単騎出撃させた場合はこの限りではないが。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:[[スコープドッグ]]、スコープドッグRSC、[[ラビドリードッグ]]、および期間限定参戦の[[バーグラリードッグ]]、[[RSC装甲騎兵型 エグゾフレーム]]のパイロット。
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:[[スコープドッグ]]、[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム|スコープドッグRSC]]、[[ラビドリードッグ]]、および期間限定参戦の[[バーグラリードッグ]]、[[RSC装甲騎兵型エグゾフレーム]]のパイロット。
 
:リリース初期から登場していたが、メインストーリーには第4章から登場。
 
:リリース初期から登場していたが、メインストーリーには第4章から登場。
 
:2020年3月のアップデートにて、既存のパイロットパーツにボイスが追加された。
 
:2020年3月のアップデートにて、既存のパイロットパーツにボイスが追加された。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:序章ワールド4より参戦。スコープドッグRSCのパイロット。[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]の護衛を引き受けており、地球を目指して火星に立ち寄った際にそのまま[[鉄華団]]に合流する。
 
:序章ワールド4より参戦。スコープドッグRSCのパイロット。[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]の護衛を引き受けており、地球を目指して火星に立ち寄った際にそのまま[[鉄華団]]に合流する。
:2022年1月の2章Part6でグラドス艦の跳躍に巻き込まれる形で行方不明となっている。
 
 
:現時点では『ボトムズ』からはキリコ単独の参戦で、他のキャラクターは登場していない。
 
:現時点では『ボトムズ』からはキリコ単独の参戦で、他のキャラクターは登場していない。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
:DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」にて追加参戦。[[スコープドッグTC・LRS]]と、[[スコープドッグ (30)|『30』オリジナル武装を装備したスコープドッグ]]に搭乗。
 
:キーミッション「ジルクスタンの闇」クリア後に出現するDLCミッション「接触」で加入。自由行動が可能になるとプレイ可能となる他のDLCミッションと比べると加入時期が少し遅い。
 
:キャラの時系列は『ザ・ラストレッドショルダー』の途中で数名ほど追手のAT乗りと一緒に転移してきたものの完全に別世界に来たためか、そうそうにAT乗りを倒し切って原作のように追われる身ではないためか戦い以外の事も知ろうとしている描写がある。また、『ザ・ラストレッドショルダー』のラスト故に何かと女性の気の引き方といった話題にも興味を持っている会話もある。
 
:能力面でも相変わらずの技量の高さからクリティカルや[[再攻撃]]を頻発してくれる。養成機会がほとんどないスーパーエキスパート+でも、再攻撃は腐るものの、最低30~40%台の高いクリティカル率をキープ。これはエースボーナスで技量が底上げされた後の[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[シャア・アズナブル|クワトロ]]に匹敵するほど。
 
:なお本作は、通常参戦作品の主人公キャラクター全員に新規収録された台詞があり、DLCの主人公キャラも軒並み新録が行われているがキリコ役の郷田氏と[[剛健一|健一]]役の白石氏、[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]役の森川氏のみ台詞の新録が行われていない。
 
  
 
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
回避・命中に優れ防御が低い典型的なリアル系パイロット。能力は全体的に高く、特に技量と回避は自軍トップクラス。その上、瀕死状態になれば[[底力]]と[[異能生存体]]のW補正効果によって手の付けられない鬼ユニットと化す。その分、[[スコープドッグ|乗機]]の性能の低さでバランスがとられているので、主力として運用していくなら改造は怠らぬように。
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回避・命中に優れ防御が低い典型的なリアル系パイロット。能力は全体的に高く、特に技量は自軍トップクラス。その上、瀕死状態になれば[[底力]]と[[異能生存体]]のW補正効果によって手の付けられない鬼ユニットと化す。その分、[[スコープドッグ|乗機]]の性能の低さでバランスがとられているので、主力として運用していくなら改造は怠らぬように。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]
 
:'''[[集中]]+、[[直感]]、[[直撃]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''
 
:'''[[集中]]+、[[直感]]、[[直撃]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''
:「狙撃」が削除され、集中に+効果が付与。
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;[[スーパーロボット大戦T|T]]
;[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
 
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[狙撃]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''
 
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[狙撃]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''
:『第2次Z』に近いが、ゲームシステムの変更に伴い「直感」「直撃」が「必中」「不屈」に変更。
 
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
 
:'''[[集中]]、[[閃き]]、[[必中]]'''
 
:'''[[集中]]、[[閃き]]、[[必中]]'''
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;[[第2次Z]]、[[第3次Z]]
 
;[[第2次Z]]、[[第3次Z]]
 
:'''[[異能生存体]]、[[精密攻撃]]、[[底力]]L9'''
 
:'''[[異能生存体]]、[[精密攻撃]]、[[底力]]L9'''
:2つの固有技能と最初からカンストしている底力はどれも強力。瀕死時の強さは凄まじいが機体が脆い上にキリコ自身の防御が高くないため、HPを調整するのは意外と難しい。なお最終命中率に影響を及ぼさないので、[[見切り]]等を習得している敵からの攻撃を躱しきれない事もありうるため過信は禁物。また、[[連続ターゲット補正]]もあるので単機で無双するのは考えもの(防御も上がるが、ATの装甲では焼石に水状態である)。『第2次Z再世篇』終盤では異能生存体発動状態かつ乗機の運動性フル改造ですら当てられる事があるのでいざと言う時は集中や直感でのフォローも必要。
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:固有技能と最初からカンストの底力が強い。瀕死時の強さは凄まじいが機体が脆い上にキリコ自身の防御が高くないため、HPを調整するのは意外と難しい。なお最終命中率に影響を及ぼさないので、[[見切り]]等を習得している敵からの攻撃を躱しきれない事もありうるため過信は禁物。また、[[連続ターゲット補正]]もあるので単機で無双するのは考えもの(防御も上がるが、ATの装甲では焼石に水状態である)。『第2次Z再世篇』終盤では異能生存体発動状態かつ乗機の運動性フル改造ですら当てられる事があるのでいざと言う時は集中や直感でのフォローも必要。
:精密攻撃はクリティカル時の与ダメージが更に1.5倍になるというものだが、養成による習得が不可な上に自軍では実質キリコとフィアナのみが所持([[ノル・バーコフ|バーコフ]]も持つが1ステージ限りのゲスト参戦)するレアスキル。キリコ自身の素の技量が高い上に異能生存体でさらに技量が上がることも手伝って、クリティカルを連発し数値以上の強さを発揮する。技量を思いきり高め、再攻撃とカウンターと見切りを取得させれば最強クラスの切り込み役に変貌するが、技量を高めるという事は[[てかげん]]MAPWによる異能生存体発動が難しくなるという事でもあるので、てかげん役の技量と要相談。SRW参戦前、ファンから「もしスパロボに参戦しても、乗機が[[アーマード・トルーパー|AT]]では原作程の理不尽な能力は出せないだろうし、でも単なる1リアルロボット程度の性能では…」と危惧されていたが、その事について見事にバランスを取った上で原作再現したと言える。なお異能生存体は『破界篇』全編及び『再世篇』後半までは「?????」表記だがちゃんと機能する。
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:精密攻撃はクリティカル時の与ダメージが更に1.5倍になるというものだが、養成による習得が不可な上に自軍では実質キリコとフィアナのみが所持([[ノル・バーコフ|バーコフ]]も持つが1ステージ限りのゲスト参戦)するレアスキル。キリコ自身の素の技量が高い上に異能生存体でさらに技量が上がることも手伝って、クリティカルを連発し数値以上の強さを発揮する。技量を思いきり高め、再攻撃とカウンターと見切りを取得させれば最強クラスの切り込み役に変貌するが、技量を高めるという事は[[てかげん]]MAPWによる異能生存体発動が難しくなるという事でもあるので、てかげん役の技量と要相談。SRW参戦前、ファンから「もしスパロボに参戦しても、乗機が[[アーマード・トルーパー|AT]]では原作程の理不尽な能力は出せないだろうし、でも単なる1リアルロボット程度の性能では…」と危惧されていたが、その事について見事にバランスを取った上で原作再現したと言える。なお異能生存体は『第2次Z破界篇』全編及び『第2次Z再世篇』後半までは「?????」表記だがちゃんと機能する。
:余談だが、『破界篇』序盤と『再世篇』後半の敵対時も特殊技能のラインナップは変わらない。前者はともかく、後者でも後半のボスキャラ扱いなのに所持技能が追加されないというのは内心では仲間を裏切っていないという事を表現したものだろうか。
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:余談だが、『第2次Z破界篇』序盤と『第2次Z再世篇』後半の敵対時も特殊技能のラインナップは変わらない。前者はともかく、後者でも後半のボスキャラ扱いなのに所持技能が追加されないというのは内心では仲間を裏切っていないという事を表現したものだろうか。
;[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
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;[[スーパーロボット大戦T|T]]
 
:'''[[異能生存体]]、[[精密攻撃]]、[[底力]]L9、[[再攻撃]]'''
 
:'''[[異能生存体]]、[[精密攻撃]]、[[底力]]L9、[[再攻撃]]'''
:Zシリーズに加え、技量の高さを活かせる「再攻撃」が追加されて順当に強化されている。
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:『Z』シリーズとほぼ同じだが、養成必須だった「再攻撃」が追加されて順当に強化されている。
:[[エクストラアクション|スマッシュヒット]]の追加により、魂と併用した際の火力はリアル系屈指。
 
:『30』では、精密攻撃の効果が'''通常のクリティカル1.25倍と別途計算される'''ように上方修正されており、従来より更なる火力を叩き出せる。ただし「異能生存体」の発動条件が、[[AOSアップデート]]で[[ドライストレーガー]]に追加される「指揮範囲内の自動回復」と相性が悪いため、指揮範囲には気を付けたい。
 
:近接武器含め全ての武器が残弾制のため、[[Bセーブ]]の習得は急務、出来ればEXまで上げておきたい。また難易度がスーパーエキスパート+の場合、養成が制限されてダメージを出しにくい中、[[サポートアタック]]を付けた[[援護攻撃]]がかなりのダメージソースとなり、撤退するボスユニットの撃墜や『30』の遺産ミッションで重宝するので早急な養成をおススメする。
 
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
 
:'''[[底力]]:異能、[[異能生存体|異能の力→異能生存体]]、[[無頼 (特殊技能)|無頼]]'''
 
:'''[[底力]]:異能、[[異能生存体|異能の力→異能生存体]]、[[無頼 (特殊技能)|無頼]]'''
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
:'''元レッドショルダー'''
 
:'''元レッドショルダー'''
:HPが25%減少する毎に、照準値・運動性が増加する。命中率が増加する。
+
:HPが25%減少する毎に、照準値、運動性に補正がかかる。
 
:'''[[精密攻撃]]'''
 
:'''[[精密攻撃]]'''
:攻撃力が増加する。敵ユニットの弱点属性で攻撃したとき、与ダメージが増加する。
+
:攻撃力に補正がかかる。敵ユニットの弱点属性で攻撃したとき、与ダメージに補正がかかる。
 
:'''強靭(キリコ)'''
 
:'''強靭(キリコ)'''
 
:運動性が増加する。気力130以上のとき、ステージ中一度だけ「闘志」(LVを上げると「不屈」も追加される)がかかる。
 
:運動性が増加する。気力130以上のとき、ステージ中一度だけ「闘志」(LVを上げると「不屈」も追加される)がかかる。
 
:'''[[起死回生]](キリコ)'''
 
:'''[[起死回生]](キリコ)'''
:攻撃力・攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
+
:攻撃力が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
:'''[+][[見切り]](キリコ)'''
+
:期間限定ミッションでのみ入手可能。
:攻撃力・運動性・気力上限が増加する。出撃後1度だけ、戦闘終了時にHP70%以下のとき、「不屈」(LVを上げると「直感」も追加される)がかかる。
 
  
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;気力130以上で、全ての武器の攻撃力+300
 
;気力130以上で、全ての武器の攻撃力+300
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。機体の火力を補う強力なボーナス。能力的に切り込み隊長的な運用が多くなるため取得・発動共に容易であろう。
:倍率強化系に比べると影響は小さいが、不足しがちな機体の火力を補えるため悪くないボーナス。能力的に切り込み隊長的な運用が多くなるため取得・発動共に容易であろう。
+
:しかも『第2次Z破界篇』においてキリコが同行するルートには[[R-ダイガン|無限復活をするユニット]]が登場するのでなおさら取得は楽(結果として、CB同行ルートのみを通っていても取得しやすい)。
:しかも『破界篇』『再世篇』共に[[R-ダイガン|無限復活]][[シェンロンガンダム|するユニット]]が出てくるのでその気になれば早い時期に習得を狙える。
+
:『第2次Z再世篇』でも[[シェンロンガンダム|無限復活するユニット]]が出てくるのでやろうと思えば前半で習得できてしまう。
 
;HP30%以下で特殊スキル『異能生存体』が発動する
 
;HP30%以下で特殊スキル『異能生存体』が発動する
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』、『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではこちら。原作での立ち位置を再現したようなものとなっているが、この条件で発動すると底力L9の最大効果を受けられない。
:厳しいスキル発動条件が緩和される…といっても、それでもATでは焼け石に水。発動条件ギリギリだと底力L9の最大効果を受けられず、てかげん+MAP兵器で10だけ残すことで発動させる場合完全に腐ると癖が強い。
 
:『30』では10%以下まで減らせば、次ターン頭のドライストレーガーによる20%回復を受けても異能生存体の発動圏内に残せるのでそこそこ有用になった。
 
 
;攻撃
 
;攻撃
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。気力130以上で攻撃+20%。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。気力130以上で攻撃+20%。
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:[[ライバル|宿敵]]であるPS。フィアナを巡るライバルでもあった。
 
:[[ライバル|宿敵]]であるPS。フィアナを巡るライバルでもあった。
 
:なお、第40話予告ではキリコとイプシロンは似た者同士であると語られ、その回のタイトルは「'''仲間'''」である。
 
:なお、第40話予告ではキリコとイプシロンは似た者同士であると語られ、その回のタイトルは「'''仲間'''」である。
;チャルク・オリヤ
 
:秘密結社の一員。(この回以外ではほぼ触れられないが)元ギルガメス軍大尉でキリコに市街戦の戦い方を教えた教官。ウドの街でキリコを襲撃したが敗れた。
 
 
;[[ポル・ポタリア]]、[[ブリ・キデーラ]]
 
;[[ポル・ポタリア]]、[[ブリ・キデーラ]]
 
:クメン内乱で所属したアッセンブルEX-10における傭兵仲間で同部隊のエース格。どちらもキリコの能力や人格を信頼しており、キリコの方も彼らに友情を感じている。
 
:クメン内乱で所属したアッセンブルEX-10における傭兵仲間で同部隊のエース格。どちらもキリコの能力や人格を信頼しており、キリコの方も彼らに友情を感じている。
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;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]
 
;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]
 
:同じ高橋作品の主人公。'''谷口守泰氏が作画を担当した時のキリコはエイジと瓜二つの容姿になる'''のだが、残念ながらSRWでは似ているなどの話はでない。『OE』ではグラドスとバララントが同盟を結んでいるため、戦闘前会話等からストーリー上での繋がりは伺えるが、特別な関わりはない。
 
:同じ高橋作品の主人公。'''谷口守泰氏が作画を担当した時のキリコはエイジと瓜二つの容姿になる'''のだが、残念ながらSRWでは似ているなどの話はでない。『OE』ではグラドスとバララントが同盟を結んでいるため、戦闘前会話等からストーリー上での繋がりは伺えるが、特別な関わりはない。
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』ではある人物からの依頼によりエイジの護衛を務めており、常に行動を共にしている。『OE』と違い深い交流を持っており、2人で行方不明になった間彼に戦闘訓練を施したことで短期間にて(第2部の姿に)変貌を遂げるが、その後でも彼はキリコに敬語で接している。「[[クロッシング・パイロット]]第5弾」のイベントでは彼のパイロットスーツの'''左肩が赤い'''ことに触れている。
+
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』ではある人物からの依頼によりエイジの護衛を務めており、常に行動を共にしている。『OE』と違い深い交流を持つ。「[[クロッシング・パイロット]]第5弾」のイベントでは彼のパイロットスーツの'''左肩が赤い'''ことに触れている。
 
;[[ゴステロ]]
 
;[[ゴステロ]]
 
:上記のこともあってか、『OE』では「その取り澄ましたツラが気に食わねぇんだよ!」と敵意をむき出しにされる。
 
:上記のこともあってか、『OE』では「その取り澄ましたツラが気に食わねぇんだよ!」と敵意をむき出しにされる。
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:他作品のキャラの中でも特にキリコを信頼している一人で、クエント編の再現パートにおいてはフィアナの前で(異性としてではなく「仲間」としてだが)「あいつ(キリコ)が好きだから」と熱い台詞を叫んでいる。
 
:他作品のキャラの中でも特にキリコを信頼している一人で、クエント編の再現パートにおいてはフィアナの前で(異性としてではなく「仲間」としてだが)「あいつ(キリコ)が好きだから」と熱い台詞を叫んでいる。
 
:また、キリコもピーラーゲリラと黒の騎士団を重ねる彼女の心境を慮る言葉をかけたり、互いの不在時には互いが心配しあったりと強い戦友意識を共通している。
 
:また、キリコもピーラーゲリラと黒の騎士団を重ねる彼女の心境を慮る言葉をかけたり、互いの不在時には互いが心配しあったりと強い戦友意識を共通している。
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』でも「何かほっとけない」と何かと気を遣われている。
 
 
;[[C.C.]]
 
;[[C.C.]]
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で共演。それなりに親近感を感じているのか、彼女の方から色々とキリコに話しかける事がある。また、彼女に言わせればキリコの異能による不死身振りはコードに縛られている自分以上のものらしい。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で共演。それなりに親近感を感じているのか、彼女の方から色々とキリコに話しかける事がある。また、彼女に言わせればキリコの異能による不死身振りはコードに縛られている自分以上のものらしい。
:ワイズマンに従う振りをしていた際唯一彼女だけがキリコの真意を見抜いており、ワイズマンの元へ向かうキリコを援護している。
 
:ちなみに、キリコのイニシャルも『C.C.』である。
 
 
;[[ディートハルト・リート]]
 
;[[ディートハルト・リート]]
 
:『第2次Z再世篇』の中盤、後述にもあるように[[天子]]を日本人の誰かと結婚させようとする彼の策に不快感を示し、彼にダメ出しを喰らわせて絶句させる。
 
:『第2次Z再世篇』の中盤、後述にもあるように[[天子]]を日本人の誰かと結婚させようとする彼の策に不快感を示し、彼にダメ出しを喰らわせて絶句させる。
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;[[テンカワ・アキト]]
 
;[[テンカワ・アキト]]
 
:『T』では[[ミスマル・ユリカ|愛する女性]]の為に戦う彼に深い理解を示しており、彼の戦いを全力でサポートする。
 
:『T』では[[ミスマル・ユリカ|愛する女性]]の為に戦う彼に深い理解を示しており、彼の戦いを全力でサポートする。
;[[アンジュ]]
 
:『X-Ω』で数度共演。性格こそ正反対だが[[ワイズマン|黒]][[エンブリヲ|幕]]に注目された点・支配や束縛を拒む点・[[アーマード・トルーパー|棺]][[パラメイル|桶]]と評される機体のパイロットである等の共通点を持つ。
 
  
 
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
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;[[ヴァン]]
 
;[[ヴァン]]
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では当初は彼から「可愛くない奴」と見られていたが、仲間として共に戦い続けていく内に、やがて「無口だけどすごくいい奴」と評されると共に、強い信頼を寄せられるようになる。キリコもフィアナを助けるために命を張って助力してくれた彼に深い恩義の念を抱いており、彼の復讐に全力で手を貸している。
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では当初は彼から「可愛くない奴」と見られていたが、仲間として共に戦い続けていく内に、やがて「無口だけどすごくいい奴」と評されると共に、強い信頼を寄せられるようになる。キリコもフィアナを助けるために命を張って助力してくれた彼に深い恩義の念を抱いており、彼の復讐に全力で手を貸している。
:『X-Ω』のイベント「神に抗う者たち」では、[[ワイズマン]]の後継者候補と見做され賞金首をかけられた者同士で、ワイズマンを討つべく共闘する。
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では共に行動をするうちに「エレナに出会った頃の俺」と評され、互いに信頼を寄せる。
 
;[[レイ・ラングレン]]
 
:『X-Ω』のイベント「神に抗う者たち」では、ワイズマンの後継者候補と見做され賞金首をかけられた者同士で、ワイズマンを討つべく共闘する。
 
;[[ファサリナ]]
 
:『X-Ω』のイベント「神に抗う者たち」では、珍しく崇拝する同志である[[カギ爪の男]]の意志に反して、ワイズマンを煩わしく思った彼女に共闘を持ちかけられたり、何故自分達が賞金首になったのかの真相を彼女から告げられるが、最終的に意見の相違によって敵対。なお、キリコもヴァン同様に彼女を「食えない女」と評している。
 
;[[速杉ハヤト]]
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にて、初邂逅時にスコープドッグの色を新幹線車両に例えつつ真面目そうだと評していた。ちなみに同じタカラスポンサー作品の主人公同士。
 
;[[シャショット]]
 
:『30』では'''ボトムズの次回予告での煽り文句'''でキリコを評した。
 
 
=== その他の版権作品 ===
 
;[[カズマ]]、[[劉鳳]]
 
:『X-Ω』のイベント「神に抗う者たち」では、ワイズマンの後継者候補と見做され賞金首をかけられた者同士で、ワイズマンを討つべく共闘する。
 
  
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
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;[[ユーサー・インサラウム]]
 
;[[ユーサー・インサラウム]]
 
:ワイズマンの後継者の振りをした経験からか、終盤に対峙した際には暴君としての行動を演技と見切っている。
 
:ワイズマンの後継者の振りをした経験からか、終盤に対峙した際には暴君としての行動を演技と見切っている。
;[[ガイオウ]]
 
:『第2次Z再世篇』の最終話で彼から同類扱いされるが、否定する。
 
;[[エイム・プレズバンド]]
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』にて最終話での戦闘時に、地球生まれでないにもかかわらず地球のために戦ったことを感謝される。
 
;[[エルザム・V・ブランシュタイン]]/[[エルザム・V・ブランシュタイン|レーツェル・ファインシュメッカー]]
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』にて彼の入れたコーヒーをかなり満足な顔で「うまい」と褒めた。
 
;[[サイクラミノス]]
 
:『30』にて、彼女の引き起こしたDBDで『30』の地球へと転移させられる。
 
  
 
== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
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;(そこは俺にとって、懐かしい匂いのするところだった。 手には冷たい鉄の肌触りしかなかったが、慣れ親しんだ温もりが蘇ってきていた)<br />(俺はおふくろの胸に抱かれたような気持ちになって、いつの間にか眠ってしまった)
 
;(そこは俺にとって、懐かしい匂いのするところだった。 手には冷たい鉄の肌触りしかなかったが、慣れ親しんだ温もりが蘇ってきていた)<br />(俺はおふくろの胸に抱かれたような気持ちになって、いつの間にか眠ってしまった)
 
:第2話ラスト、ブーン・ファミリーから逃れたキリコはスクラップ場に放置されていたスコープドッグのコックピット内に入り込む。この独白の時点では、キリコは「コックピットの中でしか眠れない、戦争に病んだただの青年」であった。
 
:第2話ラスト、ブーン・ファミリーから逃れたキリコはスクラップ場に放置されていたスコープドッグのコックピット内に入り込む。この独白の時点では、キリコは「コックピットの中でしか眠れない、戦争に病んだただの青年」であった。
;「バルカンセレクター!」
 
:第3話Bパート、ブーン・ファミリーとの交戦中、ヘビィマシンガンのリロード~高速フルオート射撃への切り替えを行う際に。恐らく音声認識の類だろう。射撃モードの切り替えは後発の作品でも行っているが、機能名を叫んだのは後にも先にもこのシーンだけである。
 
 
;(飛び交う銃弾と炎、めまい。きな臭い懐かしさ。俺はこの時戦場に戻っていた。ボトムズと共に)
 
;(飛び交う銃弾と炎、めまい。きな臭い懐かしさ。俺はこの時戦場に戻っていた。ボトムズと共に)
 
:第3話、スクラップ場から回収・修理したスコープドッグを駆りブーン・ファミリーに反撃を開始するキリコ。ファミリーの壊滅をもくろむ治安警察をも巻き込んで炎に包まれ、キリコの独白でこの話は終わる。ちなみに、「ボトムズ」とはATおよびAT乗りの蔑称であり、「'''最低野郎'''」という意味でもある。
 
:第3話、スクラップ場から回収・修理したスコープドッグを駆りブーン・ファミリーに反撃を開始するキリコ。ファミリーの壊滅をもくろむ治安警察をも巻き込んで炎に包まれ、キリコの独白でこの話は終わる。ちなみに、「ボトムズ」とはATおよびAT乗りの蔑称であり、「'''最低野郎'''」という意味でもある。
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;「レッドショルダーの赤はもっと暗い、血の色だ。それとマークは右肩だ」
 
;「レッドショルダーの赤はもっと暗い、血の色だ。それとマークは右肩だ」
 
:第10話、[[バニラ・バートラー|バニラ]]はスクラップから組み上げたATの左肩に染めた赤いマーキングを自慢するが、キリコは冷静に正確な[[レッドショルダー]]のマーキングを指摘する。このときに、キリコは劇中で「吸血部隊」と恐れられた特殊部隊レッドショルダーに自身が在籍していた経歴を仲間に明かす。
 
:第10話、[[バニラ・バートラー|バニラ]]はスクラップから組み上げたATの左肩に染めた赤いマーキングを自慢するが、キリコは冷静に正確な[[レッドショルダー]]のマーキングを指摘する。このときに、キリコは劇中で「吸血部隊」と恐れられた特殊部隊レッドショルダーに自身が在籍していた経歴を仲間に明かす。
;「フィアナー!!」
+
;「フィアナ!!」
:第12話より。敵の攻撃で吹き飛ばされる「素体」に対し、キリコは咄嗟に叫んだ。「フィアナ」と。
+
:第12話より。「素体」に対し、キリコは咄嗟にこう叫んだ。
 
;(ウドの街が消えてゆく。バニラ、ゴウト、ココナ、フィアナ…一人に、一人にしないでくれ。どこだ、みんなどこにいるんだ…)
 
;(ウドの街が消えてゆく。バニラ、ゴウト、ココナ、フィアナ…一人に、一人にしないでくれ。どこだ、みんなどこにいるんだ…)
 
:第13話ラスト、燃え盛るウドの中で、キリコは仲間を、そして[[フィアナ]]を求めて彷徨い歩く。この不安げな独白と共に、ウド編は幕を閉じる。
 
:第13話ラスト、燃え盛るウドの中で、キリコは仲間を、そして[[フィアナ]]を求めて彷徨い歩く。この不安げな独白と共に、ウド編は幕を閉じる。
468行目: 416行目:
 
:なお、これと同様の趣旨の発言をしたキャラクターには『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[アレルヤ・ハプティズム]]がいる。さらに、彼とは共演作の『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて心を通わせてもいる。
 
:なお、これと同様の趣旨の発言をしたキャラクターには『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[アレルヤ・ハプティズム]]がいる。さらに、彼とは共演作の『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて心を通わせてもいる。
 
:また、キリコをオマージュしていると明言されている『[[フルメタル・パニック!]]』の[[相良宗介]]には全く同様のシーンが存在する。
 
:また、キリコをオマージュしていると明言されている『[[フルメタル・パニック!]]』の[[相良宗介]]には全く同様のシーンが存在する。
:なお、『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の監督である高橋良輔氏は、このシーンはカッコ悪いのであまり好きではなかったと語っている。
 
 
;「これは、レッドショルダー…俺は…」<br />「やめろっ、やめるんだ!」<br />「誰だ、俺が忘れようとしている古傷をわざわざ掘り起こすのは!」
 
;「これは、レッドショルダー…俺は…」<br />「やめろっ、やめるんだ!」<br />「誰だ、俺が忘れようとしている古傷をわざわざ掘り起こすのは!」
 
:同じく第29話、突如流れ出すレッドショルダーマーチ。何が起こったのかと二手に分かれて音楽の発信源を探すも、モニタールームに入ったキリコが目にしたのは燃え盛る街を走るAT部隊の姿…レッドショルダーの虐殺劇であった。映像を消そうとキリコは一心不乱にコンソールを操作するが、音楽も残虐な映像も消えない。必死で止めようとしていたキリコの横にはフィアナの姿があった…。
 
:同じく第29話、突如流れ出すレッドショルダーマーチ。何が起こったのかと二手に分かれて音楽の発信源を探すも、モニタールームに入ったキリコが目にしたのは燃え盛る街を走るAT部隊の姿…レッドショルダーの虐殺劇であった。映像を消そうとキリコは一心不乱にコンソールを操作するが、音楽も残虐な映像も消えない。必死で止めようとしていたキリコの横にはフィアナの姿があった…。
503行目: 450行目:
  
 
=== OVAシリーズ ===
 
=== OVAシリーズ ===
;野望のルーツ
+
;(そうだ…俺の過去をズタズタにしたのは…!)
:;「逃げれば狙われる。突破するんだ!」<br/>「ついてこい!」
+
:『野望のルーツ』にて、第3次サンサ攻略戦の激戦の中、グレゴルー達とはぐれたキリコは、彼を抹殺せんと企むリーマンの襲撃を受ける。
::オドンにおけるレッドショルダーの入隊適正テスト、通称「共食い」で兵士達が血祭りにあげられる中、臆するカースンに対して。これほど心強い「ついてこい」の一言もそうそう無いだろう。
+
:双方が血みどろになる死闘。失血によって意識が薄れゆく中キリコは、幼少時代にサンサ星に居た事、そして、その記憶を奪ったのが他ならぬレッドショルダーだった事を思い出すのだった……。
:;(着いた早々の模擬戦闘。それは単なる適正テストではなく、「共食い」と呼ばれる、ある種の能力純度をふるい分けする、過酷な実戦である事を、俺は知った)
+
;「たとえ[[神]]にだって、俺は従わない」
::上記の続き。敵陣の突破後、執拗に追ってくるグレゴルー達の猛攻にさらされながらの独白。首筋ギリギリを敵弾が貫通(しかも'''ノーリアクション''')、かつミサイルで乗機の左腕が吹き飛ばされた直後に、である。しかも直後にブースタンドで姿勢制御すると共に敵を撃破している。流石の冷静さである。
+
:ラストシーン、パレードの最中に生還したグレゴルー達を目にし、驚愕するペールゼンに言い放った、同作を締めくくる、彼を象徴する名台詞。その'''神による支配すら拒む言葉'''を聞いたペールゼンは、彼に更なる恐怖を植え付けられるのだった…。<ref>なお、この台詞を言うシーンはOVA本編では'''口パク'''で表現されており、台詞自体は同作の小説版である「ザ・ファーストレッドショルダー」が初出となっている。</ref>
:;「ん!?こ、ここは…」<br/>「ここは…見た事がある!」<br/>「いや…確かに知っている。俺は…ここに居た事がある」
+
:支配される事を嫌う男キリコ、ここに極まる。そういう意味では[[シュウ・シラカワ|バンプレオリジナルで神の支配を拒否した彼]]はキリコと似ていると言える。
::第3次サンサ攻略戦の激戦の中、眼前に広がるサンサの大地を目にしたキリコはかつて幼少時代にこの地に居た事をおぼろげに思い出す。記憶を取り戻し始めたキリコにカースンはそれを確かめるように促すものの、直後にカースン機に直撃弾が命中。カースンの死を見取ったキリコは駆けつけたグレゴルーに構わず、怒りと共に単身敵へと向かっていった。
+
:なお、この名台詞は[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]においては(「にだって」が「だろうと」になってはいるものの)[[ワイズマン]]に対して、[[第3次Z]]においては[[ミケーネ神]]への[[特殊戦闘台詞]]としても採用されている。
:;(そうだった…俺の過去をズタズタにしたのは…!)
+
;「この広い宇宙に俺一人のはずはないと信じている」
::幼少時代にサンサ星に居た事が次第に確信へと変わっていったキリコは、突如として彼を抹殺せんと企むリーマンの襲撃を受ける。
+
:『ペールゼン・ファイルズ』にて、バーコフ分隊の仲間達に対して。「俺一人のはずはない」というのは[[異能生存体]]の事。しかし、この後バーコフ分隊は……
::赤い肩を煌かせながら迫り来る3機のスコープドッグを眼前に、迫り来る赤い肩の大群と自身が焼かれる光景がフラッシュバックしたキリコは、幼き頃の記憶を奪ったのが他ならぬレッドショルダーだった事を思い出すのだった……。
+
;(闇の底に沈んでゆく意識を俺は覚えている。それはささやかな祈りだ。このまま永遠に目覚めないでいい。最期まで人間らしかった彼らのように、俺にも与えてくれ、永い眠りを…)
:;「たとえ[[神]]にだって、俺は従わない」
+
:『ペールゼン・ファイルズ』を締めくくる独白。非業の戦死を遂げたバーコフ分隊の4名をキリコは「人間らしかった」と羨むように語り、そしてこの過酷な運命から逃れるために自殺志願のような祈りを呟きながら、首筋への投薬によって眠りに落ちる。だが残念ながらその「ささやかな祈り」は、彼が異能生存体である以上叶えられることはない。最愛の人物との出会いと別れは、まだこれからなのだから…。
::ラストシーン、パレードの最中に生還したグレゴルー達を目にし、驚愕するペールゼンに言い放った、同作を締めくくる、彼を象徴する名台詞。その'''神による支配すら拒む言葉'''を聞いたペールゼンは、彼に更なる恐怖を植え付けられるのだった…。
+
;「痩せ我慢はよせ。…度が過ぎるのは、見ていて辛い…」
::支配される事を嫌う男キリコ、ここに極まる。そういう意味では[[シュウ・シラカワ|バンプレオリジナルで神の支配を拒否した彼]]はキリコと似ていると言える。
+
:[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』で義手を装着していた事を知られ、自嘲するバイマンの傷心を見透かし静かに嗜める。
::なお、この台詞を言うシーンはOVA本編では'''口パク'''で表現されており、台詞自体は同作の小説版『ザ・ファーストレッドショルダー』が初出となっている。実際に何か喋らせると「ああ、あんなことを言っているな」で終わってしまうので、印象的にするため口パクにされた<ref name="kami">ホビージャパン『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ VISUAL BOOK』108頁。</ref>。また当初の予定では本当に口パクするだけで台詞自体が設定されていなかったが、想定した台詞がないと作画が難しいため作画の際に台詞が用意された<ref name="kami" />。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]では原作同様に、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]では序盤のクメンルートにて、[[ビーラーゲリラ]]をかつての[[黒の騎士団]]と重ねていたカレンの心境を理解し、気丈に振舞う彼女を宥める台詞として使われ、更に[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]では五飛との戦闘前会話の一部として用いられている。
::スパロボでは『[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]』においては[[ワイズマン]]に対して、『[[第3次Z]]』においては[[ミケーネ神]]への[[特殊戦闘台詞]]として採用されている。
+
;(フィアナ…俺は今、レッドショルダーに戻った。お前を救い出し、互いに生き延びるために。殺らなければ殺られる、あの懐かしい緊張感が久しぶりに全身を駆け巡っていた…)
:
+
:『ビッグバトル』より、地上戦艦に捕えられたフィアナを救うために、ル・シャッコと共にATを整備し、仕上げにその肩を赤く塗りながら。
;ペールゼン・ファイルズ
+
;(第24メルキア方面軍…機甲兵団特殊任務班X-1、キリコ・キュービィー…)<br />(そうだ…確かに俺はレッドショルダーだった…だからどうだと言うのだ…フィアナ!)
:;「この広い宇宙に俺一人のはずはないと信じている。どんなに…特殊だろうと」
+
:『ビッグバトル』ラストで、引き千切ったレッドショルダーの認識票を見詰めながら呟いた独白。このあと彼は、地上戦艦の残骸が佇むアコバの町に向かって認識票を投げ捨てた。
::惑星モナドの戦いにおいて孤立する中、レッドショルダーに所属していた事の指摘を受けて、バーコフ分隊の仲間達に対して[[異能生存体]]の存在を語り始める。しかし、キリコの願いも虚しくこの後バーコフ分隊は……
+
;「お前とは立て込んだ時ばかり出会うようだ」
:;(闇の底に沈んでゆく意識を俺は覚えている。それはささやかな祈りだ。このまま永遠に目覚めないでいい。最期まで人間らしかった彼らのように、俺にも与えてくれ、永い眠りを…)
+
:『赫奕たる異端』最終話にて、テイタニアの[[オーデルバックラー]]と対峙して。『第3次Z時獄篇』では対テイタニアの[[特殊戦闘台詞]]としても採用。『赫奕たる異端』未参戦の『T』でも一言台詞として採用されていたりする。
::『ペールゼン・ファイルズ』を締めくくる独白。非業の戦死を遂げたバーコフ分隊の4名をキリコは「人間らしかった」と羨むように語り、そしてこの過酷な運命から逃れるために自殺志願のような祈りを呟きながら、首筋への投薬によって眠りに落ちる。だが残念ながらその「ささやかな祈り」は、彼が異能生存体である以上叶えられることはない。最愛の人物との出会いと別れは、まだこれからなのだから…。
+
;「和解…? 俺は、道を急いでいる…」<br />「二度と俺に近づくな!!」
:
+
:『赫奕たる異端』最終話で、マーティアルの使者から、和解の申し出を迫られた際の台詞。数少ない、キリコが他人に怒りを露わにした場面でもある。『赫奕たる異端』でキリコの身に起きた悲劇を思えば、当然ではあるが……。
;ザ・ラストレッドショルダー
+
;「昔のままだ。ココナ…」
:;「ターンピックが冴えないな」
+
:『孤影再び』にて、メルキアの交易都市グルフェーにあるバニラとココナの家でココナと30年ぶりに再会した時に。
::[[グレゴルー・ガロッシュ]]が調達した「見てくれはまあまあ」な[[スコープドッグ]]を試運転して、制御系の不具合の他、ターンピックを使用した時の旋回能力が今一つであることを指摘する。
+
;「俺は、この星ではATには乗らない」<br />「もう、決めたことだ」
::この独特の言い回しがファンの心をつかみ、作中でATが派手なアクションを見せた時にはこの台詞を反転させて「ターンピックが冴えてるな」と評するのがお約束となった。
+
:『幻影篇』での台詞。流浪の果てにサンサ星に流れ着いたキリコだったが、正体不明のATの一団に襲撃される。すんでのところでバニラ達とシャッコが駆けつけて危機を脱したものの、彼らにATに乗るように促された際にこう答えた。
:;「痩せ我慢はよせ。…度が過ぎるのは、見ていて辛い…」
+
;「30年経っても、俺もお前も変わっていないな」<br>「いいだろう。お前の望み通り、この赤ん坊は俺が育てよう。だが……ここでではない!」
::義手を装着していた事を知られ、自嘲するバイマンの傷心を見透かし静かに嗜める。
+
:『幻影篇』のクライマックス。奇怪な生物に連れ去られた「神の子」を追い、ゴモルの塔の最上階にたどり着いたキリコを待っていたのは、かつて彼が殺した神・ワイズマンであった。
::[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]では原作同様に、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]では序盤のクメンルートにて、[[ビーラーゲリラ]]をかつての[[黒の騎士団]]と重ねていたカレンの心境を理解し、気丈に振舞う彼女を宥める台詞として使われ、更に[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]では五飛との戦闘前会話の一部として用いられている。
 
:
 
;ビッグバトル
 
:;(フィアナ…俺は今、レッドショルダーに戻った。お前を救い出し、互いに生き延びるために。殺らなければ殺られる、あの懐かしい緊張感が久しぶりに全身を駆け巡っていた…)
 
::地上戦艦に捕えられたフィアナを救うために、ル・シャッコと共にATを整備し、仕上げにその肩を赤く塗りながら。
 
:;(第24メルキア方面軍…機甲兵団特殊任務班X-1、キリコ・キュービィー…)<br />(そうだ…確かに俺はレッドショルダーだった…だからどうだと言うのだ…フィアナ!)
 
::ラストで引き千切ったレッドショルダーの認識票を見詰めながら呟いた独白。このあと彼は、地上戦艦の残骸が佇むアコバの町に向かって認識票を投げ捨てた。
 
:
 
;赫奕たる異端
 
:;(空白の32年。それは俺に何も与えてくれなかったようだ。硝煙と爆音。そして乾いた祈りの言葉が今、俺の体内の神経をゆっくりと、しかし、確実に覚醒させようとしていた)
 
::第1話ラストにて、生身のテイタニアにATで対峙した際の独白。フィアナと共に過ごすはずだった永遠の安らぎは脆くも崩れ、彼は再び地獄へと引き戻された。フィアナを取り戻すべく彼の孤独な戦いが再び始まる――。
 
:;「お前とは立て込んだ時ばかり出会うようだ」
 
::最終話にて、テイタニアの[[オーデルバックラー]]と対峙して。『第3次Z時獄篇』では対テイタニアの[[特殊戦闘台詞]]としても採用。
 
::『赫奕たる異端』未参戦の『T』でも[[キャラクター事典]]の一言台詞として採用されている。
 
:;「和解…? 俺は、道を急いでいる…」<br />「二度と俺に近づくな!!」
 
::最終話で、マーティアルの使者から、和解の申し出を迫られた際の台詞。数少ない、キリコが他人に怒りを露わにした場面でもある。『赫奕たる異端』でキリコの身に起きた悲劇を思えば、当然ではあるが……。
 
:
 
;孤影再び
 
:;「昔のままだ。ココナ…」
 
::メルキアの交易都市グルフェーにあるバニラとココナの家でココナと30年ぶりに再会した時に。
 
:
 
;幻影篇
 
:;「俺は、この星ではATには乗らない」<br />「もう、決めたことだ」
 
::流浪の果てにサンサ星に流れ着いたキリコだったが、正体不明のATの一団に襲撃される。すんでのところでバニラ達とシャッコが駆けつけて危機を脱したものの、彼らにATに乗るように促された際にこう答えた。
 
:;「30年経っても、俺もお前も変わっていないな」<br/>「いいだろう。お前の望み通り、この赤ん坊は俺が育てよう。だが……ここでではない!」
 
::クライマックス。奇怪な生物に連れ去られた「神の子」を追い、ゴモルの塔の最上階にたどり着いたキリコを待っていたのは、かつて彼が殺した神・ワイズマンであった。
 
::『第3次Z天獄篇』『T』では「お前の望みは聞いてやる。だが、ここでではない」とアレンジされてワイズマン相手の特殊戦闘台詞として使われている。
 
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
キリコにスポットが当たるシナリオなどでは、原作の雰囲気を再現したモノローグが随所で挿入されるのが印象的。
 
  
 
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
;「………」
 
:戦闘アニメーションにおける攻撃時・回避時、さらには被弾時でも無言を貫くことは少なくない。この寡黙さもキリコのキャラクター性を示している。一応、原作では被弾時や吹き飛ばされた時に「ふぉお!!」と声を上げたりする場面があるので極端に寡黙という訳ではない。
 
;「飽きるほどやってきた事だ」
 
:回避時の台詞。説得力が違う。
 
;「こちらは一発の被弾が命取りになる」
 
:同じく回避時の台詞。[[スーパーロボット大戦V|後の作品]]でもほぼ同じ台詞を言う[[サリア|人物]]がいるが、[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞|その作品]]の[[パラメイル|機体]]もATと同じく搭乗者の生存は考慮されていない。
 
 
;「戦い方は人間相手と変わらない」
 
;「戦い方は人間相手と変わらない」
 
:[[ヘテロダイン]]や[[バジュラ]]など非人間型の敵に対する戦闘台詞。原作では人間の乗ったAT相手にしか戦っていないが、キリコにとっては自分と対峙する物は人間だろうが怪物だろうが倒すべき敵としか認識してないのだろう。
 
:[[ヘテロダイン]]や[[バジュラ]]など非人間型の敵に対する戦闘台詞。原作では人間の乗ったAT相手にしか戦っていないが、キリコにとっては自分と対峙する物は人間だろうが怪物だろうが倒すべき敵としか認識してないのだろう。
574行目: 487行目:
 
:同様の敵へのバリエーション。戦い方は変わらないとは言うものの、ATや人間相手に戦って来たキリコにしてみれば、さすがに「怪獣」が相手になるとは思っていなかっただろう。
 
:同様の敵へのバリエーション。戦い方は変わらないとは言うものの、ATや人間相手に戦って来たキリコにしてみれば、さすがに「怪獣」が相手になるとは思っていなかっただろう。
 
;「化け物退治も慣れている」
 
;「化け物退治も慣れている」
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で増えた同様の敵のバリエーション。2つの戦いを経て、もはや人外との戦いも手慣れてしまった感のある台詞。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で増えた同様の敵のバリエーション。
 
;「無駄弾を使うつもりはない」
 
;「無駄弾を使うつもりはない」
 
:射撃武器を使った際の台詞。この台詞の通り、スパロボのキリコ機は[[ラビドリードッグ|神の後継者を名乗って敵対した時]]を除いてライフル系の武器は命中時は全弾当てており、敵対時にわざと1発外しているのはキリコが本心では[[ZEXIS]]を裏切っていない事への伏線と言える。
 
:射撃武器を使った際の台詞。この台詞の通り、スパロボのキリコ機は[[ラビドリードッグ|神の後継者を名乗って敵対した時]]を除いてライフル系の武器は命中時は全弾当てており、敵対時にわざと1発外しているのはキリコが本心では[[ZEXIS]]を裏切っていない事への伏線と言える。
611行目: 524行目:
 
:同上。シナリオエンドデモより。今回未再現のサンサ篇に言及している。どうも大時空振動の前にあったらしいが……。
 
:同上。シナリオエンドデモより。今回未再現のサンサ篇に言及している。どうも大時空振動の前にあったらしいが……。
 
;「夢の中の地獄など、現実に比べれば可愛いものだ。俺にはやらなければならない事がある。その邪魔をするな」
 
;「夢の中の地獄など、現実に比べれば可愛いものだ。俺にはやらなければならない事がある。その邪魔をするな」
:第35話地上ルート「昨日への決別」に於ける[[人造次元獣ルーク・アダモン|次元獣ルーク・アダモンP]]との戦闘後の会話。
+
:第35話地上ルート「昨日への決別」に於ける[[壇闘志也|闘志也]]と[[人造次元獣ルーク・アダモン|次元獣ルーク・アダモンP]]との戦闘後の会話。
 
;「お前に興味はない。だが、そのATは潰す」
 
;「お前に興味はない。だが、そのATは潰す」
 
:第38話暗黒大陸ルート「告げられる絶望」に於けるカン・ユーとの戦闘前会話。相も変わらずカン・ユーには無関心のキリコだったが、見れば彼が乗っていたのは、よりによってレッドショルダーのAT・[[ブラッドサッカー]]。その赤い右肩にトラウマに近い記憶を持つキリコは、悪夢を振り払うようにマシンガンを向ける。
 
:第38話暗黒大陸ルート「告げられる絶望」に於けるカン・ユーとの戦闘前会話。相も変わらずカン・ユーには無関心のキリコだったが、見れば彼が乗っていたのは、よりによってレッドショルダーのAT・[[ブラッドサッカー]]。その赤い右肩にトラウマに近い記憶を持つキリコは、悪夢を振り払うようにマシンガンを向ける。
623行目: 536行目:
 
;「奴の過去は知った事ではない。だが、俺もお前達も奴に借りがあるはずだ」
 
;「奴の過去は知った事ではない。だが、俺もお前達も奴に借りがあるはずだ」
 
:『第2次Z再世篇』第49話「ゼロとルルーシュ」にて、黒の騎士団ルートが成立した場合の台詞。シュナイゼルにゼロの正体を明かされた事で、ゼロへの怒りに駆られる扇達[[黒の騎士団]]のメンバーに対して。短い言葉の中に、キリコのゼロを「仲間」として信頼している意思がはっきりと感じられる。フラグが成立していれば、キリコはゼロが自分に絶対の信頼を寄せている事を知っているだけに、なおさら黒の騎士団のゼロへの対応には憤りを感じたのだろう。
 
:『第2次Z再世篇』第49話「ゼロとルルーシュ」にて、黒の騎士団ルートが成立した場合の台詞。シュナイゼルにゼロの正体を明かされた事で、ゼロへの怒りに駆られる扇達[[黒の騎士団]]のメンバーに対して。短い言葉の中に、キリコのゼロを「仲間」として信頼している意思がはっきりと感じられる。フラグが成立していれば、キリコはゼロが自分に絶対の信頼を寄せている事を知っているだけに、なおさら黒の騎士団のゼロへの対応には憤りを感じたのだろう。
;「強がりはよせ」<br>「だが、お前が戦う意思を見せる以上、俺は相手をするまでだ」
 
:ゼロレクイエムルート第59話及び黒の騎士団ルート最終話での[[ユーサー・インサラウム]]との戦闘前会話。世界の敵となるために行動するユーサーの演技を見抜き嗜めるも、それ以上は語らずにユーサーを迎え撃つ。
 
 
;(戦争は終わったが、俺の戦いは続く…。それはフィアナと共に生きる事だ。ZEXIS…。お前達と過ごした日々は決して忘れない。いつか…また会おう)
 
;(戦争は終わったが、俺の戦いは続く…。それはフィアナと共に生きる事だ。ZEXIS…。お前達と過ごした日々は決して忘れない。いつか…また会おう)
 
:ゼロレクイエムルートのエンディングにおけるモノローグ。自分の目で世界を見通すために、キリコはフィアナを伴に長い旅に出る。それは戦いしか知らない二人にとって自分達の存在意義がなくとも、質量のない砂糖菓子のような日々のはずだった。だが……。
 
:ゼロレクイエムルートのエンディングにおけるモノローグ。自分の目で世界を見通すために、キリコはフィアナを伴に長い旅に出る。それは戦いしか知らない二人にとって自分達の存在意義がなくとも、質量のない砂糖菓子のような日々のはずだった。だが……。
694行目: 605行目:
 
;「言っておく…」<br>「仲間の生命を救う…。それは当たり前の事だ」
 
;「言っておく…」<br>「仲間の生命を救う…。それは当たり前の事だ」
 
:第36話地球ルート「光の子の力」で[[INFINITY]]との戦闘前会話。[[剣鉄也|鉄也]]から、自分に構わず攻撃するように言われた直後に返した言葉。仲間との死別を多く経験しているキリコだからこそ重く、同時に必ず助けるという気持ちが強く伝わる場面。
 
:第36話地球ルート「光の子の力」で[[INFINITY]]との戦闘前会話。[[剣鉄也|鉄也]]から、自分に構わず攻撃するように言われた直後に返した言葉。仲間との死別を多く経験しているキリコだからこそ重く、同時に必ず助けるという気持ちが強く伝わる場面。
;「…お前は後悔する事になる」
 
:第42話「最後のVTX魂」もしくは「託される意志」での[[ワシールモン・ラズエルソン|ワシールモン]]との戦闘前会話で、ワシールモンから'''AT乗りはすでに数が足りているためあなたは必要ない'''と言われた際に返した言葉。この時のワシールモンの言動は大抵の人がカチンとくる言動だが、基本敵に対して倒す事以外余計な感情を出さないキリコにしては珍しく'''明確に苛立っている。'''結局ワシールモンは第46話で敗死するのだが、キリコを怒らせてしまったせいで更に死期を早めた印象が強い。しかもキリコに限らず他の[[T3|仲間達]]の怒りも買っているので尚更である。
 
;「奴はヴァンに殺されるだけだ。俺はその道を作るために戦う」
 
:第46話「闘志、氷原に燃ゆる」にて、ロッチナから[[カギ爪の男]]の正体等を聞かされた後にロッチナへ去るように言った後の台詞。キリコ自身原作で直接家族の仇として認識されて追われた経験があることを考慮すれば、大変説得力がある発言。
 
 
=== DD ===
 
;キリコ「MFがATより倍大きくても、お前はどうかな」<br />マンジェロ「何だと!? 俺をチビ呼ばわりして、3日と生きた奴はいない!」<br />キリコ「仕留めるのに3日掛かるのか」
 
:3章Part5「仮面の復讐鬼」より、決闘と言いながら[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]に対して[[ゴステロ]]の仕掛けた伏兵[[マンジェロ]]をさらなる奇襲でキリコが押し止めた際のマンジェロとのキレッキレな問答。
 
;「お前か。あれから3日以上経ったぞ」
 
:3章Part8「姉と弟」より、久々に遭遇したマンジェロに対しての挑発。上記の3日発言をまたしても弄り倒す。
 
 
=== 30 ===
 
;「動かなくなったら、乗り換える」<br/>「ここにはAT以外の機体もあるからな…」
 
:「火種」にて、スコープドッグが限界を迎えそうになっている事をメカニック達から聞かされた際に。確かに後述する通り、キリコもスパロボではAT以外の機体を使用した事は何度かあるが…。
 
;「美味いな」
 
:「竜巻と武神」クリア後のエンドデモにて、レーツェルが淹れてくれたコーヒーを飲んで。「'''キリコが飲むレーツェルのコーヒーは、美味い'''」と言ったところ。<br/>数少ないキリコが笑顔になった場面であり、これにはカレンも「魔法のよう」と口にした。
 
  
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
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:『第3次Z時獄篇』第30話「揺れるイントゥ・ザ・ブルー」にて開かれたビンゴ大会にて。確率250億分の1の星の下に生まれた男にとってビンゴ等子供だましということか、なんと1等賞になってしまった。しかし、場のノリを嫌ったか(+フィアナがいるからだろう)辞退を告げた。ビンゴにまだなっていなかった他の男性陣は非常に喜んだがそもそも'''なぜ参加自体はしていたのだろうか?'''(単に余興として参加しただけかもしれないが。そもそも'''[[シン・アスカ|彼女持ち]][[明神タケル|なのに]]率先して参加している連中もいるし'''。あるいは2等の『DGの牙』狙いだったのかもしれない)ちなみにビンゴは[[紅月カレン|カレン]]が代わりに宣言してくれた(この点から、カレンに半ば強引に(?)誘われる形で参加していたとも考えられる)が、[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]には[[キスシーン|キス]]を拒否された事を根に持たれた。
 
:『第3次Z時獄篇』第30話「揺れるイントゥ・ザ・ブルー」にて開かれたビンゴ大会にて。確率250億分の1の星の下に生まれた男にとってビンゴ等子供だましということか、なんと1等賞になってしまった。しかし、場のノリを嫌ったか(+フィアナがいるからだろう)辞退を告げた。ビンゴにまだなっていなかった他の男性陣は非常に喜んだがそもそも'''なぜ参加自体はしていたのだろうか?'''(単に余興として参加しただけかもしれないが。そもそも'''[[シン・アスカ|彼女持ち]][[明神タケル|なのに]]率先して参加している連中もいるし'''。あるいは2等の『DGの牙』狙いだったのかもしれない)ちなみにビンゴは[[紅月カレン|カレン]]が代わりに宣言してくれた(この点から、カレンに半ば強引に(?)誘われる形で参加していたとも考えられる)が、[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]には[[キスシーン|キス]]を拒否された事を根に持たれた。
 
:しかし、[[ゲイル・マッカラン|マッカラン]]は原作でビンゴの1等賞になった直後に死亡した事を考えると、'''キリコが1等賞になったためにマッカランの[[死亡フラグ]]が[[異能生存体|クラッシュされた]]'''と言えなくもない。尤も、キリコの異能の力を考えると'''「キリコ自身はテッサのキス(の直後に起きる死亡)を回避し、それを手にしたマッカランが死ぬ」'''という結果になってもおかしくはなかった。
 
:しかし、[[ゲイル・マッカラン|マッカラン]]は原作でビンゴの1等賞になった直後に死亡した事を考えると、'''キリコが1等賞になったためにマッカランの[[死亡フラグ]]が[[異能生存体|クラッシュされた]]'''と言えなくもない。尤も、キリコの異能の力を考えると'''「キリコ自身はテッサのキス(の直後に起きる死亡)を回避し、それを手にしたマッカランが死ぬ」'''という結果になってもおかしくはなかった。
;「映像で確認した時、一瞬見間違えたかと思った」
 
:『DD』3章Part5「メロスのように」より。[[グラドス軍]]に掴まり処刑を待つ身であった面々を救った際、[[デビッド・ラザフォード]]と[[シモーヌ・ルフラン]]の容姿の変化についての感想。一見普通の台詞だが、キリコと行動を共にしていた[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]は他ならぬキリコの戦闘訓練を経て彼ら以上の別人に変貌しており、冷静に考えると大きなツッコミどころとなっている。
 
:ちなみに同話の戦闘マップ内イベントでは、登場時確かに一度沈黙しており、本当に目を疑っていたであろうことが窺える。
 
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
743行目: 635行目:
 
;[[スコープドッグ]]
 
;[[スコープドッグ]]
 
:キリコの愛機といえばこの機体というイメージだが、ウド編以外での搭乗回数はそれほど多くない。
 
:キリコの愛機といえばこの機体というイメージだが、ウド編以外での搭乗回数はそれほど多くない。
;[[スコープドッグRM]]
 
:宇宙戦対応型装備。
 
 
;[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]
 
;[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]
 
:治安警察との決戦用にキリコがレッドショルダーの武装パターンの一つを模倣して武装強化したものに、バニラがゲン担ぎで左肩を赤く塗ったもの。バニラが左肩を塗った際に、キリコが正確なレッドショルダーのマーキングを指摘したのは名台詞の欄参照。『野望のルーツ』で描かれたレッドショルダー所属機はその通りの姿だった。
 
:治安警察との決戦用にキリコがレッドショルダーの武装パターンの一つを模倣して武装強化したものに、バニラがゲン担ぎで左肩を赤く塗ったもの。バニラが左肩を塗った際に、キリコが正確なレッドショルダーのマーキングを指摘したのは名台詞の欄参照。『野望のルーツ』で描かれたレッドショルダー所属機はその通りの姿だった。
 +
;[[スコープドッグ・ターボカスタム]]
 +
:『ザ・ラストレッドショルダー』での搭乗機。レッドショルダーで使用されたバリエーションをジャンク品で再現したレプリカ。肩も赤く塗装されていない。
 
;[[マーシィドッグ]]
 
;[[マーシィドッグ]]
 
:クメン編での搭乗機で、スコープドッグの湿地戦仕様機。ダイビングビートルには湿地戦での能力で劣るが、扱いなれたドッグ系ATを欲したキリコはゴウトの心配を他所にこの機体の手配を依頼した。
 
:クメン編での搭乗機で、スコープドッグの湿地戦仕様機。ダイビングビートルには湿地戦での能力で劣るが、扱いなれたドッグ系ATを欲したキリコはゴウトの心配を他所にこの機体の手配を依頼した。
753行目: 645行目:
 
;[[ラビドリードッグ]]
 
;[[ラビドリードッグ]]
 
:ワイズマンがキリコのために用意した機体。「[[ストライクドッグ]]の量産仕様機」であるが、パイロットがパイロットなだけに発揮した性能は桁外れ。クエント編でのキリコはこの機体でギルガメス・バララントが放った数千機のATによる包囲網を突破していた。
 
:ワイズマンがキリコのために用意した機体。「[[ストライクドッグ]]の量産仕様機」であるが、パイロットがパイロットなだけに発揮した性能は桁外れ。クエント編でのキリコはこの機体でギルガメス・バララントが放った数千機のATによる包囲網を突破していた。
;[[スコープドッグ・ターボカスタム]]
 
:『野望のルーツ』での搭乗機。レッドショルダー隊にて考案・採用された高機動戦闘型。
 
;[[スコープドッグTC・LRS]]
 
:『ザ・ラストレッドショルダー』での搭乗機。ターボカスタムをジャンク品で再現したレプリカ。肩も赤く塗装されていない。
 
;[[スコープドッグTC・ISS]]
 
:『ペールゼン・ファイルズ』での搭乗機。メルキア情報省特殊部隊ISSに配備されていた漆黒のターボカスタム。
 
 
;[[ライト・スコープドッグ]]
 
;[[ライト・スコープドッグ]]
 
:『ビッグバトル』での搭乗機。ニーバの搭乗するPS専用機・エクルビスの異常なまでに高い運動性に対抗するため、スコープドッグの装甲を極限まで外して軽量化した改造機。レッドショルダーを憎むニーバへの心理効果を狙ったのか、キリコはわざわざ右肩を赤く塗装した。
 
:『ビッグバトル』での搭乗機。ニーバの搭乗するPS専用機・エクルビスの異常なまでに高い運動性に対抗するため、スコープドッグの装甲を極限まで外して軽量化した改造機。レッドショルダーを憎むニーバへの心理効果を狙ったのか、キリコはわざわざ右肩を赤く塗装した。
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:クメン編で搭乗。
 
:クメン編で搭乗。
 
;[[ファッティー]]
 
;[[ファッティー]]
:サンサ編で搭乗。ロッチナ率いるバララント軍に捕獲された際に与えられ、イプシロンと対決した。その後はクエント編でも搭乗している。
+
:サンサ編で搭乗。ロッチナ率いるバララント軍に捕獲された際に与えられ、イプシロンと対決した。
 
;[[ツヴァーク]]
 
;[[ツヴァーク]]
 
:クエント編で搭乗。
 
:クエント編で搭乗。
  
 
=== スパロボでの搭乗機体 ===
 
=== スパロボでの搭乗機体 ===
;[[スコープドッグ (ショルダーミサイルポッド)]]
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて搭乗。模型誌にて製作されたオリジナル機体。
 
 
;[[ボン太くん]]
 
;[[ボン太くん]]
 
:『[[第3次Z時獄篇]]』ではイベントで'''このスーツを着ている'''。
 
:『[[第3次Z時獄篇]]』ではイベントで'''このスーツを着ている'''。
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;[[RSC装甲騎兵型 エグゾフレーム]]
 
;[[RSC装甲騎兵型 エグゾフレーム]]
 
:『X-Ω』にて搭乗。『[[OBSOLETE]]』とのコラボで誕生したエグゾフレーム。
 
:『X-Ω』にて搭乗。『[[OBSOLETE]]』とのコラボで誕生したエグゾフレーム。
;[[スコープドッグ (30)]]
 
:『30』にて搭乗。スパロボオリジナル武装を装備したスコープドッグ。
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*作中、キリコが訪れた地は'''大半が壊滅する'''。訪れた街が壊滅するくらいならまだいい方で、酷い時は'''惑星が崩壊する'''。そのため、キリコを「疫病神」とネタにするファンもいる。
 
*作中、キリコが訪れた地は'''大半が壊滅する'''。訪れた街が壊滅するくらいならまだいい方で、酷い時は'''惑星が崩壊する'''。そのため、キリコを「疫病神」とネタにするファンもいる。
**それだけの意味ではないだろうが、『赫奕たる異端』第3話予告では「舞台が整い、役者がそろえば暴走が始まる。'''そして先頭を走るのは、いつもあいつ'''」「'''メルトダウン、始まる'''」、『幻影篇』の[[PV]]では「'''カオスを体現するあの男'''」と言われている。
+
**それだけの意味ではないだろうが、『赫奕たる異端』第3話予告では「舞台が整い、役者がそろえば暴走が始まる。'''そして先頭を走るのは、いつもあいつ'''」「'''メルトダウン、始まる'''」、幻影編のPVでは「'''カオスを体現するあの男'''」と言われている。
**スパロボシリーズにおいてキリコが所属しながらも戦死者が数人出た程度(どころか、ボトムズ原作では死亡する人物まで生きている)で、ほぼ五体満足のまま戦い抜いた歴代のプレイヤー部隊は、まさに異質な存在といえる。
+
**スパロボシリーズにおいてキリコが所属しながらも[[カミナ|戦]][[ロックオン・ストラトス|死]][[巴武蔵 (OVA)|者]][[敷島博士|が]][[ダグザ・マックール|数]][[キタン・バチカ|人]]出た程度(どころか、ボトムズ原作で[[グレゴルー・ガロッシュ|死んだ]][[ムーザ・メリメ|はずの]][[バイマン・ハガード|人物]]まで生きている)で、ほぼ五体満足のまま戦い抜いた[[ZEXIS]]、[[Z-BLUE]]と[[コネクト・フォース]]と[[T3]]は、かなり異質な存在である。
 +
<!-- 卜部達はZEXIS解散中に死んだので除外。キデーラもZEXISとは関係なく生き残ったので除外。武蔵はTで本編中に死亡しているのでカウント。 -->
 
*作中ではキリコを敵に回す事自体が[[死亡フラグ|死亡確定扱い]]らしく、TVシリーズ第5話予告では「'''キリコも巨大な不発弾。自爆、誘爆、ご用心'''」、第25話予告では「'''キリコは、心臓に向かう折れた針'''」、『赫奕たる異端』第5話では「'''奴は有害なバクテリアだ、猛毒を持つ細菌だ'''」、『ペールゼン・ファイルズ』第10話予告では「百年戦争でメルキアが犯した最大の誤り、それは'''ヤツを敵に回した事だ!!'''」とまで言われている。
 
*作中ではキリコを敵に回す事自体が[[死亡フラグ|死亡確定扱い]]らしく、TVシリーズ第5話予告では「'''キリコも巨大な不発弾。自爆、誘爆、ご用心'''」、第25話予告では「'''キリコは、心臓に向かう折れた針'''」、『赫奕たる異端』第5話では「'''奴は有害なバクテリアだ、猛毒を持つ細菌だ'''」、『ペールゼン・ファイルズ』第10話予告では「百年戦争でメルキアが犯した最大の誤り、それは'''ヤツを敵に回した事だ!!'''」とまで言われている。
 
**実際、キリコ本人の与り知るところか否か、キリコが手を下したか否かに関わらず、キリコを敵に回した者は神だろうが何だろうがほぼ全滅の憂き目に遭っている(生き延びたのは[[ジャン・ポール・ロッチナ|この男]]ただ一人)。
 
**実際、キリコ本人の与り知るところか否か、キリコが手を下したか否かに関わらず、キリコを敵に回した者は神だろうが何だろうがほぼ全滅の憂き目に遭っている(生き延びたのは[[ジャン・ポール・ロッチナ|この男]]ただ一人)。
 
*1983年開催の徳間書店刊『アニメージュ』主催「第6回アニメグランプリ」男性キャラクター部門でグランプリを受賞している(女性部門は『[[超時空要塞マクロス]]』の[[早瀬未沙]])。
 
*1983年開催の徳間書店刊『アニメージュ』主催「第6回アニメグランプリ」男性キャラクター部門でグランプリを受賞している(女性部門は『[[超時空要塞マクロス]]』の[[早瀬未沙]])。
*[[スーパーロボット大戦参戦キャラクターの誕生日 #7月生まれ|七夕]]の生まれである([[アストラギウス銀河]]に七夕があるかは別にして)。[[フィアナ]]との関係が物語における男女関係の典型例の一つである「求める男と待つ女」である事から考えると意外と似合っているかもしれないが、『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』以降の展開を省みると皮肉な設定と言えなくもない。
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*何気に[[スーパーロボット大戦参戦キャラクターの誕生日 #7月生まれ|七夕]]の生まれである([[アストラギウス銀河]]に七夕があるかは別にして)。[[フィアナ]]との関係が物語における男女関係の典型例の一つである『求める男と待つ女』である事から考えると意外と似合っているかもしれないが、『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』以降の展開を省みると皮肉な設定と言えなくもない。
*担当声優の郷田氏が後年演じた『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』(SRW未参戦)に登場するライオコンボイの事を、キリコに肖って「'''キリコンボイ'''」と呼ぶファンは多くいる。ちなみに、こちらは部下を率いる隊長である。
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*担当声優の郷田氏が後年演じた『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』(SRW未参戦)に登場するライオコンボイの事を、キリコに肖って「'''キリコンボイ'''」と呼ぶファンは多くいる。ちなみに、こちらは部下を率いる隊長である。
*TV版で谷口守泰氏が作画監督を務めた回では、キリコの容姿が「目つきの悪い[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]」のような、他の回とは大きく異なるものであることで知られる。この見た目は「谷口版キリコ」として塩山氏のオリジナルデザインと並んで人気を得ることになった。
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*TV版で谷口守泰氏が作画監督を務めた回では、キリコの容姿が「目つきの悪い[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]」のような、他の回とは大きく異なるものであることで知られる。これはキリコに惚れ込んだ谷口氏が「もっとクールでハードな容姿であるべき」として塩山紀生氏のデザインをあえてトレースしなかったためである。
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**この行動は当初塩山氏のファンなどからバッシングを受けたが、高橋監督、更に当の塩山氏が作画監督の個性を重視する立場から谷口氏の姿勢を支持するなど、スタッフ陣が彼のキリコに対する思い入れの強さを理解していたこと、そして谷口氏に共感した視聴者から支持を集め、『谷口版キリコ』として塩山氏のオリジナルデザインと並んで人気を得ることになった。
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***なお、塩山氏はTV版以降のキリコのデザインについて、谷口氏のテイストを取り入れてよりハードボイルド然としたキャラクターを意識していることを明言している。
 
*キリコの過去に深く関わってくる[[楽曲]]―通称「レッドショルダーマーチ」―は、元々イタリア映画『二人の水兵と一人の将軍』(1966年制作)のためにイタリアの作曲家ピエロ・ウミリアーニ氏(1926-2001)が作曲した「水兵の到着」という曲で、アニメオリジナルの曲ではない。
 
*キリコの過去に深く関わってくる[[楽曲]]―通称「レッドショルダーマーチ」―は、元々イタリア映画『二人の水兵と一人の将軍』(1966年制作)のためにイタリアの作曲家ピエロ・ウミリアーニ氏(1926-2001)が作曲した「水兵の到着」という曲で、アニメオリジナルの曲ではない。
**アニメのサウンドトラックにも収録されておらず、人気の高い曲でありながら、長らく正式な曲名すら不明のままであった。出典元が判明したのは2007年、イタリア映画の愛好家が偶然見つけたものをネット掲示板にアップしてからである。著作権の問題があったのか、スパロボでは代わりに「'''戦騎達の行進'''」という曲調の良く似たスパロボオリジナル曲が収録されて使われている。主題歌「炎のさだめ」の歌詞の一節「むせる」にちなんでファンからは「'''にせる'''」と呼ばれている。
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**アニメのサウンドトラックにも収録されておらず、人気の高い曲でありながら、長らく正式な曲名すら不明のままであった。これは、急にマーチ調の曲が必要になり、コンポーザーに頼む時間すら無かった折、スタッフが見つけてきた曲をそのまま使ったのだという。そのため、高橋監督さえ曲名や出所を把握していなかった。出典元が判明したのは2007年、イタリア映画の愛好家が偶然見つけたものをネット掲示板にアップしてからである。著作権の問題があったのか、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』では代わりに「'''戦騎達の行進'''」という曲調の良く似たスパロボオリジナル曲が収録されて使われている。
*郷田氏は『ボトムズ』本放送と同時期(から1990年代まで)、放送開始直前に結成された'''お笑い芸人トリオ「怪物ランド」の一員として活動していた。'''かたやシリアスなアニメ主人公、かたや深夜番組でコントを見せる若手芸人…ギャップがありすぎである(元々演劇仲間で作ったトリオだったので3人ともバラエティより役者としての活動が殆どだが)。
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*ちなみに郷田氏は『ボトムズ』本放送と同時期(から1990年代まで)、放送開始直前に結成された'''お笑い芸人トリオ「怪物ランド」の一員として活動していた。'''かたやシリアスなアニメ主人公、かたや深夜番組でコントを見せる若手芸人…ギャップがありすぎである(元々演劇仲間で作ったトリオだったので3人ともバラエティより役者としての活動が殆どだが)。
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**本人としては声優業にやる気はあったが、タレントとして顔が売れてしまったために90年代中盤までは『ボトムズ』以外の声優仕事が殆ど無かったという(ドラマ等での脇役出演が多かった)。
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**なお『ボトムズ』の頃の郷田氏は、[[声優]]としては前年にデビューしたてのまだ駆け出しの状態であり、そのため演技に拙い部分も多かったが、逆にそれが不器用なキリコのキャラクターに合っていて良いと評価されている。
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***[[OVA]]『赫奕たる異端』の頃には、キャリアを積んで技量も大幅に高くなっていたのだが、あまりに演技力が高すぎたために高橋監督らから「ここまで上手いとキリコという感じがしない。もう少し当時のように下手にやってくれないか」という注文を付けられたそうだ。
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*放映当時、キリコを演じた郷田氏宛てのファンレターの中に、当時小学生の女の子から「'''世の中がいやで自殺したくなるほどだったが、キリコの活躍を見ているうちに、生きる気力が湧いてきた'''」というエピソードがある。彼の生き様が、世の中に絶望した一人の人間を救ったのだ。
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== 商品情報 ==
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== 脚注 ==
 
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<references />
 
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== 商品情報 ==
 
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[[Category:登場人物か行]]
 
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[[Category:ボトムズシリーズ]]
 
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