ギリ・ガデューカ・アスピス
ギリ・ガデューカ・アスピス(Giri Gadeyuka Aspis)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人(SRW未参戦)
- 声優:真柴摩利(クロスボーンガンダム)/ 岩永哲哉(鋼鉄の7人)
- 種族:地球人(木星出身)
- 性別:男
- 年齢:15歳→18歳(鋼鉄の7人)
- 身長:150cm→180cm(鋼鉄の7人)
- 所属:木星帝国死の旋風隊→クロスボーン・バンガード(鋼鉄の7人)
- 階級:少佐
死の旋風隊のリーダーを務める少年。木星帝国のニュータイプ兵で、己の能力に絶対の自信があり、それ裏付けるようにモビルスーツでの戦闘能力は高い。何をしても一般人以上の技量を発揮し、続編で彼が作った料理は格別の美味さであった。
「死の旋風隊」ではクァバーゼを駆り、攻撃を担当。本人も接近戦は得意で、クァバーゼのスネークハンドを自在に操る。一時はキンケドゥのX1を追い詰めるが、戦いの経験はキンケドゥが一枚上手で、敗退している。地球ではトビアのX3と対峙。トビアが機転を利かせ死の旋風隊を追い詰めるが、隙を突いて逆転。しかし直後に現れたキンケドゥの前に完全敗北。自決しようとしたが、バーンズに止められる。
その後地球に住み着いてコックとして働いていたが、木星帝国の「光のカリスト・影のカリスト」の両兄弟が指導者になっている事実を聞いて、ライバル心に火が燈ってトビアに力を貸す。この際、スズキとバーンズに「ツンデレ」と評されている。
木星帝国の「神の雷」作戦では七人の精鋭の一人として参戦。専用に調整したビギナ・ギナIIを駆り、カリスト兄弟に一騎打ちを挑むも敗北。しかし、カリスト兄弟の邪魔することで己の実力を証明すべく、機体をコロニーレーザー・シンヴァツに特攻させて、発射されるレーザーの射角を変えた。死に際にはコックとしての自分が一番楽しめていたことを思い出していた。
なお「ギリ・ガデューカ・アスピス」の名は『鋼鉄の7人』連載時に明らかになった名前。クロスボーン本編では「ギリ」だけである。
登場作品と役柄
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 小隊システムにより「死の旋風隊」が再現された。序盤から登場するパイロットの中でもかなり強い。バーンズのトトゥガの援護防御と、ギリのクァバーゼの攻撃力は厄介。最終決戦では明確な死は描かれてはおらず、脱出装置が働いていたと言及されている。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
ゲーム中でも上位に食い込む能力の高さ。リアル系パイロットの弱点である防御もかなり高い。何故かバーンズよりも。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次α
- ニュータイプL8、切り払いL6、援護攻撃L3、連携攻撃、気力+ (ダメージ)、ガード
- 高レベルのニュータイプ、ダメージを削られるガードを備え、ゲーム中でも結構な強敵。実は内部的には最も早くニュータイプL8に到達する。切り払いを所持しているが、肝心のクァバーゼが剣持ちではないため、死に技能になっている。スタッフの設定ミスか。
小隊長能力
パイロットBGM
- 「クロスボーン・ガンダム」
人間関係
- ローズマリー・ラズベリー
- 死の旋風隊の一人。援護担当。
- バーンズ・ガーンズバック
- 死の旋風隊の一人。防御担当。当初は人を人とも思わないギリの態度を気味悪がっていたが、地球での戦いではギリの自決を阻止し、その後のギリの世話もしていたようだ。
- トビア・アロナクス
- 彼曰く「海賊少年(後に海賊)」。立場的にはライバル的存在だが、本格的に戦闘したのは1回だけである。仲が良いわけでないが、カリスト兄弟との戦いに手を貸す。
- カラス
- ニュータイプ部隊の「教師」。彼の教えは忠実に守っていた。
- ザビーネ・シャル
- 木星帝国に投降した彼を執拗な拷問にかける。…つまりギリはザビーネがああなった元凶だったりする。
- 光のカリスト
- 養成所時代からのライバル。仲がかなり悪い。SRW未登場。
- 影のカリスト
- 養成所時代からのライバル。仲がかなり悪い。SRW未登場。
- エウロペ・ドゥガチ
- 養成所で共に学んだらしい。カリストに心が読まれていることを感づいていた。
名台詞
- 「おぼえておくがいい!我らは“
死の旋風 ”隊」
「死を運ぶ風だ」 - キンケドゥと初めて対峙した際の発言卓越したフォーメーションでキンケドゥを追い詰めた。
- 「決してお前達の仲間になったわけじゃないからな」
- 『神の雷』計画を阻止するための仲間になった際に。その後のミノルとバーンズとのやり取りが笑いを誘う。
- 「きさまら兄弟に…」
「ほえ面をかかせてやるぜ!!」 - コロニーレーザー「シンヴァツ」に特攻した際の叫び。
余談
- 声と髪型のせいか、ネット上でのギリのあだ名に「悪い風間くん」がある。