クロッペン

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クロッペン(Kloppen)

ザール星間帝国地球侵攻軍の総司令官。

冷酷非情な性格で、また常に仮面を被っている。 この仮面を含める格好は当初は黒を基調としたものだが、中盤から金を基調としたものとなる。また、仮面が変わって程なくして素顔を見せて自らが本物のハーリン皇子と名乗り、楯剣人の父・隼人こそ自身のクローンと断じて逆賊扱いにする。

しかし、実はクロッペンこそがハーリン皇子(隼人)のクローンであり、その事をナミールが残したビデオから剣人達に知られてしまい、後に皇帝により切り捨てられた挙句、部下からも見捨てられ失脚。

そして自身を生体部品としてではなく人間として扱った剣人に感銘を受けザール星間帝国に反旗を翻すこととなった。最期はカブト将軍の攻撃により瀕死となり、瀕死の隼人を救うために自らの内臓を差し出して死亡した。

長浜ロマンロボシリーズにおける「真相を知らず黒幕に操られてきた悲劇の悪役」に相当するポジションのキャラであり、声優も彼ら同じ市川治氏が演じている。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦D
顔グラフィックは後期のゴールドの仮面になっており、素顔のグラフィックも存在している。中盤辺りから戦闘する機会が出た後、一度だけ味方NPCとしてスポット参戦する。搭乗機のデスターク3は強いので撃墜される心配はほとんどないが、経験値を奪われないように注意。彼の最期のシーンはDの中でもかなり熱い部類に入る。
スーパーロボット大戦GCXO
顔グラフィックは前期版。後述のイベントがないためか、今回は素顔のグラフィックは用意されていない。今作では上司であるドルメン大帝が登場するものの、逆に楯隼人(ハーリン)が登場しないため、彼の正体に関するイベントなどがない。Dに比べるとかなり不遇。

人間関係

楯隼人
自身のオリジナル。
楯剣人
好敵手。
ドルメン大帝
主君。後に真実を知り、反逆する。
ネシア将軍 / カブト将軍 / ボイダー将軍 / ミズカ将軍 / プロザウルス将軍
部下。後にハーリンのクローンと知られた際には揃って掌を翻されることとなる。
ナミール博士
エリオス王国出身の生態学者でエリオス滅亡後はザールに付く。当初はクロッペンと共に隼人がクローンだと陥れるものの、後にドルメン大帝の命令により口封じとして抹殺する。しかし、このことを語ったビデオを残しており結果、墓穴を掘ることとなった。

他作品との人間関係

ガルーダプリンス・ハイネルリヒテル
直接の絡みこそないものの、共に長浜ロマンロボシリーズにおける同じポジションのキャラであり、声優も同じである。
ズール皇帝
Dでは主君だが、後に真実を知り、反逆することに。

名台詞

「き…消えてる…!」
第40話にて、剣人との決闘の際に自身の右腕に刻まれた王家の紋章が消えたことに対して愕然した際の台詞。
「私の体を使うのだ…それしか二人が助かる道は…無い…!」
「ハーリンよ…私は今…お前から貰ったこの体を返してやるぞ…
だが、私は死ぬのではない…お前と一緒に生きるだけだ…
ハーリンよ…生きろ…生きてくれ…私とともにドルメンを倒すのだ…!
全銀河に栄光あれ…! 全銀河の盟主、エリオス帝国の皇太子、ハーリンに栄光あれー…!!」
第45話での最後の台詞。剣人は彼の意思を汲み、クロッペンの内臓を隼人に移植することを決める。

スパロボシリーズでの名台詞

「奴らの行動は一見、無謀に見えて我らの痛いところを突いているのだ」
GCXO)より。ポセイダルの本拠地スヴェートを奇襲作戦で急襲して真のポセイダルを倒し、ペンタゴナを解放したホワイトベース隊を評して。SRWにおいて、大抵の場合よくて分艦隊規模の戦力しか持たない自軍部隊は、必然的にこういう戦法を取らざるを得ない場合が多い。

搭乗機体

デスターク / デスターク2 / デスターク3
専用ツインボーグ