猿頭寺耕助

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猿頭寺耕助
読み えんとうじ こうすけ
外国語表記 Kousuke Entouji[1]
登場作品
声優 カシワクラツトム
デザイン 木村貴宏
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 サポートユニット
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プロフィール
種族 地球人(日本人)
性別
星座 牡羊座
年齢 27歳(TV版)
29歳(FINAL)
血液型 AB型
所属

GGG

  • 諜報部
役職 主任オペレーター
特技 命令前でも仕事を終えていること
趣味 競馬
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猿頭寺耕助は『勇者王ガオガイガー』『勇者王ガオガイガーFINAL』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

GGG諜報部の主任オペレーター。メインオーダールームのオペレーターチーフでもある。

IQ300以上の超人的頭脳を持ち、入浴中でもシステム端末を手放さないほどの研究マニアで、研究に没頭すると寝食を忘れて打ち込む驚異の集中力の持ち主。GGG全体のシステム制御プログラムの開発も彼が手がけている。…が、ワーカーホリック気味でGGG基地の自分のデスクに寝泊まりしているためか、身だしなみに無頓着で何日も風呂に入らないことも珍しくなく、その外見は貧相にして不潔。周囲に悪臭とフケを撒き散らすため、同僚(特に女性陣)からは敬遠されていた[2]。しかし、パピヨンと付き合うようになってからは彼女のおかげで以前よりは身だしなみや摂生に気を遣うようになり、小綺麗になった。ジオイド・ガード時代では天海護の偽装工作を担当。

つかみどころのない性格に眠そうな目といった具合で頼りなげだが、有事の際には、その天才的な頭脳でGGGのピンチを救う。彼の父・猿頭寺耕市は、大河幸太郎火麻激とはID5時代の戦友であり、コンピューターシステムは彼と亡き父との合作である。

なお、上記の通り自身のデスクに寝泊まりしているがそれゆえに11話のように、GGG基地で最初にボルフォッグからの緊急通信に気づくということもあった。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦α
初登場作品。非戦闘キャラだが、声付き。
第3次スーパーロボット大戦α
今回はボイスは無い。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦W
スーパーロボット大戦BX

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦T

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
サポートユニット。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド2から登場。

ステータス[編集 | ソースを編集]

サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]

IQ300アナライザー
R。ボスWAVE時に装甲アップ。

人間関係[編集 | ソースを編集]

猿頭寺耕市
父。かつては大河や火麻と共に秘密裏に組織された防衛庁直属の特殊任務部隊ID5に所属していたメンバー。その時のコードネームは「ブルーモンキー」
バイオネットとの戦闘で敵兵士を道連れにする形で自爆・殉職する。
Number.45では息子の耕助が大河と火麻と盃を交わした。
ボルフォッグ
勇者ロボの部下。彼のライバルであるペンチノンと信頼する上司が同じ声というのはある意味運命的。
犬吠崎実
ライバル関係にある科学者。猿頭寺への逆恨み感情を利用され、EI-15となってGGGを苦しめたが、浄解後はオービットベースの技術スタッフに加わった。
パピヨン・ノワール
恋人だったが、死に別れてしまう。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

テレサ・テスタロッサ
GGGベイタワー基地がEI-15に乗っ取られた際、たまたま基地に来訪しており、原因調査とシステム回復への助力を申し出る。ただし、やはり彼の不潔さには苦言を呈している。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「犬吠崎、おまえは昔から肝心なことを忘れるなあ…。偽物にはなくて本物にはあるもの…それは、勇者の証だ!」
ガオガイガーEI-15のヘル・アンド・ヘブン勝負を見守りながらの一言。戦闘データと予備パーツを取り込むことでガオガイガーと互角の力を得たと思われたEI-15だが、データの数値や機体のスペックに頼るだけでは勇気という意志の力に勝つことはできないと猿頭寺は見抜いていた。
「エネルギーの総量があまりに桁違いで・・・海に角砂糖を溶かすようなものです」
ザ・パワーの力を得た勇者ロボ軍団の一斉攻撃を受けても全くダメージを受けてないZマスターをこう説明した。勇者ロボ軍団とZマスターの絶望的な戦力差を簡潔に説明した一言。
『W』では代わってフリーマンが述べる。
パピヨン「なにをするんです、耕助!」
「決まっとる! ゴルディオンハンマーの制御系をハッキングする!」
パピヨン「そんなことをしたら、地球が!」
「君を二度も失うより、マシだっ!」
「FINAL」小説版にて、ゴルディオンクラッシャーを手にピサ・ソールへ向かうジェネシックガオガイガーを応援する隊員たちの陰で、ピサ・ソールの消滅がレプリパピヨンの消失を意味すると知り、とっさに携帯端末からハッキングをかけてゴルディオンクラッシャーを停止させようとする。
常に穏やかな猿頭寺が激情を露わにした数少ない場面であり、彼にとって、レプリジンであれパピヨンという人物がいかにかけがえのない大切な存在であったかがわかる。この直後、すでに消失の運命を受け入れていたレプリパピヨンの言葉により、ハッキングは断念する。
「精霊達のもとへ…行くのかい?」
ソール11遊星主に勝利したGGGだったが、再生機能を司っていたピサ・ソールを撃破することはパピヨンを含めた全てのレプリジンの消滅も意味していた。パピヨンとの2度目の別れを迎えることになった猿頭寺は涙ぐみながら彼女にこう問いかけた。この一言はオリジナルのパピヨンが死の間際に精霊達の下へ帰ると言い遺したこととかけている。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「抵抗しても遅いよ、犬吠崎。お前は昔から肝心な事を忘れる……」
「完璧な人間やシステムなぞこの世には存在しない……」
「だからこそ、人は失敗や敗北を糧に努力して、改良して、常に上を目指すのさ」
「一度お前に破られたシステムの穴はテスタロッサ大佐と共に完全に修復した……」
「お前にはない困難に立ち向かう心……勇者の証で!」
W第6話、上記原作15話に相当するシーンでのセリフ。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 猿頭寺の「耕助」という名前およびフケを撒き散らす特徴から、猿頭寺耕助は横溝正史の推理小説作品に登場する探偵・金田一耕助がモデルだと思われる。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. Character、ガオガイガーポータルサイト、2022年3月10日閲覧。
  2. 能力や人柄もあって完全に嫌われるというほどではなかったが、会話中に頭を掻いてフケをまき散らすなど自身の不潔さを意に介さない振る舞いが多かったため、露骨に嫌がられたりしていた。