バトルボンバー

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概要

勇者特急隊の戦闘担当であるボンバーズが猛獣4体合体した姿。これ以降はアニマル特急ではなく猛獣特急が通称となった。

雷張ジョー飛龍を足止めするため大破したボンバーズを修理すると同時に、ボンバーズのプロトタイプであるホーンボンバーを加えて完成した。 構成は大体トライボンバーと同一だが、ライオボンバーのみアニマル形態へと変形し、そこに胸部に装甲、背中に翼、ヘルメット、右肩にランチャーが追加され、攻撃・防御・飛行可能と全てにおいてパワーアップを果たしている。

本機登場以降トライボンバーは登場しなくなったが、オープニングはトライボンバーのままで本機は一度も登場しなかった。

ボンバーズがアニマル形態で連結することで移動形態であるアニマル特急にも変形可能。

構成機体

ボンバーズは初期に開発され、当初は電車と人型の2段変形だったが、浜田のアイデアでアニマル形態を加えた3段変形をするよう改修されたため完成したのはマイトガインの後だった。その際、名前も変更されている。戦闘担当のためか全員が血の気の多い性格で、それは合体後も変わっていない。

ライオボンバー
200系新幹線からライオン形態に変形するボンバーズのリーダー。メインカラーは緑。旧名「やまびこボンバー」。胸部を構成し、トライボンバー時はメイン人格を担当していた。
バードボンバー
成田エクスプレス253系から鳥型に変形する。メインカラーは赤。旧名「成田ボンバー」。左腕と左足を構成する。OPでは単独カットがあるため一番目立っている。
ダイノボンバー
スーパーひたち651系からティラノサウルス型[1]に変形する。メインカラーは青。旧名「ひたちボンバー」。右腕、右足を構成する。
ホーンボンバー
100系新幹線からトリケラトプス型に変形するボンバーズのプロトタイプで長らく封印されていた。メインカラーは黒。旧名「ひかりボンバー」。トライボンバーの強化パーツとなり、メイン人格を形成する。OPには勇者特急隊で唯一未登場。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦V
PV1で登場。担当声優の巻島直樹氏は本作がスパロボ初参加となる。

装備・機能

武装・必殺武器

バトルランチャー
右肩に追加されたミサイルランチャー。
バトルバースト
胸部から発射する火炎放射。
トライボンバー時のボンバーミサイルに代わる武装。
ボンバーブレイク
ボンバーガントレット
抜き手で相手の胸部を貫きコアを握り潰す技。
原作ではトライボンバー時の必殺技で、使用することはなかったが、『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』では同様に使用可能。
ボンバークラッシュ

合体攻撃

ジョイント・ドラゴン・ファイヤー
勇者特急隊の全ロボが列車形態で連結し、ドラゴン型の炎に包まれながら突撃する五体連結攻撃。

人間関係

大阪次郎
開発者。
旋風寺舞人
勇者特急隊の隊長。
マイトガインガードダイバー、マイトガンナー
仲間。

名台詞

「猛獣4体合体は伊達じゃない!」
初陣となる第17話より。シュタルク4126の攻撃を受けながらも体勢を立て直し、着地して見せた際の台詞。
「バトルボンバー、天に代わって悪を討つ!」
第22話より。マイトガインを撃破した飛龍に攻撃を仕掛け、そのまま戦いが勃発。バトルボンバーとしての再戦となるが…。
「一発逆転! それがヒーローの勝ち方ってもんよ!」
第45話より。洗礼ロボットに吹き飛ばされても、再び立ち上がり、言い放った台詞。

迷台詞

「そらロボットいうても勉強は大切や。陽が昇る小学校に行っててな」
『歌のアルバム』収録のミニドラマ「爆笑・ロボット漫才!!」より。ガードダイバーとの漫才での発言。バトルボンバーがボケ役であり、この直後社内ネタ及び声優ネタを交えた台詞が続く…。
なおこの漫才ネタは『ブレイブサーガ』においてもネタにされている。

余談

  • ライオボンバー及びホーンボンバー、バトルボンバーを演じる巻島直樹氏は、勇者シリーズ全作において数々の勇者ロボ、敵役などを担当したシリーズと縁の深い声優である。
  • 本機の合体システムは後に『勇者指令ダグオン(未参戦)』のスーパーライナーダグオンにブラッシュアップした形で受け継がれている。

脚注

  1. 当時の学説の影響で、ゴジラのような怪獣体形。