アデット・キスラー

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アデット・キスラー(Adet Kistler)

シベリア鉄道警備隊の隊員で、口元にホクロがある。弟たちに満足な食事を食べさせてやる為にシベ鉄に入社したらしい。
性格は乱暴で強引、がさつで大雑把。料理もまともに作れないが、サバサバして面倒見が良い姉御肌の人物で、周囲からは割と好かれている。苦手なものはナメクジ。

エクソダス容疑でゲイナー・サンガをいきなり逮捕拘束、その後キングゲイナーと交戦する。エクソダス阻止の一環として、ヤーパンの天井に潜入しアナ姫を連れだそうとするがゲインに阻止され、あげくに隊長のヤッサバも失踪して自分だけがヤーパンの天井に取り残され、食べ物にも事欠く有様となる。

結局なし崩し的にエクソダスに参加することになり、高校教師としてゲイナーのクラスの担任になる。その後は食糧確保のために生徒を引き連れてシベ鉄に列車強盗を行ったり、気に入ったゲイナーの部屋に押しかけ強引に同居するなど、その豪快な性格を発揮。更に途中でヤーパンの天井に加わったガンガラン難民から頼られ、自警団の隊長として迎えられて「アデット隊」を結成。終盤ではガウリといい仲になるなど、波乱万丈な生き様を見せ、大活躍をする。

なお、第1話でのド派手なボンテージスーツ姿のインパクトが強かった為か、カットインではこの姿である事が多い。

登場作品と役柄

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
初登場作品。物語開始当初は敵で、ヤッサバの離脱後加入。序盤から中盤にかけて唯一の祝福を持つパイロットで、その後も補給など使い勝手の良い精神コマンドを覚える。戦闘力もかなり高く、非常に優秀。乗機はドーベック(赤)よりは、飛行能力を持つオーバーマンに乗り換え、精神コマンドによるサポート要員にするのが吉。ロマン派はラッシュロッドで決まりだが、サラが射撃を得意としている為、射撃偏重型のラッシュロッドをサラに渡し、アデットはジンバに乗るのも手。
スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
追加シナリオ「奮闘!アデット先生」で主役を務める。なお、原作の同名の話とサブタイトルは同じだが、シナリオは全く異なる。搭乗機はドーベック
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
今回はサラのパンサーにサブで同乗する。修理装置のおかげでレベルが上げやすく、補給などを覚えるのでかなり優秀。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
最初は敵として登場するが、その後ヤーパンの天井への潜入→教師就任などを経て味方として参戦。今回はヤッサバも無条件で仲間に加わる(参戦時期はアデットと同じ)為、バカップルぶりを発揮する。お陰で割を喰らった人がいる…。主な乗機はドーベックで、武装のひとつである「アデット隊強襲」は気力ダウンの効果があるためボス戦で重宝する。

パイロットステータスの傾向

精神コマンド

Z
加速祝福集中不屈補給

特殊技能(特殊スキル)

Z
オーバーセンス底力援護防御

小隊長能力

Z
獲得資金+20%、クリティカル率+10%

人間関係

ヤッサバ・ジン
警備隊での上司であり登場時の恋人。
ヒューズ・ガウリ
終盤でいい感じになり、オーバーフリーズしたガウリをキスで正気に戻した。
ゲイナー・サンガ
最初は敵、後に同居人であり生徒に。ゲイナーの家族的存在になる。
サラ・コダマ
よくケンカするが、段々といいコンビに。地獄の駅伝対決は有名。
ケジナン・ダッド
部下。メックスブルートオーバースキルで不気味な愛の告白をされる。
エンゲ・ガム
部下。ケジナンと3人でいるとタイムボカンシリーズの悪役のようである。
ジャボリ・マリエーラ
部下。当初は「お姉様」と慕われる。

名台詞

ゲイナー「大人のやることかぁ!」
アデット「大人だからやれんだろぉ!」
第一話でのゲイナーとの戦闘時のやりとり。富野節の効いた台詞。ちなみにアデットが何をやったかというと、通りがかりのなんの関係もないシルエットマシンキングゲイナーに投げつけた。ゲイナーが呆れるのも道理である。
「強い男のいないシベリア鉄道なんて御免だね」
「(自分より)強い男」にこだわるのはアデットの行動原理の一つ。
「女教師忍法、縄抜けの術!」
オーバーデビルに操られたガウリに殺されそうになった際に使った術(?)。

スパロボシリーズの名台詞

「職員の命も考えないようなウンコ部長はお仕置きだ!」
カシマル・バーレとの特殊戦闘台詞。 
「ラッシュロッドのオーバスキル、時間停止!」
ヤッサバの愛機であるラッシュロッドに操乗し、ベロウズを使用した時の台詞(Zでのラッシュロッドはルートにより入手できるが、ヤッサバはスーパー系主人公のみ)。
「みっともないんだよ、キーキーとヒステリーは!」
エーデルとの戦闘台詞。
「やめときな、ガロード。そういう話はしないって決めたろ?」
『第2次Z 破界篇』の暗黒大陸ルート第27話「呪われし放浪者」で「この世界」のレントンに対し、ガロードが「並行世界間での同一人物のそれぞれについては触れない」というZEUTHの間で取り決められたマナーを破りかけた時に彼を制止して。