ウォルターガンダム
笑倣江湖・ウォルターガンダム(Walter Gundam)
- 登場作品:機動武闘伝Gガンダム
- 分類:第13回大会ガンダムファイト ネオ・スウェーデン代表モビルファイター
- 全高:19.4m
- 頭頂高:8.6m
- 全幅:10.2m
- 重量:9.2t
- 動力:熱核融合炉兼DG細胞
- 装甲材質:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリッド複合材、DG細胞
- 所属:デビルガンダム(デビルガンダム四天王)
- 主なガンダムファイター:アレンビー・ビアズリー⇒ウォン・ユンファ
- メカニックデザイナー:カトキハジメ
DG細胞に侵されたアレンビー・ビアズリーのモビルファイター、ノーベルガンダムがDG細胞により形状変化した姿。正式名称は「笑倣江湖(しょうごうこうこ)ウォルターガンダム」。
水中戦に特化した機体となっており、人型はチューブで繋がれた両腕の3本のクローと、3本足で直立している。変形時のアタックモードでは両腕のチューブに繋がっている円形のアーマーを機体全体を覆い、球体となって襲い掛かってくる。特に頭部の口部はフェイスオープンにより凶悪な牙(ファング)をさらけ出す。ノーベルガンダムのバーサーカーシステムがそのまま搭載されており、アレンビーの意思とは関係なく凶暴で、暴れ狂う。
対戦相手を務めたレイン・ミカムラとライジングガンダムを一方的に攻撃するが、レインの賭けでコクピットブロック近くに設置されたバーサーカーシステムをライジングアローで貫くが、それでもバーサーカーモードは解けず、已む無くゼロ距離からのライジングアローを口部に直撃させて機体は破壊された。
その後破壊されたウォルターガンダムをウォン・ユンファの手により、ウォン自身を生体ユニットとして再生。レインを追いかけるドモン・カッシュとゴッドガンダムに襲い掛かるが、最後は風雲再起に騎乗したゴッドガンダムのゴッドフィンガーの直撃を受け、頭部を風雲再起の後足で蹴り飛ばされて爆砕した。
ちなみに決勝大会に向うゴッドガンダムに襲い掛かるウォルターガンダムがいるが、誰が乗って何故存在しているのかは不明。一説では、ウォルターガンダムとノーベルガンダムが別の機体で、「ウォルターガンダムによってノーベルガンダムが取り込まれた形態」なのではないかとされている。
デザインのモチーフはガンダムF91の頭部のフェイスオープンから。
余談だが、本来この機体のファイターにはネオメキシコ代表のチコ・ロドリゲス(SRW未登場)が予定されており、「水中戦が得意」という設定もそれを踏まえた物と思われる。しかし、余命幾許も無い妹の為に、反逆者になるのを覚悟で脱走して戦っていたという元々の悲哀な設定からか、さすがに実現は却下された模様。
登場作品と操縦者
- 新スーパーロボット大戦
- 原作初参戦と同時に機体も初参戦。他の四天王に比べて演出面で寂しい。機体もどっちつかずなので、簡単に落ちる。シナリオ「狂気の力」では武器攻撃力は強化されているが、回避すれば問題ないのでやっぱり前座。ちなみにアレンビーを仲間にしないと、そのままアレンビーが乗り込み、「狂気の力」でも乗り込んでくる。さすがに鬱な気分になるので、彼女のファンは仲間にして回避したい所だが、その場合レインが仲間にならないという壁が待つのが悩みどころ。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 人型、アタックモード、バーサーカーモードの3形態で登場。攻撃方法は変わらないので、アレンビーをレインで早急に説得して落とそう。この後ウォンが搭乗するが、原作のイベントの露払いとなる。
- スーパーロボット大戦MX
- ミケロがアレンビーに対して、トラウマを引き起こすべく登場させる。ゾンビ兵が乗る為、デビルガンダム四天王では一番弱い。
- スーパーロボット大戦A
- 存在していない…はずなのに、ジョルジュがガンダム試作3号機をこれに例える。
どちらかと言えばグランドガンダムのほうが似ている気がするのだが。 - スーパーロボット大戦J
- アレンビー参戦条件を満たしていない場合に41話で出現。
装備・機能
武装・必殺武器
- ウォルターテンタクル
- 両腕に装備されたクロー部分からビーム砲を発射する。
- ウォルターファング
- 口部がフェイスオープンして牙(ファング)で噛み付く。
特殊能力
- HP回復
- 状態変化耐性
移動タイプ
サイズ
- M
名場面
- 対ゴッドガンダム
- ネオ・ホンコンの統治を失ったウォン・ユンファが、ドモンに襲い掛かる。ゴッドガンダムのキャリアーを破壊されて空中落下するところを師匠・東方不敗の声と共に風雲再起がドモンに駆けつけ、ウォンに「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて地獄に落ちろ!」と共にゴッドフィンガーを喰らい、ウォンの呪詛に怒り心頭のドモンは風雲再起のバックキックでウォルターガンダムの頭部を撥ねて、ウォンは言葉通りの最期を迎える。