塞臥

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2013年8月27日 (火) 08:34時点における旋風 (トーク | 投稿記録)による版
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塞臥(さいが /Saiga)

八卦衆の一人で、雷のオムザックのパイロット。

幽羅帝を軽視しており、八卦衆の中では振舞いや性格などでも異端の存在。自信に溢れた喋り方をし、他人をどこか見下している。

冷徹な野心家で、世界を掌握せんと考えており、その為にロクフェルの愛を知りつつ利用した。幽羅帝を裏切り、木原マサキとの連携を持ちかけたが拒否される。その際八卦衆の出生の秘密を知り、逆上してゼオライマーを倒そうとしたが、祗鎗と共にゼオライマーの攻撃により消滅した。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦MX
原作通り謀反し、祗鎗ロクフェルらと共に3人纏めて葬られた…と思いきや1人だけ生き残り、後のMAPで再戦することになる。他の八卦衆が基本的にイベント戦闘で倒されるので唯一まともに戦うことになる相手。この時点では自軍が育ちきっているので簡単に落とせる。
スーパーロボット大戦J
謀反を仄めかす発言をするが、諸々の真相を知った後に幽羅帝に「ゼオライマーとの決戦の後、この地に立っていた者が我々だったら、謀反でも何でも好きにするがいい」といった意味の言葉を受け、祗鎗ロクフェルと共にゼオライマー達に挑む。なお、この時に塞臥よりも先にロクフェルを倒すと、塞臥が彼女の死に激昂するシーンが見られる。ロクフェルより先に倒すと彼女の地のディノディロスが完全回復して多数の精神コマンドがかかるが、ロクフェル・祗鎗が先に倒された場合一切回復や精神コマンドはかからない。よって彼は一番最後に倒すと良い。

パイロットステータスの傾向

能力値

一応MXでは八卦衆の中で、最強の能力値を誇る。

精神コマンド

MX
加速ひらめき集中必中直撃期待

特殊技能(特殊スキル)

MX
底力援護攻撃

人間関係

幽羅帝
主君だが、謀反を企てる。
ロクフェル
彼女の自分への恋心を知った上で利用する。ロクフェルが死亡した際に激昂し、祗鎗と一緒に突撃しているため、あるいは……
シ・アエンシ・タウ
彼女達の性格の違いを嘲笑する。
祗鎗
彼のロクフェルへの想いを利用する。
彼のコンプレックスを刺激する発言をした。下記参照。

他作品の人間関係

三輪防人
MXでは共にゼーレの尖兵となり、共にネルフを攻撃する。彼に平然とタメ口を聞いていた。
ガウルン
Jにて共闘。

名台詞

「雷のオムザックは未だ未完成なれど、今のままでも充分に他の八卦ロボを凌駕いたしましょう」
ゼオライマーへの刺客立候補の時の口上。彼だけが、他の八卦衆に喧嘩を売っている。
「しかし、お主たち。顔はうり二つなのに、こうも、これほど違う性格に育ったものよの」
シ姉妹に向けた、他人のコンプレックスを刺激する台詞その1。混浴だとすれば問題ないとはいえ、女の入浴中に悪びれもせず素っ裸で出てくるところが凄い。余談だがこの時のシ姉妹もまた、タオルも巻いていない全裸の状態であるにも関わらず羞恥心を全く感じておらず、この場面での3人のやり取りはどこか人間として欠落している部分がある事を匂わせる描写で、視聴者が違和感を抱くように狙って作ったものであるらしい。
「女、か」
他人のコンプレックスを刺激する台詞その2。ドラマCD『大冥界』では小さい頃、葎と漫才をしていたが、平気で相方を「宦官」呼ばわりしていた。
「後生に抱えた核もろとも、消滅するがいい」
第4話で戦略核装備の米第7艦隊を瞬殺した時の台詞。オムザック唯一の見せ場。
「ハハハハハハ!口上は終わりか、祇鎗!愛しているぞ、ロクフェル…。何度でも言ってやる!愛しているぞ!ハハハハハハ!!」
第4話で、祗鎗との戦いに割り込み、例え利用されているとしても塞臥を愛しているというロクフェルと、彼女を愛しているが故に何も言えなくなった祗鎗に向けて発した台詞。塩沢氏の熱演も相まって、彼の残虐性がよく現れている。尤も、その直後に木原マサキによって冥府に叩き落とされるわけだが。
「またもや、我がオムザックは出撃の数分間の命だったか」
ドラマCD「大冥界」より、幽羅帝にゼオライマー撃墜を言われ、一気に勝負をつけるため、合体しろと言われ、出番の少なさをぼやいた際の台詞。

スパロボシリーズの名台詞

(そして、俺は奴らや三輪を倒し…ゼオライマーを手に入れ、冥王となる)
(そう…ゼーレやMUなどではなく、この俺が新たな世界を統べる王となるのだ…!)
MX終盤でのNERV本部襲撃の際に呟いたモノローグ。大層な野望だが、この直後に展開するEVA弐号機の大逆襲の前に「旗色悪し」と見て、三輪共々そそくさと退却してしまうので、三下感が否めない。
「操られる側ではない…!今度は俺が操る側に回るのだ!!俺は俺の意思でそう行動するのだ!!」
MXで爆死する際に遺した台詞の一節。直前に「俺は世界の王」云々という俗物発言をしてはいるものの、個人の存在を確立しようと足掻き続けていた己のコンプレックスを、今わの際に曝け出して砕け散る。