ダンゲル
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ダンゲル | |
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外国語表記 | Dungele |
登場作品 | 超電磁ロボ コン・バトラーV |
声優 | 緒方賢一 |
デザイン | 安彦良和 |
種族 | キャンベル星人 |
性別 | 男 |
所属 | キャンベル星 |
役職 | 将軍 |
概要
キャンベル星人の将軍。
オレアナの破壊後に、兄の総統ワルキメデスと共に女帝ジャネラに従い地球に現れ、キャンベル星の地球攻略の新たな将軍となる。
筋肉質の巨体、左腕はハサミ状の義手という外見どおりの武闘派で、兄の製作するマグマ獣を操縦してコン・バトラーVに戦いを挑む。
ヘルメットの両耳部には巨大なネジがつけられており、ジャネラに逆らったり任務に失敗したりすると、激痛と共にネジが絞めつけられる仕組みになっている。
力押しの戦術を得手とするが、戦況が自分に有利な方向へ傾くと調子に乗り易くなるという悪癖が有り、その隙を突かれて敗北を喫するケースが目立った。一方で、戦闘指揮官としてのプライドの高さも持ち合わせており、独断で手中に収めかけた勝利を放棄する事すら有った。しかし、葵豹馬との決闘では正々堂々を装いながら彼に渡した武器に予め細工を施して追い詰めるなど狡猾な一面も見せている。
毎回の敗北や独断行動が多かった事でジャネラの信頼を次第に失っていき、第52話でジャネラに頭に爆弾を仕込まれ、その解除の為にコン・バトラーVと戦った末に豹馬と一騎打ちを展開するが、最後は爆弾の爆発で頭部を吹き飛ばされた後、爆死した。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 序盤にマグナムに乗って現れて以降、星間連合関連のシナリオで度々登場。中盤ではマンモズ、最終決戦ではダークロンに乗り換える。ボアザン星宙域でダークロンを撃破された後にソロシップに乗り込み、原作と同じく豹馬との一騎打ちを行うが、敗北後、自身に爆弾が仕込まれていることを知り、豹馬を巻き込まないために艦から飛び出て爆死するという潔い一面が描かれた。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 中盤から登場。空中要塞ブランブルで指揮を執り、暗躍を重ねる。なお地球(第1部)にはガルーダがいるため、地球に降りたりする事がない。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 地球の鬼面城で罠を仕掛けていたり、宇宙で戦ったりする。格闘能力が高いのだが、いかんせん戦艦系で格闘武器のないブランブルでは活躍しようがない。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 『COMPACT2』とほぼ同上だが、乗機が愛機のグレートマグマ2となっている。だがリメイク前の『COMPACT2』同様、射撃武器しかないので活躍できない。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- キャンベル星人軍で唯一戦える敵キャラクター。乗機もタフなため油断せずに戦おう。撃破後はアウドムラに特攻を仕掛けるが、途中で自爆装置が作動して爆死する。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 今作でもグレートマグマ2を駆り、プレイヤー部隊の前に立ちふさがる。乗機が必殺技を持ち、これまた強敵となっている。なおフリーモードで使用する事も出来る。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 序盤から登場。声優が同じ暗黒大将軍、ヒドラー元帥と共闘するステージが存在する。
- スーパーロボット大戦R
- 偽コン・バトラーVで暗躍したり、グレートマグマに乗ってプレイヤー部隊と戦う。同盟軍のティスらには手を焼いている。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 初登場だが、単なる銀河帝国軍のネームド。機体は総統ワルキメデスの乗っていたダークロン。本作のマグマ獣はこれ一体しかない。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- 反撃時の攻撃力+20%
- 『第3次α』で採用。
人間関係
- 女帝ジャネラ
- 上司。忠誠を誓ってはいたが、彼女の方針を無視した独断行動も多く、最後は捨て駒同然の扱いにされる。
- 総統ワルキメデス
- 兄。正反対の性格であり、度々作戦を巡って口論する等、兄弟仲もあまり良くはない。
- 葵豹馬
- 宿敵。劇中では何かと彼の名を叫んで恨み言を発しており、一方的にライバル意識を抱いているようである。豹馬との一騎打ちでは上述の策を弄して追い詰めるも失敗し、これに激昂した彼から徹底的にブチのめされて敗れた。
- 浪花十三
- 第47話でダンゲルを殺害する事を主張した。
- 四ッ谷博士
- 第47話でダンゲルが偽りの降伏をした際、降伏を受け入れた。
- ガルーダ
- 原作では直接会っていないが、『第3次α』では「デク人形」と呼ぶなど見下した評価をしている。
他作品との人間関係
長浜ロマンロボシリーズ
- プリンス・ハイネル
- 『A』、『R』では共闘しているが、『R』では馬鹿にされる。
- ルイ・ジャンギャル
- 長浜作品では同じ猛将型の軍人であるが、武人であったジャンギャルと違い、原作でのダンゲルは豹馬との決闘の際に豹馬の武器に細工をしている等の小細工をしているのでスタンスは異なるためか、共闘した『R』ではかなり仲が悪い。
スーパー系
- シャピロ・キーツ
- 『第3次α』では当初ムゲと共闘していた為、彼の指揮下に入っているが、その傲慢な態度を快く思っていない。
- デスガイヤー将軍
- 『第3次α』で共闘するが、兄と共に彼とは仲が悪い。
- ヘルマット将軍
- デスガイヤーとは違い馬があっていた。
リアル系
- ミスマル・ユリカ
- 『IMPACT』では待ち伏せに気付いてエステバリス隊を展開させたと思い込み、彼女の艦長としての手腕を評価するが、実際は生存者の捜索活動の為に出撃させていた事など、ダンゲルが知る由も無かった。
名台詞
- 「ヘッ!いつも兄貴風吹かせて威張りくさって!まあ、俺様の力がどんな物かよく見ているがいい!」
- 第28話で無断で出撃した事を兄のワルキメデスに咎められた際の台詞。ダンゲルのキャラクターを良く表している。
- 「俺は将軍ダンゲルだ!お情けの勝利など欲しくないわ!」
- 第50話より。マグマ獣スネーグルでコン・バトラーを苦しめるものの、ダンゲルに不満を持ちつつあったジャネラとワルキメデスの作戦でその状況がお膳立てされた事に不満を持ち、将軍としてのプライドを持ってコン・バトラーを分離させたロペットの偽者であるロバットを破壊してコン・バトラーに正々堂々と勝負を挑む。
- 「俺は何故あの時死ねなかったのだ。自動脱出装置が恨めしいぞ」
- 第50話ラストでコン・バトラーに正々堂々と挑みながらも敗れて呟いた台詞。ジャネラの方針に背いてまでのダンゲルの行動の代償は大きく、残酷な結末に向かうことになってしまう。
- 「俺が死ぬかコン・バトラーが死ぬか二つに一つ、覚悟しろ豹馬!」
- 第52話で自らの頭に取り付けられた爆弾を除く為、コン・バトラーに挑もうとする際の台詞。
- 「ワシは戦う!戦わせてくれー!」
- 豹馬と一騎打ちした際に発した最期の台詞。自身の健在ぶりを示し、自爆装置の作動を待つように届かぬ声で必死に訴えかけるも、豹馬の目の前で無惨に爆死する。死を恐れてのものではなく、宿敵を倒せず死ぬことへの無念さと執念から。この時のダンケルの気迫は豹馬でさえ完全に気圧されるほど凄まじく、実際のところ、自爆装置が無ければ彼を討てていた可能性も高い。緒方賢一氏の鬼気迫る迫真の演技も必聴ものである。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ぬははは、そんな事はどうでもいい!」
「キャンベル星がどうなったとしても…お前との決着だけはつけてくれるわ!勝負だ、葵豹馬!」 - 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第26話「決着、そして新たなる謎」より。豹馬達からキャンベル星が平和主義者の手に戻った事を知って愕然とするジャネラやワルキメデスを尻目に、コン・バトラーへ最後の勝負を挑むべく闘志を掻き立てる。
- 「何が逆賊だ!難しい言葉を使ったからって勝った気になるなよ!」
- 『第3次α』第42話「超勇者黙示録」より。αナンバーズの助っ人に駆けつけたハイネルに、「逆賊」呼ばわりされた事に対する反応。だが、直後に同じく助っ人に馳せ参じたリヒテルから「妄執に取り憑かれた亡者共」と、更なる辛辣な言葉を浴びせられる羽目に。