アンビロウム

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アンビロウム

ゼルヴォイド・ヴァストの運用データをもとに設計された一面四臂の大型魔装機[1]。搭載された特殊装置「ゼルヴィオリア」でこの世に存在するあらゆる力を吸収して動力に変換する。

出力のほぼ全てを機体制御に使用している格闘戦特化機であるため操者であるソーン・ザン・バキウムの技量・剣技を再現する事が可能。超魔装機級には専用の大火力武器を使うものが多いが、この機体の武装はソーンの武術を再現したもので纏まっている。迎撃用の武装をいくつか用意されているが、事実上射撃兵器を装備していないらしい。

この魔装機の製造を決定したパーゼミュート社長モーダルの真意は不明。続編において『COE』において、ゼルヴィオリアは臨界まで力を引き出すことで自爆するための装置だった事が発覚。そのため、アンビロウムも臨界まで力を引き出すと自爆できる可能性がある(ゼルヴィオリアは「信管」のため、制御はできると思われる)。この機体の場合、契約精霊ルゲストの力によってか、あるいは邪神ラスフィトートの力による自爆となる。

登場作品と操縦者

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
ラングランルートに登場する最後の敵。他の二機と同じく全武装が気力制限なしの上に無消費だが、第2形態はない。本作のラストボスの例にもれず「HP回復」もない。ムックでは大型魔装機としてしか説明されていないが、本編では「超魔装機」と表現されている。
出番は他のルートのラスボスより多く、最終話以外にも3つのステージで第3勢力の敵として登場する。HPが一定値以下になると撤退する(「一定値」はステージによって異なる)のだが、ポゼッションした魔装機神の「魂」掛けの必殺技で無理矢理撃墜することも可能。

装備・機能

武装・必殺技

双極霊圏
機体の両肩に搭載されている円月輪状の武器を投げつける。射程は1-8スクエア。
無依殄滅(むえてんめつ)
最強武器。迎撃用の全武装を稼働させて周囲の敵機を焼き払う射技。扱いはMAP兵器。命中率補正も高く、防御・回避が選べないため非常に危険。
冥境妖星剣
ソーンが蘇らせたゼノサキス裏宗家の奥義。3つの腕にそれぞれ得物(盾と刀剣)を携えて放つ連続攻撃。

特殊能力

剣装備、盾装備
斬り返しシールド防御の発動が可能。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

L

機体BGM

「巨大な闇」
汎用戦闘曲。

脚注

  1. 電撃スパロボ魂!2013秋号56ページでは「超魔装機」としては扱われていない。出力が超魔装機級とされている。