プレイステーション2

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プレイステーション2(Play Station2)

概要

2000年3月4日にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)より発売された家庭用テレビゲーム専用機。プレイステーション(PS)の次世代機種。略称は『PS2(ピーエスツー)』『プレステ2』で、公式の略称は前者。PSに引き続き、長く据え置き機トップの座に君臨し続けた。

ゲームソフトは主にDVD-ROMで供給され、一部はCD-ROM。当時まだ高価だったDVDドライブを採用し、DVD再生機能を持たせた。外部記憶媒体はPS2用メモリーカード8MBで、ブロック制ではなくバイト単位でデータを保存するようになった。

PSとソフトウェアの互換性を持っており、殆どのPSのゲームを遊べ、多くの周辺機器が流用可能。ただし、ゲームデータのセーブとロードには初代PS用のメモリーカード(ポケットステーションでも可)が必要。またPSソフト用に読み込み速度の高速化や、テクスチャの補完(簡単に言えば、3D表現が綺麗になる)機能も用意されているが、この2つの機能は正常動作の保証外である。

現在は次世代機のプレイステーション3や、携帯機のプレイステーション・ポータブルへソニーの主力機種の座を譲っている。だが2010年に発売10周年を迎えた現在もソフトが発売されており、非常に息の長いハード。

バリエーション

初代から様々なマイナーチェンジが施されてきたが、2004年11月発売のSCPH-70000番以降は従来型の約2kgから本体+ACアダプタで約1.2kgと大幅に軽量化され、体積は約1/4となった。これ以降の機種は通称『薄型PS2』あるいは『新型PS2』と呼ばれる。但し消費電力が増加し、内蔵大型ファンが無くなったため、あまりに長時間連続稼動させると熱暴走を起こす恐れがある。

2007年11月発売のSCPH-90000は、ACアダプタを内蔵型に戻しさらに軽量化して720g、消費電力を抑えた完成形といえるモデルになっている。なお現在PS2の生産は終了しており、残りは店頭在庫分のみとなる。

一部のPS2やPSソフトは、型番によっては正常に動作しない可能性がある。スパロボシリーズでは、第4次スーパーロボット大戦Sで動作面の不具合が報告されている。

商品情報

PS同様、スパロボにとってもメインプラットフォームのひとつとなった。旧世代機となった後も『スーパーロボット大戦Z』が50万本以上の売り上げを記録し、PS2市場の底力を見せた。

スーパーロボット大戦IMPACT
スーパーロボット大戦MX
第2次スーパーロボット大戦α
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
スーパーロボット大戦Scramble Commander
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
スーパーロボット大戦OG外伝
スーパーロボット大戦Z
スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク

関連作品

リアルロボットレジメント
Another Century's Episode
Another Century's Episode 2
Another Century's Episode 3 THE FINAL

スパロボ関連の周辺機器

スパロボシリーズに参戦した他社のPS2作品

他社のゲーム作品が原作となって、SRWに参戦するケースも見られるようになってきた。

電脳戦機バーチャロン マーズ
ゼノサーガ
NAMCO x CAPCOM

プレイステーション2と互換性を持つ次世代機

プレイステーション3(初期モデルのみ)
PS2の次世代機種。パソコンのようにハードディスクドライブを内蔵。初期の60GB及び20GBモデルではPSとPS2両方の互換性を持っていたが、後に発売された40GBモデル以降はPS2互換がオミットされ、PS互換のみが残された。

余談

現在、スパロボ関連のゲーム販売元「バンダイナムコゲームズ」における基本プラットフォームはニンテンドーDSWii、そしてPSP。次世代機のプレイステーション3の購入数が少ないこともあり、完全移行に関してはまだ検討中である。

資料リンク