New Story of Aura Battler DUNBINE
- 1988年発売。全3話(VHS全3巻)
- 初参戦スパロボ:第4次スーパーロボット大戦(1995年)
- 参戦作品としてクレジットされたのはスーパーロボット大戦COMPACT3(2003年)から。
概要
作品の正式名称は『New Story of Aura Battler DUNBINE』。『聖戦士ダンバイン』の物語の700年後のバイストン・ウェルを描いた後日談的作品。1988年に発売されたTV版『ダンバイン』の総集編OVA1巻につき1話が同梱で、3巻で全3話が発表された。
『聖戦士ダンバイン』DVDレンタル版にも第9巻(最終巻)に収録されている(セル版には収録されていない)。
本作でのオーラバトラーは背景と同様の描き方で描かれており(一部通常のセル画での描写もある)、重量感を感じさせる演出がなされている。
作品内容 | 発売日 |
---|---|
「復活(第1話)」+聖戦士ダンバインI 鳳麟の章 | 1988年2月25日 |
「七百年の野望(第2話)」+聖戦士ダンバインII 天魔の章 | 1988年5月25日 |
「地上に近き者(第3話)」+聖戦士ダンバインIII 羇愁の章 | 1988年8月25日 |
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT3
- 参考:ゲスト参戦
シオンとその仲間
- シオン・ザバ
- 主人公。『聖戦士ダンバイン』から700年後のバイストン・ウェルの地にて、召喚された地上人ショウ・ザマがコモン人として転生した姿。
- レムル・ジルフィード
- バランバラン(アの国)の姫。リムル・ルフトが転生した姿。
- シルキー・マウ
- ミ・フェラリオ。『聖戦士ダンバイン』における同一人物が転生した姿。
ラバーンとその手勢
- ラバーン・ザラマンド
- バイストン・ウェル征服を目論む「黒騎士」を名乗る男。ショウ・ザマのライバルであるバーン・バニングスが転生した姿。
- ベラーナ・ガリアッハ
- ラバーン配下の女戦士。ガラリア・ニャムヒーが転生した姿。
- ガルー
- ラバーン配下のガロウ・ラン。
その他
登場メカ
- サーバイン
- バランバランの民が「白き秘宝」として700年もの間守ってきた伝説のオーラバトラー。ダンバインのプロトタイプと言える機体。
- ズワウス
- バイストン・ウェルの破壊神ズワウスと同名の漆黒のオーラバトラー。ズワァースをベースに製作された機体。
- ハイパーズワウス
- 『スーパーロボット大戦Operation Extend』においてズワウスがハイパー化した姿。
- 翼竜ジーラ
- ラバーン配下が搭乗する生物。
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT3
- 参考:ゲスト参戦
用語
楽曲
- 主題歌
-
- 「Last No」(第1話)
- 作詞・作曲・歌:辛島美登里、編曲:戸塚修
- 「モノローグを染めて」(第2話・第3話)
- 作詞・作曲・歌:辛島美登里、編曲:戸塚修
- 劇中BGM
-
- 「守護者~SIRBINE~」
- 戦闘BGM。『COMPACT3』で採用。
登場作と扱われ方
当初は主人公などキャラクターが全く登場せず、機体(場合によって加えてシルキー)が隠し要素として参戦しているだけであったが、『COMPACT3』において初めてキャラクターが登場。ストーリーも描かれた。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 機体とシルキーが隠し要素として参戦。
- スーパーロボット大戦F
- 『第4次』に続いて機体とシルキーの登場が予定されていたが、没データで終っている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 機体のみ参戦。運動性、移動力ともにトップクラスの高さ。武器は射程1しかないが、攻撃力はビルバインより総じて高く、宇宙適応Bも気にならないくらいのダメージを出せる。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 実質的な初参戦作品。主人公シオンを筆頭に、主要キャラクターは全員登場。スパロボで初めてストーリーが再現され、『聖戦士ダンバイン』世界の住人と共演を果たすが、前世設定を生かした絡みはない。
携帯機シリーズ
単独作品
- スーパーロボット大戦64(リンクバトラー)
- 機体とシルキーが隠し要素として参戦。運動性が非常に高いが、射程1しかない。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 『New story of Aura Battler DUNBINE』表記。例のごとく機体のみ参戦だが、ズワウスがハイパー化した姿が登場している。
主要スタッフ
- 原作
- 富野由悠季
- 製作・制作
- サンライズ
- 監督
- 滝沢敏文
- キャラクターデザイン
- 幡池裕行(現:伊東岳彦)
- メカニックデザイン
- 出渕裕
商品情報