ゾンダーロボ

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2014年9月6日 (土) 23:08時点におけるぜのん (トーク | 投稿記録)による版 (EI-11の登場話を訂正。)
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ゾンダーロボ(Zonder Robo)

勇者王ガオガイガー』に登場するゾンダーが周囲の無機物を吸収し巨大化ロボした姿。
劇中前半は一話一体登場し、全力でこれを撃破していくが、機界31原種が登場した後半は大量に出現する。

核となった知的生命体の願望(マイナス思念)を利用し、破壊活動を行うのだが、この形態は完全体への一過程に過ぎない。最終的に完全体となったゾンダーは無数のゾンダー胞子を放出し、数時間で一つの星の全生物を機界昇華してしまうのが最終目的であり、出現してしまうと余り時間に猶予はない事になる。しかも、ゾンダーが変貌したゾンダーメタルコアを核として形成されており、これ以外は戦闘用の義体を破壊しても、核を淨解ないし破壊しない限り無限に再生し、逃走を繰り返す。唯一の救いは、ゾンダーメタルの精製に莫大なエネルギーが必要な事で、大量生産が難しく、一度に複数のゾンダーが出現するのはまれである、その一方で原種はメタルを生成する能力があり、必要な場合複数出現する事もある。願望の達成=ストレスの発散を行う過程にゾンダーの本来の機能を見る事ができる。

個体差はあるものの最低限、通常兵器(は使用されていない)が全く通用しない強固なポテンシャルカスケードにより、風穴があいても見る見るうちに再生してしまう驚異の再生力を有する。だが、これらは絶対的なものではない。バリアは一度突破されると発生器か何かが破損するらしく、しばらくは再発生できず、再生もダメージが蓄積すると遅くなる。しかし、特筆すべきこの兵器の凶悪な点は、プラス思念(GストーンやJジュエルなど)の通っていない全ての無機物を融合できる事である。
スパロボにおいては、クロスオーバーの関係上無視される事やGGGのコーティング処理で無効化される事が多いが、本来は勇者ロボやオカルト系の防御機構(エルドランシリーズサイコフレームの力等)を持つ機体以外は触れると吸収されてしまう事になる。所謂「強過ぎる事へのスパロボ補正」の例ではあるが、原作再現としては使徒の様な扱いが適切であると言える。

スパロボ未登場のロボの中には「約束は光の彼方」「滅ぶべき右腕」に登場したEI-18という個体がいる。この個体は他機と違い、ダミーのコアとマイクロマシンから成る戦闘義体で構成され、本体のコアは東京地下に潜む、という絡め手を披露した。この事から、ゾンダー核はゾンダーロボ内部に存在しなくてもロボの制御が可能らしい。

ゾンダリアンを核とするゾンダーロボはカテゴリー上はその範疇ではない。

スパロボに登場したゾンダーロボ

形式番号の「EI」は、「Extra-Intelligence エクストラインテリジェンス」で、以降は認定ナンバー順である。。

EI-01
パスダーの事。
EI-02
第1話「勇者王誕生!」に登場。通称「廃品集合体ロボ」。
EI-05
第4話「逃亡者ゾンダー」に登場。通称「スペースシャトルロボ」。
EI-07
第6話「その名は超竜神」に登場。通称「タンカーロボ」。
EI-11
第10話「光届かぬ世界」に登場。
EI-13
第13話「カインの遺産」に登場。通称「絶叫マシーンロボ」。SRWにはウッポくん形体で登場。
EI-15
第15話「狙われたGGG」に登場。通称「GGGメカパーツロボ」。所謂ニセ主人公メカ
EI-20
第21話「金色の破壊神」に登場。通称「重力制御装置ロボ」。
EI-21
第22話「汚されし空へ」に登場。通称「爆撃機B-52ロボ」。
EI-26
第27話「大東京消滅!」の東京決戦から登場。ピッツァが音速機HSTと同化して誕生。
EI-27
同じく第27話から登場。ペンチノンがフリゲート艦と同化して誕生。
EI-28
同上、ポロネズが山手線と同化して誕生。
EI-29
同上、プリマーダが首都高を走る自動車群と同化して誕生。

この他、直接登場することはないが、Wでは、ヴァルストークファミリーと別行動をとっていたデュオが、「旧世紀のドイツ軍の列車砲のゾンダーと戦った」と発言しているため、EI-16(第16話「正午の悪魔」に登場)も存在していたと思われる。

関連する用語

ゾンダー
所属勢力。
ゾンダーメタル
ゾンダーロボの元凶。
ゾンダー人間
ゾンダーロボの核。