ワルキメデス
- 外国語表記:President Warchimedes
- 登場作品:超電磁ロボ コン・バトラーV
- 声優:市川治
- 種族:キャンベル星人
- 性別:男
- 所属:キャンベル星・地球攻撃軍
- 階級:総統
- キャラクターデザイン:安彦良和
概要
オレアナが破壊された後に地球にやってきた女帝ジャネラの配下の一人。ダンゲル将軍は弟。
高い知力を誇り、マグマ獣の開発や作戦の立案を行い、ジャネラの地球侵略を補佐する。慎重な性格であるが、ジャネラやダンゲルからは臆病者と罵られており、特に弟のダンゲルとは方針を巡っていがみあう事が多かった。
普段は空中戦艦のブランブルで後方の指揮を執る事が多いが、終盤の53話にて自らがロボットに改造される危機を感じてマグマ獣ダークロンに搭乗してコン・バトラーVに挑むが敢え無く敗北した。
その失態もあって最終話ではジャネラによってその頭脳だけを取り出され、ワルキメデスを模したロボットの体に移植されてしまうが、反旗を翻し、ジャネラを道連れにして爆死した(ひおあきら氏の漫画版ではコン・バトラーとの戦闘で死亡)。
登場作品と役柄
スパロボでは原作と同じくダークロンに乗り込み、ツメミサイルで武器名を毎回喋る。
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- キャンベル軍の敵幹部として登場。ジャネラに反旗を翻すという事は無く、ボアザン星の決戦で死亡する。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 中盤から登場し、色々と暗躍している。乗機はブランブル。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 地上の鬼面城で罠をしかけ、コン・バトラーVをおびき出すなど活躍。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- COMPACT2に準じた活躍。ただし乗機はダークロンになっている。
Scramble Commanderシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 序盤からダークロンを駆って、暗黒大将軍やヒドラー元帥と共に、ちょくちょくプレイヤーと交戦している。キャンベル軍の扱いが、ベガ星連合軍の中では格下扱いのため、あまりパっとしない。
- スーパーロボット大戦R
- 今回もダークロンに乗って登場。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 初登場。銀河帝国キャンベル軍の幹部で、乗機はダークロン。特に目立ったイベントなどはなく、単なるネームド敵となっている。
パイロットステータス設定の傾向
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- 女帝ジャネラ
- 上司。忠誠を誓っているが、ダンゲルを捨て駒同然にする等の冷徹な行動にはドン引きしていた。最後はロボットに改造された事により反旗を翻した。
- ダンゲル将軍
- 弟。性格や方針の違いの為に常にいがみ合いが絶えない。
- 浪花十三
- 51話で彼を模したロボットを多数製作した。
- 西川大作
- 影でワルキメデスを不健康な奴と馬鹿にした事に激怒している。
他作品との人間関係
- シャピロ・キーツ
- 第3次αでは共に星間連合に所属し、地球侵攻軍の司令であるシャピロの指揮下に入っている。シャピロの方はワルキメデスを評価しているが、ワルキメデスの方はムゲの威を借る飾り物と見下していた。
- デスガイヤー将軍
- 第3次αでの星間連合の同僚。互いに仲は良くなかった。
- ブライ大帝 / 暗黒大将軍 / 地獄大元帥
- Aの序盤では彼ら地下勢力の指導者の元へ使者として赴いて同盟を結んだ。Rでもミケーネは同盟者にあたる。
- ズール皇帝
- 64での上司。しかしあまりの暴虐ぶりに内心恐れていた。
名台詞
- 「なんとだらしの無いどれい人間め。やむを得ん、第二の作戦だ」
- ニューヨークで豹馬らを始末する為に送ったどれい人の部隊が豹馬らにあっさり撃退された際の台詞だが、自身でトラックを運転している等シュールなシーンである。
- 「覚えておれ…!ジャネラァ!」
- 最終話でロボットに改造される直前の台詞で、生身のキャンベル星人としては最期の台詞となる。
- 「確率95%でコン・バトラーは倒れるでしょう。だが、5%とゼロは違う、油断はなりません」
- ロボットに改造された後の台詞。ジャネラは生身の頃と同じ慎重さを臆病と嘲笑したが…。
- 「どうせ私はこのカプセルに乗れない。一人だけ行かせるものか!」
- カプセルで一人脱出しようとするジャネラの前に立ち塞がった際の台詞。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…お前達をここで倒してしまえば…地球の軍は戦力が整ってはいまい!まだ…まだ我々に勝機は有るっ!」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第26話「決着、そして新たなる謎」より。母星から放逐され進退窮まりながらも、一縷の望みを掛けてロンド・ベル隊へと挑むが…。
- 「俺はまだ死にたくないぃぃ!」
- 『IMPACT』での断末魔。豹馬やデュークからの撤退勧告を無視した結果、惨めな末路を迎える。