「ULTRAMAN (アニメ)」の版間の差分

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全編フル3Dアニメーションで制作され、キャラクターの動きにはモーションキャプチャが使用されている。モーションアクターには特撮作品への出演歴があるキャストが起用された。
 
全編フル3Dアニメーションで制作され、キャラクターの動きにはモーションキャプチャが使用されている。モーションアクターには特撮作品への出演歴があるキャストが起用された。
  
特撮テレビドラマ『ウルトラマン』の40年後を舞台としているが、世界観は昭和2期シリーズ、『メビウス』から「ニュージェネレーションヒーローズ」以降の所謂「M78ワールド」作品の世界とは繋がらないパラレルワールド<ref>『ウルトラマン』と前シリーズの『ウルトラQ』、そして次作品の『ウルトラセブン』は当初「空想特撮シリーズ」として独立した作品として制作されており、昭和2期作品時にウルトラシリーズ内に組み込まれている。この為『Q』『マン』『セブン』とも本作のように後のシリーズと繋がらないパラレル作品がいくつか制作されている。</ref>となり、セブン以降のウルトラヒーローは地球に訪れていない設定になっている。ただし、登場人物や宇宙人は各種ウルトラシリーズのキャラクターがモチーフの者も多い。
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特撮テレビドラマ『ウルトラマン』の40年後を舞台としているが、同作の続編『ウルトラセブン』以降とは繋がらないパラレルワールド<ref>『ウルトラマン』と前シリーズの『ウルトラQ』、そして『ウルトラセブン』は当初「空想特撮シリーズ」という独立した作品として制作されており、昭和2期作品時にウルトラシリーズ内に組み込まれている。この為『Q』『マン』『セブン』とも本作のように後のシリーズと繋がらないパラレル作品がいくつか制作されている。</ref>であり、セブン以降のウルトラヒーローは地球に訪れていない設定になっている。ただし、登場人物や宇宙人は各種ウルトラシリーズのキャラクターがモチーフの者も多い。
  
 
光の巨人ウルトラマンを元に開発されたパワードスーツ「ULTRAMAN SUIT」の適合者となった少年たちが宇宙人の巻き起こす事件に立ち向かう姿を描いており、ウルトラシリーズの中でも特に等身大の変身ヒーローとしての趣が強い。
 
光の巨人ウルトラマンを元に開発されたパワードスーツ「ULTRAMAN SUIT」の適合者となった少年たちが宇宙人の巻き起こす事件に立ち向かう姿を描いており、ウルトラシリーズの中でも特に等身大の変身ヒーローとしての趣が強い。

2022年4月11日 (月) 23:06時点における版

ULTRAMAN
読み ウルトラマン
原作 円谷プロダクション
清水栄一
下口智裕
監督 神山健治
荒牧伸志
キャラクターデザイン 山田正樹
音楽 戸田信子
陣内一真
制作 Production I.G
SOLA DIGITAL ARTS
配信元 Netflix
配信開始日 2019年4月1日
話数 全13話
初登場SRW スーパーロボット大戦30
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ULTRAMAN』はProduction I.GおよびSOLA DIGITAL ARTS制作のWebアニメ作品。

概要

鉄のラインバレル』の清水栄一氏・下口智裕氏のコンビによる同名漫画をアニメ化した作品。円谷プロダクションの特撮作品「ウルトラシリーズ」を原案としている。

動画配信サイト・Netflixのオリジナルアニメとして2019年にシーズン1が全世界独占配信が行われ、後に地上波でもオープニング・エンディングを追加した上で放送された。2022年春期よりシーズン2が配信予定。

全編フル3Dアニメーションで制作され、キャラクターの動きにはモーションキャプチャが使用されている。モーションアクターには特撮作品への出演歴があるキャストが起用された。

特撮テレビドラマ『ウルトラマン』の40年後を舞台としているが、同作の続編『ウルトラセブン』以降とは繋がらないパラレルワールド[1]であり、セブン以降のウルトラヒーローは地球に訪れていない設定になっている。ただし、登場人物や宇宙人は各種ウルトラシリーズのキャラクターがモチーフの者も多い。

光の巨人ウルトラマンを元に開発されたパワードスーツ「ULTRAMAN SUIT」の適合者となった少年たちが宇宙人の巻き起こす事件に立ち向かう姿を描いており、ウルトラシリーズの中でも特に等身大の変身ヒーローとしての趣が強い。

公式スピンオフ外伝小説『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』がホビージャパンで連載されていた。

漫画、アニメとも円谷の親会社であるフィールズのウルトラコンテンツの世界展開の主要作品として扱われておりフォトストーリーやアプリゲームの展開に加え、『オーバーライド 2:スーパーメカリーグ』や『戦姫絶唱シンフォギアXD[2]』などとのコラボも積極的に行われている。

ストーリー

かつて科学特捜隊に所属していた早田進は、ウルトラマンの活躍を見た記憶がないことや自身と息子の進次郎に異常な力があることに苦悩していた。元同僚の井手にそれらの話を打ち明けると、井手は科特隊がいまだ健在であることや謎の異星人の存在を教え、早田は自分がウルトラマンと同化していた事を思い出し、さらに自分と進次郎の中にウルトラマンの因子が受け継がれていることを知る。

それから10年後、高校生となった進次郎は謎の敵ベムラーの襲撃を受けたところを早田に助けられ、父がウルトラマンだったことを知る。井手から託されたULTRAMAN SUITでベムラーを撤退させた進次郎は、新たなウルトラマンになることを要請され、同じくULTRAMAN SUITの適合者である諸星弾、北斗星司らと共に地球を護るために奮闘していく。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

科学特捜隊

早田進次郎
本作の主人公。ウルトラマンの因子を秘める少年。
諸星弾
科特隊強襲班のリーダー。名前の通り、セブンスーツの適合者。
北斗星司
進次郎の高校の後輩。名前の通り、エーススーツの適合者。
早田進
進次郎の父。かつてウルトラマンと一体化し、共に地球の平和を守った。
井手光弘
かつて早田と共に科特隊に所属していた同僚。ULTRAMAN SUITの開発者。
ゼットン星人・エド
かつて、ウルトラマンを倒した宇宙恐竜ゼットンを操ったゼットン星人の末裔。科特隊の協力者にして、星団評議会の一員。

星団評議会

スクルーダ星人・アダド
星団評議会のエージェント。

異星人

ベムラー
進次郎を襲った謎の敵。ウルトラマンに酷似した外見と、ウルトラマンが地球で最初に戦った怪獣「宇宙怪獣ベムラー」と同じ名を持つ。
ヤプール
北斗にエーススーツを与えた天才技術者。
エースキラー
星団評議会が雇った殺し屋で、北斗にとって因縁の敵。
生体兵器
兵器として運用されるために改造されたと思われる謎の個体。デザインは『ウルトラマンA』第1話に登場したミサイル超獣ベロクロンがモチーフ。

その他

佐山レナ
人気アイドル。漫画版とアニメで少し設定が異なる。
南夕子
北斗のガールフレンド。
ジャック
地下の異星人街に住む男性。ヤプールから新型スーツを与えられる。
東光太郎
アメリカで写真家を営む青年。何者かによって拉致・改造を施された事により、自身の体を燃やし、炎に包まれる光の力を行使できようになってしまう。
当初はお手製のスーツで悪と戦っていたが、ヤプールから角の生えたウルトラマンスーツを与えられる。

登場メカ

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

ULTRAMAN SUIT

ULTRAMAN
SEVEN
ACE
JACK
ジャック用にヤプールが開発したスーツ。
TARO
光太郎の人体発火能力による二次災害を抑えるためにヤプールが開発したスーツ。
ZOFFY
早田用のプロトタイプスーツを改造した完成形。

用語

ウルトラマン
かつて地球へ飛来し、早田と同化して地球を護った光の巨人。
ウルトラマン因子
早田と進次郎の中に受け継がれた特殊な遺伝子。身体能力の向上と頑丈な肉体などの人類を超えた力をもたらす。
科学特捜隊
かつて異星人や怪獣から地球を守っていた国際科学警察機構の下部組織。通称「科特隊」。
表向きには解散したが実際は秘密裏に存続しており、宇宙人が起こす事件への対処を行っている。
ULTRAMAN SUIT
科特隊やヤプールによって開発されたウルトラマンを模したパワードスーツ。
星団評議会
全宇宙の文明を有する知的生命体によって結成された星間組織。

楽曲

オープニングテーマ
「Sight Over The Battle」
作詞 - YORKE / 作曲 - Ta_2 / 編曲 - 小山寿 / 歌 - OLDCODEX
Netflix配信版主題歌。
「Core Fade」
作詞 - YORKE / 作曲 - Ta_2 / 編曲 - eba / 歌 - OLDCODEX
地上波放送版OP。
エンディングテーマ
「my ID」
作詞 - Konnie Aoki / 作曲・編曲 - 高橋諒 / 歌 - Void_Chords feat. Ryohei & Foggy-D
地上波版放送版ED。
劇中BGM
「ULTRAMAN」
『30』で採用。

登場作と扱われ方

単独作品

スーパーロボット大戦30
初参戦作品。シーズンパス「DLC2」の追加プレイアブル機体としてキャラクターのみ追加参戦。
グラフィックは原作アニメのCGを再現している。
エーストークでは三人ともロボットのパイロットではないのにエースパイロットと呼ばれる事に言及する所から始まる。
同じ円谷作品ということで『SSSS.GRIDMAN』とは共演が多い。『SSSS.GRIDMAN』において「ウルトラシリーズ」は劇中劇であり、ウルトラマンが実在する本作と齟齬が出ているが、諸星たちは科学特捜隊の背景・性質・業務についてはあんまり語らないため誰もが気づかなかった。
また、同じDLCの『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』との絡みも多い。

各話リスト

話数 サブタイトル 登場異星人 備考 再現スパロボ
第1話 この地球にあってはならない力
第2話 逃れられない運命
第3話 ウルトラマンやるのも悪くないかも
第4話 リミッター解除!
第5話 異星人の街
第6話 ウルトラマンという呪い
第7話 秘められた思い
第8話 真実の幕開け
第9話 はじめまして、兄さん
第10話 星団評議会
第11話 そのままの君でいて
第12話 エースキラー
第13話 本当のウルトラマン

余談

  • 清水・下口両氏は自身らのHPにて仮面ライダーシリーズを翻案した同人作品『ハイブリッド・インセクター』を連載していた(現在は公開終了)。
    • 原作のデザインを踏襲しつつメカニカルになったライダースーツなど、本作へ至る要素が多く散見される作品であった。
  • 同名作品として2004年公開の特撮映画『ULTRAMAN』が存在するが、本作との関連性は一切ない。
    • こちらは同時期に放映されていたテレビシリーズ『ウルトラマンネクサス』の前日談となる作品であり、『ウルトラマン』の第1話のリメイクとしての側面もあった。
  • 同じ円谷プロ原案のアニメ作品である『SSSS.GRIDMAN』放送終了後には、その後にアニメが配信予定であった『ULTRAMAN』へのバトンタッチCMが放映された。
  • 元ネタであるウルトラマンは、コンパチヒーローシリーズやスーパーヒーロー作戦などに登場している。
  • 参戦に伴い、ウルトラマンに執着するこの男が登場するのでは?と一部のファンから囁かれている。
    • 現状その男は姿を見せていないが、サプライズでウルトラセブンの友だったあの男が本作より一足先にDLC参戦し、本作の参戦と合わせて形は違えどヒーロー戦記の初期メンバー4人の内3人が揃う事になった[3]ため、一部のファンの間では話題になった。

商品情報

Blu-ray

原作漫画

リンク

脚注

  1. 『ウルトラマン』と前シリーズの『ウルトラQ』、そして『ウルトラセブン』は当初「空想特撮シリーズ」という独立した作品として制作されており、昭和2期作品時にウルトラシリーズ内に組み込まれている。この為『Q』『マン』『セブン』とも本作のように後のシリーズと繋がらないパラレル作品がいくつか制作されている。
  2. なお、これ以前に「シンフォギアXD」は「SSSS.GRIDMAN」とコラボの経験がある。
  3. 『仮面ライダーBLACK』、『仮面ライダーBLACK RX』の南光太郎 / 仮面ライダーBLACK / 仮面ライダーBLACK RXを除く。