「ウェンディ・ギャレット」の版間の差分
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:叔父。[[小説]]版『ガン×ソード ~夢見る頃をすぎても~』の「ウェンディ・ギャレットの日々」の章に登場。 | :叔父。[[小説]]版『ガン×ソード ~夢見る頃をすぎても~』の「ウェンディ・ギャレットの日々」の章に登場。 | ||
:事故で両親を亡くし、身寄りがなく転がり込んできた8歳の甥っ子・ミハエルと5歳の姪っ子・ウェンディを、唯一の肉親であった事から引き取り、ミハエルには礼儀作法やマナーを教え込むなど、決して根は悪い人間では無かった。 | :事故で両親を亡くし、身寄りがなく転がり込んできた8歳の甥っ子・ミハエルと5歳の姪っ子・ウェンディを、唯一の肉親であった事から引き取り、ミハエルには礼儀作法やマナーを教え込むなど、決して根は悪い人間では無かった。 | ||
− | :しかし、エヴァーグリーンの町外れに家を構え、普段から仏頂面で徹底して無口だった性分に加え、7年前に妻(ギャレット兄妹からすれば叔母)のギナ・ギャレットに先立たれてから、意図的に周囲とコミュニケーションを取る事を避ける<ref>家に電話自体はあるものの、コミュニケーション嫌いから電話線を切ってしまうほどであった。</ref> | + | :しかし、エヴァーグリーンの町外れに家を構え、普段から仏頂面で徹底して無口だった性分に加え、7年前に妻(ギャレット兄妹からすれば叔母)のギナ・ギャレットに先立たれてから、意図的に周囲とコミュニケーションを取る事を避ける<ref>家に電話自体はあるものの、コミュニケーション嫌いから電話線を切ってしまうほどであった。</ref>ようになったため、町の人間からは『町の偏屈者』と呼ばれるなど変わり者でもあった。<ref>なお、『ガン×ソード』で全話脚本を執筆した脚本家の倉田英之氏は、自ら執筆した小説版『ガン×ソード ~夢見る頃をすぎても~』のあとがきにて、「'''ウェンディがヴァンに、ミハエルが[[ファサリナ]]や[[カギ爪の男]]に付いて行った事から、引き取った叔父のウィリアム同様に、この二人にも変人の素養があった'''」と語っている。</ref>後に心臓発作により逝去する。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == |
2019年12月30日 (月) 13:18時点における版
ウェンディ・ギャレット | |
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外国語表記 | Wendy Garrett |
登場作品 | ガン×ソード |
声優 | 桑島法子 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | サポーター |
プロフィール | |
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種族 | 人間(惑星EI) |
性別 | 女 |
年齢 | 13歳 |
ウェンディ・ギャレットは『ガン×ソード』のヒロインであり、準主人公的存在。
概要
エヴァーグリーンの町に兄のミハエルと一緒に住んでいたが、ミハエルが野盗ラッキー・バンチに売り飛ばされ、自らも殺されそうになったところをヴァンに助けられ、兄を捜すために彼と一緒に旅に出ることになる。中盤に再会した兄ミハエルがカギ爪の男の一派に組みしていたという衝撃がありながらも、ヴァンや多くの仲間との出会いによって成長していき、再びミハエルと対峙する。
チョココロネのようなお下げが特徴的で、常にペットであるカメオを下げている。ちなみにこの髪はエビフライとも呼ばれてる。セルDVD特典アニメ『ガン×ソードさん』では公式でネタにされており、こっちが本体とされている。
回想録スタイルで進行する次回予告のナレーションも、彼女の重要な役目の一つ。
『ガン×ソードさん』では主役を担当。本編とは打って変わってかなり破天荒かつ過激なキャラとなっており、カメオやミハエルにヴァンを何度も酷い目に合わせている。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。今回はダリウス軍に襲われていた村を守るためヴァンを頼りお嫁さん発言。また、ファフナー組との絡みもそれなりにある。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 音声初収録。新システムサポーターコマンド要員。中断メッセージにも登場し、『ガン×ソードさん』ネタの披露もする。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年5月のイベント「愛の果てに…」にて期間限定参戦。シナリオNPC。
ステータス
サポーターコマンド
- 内助の功
- 精神コマンド「不屈」がかかる。
人間関係
- ヴァン
- 第1話で共に旅をすることになる。ウェンディにとって「世界一のヒーロー」。
- カメオ
- ウェンディが飼っている亀。『ガン×ソードさん』では彼に「姐さん」と呼ばれる。そして、よく彼女に殺される。
- カルメン99
- 最初に出会った時は仲が悪かったが、すぐに意気投合する。
- ジョシュア・ラングレン
- 近い境遇を持っており仲が良い。
- ユキコ・スティーブンス
- 同じく旅の仲間となり、仲間内の中では姉的存在となる。
- エルドラメンバー(ネロ、ホセ、バリヨ、カルロス)
- 彼女が言うには「あんな、かっこいいヒーローを見た事が無い」。そりゃそうである。
- ミハエル・ギャレット
- 兄。仲がよく、当初の旅の目的こそ自分をかばって野盗に連れ去られた彼を捜す事であったが、カギ爪の男に従っていた彼の姿に衝撃を受ける事になり、その後再会したときは強引に止めようとするが…。
- カギ爪の男
- 作中では二度邂逅。彼を悪人と認識しながらもその温厚な性格に触れて戸惑うことになる。しかし彼自身に同志へと誘われながらもきっぱりと拒否し、後にカギ爪の男を否定する発言をする。
- ウィリアム・ギャレット(SRW未登場)
- 叔父。小説版『ガン×ソード ~夢見る頃をすぎても~』の「ウェンディ・ギャレットの日々」の章に登場。
- 事故で両親を亡くし、身寄りがなく転がり込んできた8歳の甥っ子・ミハエルと5歳の姪っ子・ウェンディを、唯一の肉親であった事から引き取り、ミハエルには礼儀作法やマナーを教え込むなど、決して根は悪い人間では無かった。
- しかし、エヴァーグリーンの町外れに家を構え、普段から仏頂面で徹底して無口だった性分に加え、7年前に妻(ギャレット兄妹からすれば叔母)のギナ・ギャレットに先立たれてから、意図的に周囲とコミュニケーションを取る事を避ける[1]ようになったため、町の人間からは『町の偏屈者』と呼ばれるなど変わり者でもあった。[2]後に心臓発作により逝去する。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- キラ・ヤマト
- 兄と同じ声。それを意識したようなやり取りが『K』では見られた。
- シン・アスカ
- 妹のマユを失っている事もあってか、誰よりもウェンディとミハエルの兄妹仲を心配していた。ステラと同じ声だから、というのもありそうである。
リアル系
- 小楯衛
- 歳が近いせいか仲が良く、彼は自分の決意を新たに戦う時に彼女にゴウバインヘルメットを預けられる。まるで死亡フラグ成立時のようなやり取りであり、事実その通りになってしまうが、フラグ次第では衛が他の死亡した(と思われていた)ファフナーパイロットらと同様に生還するため、その後預かったゴウバインヘルメットを彼に返すシーンがある。
- イネス・フレサンジュ
- 『T』では、なぜなにナデシコにおいて彼女からユリカの代わりとなるお姉さん役に抜擢される。ユリカと声が同じだからか?
バンプレストオリジナル
- シェルディア・ルージュ
- 空気の読めなさがジョシュアより「強力」と評する。
名台詞
- 「私…私…あなたの、お嫁さんになってあげる!」
- 第1話。賊に襲われた村を助けようとしないヴァンに、自分に何ができるか考えてみろと言われて。ヴァンは当然驚愕し、これがヴァンの名(迷?)言へと繋がる。
- 『T』では図鑑の一言ボイスに収録された。
- 「えっ、おじさん……」
- 「あなたが…」
- 「カギ爪の男…!」
- 第12話。偶然出会った男性と意気投合するが、その後に現れたファサリナから渡されたカギ爪を見て戦慄した表情へと一変する。もし、カギ爪の男の事を知らなかったらウェンディも兄と同様にカギ爪の男の思想に共鳴した可能性も考えられる。
- 「探さないわ。兄さんは一人で夢を見つけて一人で行っちゃったから。だから…私も自分で考えたいの。何が正しくて何が間違いなのか…自分で決めたい。それで、兄さんの夢が間違っていたら…私が止めなくちゃ」
- 第13話。ミハエルがカギ爪の男と共に行くこととカギ爪の男と対面した事で、旅の目的が「兄を捜す」事から「兄を止める」事になる。
- 「私は、役に立ちます」
- 第21話冒頭、カルメンに同行を申し出る際に。力強い言葉での決意が成長を表している。
- 「あたし…あなたが悪い人には思えなくなってきました」
- 第22話より。ひょんな事によりカギ爪の男とデートする事になり、警戒しながらカギ爪の男の人間性に触れる事になるが、ミハエルを強引に連れ去った事を謝罪される等、あまりにも温厚な人間性の為に困惑してしまう。
- 「そんな捨て身の復讐なら自分で勝手にやってよ!」
- 同話、サテライトベースが破壊された事でダンが帰還できず、徐々に衰弱していきながらもなおカギ爪を追おうとするヴァンを見て叱る。
- 「どうしてあの人しか見ないのよ! そうよ、わかったわ…あの人は世界や夢という言葉でごまかして、本当のみんなを見ていないのよ!」
「自分のわがままを押しつけるだけの人を兄さん、ただ信じたいだけなんだわ、あんな偽物を!」 - 最終話にてウェンディとミハエルが対峙した際、同志の夢とその正当性を主張する兄を否定した際の台詞。旅によって多くの人間に出会い、その悲喜を見てきたウェンディだからこその台詞。世界や他者のためとしながら、ヴァンやレイの恋人をはじめ、多くの人間を巻き込んできたカギ爪の男の本質を最も痛烈に突いた言葉といえる。
- 「そうでしょうね。だって世界を救ったヒーローなんですから。だから、きっといつか会えます」
- 「…えっ!?」
- 最終話エピローグ。記者がヴァンが死んだかもと疑う中、関係者一同共に生きていると口を揃えていた事を聞いた際にウェンディもまたいつか会えると話した。
- そして、その直後にあっさりと再会を迎えるのだった。
- 「みんな、元気!? 私は元気! 元気な私の名前はウェンディ・ギャレット! 略して『ウギャー』! …お願いだから、略さないでね」
- 『ガン×ソードさん』第1話冒頭での台詞。本編と比べてかなりハイテンション。
- 『T』では中断メッセージ「ガン×ソードさん」にて発言し、グラフィックもハンドパペットに変わる。また、本編第29話でもイネスからこのネタを振られていた。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「この子、ジョシュアさんより強力かもしれないですね」
- 『K』第10話「黒き炎の将軍」より。仲間になった直後に空気の読めない発言をしたシェルディアに対して言った台詞。
- (キラさんに優しくしてもらうと…なんだか安心する…)
- 『K』第26話アークエンジェルルート「絶望の中で掴んだ光」より。兄と同じ声。早い話が声優ネタ。
- 「ヴァン! ご飯作ったから、そろそろ休憩にしようよ!」
- 『T』中断メッセージ「ヴァンの食事タイム」より。台詞だけ見るとまともに見えるが、グラフィックが『ガン×ソードさん』のハンドパペットになっている。
- この中断メッセージでウェンディが作った料理の元ネタは『ガン×ソードさん』第2話でカメオを調理して作った「気まぐれウェンディの特製カメソテー 春風の毒入り風味」。
- 中断メッセージ内での死亡者がまた一人増えてしまったが、誰もこの事に関して突っ込まなかった。
- なお「毒入り風味」という名称通り、原作でカメソテーを食べたヴァンは死亡したのだが、中断メッセージでは(少なくとも確認できる範囲では)ヴァンは死ななかった。
脚注
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