「ダリウス界」の版間の差分
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2021年9月16日 (木) 21:21時点における版
ダリウス界とは、『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』に登場する異世界である。
概要
『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』に登場する地球内部の異世界。旧作『大空魔竜ガイキング』におけるゼーラ星に相当。
地球内部にある、といっても恐竜帝国などのような地底人ではなく、魔装機神シリーズのラ・ギアスのように別の位相に存在するらしい。地上からはデスクロスポイントと呼ばれる次元の穴を通じて移動する事が可能。
地球とは異なる独自の生態系を有し、野生生物にはバイオボムと呼ばれる薬剤を与えると巨大・狂暴な魔獣へと変化する(地上の生物にバイオボムを投与して魔獣になるかどうかは不明)。
統治機構としてダリウス軍が存在し、軍事・行政の全権を握る支配者は「ダリウス大帝」と呼ばれる。元ネタであるゼーラ星同様に既に星の環境が限界を迎えており、当初は平和的移民計画が進んでいた。ダリウス17世が地上侵略に舵を切ってからは、その強硬な政治手法に疑念を呈する国民も多くなり、レジスタンスや大空魔竜戦隊が軍と戦うこととなる。
次大帝プロイストの悪政並びに大空魔竜戦隊の奮戦によりダリウス軍は壊滅、以降はノーザを中心として軍が再編成され、新たな惑星への移住が実行された。
なお、当初地球人からは認知されていなかったが、第1話でガイキングと鉄獣が日本で交戦して以降は隠し通す事は不可能となり、魔炎超魔竜ドボルザークとの戦いでダイヤが地上に戻った際には最早ダリウス界の存在は地上人たちの間でも周知の事実となっていた。
ダリウス人
ダリウス界に住む人種。肌の色や毛髪が地上人に比べて派手であり、耳が尖っている。一部には顔に文様のような痣が浮かぶ者もいる。文化は地上より遥かに進んでいる。
地上人の有する赤い炎とは異なり、黒い炎と呼ばれる精神エネルギーを有する。そのため、赤い炎を用いて動かすバルキングやライキングを動かすには、黒い炎を赤く変える特殊なパイロットスーツが必要。
地上人とは非常に近い人種なので混血も可能。ただし、種族主義である次大帝プロイストからは忌み子として嫌悪されていた。
貴族制を有するらしく、ノーザは貴族として育った。実力次第でヴェスターヌやサスページなどのような平民上がりでも将軍まで上り詰めることが可能。
主なダリウス人
ダリウス軍
- ダリウス17世
- 第17代ダリウス大帝。その正体は初代大帝の魂の受け皿として作られたクローン。
- プロイスト/次大帝プロイスト
- 17世の嫡子だが、身分を隠して東方将軍として活動。17世亡き後、第18代ダリウス大帝を無断で襲名する。
- ノーザ、ヴェスターヌ、サスページ
- ダリウス四天王。前から順に北方将軍、西方将軍、南方将軍。サスページ戦死後、二人は大空魔竜戦隊に協力。
- バニシューム、ニキータ、テルミナ、ヒガント
- 次大帝となったプロイストが擁立した新四天王。いずれもプロイストのクローンで完全なイエスマン。
レジスタンス
- キャプテン・ガリス
- 元はダリウス軍の科学者だったが、17世の統治に疑念を抱き大空魔竜戦隊を結成する。
- ルル・アージェス
- 本作のヒロイン。実はガリスと妻エルトリカ・アージェス(地上人)との間に生まれたハーフ。
- 外見的にはダリウス人の特徴はほぼ無いが、最終回で成長した姿では顔に文様が浮き出、耳が尖るなど、ダリウス人の形質を色濃く宿した美女になった。
登場作品
- スーパーロボット大戦K
- 地球(起点)内部にあるため、たびたび主人公一行が突入して戦闘を行う。
- スーパーロボット大戦L
- 『LOD』の再現が後半になってからなので、『K』に比べ行く機会がほぼない。