「ハインド・カインド」の版間の差分

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'''ハインド・カインド'''は『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)]]』『[[鉄のラインバレル]]』の[[登場メカ]]。
 
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[[JUDA]]特務室所属・[[山下サトル]]の搭乗機。
 
[[JUDA]]特務室所属・[[山下サトル]]の搭乗機。

2019年6月22日 (土) 23:44時点における版

ハインド・カインド
外国語表記 HIND-KIND
登場作品
初登場SRW スーパーロボット大戦L
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 マキナ
頭頂高 23.2 m
全高 25.8 m
重量 73.1 t
エネルギー 電力
装甲材質 ニューロカーボン・ナノセラミック
MMI 電脳
意匠 入り山形
所属 JUDA
乗員人数 1名
ファクター 山下サトル
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ハインド・カインドは『鉄のラインバレル (原作漫画版)』『鉄のラインバレル』の登場メカ

概要

JUDA特務室所属・山下サトルの搭乗機。

重量級の機体で、長距離支援用の機体。しかし、当初は軽量化を優先するあまり、肝心の長距離砲を装備していなかった。両腕部は伸縮自在の人工筋肉と対応の人工骨格、手首のバーニアによる貫手「バレットアーム」を装備している。

戦闘では情報管制、後方援護など支援を担当する。レーダーアンテナや通信装置、マルチセンサーを備え、索敵能力に優れている。そのため、その外見に反して早期警戒機としての役割も持つ。 最大の特徴はそれら支援能力の根幹を成す電子ユニット「リフレクターコア」。このユニットは両手の甲に装着されており、敵機の情報や制御系統などを看破することが可能。原作漫画版ではこれを利用し、キリヤマ重工迅雷の模擬戦において石神の指名で参戦。リフレクターコアで迅雷をスキャンしつつ瞬殺される、という場面があった。

原作漫画版終盤では推進力不足を補うべく脚部をキャタピラに換装している。なおこれは、番外編で早瀬浩一が考えた「ハインドタンク」と同じ形態。

ラインバレルヴァーダントに続く所謂「3号機ロボ」のポジションだが、黄色のカラーリングや伸びる腕長距離砲とキャタピラのタンク形態電子戦に特化した装備……といった要素から、様々なロボットアニメの「3号機ロボ」の要素をミックスした機体になっている。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦L
原作通りサトル機としてプロローグ後本編第1話から登場。耐久型の射撃機体で序盤はリフレクターコアでの命中補助、射程の長い長距離砲が頼りになる。P武器のバレットアームもそれなりの性能で、気力稼ぎを兼ねての雑魚狩りがしやすいのもウリ。
しかしその後は後継機や追加武装などのテコ入れが一切無く、パイロットも偵察以外戦闘精神一辺倒なので、中盤以降は他のユニットの中に埋もれがち。長距離砲の威力・射程は他のを覚える狙撃ユニットと遜色ないレベルだが、こちらは熱血止まりで、機体ボーナスで射程+はあるが、貴重でもないのも厳しいところ。特に同じマキナでより狙撃に特化したアパレシオンの加入後はかなり立場が怪しくなる。
ただし終盤にはラインバレルの特殊合体攻撃要員という形でだが活躍の目が出る。
狙撃能力は高く接近戦にもそれなりに対応できるが、空が飛べない上に移動力が5とかなり鈍足なので、パイロットにヒット&アウェイを付けるか、PUを組んでサブ専門にするのが無難。メイン側はラッシュバードトールギスIII辺りの射程が合致する機体が候補となるが、狙われやすくENに余裕があるためバリア持ちのPU相手も有効。
ちなみにベーシックオーダーの相方はヴァーダント。かたや短射程の接近戦特化、かたや長射程の後方支援役と全く噛み合わない組み合わせなのでなるべく早めに他の相方を見つけた方が無難。
スーパーロボット大戦UX
5話「伝説の忍者」から参戦。リフレクターコアの特殊行動化とバレットアームの強化により、狙撃・格闘・支援のいずれもそつなくこなせる万能機としての色合いが強くなった。高い装甲とHPにボーナスとファクター技能による自己修復が加わり非常にタフで、足回りさえ補えるなら最前線で壁役も張れる。一方で長距離砲の気力制限が厳しくなりスナイパーの適性はやや下がった。
加入が早い割にテコ入れがないのはL同様だが、性能的には一回り強くなっており、リフレクターコアという独自の強みもあるので、今回は終盤まで息切れせずやっていける。ただし何でもできる分あれもこれもと欲張ると器用貧乏になりがちなので、運用方針は定めておきたいところ。
PUの組み合わせも少々悩ましい。武器の特性がほぼ噛み合いボーナスの相性もいいのは爆竜あたりだが、泣き所である足の遅さをカバーできないので追風など周りのサポートが必要になる。スナイパーとして起用するなら生存性が高く雑魚狩りに付き合わせやすいアパレシオンや足回りに優れるミシェルVF-25Gなどが候補に上がるが、その場合長距離砲の気力制限や命中精度の低さが足を引っ張りがち。
いっそ長距離砲を捨ててタリスマンあたりと組み壁役と補助に徹するのも手。格闘武器を強化してもらえることもあり雑魚の処理ならバレットアーム一本で十分やっていける。こちらのボーナスでタリスマンの射程を補えるのも美味しい。ボス相手だとさすがに決め手に欠けるが。
ベーシックオーダーでの相方は『L』同様ヴァーダントだが、今回は射程がそこそこ噛み合い移動力と空適応のボーナスをもらえるためバレットアームを主体にして戦うならそのまま組ませておくのも悪くない。
エンディングでは浩一の考えた「ハインドタンク」に換装されている模様。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle

装備・機能

武装・必殺武器

武装

バレットアーム
「鉄騎槍」とも称される本機最大の武器。腕を伸ばして相手を鷲掴みにし、叩きつける。原作漫画版ではハグレマキナを撃破する、ヴァーダントを乗せて距離を詰めさせるなど使用場面が多い。
Lでは格闘武器だが、よほど山下の射撃を伸ばしていない限りはキラービーより強いので、P武器として活躍する。
UXでは射程と威力が強化されてより使い勝手がよくなった。気力制限なしのP武器としては破格の威力とCT補正を持ち、機体そのものの耐久性も相まって雑魚散らしに便利。機体ボーナスが乗れば射程も最大5まで伸びるため反撃にも困らなくなる。
キラービー
両腕から鉄の杭を連射する。
Lでは威力の面でバレットアームに劣るが、射程が1だけ長くコンボ属性がついている。UXではバレットアーム同様射程が1伸びたが威力は据え置き。
長距離砲
原作ではグラン・ネイドル戦で使用された砲塔。実弾を叩き込む。グラン・ネイドルを一撃で墜落させたことからもその威力のほどがうかがい知れる。基本的にバレットアームが主力だったが、原作漫画版では中盤以降はこちらの方が主力になっている。
スパロボでは原作と違い最初から最後まで使用可能。威力と射程に関しては申し分ないが、他の機体の長射程武器と比べると命中精度に難があるため必中でのフォローが必要になる場面が多い。またUXでは必要気力が120とやや高くなっている。
また、原作漫画版の最終章では本武装とは別の長距離砲(恐らくビームを発射するタイプ)も登場している。

特殊装備

リフレクターコア
レーダー・スキャナーを兼ねる端末。
Lでは「運動性低下」の特殊効果があり、サトルの「偵察」と合わせて使えば素早い敵を捉えやすくなる。手の甲に設置されている。
UXでは特殊コマンドであり、着弾点指定型のMAPWとして使用可能。特筆すべきはその効果で、範囲内の敵機の命中・回避率-30%というもの。最終補正ではなく、オールキャンセラーにも効かないのが悲しいが、乱戦になった際にこれを撃っておくと雑魚戦が楽になる。同様の特殊行動を持つRVF-25 メサイアとの違いは、より遠距離から撃てる上にハインドが固いため、自身の安全性を確保しながら撃てる事と、ハインドの参入が早いこと。欠点はメサイアより範囲が狭く、一度に巻き込める敵が少ないことと、命中率が低いためリフレクター・コアを当てるために必中が必要な事。

特殊能力

Lではファクターの効果で、実質HP回復持ち。

UXではファクターの効果で、ダメージを受けた時、ステータス画面の「活性率」に応じた割合で即座にHPが回復する。

HP回復L1
UXで所持。ファクターの仕様変更に伴い追加された。

移動タイプ

サイズ

M

機体ボーナス

L
  • 初期:装甲値+100 照準値+5
  • 5段階:装甲値+150 照準値+15 射程+1
  • 10段階:装甲値+200 照準値+25 射程+2
砲撃戦用機体らしいラインナップだが接近戦もそこそここなせるせいか射程ボーナスがつくのは遅め。
UX
  • 初期段階:装甲値+100 HP+500
  • 第二段階:装甲値+125 HP+750 照準値+5
  • 第三段階:装甲値+150 HP+1000 照準値+10 射程+1
  • 最終段階:装甲値+200 HP+1500 照準値+20 射程+2
HPボーナスがついて完全に耐久系のボーナスになったが、照準値と射程にボーナスがつくのはますます遅くなった。

機体BGM

「鬼帝の剣」
主題歌。Lで採用。
「Linebarrel」
劇伴。UXで採用。