「ゲームボーイアドバンス」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[ゲームボーイ]](以下GB)・[[ゲームボーイカラー]](GBC)の後継機にして、上位互換機である。下位機種となるGB・GBCと高い互換性を持ち、同一のカートリッジスロットでほぼ全てのGB・GBC用ソフトをプレイ可能。 | [[ゲームボーイ]](以下GB)・[[ゲームボーイカラー]](GBC)の後継機にして、上位互換機である。下位機種となるGB・GBCと高い互換性を持ち、同一のカートリッジスロットでほぼ全てのGB・GBC用ソフトをプレイ可能。 | ||
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− | + | GBCと同じ反射型TFT液晶を採用していたため、プレイ環境の光量次第(外界からの光を受けて視認性が上がる仕組み)では画面の輝度が足りず画面が見づらい欠点を持っていた(初期生産型に多い。中期・後期型はやや改善)が、後にフロントライトを採用し画面の明るさを調整可能になったSPの発売によって解消された。ただしSPではスタート&セレクトボタンの配置が下側になっているため、ソフトウェアリセットがかけ難く感じる場合がある。 | |
− | + | スパロボとしては任天堂携帯機にて新たリリースを展開する契機となったハードであり、PS1やPS2と並びもっとも多くのシリーズ作品が発売されたハードともなった。GBで発売されたスパロボと比較して、グラフィック面で飛躍的な進化を遂げており、スーパーロボット大戦Fの時期に近いグラフィックやアイコンが使用されていたり、後期には[[カットイン]]やユニットの[[アニメーション]]も導入されるようになった。 | |
− | + | 本機後継機の[[ニンテンドーDS]](以下DS)でもGBA版スパロボシリーズはプレイ可能だが、GBAでは左側に配置されているスタート・セレクトボタンが右側にあるため、やはりソフトウェアリセットがかけ難い場合もある。 | |
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== ゲームボーイアドバンスのバリエーション == | == ゲームボーイアドバンスのバリエーション == | ||
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== 据え置き機でゲームボーイアドバンスが遊べる周辺機器 == | == 据え置き機でゲームボーイアドバンスが遊べる周辺機器 == | ||
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== ゲームボーイアドバンスと互換性を持つ次世代型携帯ゲーム機 == | == ゲームボーイアドバンスと互換性を持つ次世代型携帯ゲーム機 == | ||
;[[ニンテンドーDS]]、ニンテンドーDS Lite | ;[[ニンテンドーDS]]、ニンテンドーDS Lite | ||
− | :DS版スパロボでは「[[Wスロットシステム]] | + | :DS版スパロボでは「[[Wスロットシステム]]」が採用されており、遊ぶ際に予めGBAで発売(または配布)されたスパロボをセットしておくと、ソフトに応じた特典を得ることができる。ただし、DSi以降のモデルではGBAスロットが削除されているため利用不可能。 |
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*[[第2次スーパーロボット大戦 (ファミコンミニ)]] | *[[第2次スーパーロボット大戦 (ファミコンミニ)]] | ||
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+ | 本機に限った話ではないが、データセーブを行う際には本体稼働バッテリー残量には特に注意が必要である。バッテリー残量が少なくなっている時にセーブしようとすると電力消費が大きくなるのか、本体がバッテリーからの電力低下を察知して強制的にシャットダウンを行うため、これがセーブ中に発生した場合確実にセーブデータの消滅が起きるからである。 | ||
== 資料リンク == | == 資料リンク == |
2018年8月22日 (水) 02:56時点における版
2001年3月21日に任天堂が発売した携帯型ゲーム機。一般的な略称は『GBA』。本稿もそれに倣って記述する。
概要
ゲームボーイ(以下GB)・ゲームボーイカラー(GBC)の後継機にして、上位互換機である。下位機種となるGB・GBCと高い互換性を持ち、同一のカートリッジスロットでほぼ全てのGB・GBC用ソフトをプレイ可能。
GBから12年を経ての後継機となったため、大幅なスペックアップが成されており、その性能は同世代の他社携帯ゲーム機とも一線を画していた。
画面解像度は240×160(ワンダースワン以上、ファミコン以下)に留まったものの、32bitのCPUの採用しメインメモリは32KB+256KB、表示色数は32768色、同時発音数は6chとなっており簡易的な3D表現をもこなせるために、画像描画処理であれば同社の据え置き機であるスーパーファミコンを遥かに超える性能を誇る。また、ROMカートリッジの容量も最大で32MBのものが発売された。
GBCと同じ反射型TFT液晶を採用していたため、プレイ環境の光量次第(外界からの光を受けて視認性が上がる仕組み)では画面の輝度が足りず画面が見づらい欠点を持っていた(初期生産型に多い。中期・後期型はやや改善)が、後にフロントライトを採用し画面の明るさを調整可能になったSPの発売によって解消された。ただしSPではスタート&セレクトボタンの配置が下側になっているため、ソフトウェアリセットがかけ難く感じる場合がある。
スパロボとしては任天堂携帯機にて新たリリースを展開する契機となったハードであり、PS1やPS2と並びもっとも多くのシリーズ作品が発売されたハードともなった。GBで発売されたスパロボと比較して、グラフィック面で飛躍的な進化を遂げており、スーパーロボット大戦Fの時期に近いグラフィックやアイコンが使用されていたり、後期にはカットインやユニットのアニメーションも導入されるようになった。
本機後継機のニンテンドーDS(以下DS)でもGBA版スパロボシリーズはプレイ可能だが、GBAでは左側に配置されているスタート・セレクトボタンが右側にあるため、やはりソフトウェアリセットがかけ難い場合もある。
ゲームボーイアドバンスのバリエーション
- ゲームボーイアドバンスSP(GBASP)
- GBAのセカンドモデル。デザインが折り畳み式になり、フロントライト仕様となり視認性向上、更に画面輝度の切り替えが可能になった。
- 本機から任天堂携帯機の電力供給形態が単三乾電池からバッテリー充電式に変更された。初期型のニンテンドーDSでは当モデルのバッテリー充電用ACアダプタが共用可能だった。
- ゲームボーイミクロ(GBM)
- GBAの最終モデル。名前の通りサイズが極めてコンパクトになっており、液晶サイズはゲームボーイシリーズ中最小。
- 任天堂携帯機初のバックライト採用により、視認性がSPより更に向上した。
- 充電用ACアダプタは当モデル専用のものを使用するため、GB・GBCとの互換性は廃止されている。
- ユーザーが本体カバーを交換できる「フェイスプレート」を採用しており、この設計思想は後のNew ニンテンドー3DSの着せ替えプレートに受け継がれた。
据え置き機でゲームボーイアドバンスが遊べる周辺機器
- ゲームボーイプレーヤー
- ゲームキューブ(GC)に接続することで、GBAのゲームを電池切れを気にすることなくテレビ画面で遊ぶことができる。旧型のGBやGBC用ソフトも大半がプレイ可能。
ゲームボーイアドバンスと互換性を持つ次世代型携帯ゲーム機
- ニンテンドーDS、ニンテンドーDS Lite
- DS版スパロボでは「Wスロットシステム」が採用されており、遊ぶ際に予めGBAで発売(または配布)されたスパロボをセットしておくと、ソフトに応じた特典を得ることができる。ただし、DSi以降のモデルではGBAスロットが削除されているため利用不可能。
商品情報
- スーパーロボット大戦A
- スーパーロボット大戦R
- スーパーロボット大戦D
- スーパーロボット大戦J
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
非売品
余談
本機に限った話ではないが、データセーブを行う際には本体稼働バッテリー残量には特に注意が必要である。バッテリー残量が少なくなっている時にセーブしようとすると電力消費が大きくなるのか、本体がバッテリーからの電力低下を察知して強制的にシャットダウンを行うため、これがセーブ中に発生した場合確実にセーブデータの消滅が起きるからである。