「ワンダースワン」の版間の差分
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− | + | 1999年に発売されたバンダイの携帯ゲーム機。持ちかえることで縦画面・横画面プレイの両方に対応していた汎用性を持つ。開発者はゲームボーイの生みの親でもある故・横井軍平氏。 | |
− | + | 当初はモノクロでありながら解像度の高さで[[ゲームボーイ]]との差別化を計るコンセプトが打ち出されていたが、発売直前に発売された[[ゲームボーイカラー]]の影響を受けた為か、結局1年半後にはカラー対応した『[[ワンダースワンカラー]]』が発売された。 | |
− | + | 特筆すべき点は、当時任天堂のゲームボーイシリーズが初代の単3乾電池4本から半分の2本へ省電力化したのに対し、ワンダースワンはそのまた半分の単3電池一本のみでプレイできる事である。これはカラー・クリスタルとなっても同様であり、当時の携帯ゲーム機では随一の省電力性を誇っていた。販売価格も4,800円と安価である。 | |
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+ | 携帯機スパロボはGB以降のリリースはワンダースワンがメインであったが、2001年のゲームボーイアドバンスの出現とワンダースワンの衰退によってゲームボーイアドバンスへ移行していった。 | ||
余談だが、これまでSRWシリーズに参戦した(バンダイがスポンサーを務めている)作品の登場人物らがワンダースワンとそっくりの物を使用する場面がある。 | 余談だが、これまでSRWシリーズに参戦した(バンダイがスポンサーを務めている)作品の登場人物らがワンダースワンとそっくりの物を使用する場面がある。 |
2017年3月2日 (木) 05:21時点における版
1999年に発売されたバンダイの携帯ゲーム機。持ちかえることで縦画面・横画面プレイの両方に対応していた汎用性を持つ。開発者はゲームボーイの生みの親でもある故・横井軍平氏。
当初はモノクロでありながら解像度の高さでゲームボーイとの差別化を計るコンセプトが打ち出されていたが、発売直前に発売されたゲームボーイカラーの影響を受けた為か、結局1年半後にはカラー対応した『ワンダースワンカラー』が発売された。
特筆すべき点は、当時任天堂のゲームボーイシリーズが初代の単3乾電池4本から半分の2本へ省電力化したのに対し、ワンダースワンはそのまた半分の単3電池一本のみでプレイできる事である。これはカラー・クリスタルとなっても同様であり、当時の携帯ゲーム機では随一の省電力性を誇っていた。販売価格も4,800円と安価である。
携帯機スパロボはGB以降のリリースはワンダースワンがメインであったが、2001年のゲームボーイアドバンスの出現とワンダースワンの衰退によってゲームボーイアドバンスへ移行していった。
余談だが、これまでSRWシリーズに参戦した(バンダイがスポンサーを務めている)作品の登場人物らがワンダースワンとそっくりの物を使用する場面がある。
- 『機動戦士ガンダムSEED』のクロト・ブエルがワンダースワンと非常に形のよく似た携帯ゲーム機(その名も「グレートワンダースワンXXX(スリーエックス)」)で遊んでいるシーンがある。
- 『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』のメリー・キングの通信機が、ワンダースワンである。
- 『フルメタル・パニック!』第1話でメリッサ・マオが今時の日本の高校生が持っていそうなものとして用意したグッズの中にもワンダースワンと非常に形の似た携帯ゲーム機が登場している。
- 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』でも式波・アスカ・ラングレーが、ワンダースワンとよく似た携帯ゲーム機を所持しており、起動音まで同じである。
- 2016年には特撮番組『仮面ライダーエグゼイド』において、ワンダースワンが劇中小道具として使われた事で話題を呼んだ。
商品情報
今となっては世に埋もれた感の強いマイナーハードではあるが、短命だった割にはスパロボ作品は割と多数リリースされている。また、援護システムやキョウスケ&エクセレンなど、後のスパロボに多大な影響を与えた要素やキャラクターの初登場作品も多い。
- スーパーロボット大戦COMPACT
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部 地上激動編
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部 宇宙激震編
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部 銀河決戦編