「ヒット&アウェイ」の版間の差分
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2016年11月9日 (水) 23:35時点における版
ヒット&アウェイ(Hit And Away)
特殊技能の一つで、技能レベルは存在しない。一部攻略サイト等では(非公式ではあるが)H&Aと書かれることも。
移動せずに攻撃した場合、攻撃後に移動できる。撃ち漏らしを倒してから進む、という使い方で味方全体の足並みを崩さずに進むこともできる。攻撃後に逃げるor接近する事が可能であり、特に武器射程が長く、(長射程が主力武器となる機体は往々にして使い勝手の良いP武器が少ないので)援護攻撃またはマップ兵器の少なくともどちらか片方を活かせる機体のパイロットが取得すると有用性が更に増す。また、作品によっては、補給装置による補給でも有効。
SRポイント取得を目的とする等、速攻が求められる場合、この技能の存在は特に大きく、中でも突撃が対象外のP属性の無い強力なマップ兵器の使い手が覚えていると、発射からすぐに次の発射位置へ移動できるため、覚醒や再動、連続行動で増加させた行動回数を大幅に節約しつつ大量の敵を殲滅が可能である(もっとも、連発するとなると今度は燃費等々の問題も出てくるが、本項目では触れない)。敵が所持している時は、長射程のユニットに乗っている敵の場合、思考ルーチンの関係上、わざわざ懐に飛び込んでくるという事態にもなるが、マップ兵器持ちの敵が所持している場合は、味方が敵にマップ兵器を撃たれないように位置を調整しているに関わらず、通常攻撃後に移動するため厄介となる。
『NEO』・『OE』では武器特殊能力のひとつとなっており、あらかじめ移動していても攻撃した後に移動力が残っていれば、その分だけまた移動できる(移動力6の機体が4移動力ぶん移動して攻撃した場合、そこから2移動力ぶん移動できる)。ほとんどは攻撃力が低めで、移動後使用可能な武器に設定されている。出撃した同一ターンでなければ、そのまま母艦に着艦することも可能。『OE』ではパイロットが同じユニットを編成していれば、着艦後同一ターン内にその別ユニットで再出撃でき、擬似2回行動が可能となる。
なお『GC』ではあらかじめ加速をかけた後一度移動を選択してキャンセルし、それからこの技能による攻撃後移動を行おうとすると加速がすでに消費された扱いになり、移動力が増えなくなるバグがある(加速をかけた後攻撃するまで移動を選択しないことで回避可能)。
採用作品
パイロット養成で追加取得可能な作品
シリーズ | 消費PP | 備考 |
---|---|---|
OG1・OG2・MX・OGs・OG外伝 | 70 | |
Z | 1000 | |
第2次Z | 200 | |
第3次Z | 300 |
スキルパーツ(アイテム)で追加取得可能な作品
シリーズ | 使用方法 | 備考 |
---|---|---|
D・J・GC/XO | 装備型 | 使い回し可能 |
W・AP・K・L・UX・BX | 消費型 | 使い切り、使い回し不可 |
主なパイロット
長射程ユニット専任パイロットがデフォルトで所持している場合が多いが、原作中で文字通り一撃離脱戦法を得意とした、スパロボにおいてはP武器の多い高機動型機体を愛機とするパイロットが習得していることも。後者の場合、乗り換え不可能なケースなど場合によっては死にスキルに近くなってしまう。
基本的に持っていて損をする技能ではないが、特に長射程武器が多く、移動後に使用できない武器が多い機体との相性が抜群。味方の場合、マップ兵器は非P属性が大半を占めるので、非常に使いやすくなる。戦艦はP武器が弱い、または全くない場合がしばしばあるので、艦長も早めに覚えさせたい候補。
版権作品
- ヒイロ・ユイ
- 『第2次Z』にて取得。長射程のバスターライフルやツインバスターライフルとの相性は抜群。
- ウィッツ・スー
- 作中のイメージからかZシリーズで習得。エアマスターはP武器が多いので今一つ有効ではない。こだわりが無ければロアビィ・ロイとの機体交換がお勧め。
- アレルヤ・ハプティズム
- こちらも作中のイメージから習得するが、やはり搭乗機との相性は悪い(更にカスタムボーナスが全武装にP属性追加なので上書き候補に…)。しかも彼の場合乗り換え不可。長射程武器を多く装備した機体に乗るロックオン・ストラトスやティエリア・アーデが持っていれば…と悔やむプレイヤーも多い事だろう。一応『第2次Z』ではカスタムボーナスはフル改造が条件なので進撃戦等で使えないことはなかったが、『第3次Z』では5段階改造で付加されるため…。
- なお、『UX』ではハルートの武装に長射程の武装が多いため役に立つのだが覚えていない。
- ゲイン・ビジョウ
- 長射程の黒いサザンクロスと合わせて縦横無尽に暴れられる。
- 遠見真矢
- 狙撃機のマークジーベンとの相性は抜群…なのだが、『UX』ではTV版ではデフォルトで所持しておらず、ジーベンの仕様が空戦機に変更された劇場版で自動習得する。
- 柊弾児
- 補給装置で補給した後に移動可能。しかし逆の『移動後補給』ができるわけではなく、機体そのものの最強武器もP属性ありの格闘系。ダルタニアスに合体するには密集していなければならないので、メリットがどれほどあるかは疑問。せいぜい分離時に(他の機体と隣接していたことで)他の二機と離れてしまった際の位置取りの調整の一環として行うぐらいか。
- クルツ・ウェーバー
- 長射程武器が主力で相性は抜群。味方の合体攻撃のための位置取りにも便利。
- ヨーコ・リットナー
- スナイパー系。乗機が鈍足なこともあり攻撃しながら進軍できる点でも重要。
- ホランド・ノヴァク
- 劇場版出典となる『第2次Z』でデフォルト所持。
バンプレストオリジナル
- ライディース・F・ブランシュタイン
- ハイゾルランチャーとの相性は抜群。後半はSRXとの合体が基本なので、雑魚敵相手に有効。SRXへの合体の為のユニットの位置取りを行うのにも役に立つ。
- レーツェル・ファインシュメッカー
- レーツェルを名乗るようになってからはデフォルトで付いており、乗る機体も非P属性の長射程武器がある。専用機アウセンザイターは移動後攻撃に事欠かないので、場合によっては上書きも手。
- エクセレン・ブロウニング
- 射程の長いオクスタン・ランチャー(ハウリング・ランチャー)との相性は抜群。ただ、接近戦が得意なアルトアイゼンとの合体攻撃もあるので、攻撃後に敵集団から離れるという戦法は使いにくい。彼女は相性が良い技能が多いので、合体攻撃で移動後攻撃を行う事を考えるなら、上書きも手。
- レオナ・ガーシュタイン
- ブランシュタイン家の分家の為か、彼女も持っている。専用機であるズィーガーリオンとは相性が悪い。ヒュッケバイン系列の機体ならば相性は良いが、それに乗らないなら上書きも視野に。
- ユウキ・ジェグナン
- 専用機ラーズアングリフ・レイブンとの相性が良い。彼も念動力を持つので、ヒュッケバイン系列を始めとする、長射程な機体との相性も良い。
- ゼンガー・ゾンボルト
- OG1ではデフォルトで所持。専用機のグルンガスト零式はP兵器が豊富な接近戦用なので価値が薄い。OG1の終盤の進撃戦では斬り倒しながら進めるため意外と使えるが、貴重な特殊技能枠をひとつ使ってまで必要かどうかは微妙。
- グラキエース
- 最大射程が長くマップ兵器を持つユニットなので相性が良い。援護攻撃の回数も多い。
- 紫雲統夜、カルヴィナ・クーランジュ(リアル系機体選択時のみ)
- 長射程で移動後使用不可武器の多いベルゼルート選択時は大活躍。逆に短射程で全ての武装が移動後攻撃可能なクストウェル選択時は死に技能になる(更に統夜が覚える突撃も死に精神になる)。
- 赤月光珠
- 射撃重視タイプに換装すれば有効度が高い。
取得推奨パイロット
- 艦長全般
- 戦艦はその殆どがP武器がないか、あっても貧弱。特にZはその傾向が顕著なので、早めに習得させたい。
- P武器を全く持たない機体に搭乗するパイロット全般
- 習得していないと自軍フェイズ時に攻撃か移動かの2択状態になってしまい非常に扱いづらい。最優先で習得させて位置取りを容易にしたい。
- P武器のない強力なマップ兵器を持つ機体に搭乗するパイロット全般
- マップ兵器での殲滅後に、再び新たな敵集団をマップ兵器の範囲に収めるのに非常に便利。
- 初代『Z』・『第2次Z』の宇宙世紀ガンダム系統のパイロット
- 後述するアムロもそうであるが、単騎突出する場合、その耐久力の低さから集中攻撃を受けた場合に被撃墜リスクが高まるので、育成が不十分の場合など、長射程武器を主力とする場合は本技能の取得が推奨される。
- アムロ・レイ
- νガンダムで運用する場合、フィン・ファンネルの射程が長いので、相性がいい。最近の作品では連続ターゲット補正が掛かるので、以前のスパロボで有効だった「単機で突出して敵を殲滅」する戦法が有効でなくなった。素早く敵を殲滅する時に有効。
- 兜甲児 (真マジンガー)
- 『第2次Z』ではマジンガーの必殺武器「光子力ビーム」が長射程であるため、従来本技能と無縁であった同キャラに対し習得推奨となった。破界篇では突撃があったのだが、再世篇では覚えなくなったため一層重要となった。
- マリン・レイガン
- デフォルトで使用可能な必殺技「サンダーフラッシュ」が長射程の全体攻撃であり、習得すれば最大限に性能を活かせる。ただし、追加武装がP属性の単体攻撃武器なのでしばらく我慢して再攻撃を取る手もある。1周目では双方を習得する余裕は無いので、他のスーパー系とは違った役割を与えたいなら前者、対ボス特化で行きたいなら後者を選択しよう。
- 『第2次Z』ではデフォルトで所持。また、『第2次』は小隊制ではなくなったので、全体攻撃・単体攻撃の区別がないことより、再攻撃取得が雑魚・ボス関係なく火力向上に大きく貢献する。
- アポロ
- 無限拳の射程が脅威の"14"なので、延々と敵の射程外からダメージを与え続ける戦法が取れてかなり強力。射程は半分だが超3D無限拳を使う時にも役に立つ。更にシルヴィアの技量値を育成して再攻撃も組み合わせれば、エレメントシステムのパラメーター同調を活かして、高い攻撃力と超長射程を活かした連続攻撃を仕掛ける事ができ、実に頼もしい限り。なおセツコルートで敵に回った時は敵専用データが割り当てられるので、養成していても無限拳2連発&移動という戦法は取らない。
- アマタ・ソラ
- アポロと同じ理由。
- 秋津マサト
- 覚醒を併用すればマップ兵器のメイオウ攻撃(烈メイオウ)を撃った後、移動してもう一発撃つ事も出来る為、凶悪である。武装も射撃武器が多い為、相性が良い。ちなみに、『MX』ではこの技能を事前に養成していた場合、『冥王、暁に出撃す』というシナリオで第3軍として登場した時に、エネミーフェイズの敵の攻撃に対して反撃すると、何故かこの技能が発動し、エネミーフェイズなのに移動できる(ここでの天のゼオライマーは木原マサキが駆るNPCだが、この移動だけはプレイヤーが操作可能)。
- レイ・ザ・バレル
- マップ兵器のドラグーンシステムを再動やPUの覚醒で上記のマサト&ゼオライマーと同じように運用できる。なお地上、月面ではPUの機体ボーナスで地形適応を改善する必要がある。
- ラミア・ラヴレス
- 乗る機体の多くが移動後使用不可の長射程武器を持つ為、相性が良い。だが、ヴァイサーガはP属性武器ばかりなので殆ど恩恵がない。OGシリーズでは乗り換えが可能なので、搭乗機を絞ると良い。アンジュルグは勿論、ラーズアングリフ・レイブンやヒュッケバインに乗せる際にも役に立つ。
- アクア・ケントルム
- 後半搭乗機が長射程主体なので、相性は抜群。ただし、ヒューゴの搭乗機は接近戦仕様なので、そちらに変形して突撃するのも良い。
- セツコ・オハラ
- 乗機がパワーアップ後含めて射撃主体の武器が多く、自身の隊長効果も併せて相性は抜群。ただし、ナウティラス・カーバーで単機の敵を狙う戦い方をする場合、無理に覚えさせずとも良い。
- ロックオン・ストラトス
- スナイパー系キャラだが、原作でその素振りが無かった為か持っていない。比較的仲間になるのは早いのでPPが溜まりやすく養成しやすい。再世篇で参戦した弟も同様だが、UXではデフォルトで所持している。
- ティエリア・アーデ
- ロックオン以上に乗機のP武装が乏しい(時獄篇に至ってはP武装なし)。メインで運用したいのであれば優先して習得させたい。
- ゼロ
- 乗機(ガウェイン・蜃気楼)が何れも砲台タイプで特に後者は広範囲のMAP兵器を持つので有用。また斑鳩はP武器がないため、そちらで運用する際は必修といえる。
- 真壁一騎
- 『UX』では愛機が格闘主体から射撃主体に大きく様変わりしてしまうので持たせておくと便利。なお、上記の通り真矢が『UX』では劇場版になると近距離~中距離主体になるのにヒット&アウェイを自動取得してしまうので、「本当にヒット&アウェイが必要だったのは真矢ではなく一騎だった」と言われる事も。
- 熱気バサラ
- Zシリーズで習得可能。マップ兵器版の歌使用後に移動ができるため、自軍の強化やバジュラの歌撃墜の効率が格段に上がる。
- レントン・サーストン
- 基本的にP武器主体でもそれなりに戦えるが、spec2のカットバックドロップターン(の再攻撃)やMAP兵器であるセブンスウェルの位置取り、spec3のビーム(非P属性ALL攻撃)、specVのビットレーザーを多用するなら必要となる。
- アーニャ・アールストレイム
- 乗機のモルドレッドはP武装が存在しない完全な砲台型ユニットのため、取得推奨。