「ベルゼルガ」の版間の差分
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:ちなみに、クメンルートを通ると、'''離脱の際に改造資金が返還されるが、改造段階がそのまま残る'''。第20話でのスポット参戦、そして正式加入時にもそのまま残るため、非常にお得。 | :ちなみに、クメンルートを通ると、'''離脱の際に改造資金が返還されるが、改造段階がそのまま残る'''。第20話でのスポット参戦、そして正式加入時にもそのまま残るため、非常にお得。 | ||
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:[[クエント人]]伝統の狩猟具をもとにしたベルゼルガを象徴する武器。左腕に装備された盾に付けられており、圧搾空気により金属製の杭を発射する。なお、本来はアームパンチの代替品である。 | :[[クエント人]]伝統の狩猟具をもとにしたベルゼルガを象徴する武器。左腕に装備された盾に付けられており、圧搾空気により金属製の杭を発射する。なお、本来はアームパンチの代替品である。 | ||
:後の[[アルトアイゼン]]などのように「ダメージを与える武器」ではなく、'''コクピットを撃ち抜いて確実にパイロットを仕留める'''ための武器である。 | :後の[[アルトアイゼン]]などのように「ダメージを与える武器」ではなく、'''コクピットを撃ち抜いて確実にパイロットを仕留める'''ための武器である。 | ||
− | :意外にも『[[装甲騎兵ボトムズ]]』本編中では2回しか使用されておらず、実のところそれほど扱いの大きくない武装である。本格的に注目されるようになるのは[[小説]]『青の騎士ベルゼルガ物語』や[[OVA]] | + | :意外にも『[[装甲騎兵ボトムズ]]』本編中では2回しか使用されておらず、実のところそれほど扱いの大きくない武装である。本格的に注目されるようになるのは[[小説]]『青の騎士ベルゼルガ物語』や[[OVA]]『[[機甲猟兵メロウリンク]]』といった外伝作品を待つことになる。 |
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:旧式の機体。脚部に砂漠走破装備「サンドトリッパー」が装着されている。クエント編にて[[フィアナ]]が搭乗した。 | :旧式の機体。脚部に砂漠走破装備「サンドトリッパー」が装着されている。クエント編にて[[フィアナ]]が搭乗した。 | ||
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:OVA『幻影篇』に登場。ベルゼルガの基本モデルで、銃器やローラーダッシュ機構・高性能センサーを装備していない。パイルバンカーと槍を組み合わせた「ジョルトパイク」という武器を使う。 | :OVA『幻影篇』に登場。ベルゼルガの基本モデルで、銃器やローラーダッシュ機構・高性能センサーを装備していない。パイルバンカーと槍を組み合わせた「ジョルトパイク」という武器を使う。 | ||
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:同じく『ベルゼルガ物語』最終巻『絶叫の騎士』にてケインが搭乗した最後の機体。本機は主動力としてジェネレーターを搭載しており、マッスルシリンダーは補機程度にしか使用されておらず、ATという概念からほぼ外れている存在。 | :同じく『ベルゼルガ物語』最終巻『絶叫の騎士』にてケインが搭乗した最後の機体。本機は主動力としてジェネレーターを搭載しており、マッスルシリンダーは補機程度にしか使用されておらず、ATという概念からほぼ外れている存在。 | ||
− | : | + | :簡単に性能を言うならば、パイルバンカー(このパイルバンカーは青騎士独自設定でクエント産の特殊合金を用いている上「キューブ」と呼ばれる特殊なオーパーツで無尽蔵出力が得られるという設定)でAT一万機を地割れに叩き落としたり、青騎士オリジナルの白兵ATを簡単に殴り殺す程度。 |
:当然、搭乗には相応のリスクも有り、通常の人間では[[トールギス|この機体に掛かる凄まじい重力に体が耐え切れず死に至ってしまう]]。というよりも、最終的な搭乗者であるケイン自身も、その負担を苦痛と感じている(ただし、この時点での彼は手足を一部欠損しているが)ため'''事実上乗りこなせる人間が誰一人としていない'''。そして、これらの高性能は全て青騎士オリジナル創作ラスボスのオーパーツ機体「レグジオネータ」に対抗するためだけに用意された物である。 | :当然、搭乗には相応のリスクも有り、通常の人間では[[トールギス|この機体に掛かる凄まじい重力に体が耐え切れず死に至ってしまう]]。というよりも、最終的な搭乗者であるケイン自身も、その負担を苦痛と感じている(ただし、この時点での彼は手足を一部欠損しているが)ため'''事実上乗りこなせる人間が誰一人としていない'''。そして、これらの高性能は全て青騎士オリジナル創作ラスボスのオーパーツ機体「レグジオネータ」に対抗するためだけに用意された物である。 | ||
:前述の通り、本機の性格はほぼ[[スーパーロボット]]そのものであるので、青騎士そのもののファンですらこの機体及び『絶叫の騎士』に関しては否定的に見る者も少なくない。 | :前述の通り、本機の性格はほぼ[[スーパーロボット]]そのものであるので、青騎士そのもののファンですらこの機体及び『絶叫の騎士』に関しては否定的に見る者も少なくない。 | ||
− | : | + | :タカラから発売されたスパロボ型のクロスオーバーゲーム『ブレイブサーガ2』ではキリコが搭乗しているが、これは『ベルゼルガ物語』が版権的にオフィシャル扱いされていなかった為、『ベルゼルガ物語』自体を参戦させるわけにはいかなかった事や、ボトムズ本編機体に同時参戦している勇者ロボクラスに匹敵するスペックの機体が無かった故の特例参戦であり、キリコだけが乗りこなせる等の根拠には成り得ない。 |
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2016年5月15日 (日) 17:25時点における版
ATH-Q64 ベルゼルガ(Berzerga)
クエント製ヘビィ級AT。
ギルガメス製ATを参考にしてクエントの技師がハンドメイドで製造しており、マッスルシリンダーなどにギルガメス製のものが使用されている。
型式番号は傭兵センターへの登録順であり、各機が雇い先の戦場とパイロットに合わせてカスタム化されている。そのため、旧式の方が形式番号が若いとは限らない様子。ちなみにシャッコの機体は水陸両用仕様機。
ダイビングビートルの脚部をそのまま流用しているとしている資料が多いが、設定スタッフの井上氏は「どこから出てきた話なのだろう、デザインは似てるが部品のサイズが合わない」とコメントしている為真偽の程は不明である(実際、幻影篇に登場するシャッコ機は「かんじき」を装備していない)。
本体と武器に搭載されているクエント素子を用いた金属センサーは極めて優秀な性能として広く知られており、「(クエント製のレーダーに)ミスは考えられない」と言わしめるほど。
外観は中世騎士を思わせるヒロイックなものでカメラはドッグ系ATのようなターレット式ではなく固定式となっている。また、パイルバンカーを搭載したロボットの元祖として非常に有名であり、これらもあってかATの中では非常に人気が高い。
なお、「ベルゼルガ」とは北欧神話に登場する狂戦士「ベルセルク」のドイツ語読みが元ネタである。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。PV1にて早速パイルバンカーを披露している。クメンルートと第20話でスポット参戦した後、終盤で正式加入。
- ちなみに、クメンルートを通ると、離脱の際に改造資金が返還されるが、改造段階がそのまま残る。第20話でのスポット参戦、そして正式加入時にもそのまま残るため、非常にお得。
- なお、第20話でパイルバンカーを使うと、ダイ・ガード組が驚くイベントがある。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- ル・シャッコの乗るベルゼルガWPが登場。パイルバンカーには通常版と突破攻撃版がある。通常版には「貫通」特性が付いているため数値以上のダメージが出やすく、また「ショック」特性も持っているので敵の防御をダウンさせることがある。消費ENが20とやや多いが、命中補正も高いのでパイルバンカー主体で戦っていくことになるだろう。シールド防御があるので、ATとしては打たれ強いのもポイント。キリコのスコープドッグ・レッドショルダーカスタム及びバニラのATフライとグループ出撃可能。
装備・機能
武装・必殺武器
- 格闘
- GAT-40 アサルトライフル
- ベルゼルガ専用武器で、本体と同じくクエント素子を用いたセンサーが装備されている。装弾数が32発と少ないため、作戦時にはミッションパックに予備弾倉を3個懸架する。
- パイルバンカー
- クエント人伝統の狩猟具をもとにしたベルゼルガを象徴する武器。左腕に装備された盾に付けられており、圧搾空気により金属製の杭を発射する。なお、本来はアームパンチの代替品である。
- 後のアルトアイゼンなどのように「ダメージを与える武器」ではなく、コクピットを撃ち抜いて確実にパイロットを仕留めるための武器である。
- 意外にも『装甲騎兵ボトムズ』本編中では2回しか使用されておらず、実のところそれほど扱いの大きくない武装である。本格的に注目されるようになるのは小説『青の騎士ベルゼルガ物語』やOVA『機甲猟兵メロウリンク』といった外伝作品を待つことになる。
- 唯一の欠点は空中の敵に攻撃できない事だが、『第2次Z再世篇』ではフライトモジュール等を付けることで解消できる。『OE』では地形適応を変えられないため空中の敵には上記のアサルトライフルでしか攻撃できない。
特殊能力
- 盾装備
- シールド防御を発動。
移動タイプ
サイズ
カスタムボーナス
- 装甲値+300、運動性+20、照準値+20
- 第2次Z再世篇
機体BGM
- 「炎のさだめ」
- TVシリーズOPテーマ。
対決・名場面
関連機体
- ATH-Q58 ベルゼルガDT
- 旧式の機体。脚部に砂漠走破装備「サンドトリッパー」が装着されている。クエント編にてフィアナが搭乗した。
- ATM-09-HC ベルゼルガ・イミテイト
- OVA『ビッグバトル』に登場するベルゼルガを模したスコープドッグ。漫画『CRIMSON EYES』にはファッティーをベースとした機体が登場。
- ATH-QX ベルゼルガ・プレトリオ
- OVA『幻影篇』に登場。ベルゼルガの基本モデルで、銃器やローラーダッシュ機構・高性能センサーを装備していない。パイルバンカーと槍を組み合わせた「ジョルトパイク」という武器を使う。
- ATH-Q63BTS ベルゼルガ・バトリングスペシャル
- 通称「ブルーナイト」。外伝小説『青の騎士ベルゼルガ物語』にて主人公ケイン・マクドガルが搭乗した機体。
- 青く塗装されているのが特徴で、ケインが『青の騎士』と呼ばれる切欠でもある。元々はケインをバトリングに誘ったシャ・バックの機体で形見でもある。両腕にアームパンチ機構を搭載している。
- ATH-Q63BTSⅡSX ベルゼルガ・スーパーエクスキュージョン
- 上記「ブルーナイト」の改修機。次期主力ATのパーツを組み込むなど様々な改造が施されている。
- ATH-Q60 グレー・ベルゼルガ
- 『青の騎士ベルゼルガ物語』にてクエント人の老戦士、ムディ・ロッコルが搭乗したベルゼルガ。なお、機体の地金をむき出しにした外見から「グレー・ベルゼルガ」と呼ばれているだけであり、塗装はされていない。
- ATM-FX∞ BERSERGA SSS-X ベルゼルガ テスタロッサ
- 同じく『ベルゼルガ物語』最終巻『絶叫の騎士』にてケインが搭乗した最後の機体。本機は主動力としてジェネレーターを搭載しており、マッスルシリンダーは補機程度にしか使用されておらず、ATという概念からほぼ外れている存在。
- 簡単に性能を言うならば、パイルバンカー(このパイルバンカーは青騎士独自設定でクエント産の特殊合金を用いている上「キューブ」と呼ばれる特殊なオーパーツで無尽蔵出力が得られるという設定)でAT一万機を地割れに叩き落としたり、青騎士オリジナルの白兵ATを簡単に殴り殺す程度。
- 当然、搭乗には相応のリスクも有り、通常の人間ではこの機体に掛かる凄まじい重力に体が耐え切れず死に至ってしまう。というよりも、最終的な搭乗者であるケイン自身も、その負担を苦痛と感じている(ただし、この時点での彼は手足を一部欠損しているが)ため事実上乗りこなせる人間が誰一人としていない。そして、これらの高性能は全て青騎士オリジナル創作ラスボスのオーパーツ機体「レグジオネータ」に対抗するためだけに用意された物である。
- 前述の通り、本機の性格はほぼスーパーロボットそのものであるので、青騎士そのもののファンですらこの機体及び『絶叫の騎士』に関しては否定的に見る者も少なくない。
- タカラから発売されたスパロボ型のクロスオーバーゲーム『ブレイブサーガ2』ではキリコが搭乗しているが、これは『ベルゼルガ物語』が版権的にオフィシャル扱いされていなかった為、『ベルゼルガ物語』自体を参戦させるわけにはいかなかった事や、ボトムズ本編機体に同時参戦している勇者ロボクラスに匹敵するスペックの機体が無かった故の特例参戦であり、キリコだけが乗りこなせる等の根拠には成り得ない。
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