「シュレード・エラン」の版間の差分

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(因果もなにも、そういう風になるようにセリフを回しているんでしょうに。)
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:同ステージより。死の運命を打ち破り、シュレードが見つけた最後の旋律はアクエリオンに新たな力を齎し、死の使いたちを退散させることに成功した。
 
:同ステージより。死の運命を打ち破り、シュレードが見つけた最後の旋律はアクエリオンに新たな力を齎し、死の使いたちを退散させることに成功した。
 
;シュレード「彼女と仲間達……そして、あの尸空のまとう空気……。それは生命の力……言うなれば、生きている人間の持つ活気や感情とは真逆のものだ」<BR/>「かと言って、彼ら自身が死人というわけではない。彼らは人間の死の側に身を置く存在なのだろう」<BR/>C.C.「冥府の門番……」<BR/>シュレード「まさに、その表現がぴったりだ」
 
;シュレード「彼女と仲間達……そして、あの尸空のまとう空気……。それは生命の力……言うなれば、生きている人間の持つ活気や感情とは真逆のものだ」<BR/>「かと言って、彼ら自身が死人というわけではない。彼らは人間の死の側に身を置く存在なのだろう」<BR/>C.C.「冥府の門番……」<BR/>シュレード「まさに、その表現がぴったりだ」
:天獄篇第13話「大気圏突入」にて、[[鬼宿]]を評して曰く。何の因果か、尸空に与えられた洗礼名は「ムリエル・ザ・ゲート」である。
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:天獄篇第13話「大気圏突入」にて、[[鬼宿]]を評して曰く。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==

2015年8月4日 (火) 19:06時点における版

シュレード・エラン(Shrade Elan)

眼鏡を掛け、耽美的で思慮深い雰囲気のあり、詩的な言動が特徴的な美青年。エレメントとしての潜在能力は学園トップクラスだと評されているが、アクエリオンに乗ることで病弱な肉体を蝕んでしまうため、一軍メンバーでありながら実戦に投入されることはほとんどない。しかし、シュレード本人は「アクエリオンを奏でる」ことと「究極のメロディを見つけ出す」ことに取りつかれており、司令部の指示を無視して度々出撃していた。ミコノの「繋ぐ力」の影響によって、体に受けるダメージを最小限に抑えるようなる。

エレメント能力は「精神演奏」。楽器(主にピアノやヴァイオリン)を奏でることで深層心理に干渉し感情を操ったり、エレメント能力を一時的に強化・操作するなどの現象を起こす。幼い頃、意図せず開花したこの能力により、負の感情を暴走させた両親がお互いを殺し合ってしまったという重い過去を持つ。

終盤、アルテア界へ突入する際にスパーダに搭乗したが、アマタらを確実にアルテア界に向かわせるため、ゲート内で襲撃して来たケルビム兵を撃破すべく「磔刑十字斬」を放ち、撃破には成功するもそこで力尽き死亡。ミカゲに挑むカイエン達の元にその意志と旋律の力を宿したベクターシロンのみが帰還し、力を貸した。月刊コミックジーン連載のコミカライズ版では生存。

なお、アクエリオンに搭乗する際はパイロットスーツを着ていない事が多い。この辺りはアポロを彷彿とさせる。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。原作通りアクエリオンスパーダのパイロット。通常では原作通り終盤で永久離脱するが、IFルートに進むと死亡せずに継続加入する。
スパーダはただでさえ武装が少ないため、シュレードは事実上終盤におけるスパーダの使い勝手を左右する存在と言っても過言ではない。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
IFルートが公式展開となったため生存。流石に彼の不在はスパーダの使い勝手に大きく影響を与えると判断された模様。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

射撃と防御以外はいずれも高め。特に格闘と技量はエレメントの中でもトップクラス。エレメントシステムで他のエレメントの格闘や技量を底上げしたいという時には重宝する。

精神コマンド

第3次Z
集中祝福友情かく乱闘志
どちらかと言えば、サポート向きのラインナップ。特に序盤から使える祝福が便利。友情を覚えるのは実に彼らしい。

特殊技能(特殊スキル)

第3次Z
精神演奏カウンターLv5、見切り
エレメント能力を除けば、再世篇におけるシリウスの構成に似ている。
精神演奏は「気力130以上で自チーム及び隣接チームの各能力値+5」というもの。ABを取得すれば、上昇値が+10に増える。自チームと合わせて最大5チームの全能力値を底上げできるという、非常に強力な能力。

固有エースボーナス

精神演奏」の能力アップが+10になる。
第3次Z時獄篇。エレメント能力が順当に強化されるボーナス。同じようなボーナスを持つC.C.とタッグを組めば(こちらは自チーム限定だが)、能力アップが+20になる。

人間関係

カイエン・スズシロ
「親友」と一方的に呼んでおり、親交が深い。
ドラマCDにおいてまだ裏社会に利用されていた頃、任務に失敗して追っ手に追われていた場面にたまたま彼が居合わせたエピソードが描かれている。この時に警察の職質に対し、彼が「親友」であると言って擁護してくれたのが「親友」と呼ぶようになった切っ掛け。
漫画版では実戦経験もない自分がネオ・ディーヴァの首席だということ納得いかないというライバル心を抱いていた。
サザンカ・ビアンカ
カイエンとの交流にて、よく恍惚している。
ミコノ・スズシロ
クレア・ドロセラ
聖天使学園の理事長。自身の能力を他人に悪用され続ける日々を送る中、アクエリアとアブダクターの戦いに遭遇した際に、彼女によって学園にスカウトされた。

他作品との人間関係

スーパー系

渚カヲル
時獄篇において、彼がピアノを弾いているところに現れる。

リアル系

桂木桂モーム
時獄篇における初戦闘で共闘。自身の戦いぶりを歓声を上げる。
熱気バサラ
彼とは正反対の音楽を奏でるシュレードだが、バサラのには深い感銘を覚えている。
周囲は意外そうな印象を受けたが、シュレード本人は「を震わせる音楽に喧騒は関係ない」としてバサラのスタンスを賛えている。

ガンダム系

リディ・マーセナス

バンプレストオリジナル

西条涼音

名台詞

「行くぞ、魂のアルペジオ!」
「天の月のビブラート……水の月がアレグロビバーチェすれば……」
「人の月は、その命をアジタートに歌い上げる!」
第6話の初戦闘で、アマタゼシカと共にアクエリオンスパーダの必殺技「月下葬送曲」を放った時の台詞。音楽用語を交えたポエティックな言い回しを好む彼だが、その最もたる難解な台詞である。
周囲の説明台詞や後記する音楽用語から、翻訳するとすれば「行くぞ、3人の連携攻撃! ゼシカの『衝撃』の力を、アマタの『飛翔』で加速させ… (俺が)その力を激しく解き放つ!」といったところだろうか。
  • アルペジオ:和音を分散的に鳴らす演奏法。
  • ビブラート:音を震わせる演奏法。
  • アレグロビバーチェ:速さを表す用語。「快活に速く」など。
  • アジタート:速さを表す用語。「興奮して」など。

スパロボシリーズの名台詞

「ありがとう、AG。君はまるでデクテット……いや、それ以上のようだね」
「それがカプリッチオを奏でる……それもアニマートかつ、アパッシオナートで、さらにコン・フォーコで、ブリッランテに」
「フ、君に興味が尽きないということさ」
エーストークにて。音楽用語の意味は前から順に「十重奏」「狂想曲」「熱情的に」「熱烈に、火のように」「華やかに、輝かしく」。
前半に意味深なフレーズを持ってきているが、読んでみるとAGが複数の存在の統合された人格と見ることも出来る。この意味は……。
「ご静聴に感謝します」
時獄篇第16話「開かれた世界」にて、アクエリオンスパーダに乗って初戦闘時に、共闘していた桂とモームの歓声へのお礼。
「形式なんてものは音の前には無意味だよ。ただ素直に、あるがままのメロディに身を委ねればいい」
「もしかしたらスズネ先生の変化も、素直に受け入れれば何のことはないかも知れないな」
「要するに、今の彼女こそが彼女の真の姿だということさ」
時獄篇第35話「災厄の襲来」にて、スズネの変化(裏スズネ)についてのミーティングの最中の一言。
何気にとんでもない事を言っているが、精神的な動きに敏感なシュレードの言だけに無碍にはしにくい。そして、天獄篇においてこれが事実だったことが判明する。
「俺にとっての未来…勝利…それは…生きることだ!」
時獄篇第50話「ephemera」より。劣勢の中で力尽きかけたところにバサラの発破を受けて立ち直る。
「これが俺の見つけた最後の旋律…! 無から生み出されたる真のアクエリオンの音楽…! そう、始まりの曲!」
「生きるということは刻むという事だ。生命を奏で、刻みつけ、君達と進む道を切り拓こう…! こんなこと…以前は…夢にも思わなかった…。誰かと共に生命を奏でようなんて…今、新たな神話が生まれる!」
同ステージより。死の運命を打ち破り、シュレードが見つけた最後の旋律はアクエリオンに新たな力を齎し、死の使いたちを退散させることに成功した。
シュレード「彼女と仲間達……そして、あの尸空のまとう空気……。それは生命の力……言うなれば、生きている人間の持つ活気や感情とは真逆のものだ」
「かと言って、彼ら自身が死人というわけではない。彼らは人間の死の側に身を置く存在なのだろう」
C.C.「冥府の門番……」
シュレード「まさに、その表現がぴったりだ」
天獄篇第13話「大気圏突入」にて、鬼宿を評して曰く。

余談

  • 上述の通り、友人のカイエンの事を一方的に「親友」と呼ぶ絡んでくる様から(彼女の言動も相まって)放送当時の視聴者からはホモキャラ扱いされる事も多く、彼が弾くピアノとして用いられた劇伴「漆黒のカデンツア」に対して「ホモの調べ」等という通称が付いたりもしていた。
  • シュレードの退場シーンでは眼鏡が割れた演出があったため、「また眼鏡が割れた」と視聴者から言われた事も。
    • ……尤もあちらの眼鏡と違い、前述のアクエリオンスパーダの武装の観点からスパロボにおいてシュレードは死なせるメリットが一切ないのである意味対極の存在といえる。