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[[パスダー]]こと[[EI-01]]が[[地球]]に潜入し、[[卯都木命]]の自宅へと墜落した際、[[ゾンダー]]が滅亡した際の保険として、ゾンダーとは全く異なる種子を彼女の身体に埋め込んだ。それは中枢神経になり済まして、命の身体に潜み続け、ゾンダーとの戦いを経る中で徐々に成熟。それにより、命は[[機界31原種]]のエジプト・メキシコでの作戦以降は眩暈を起こすようにまでになっていた。そして、[[原種]]との戦いを終え、[[オービットベース]]で診療を受けている最中、命は[[獅子王凱]]の目の前でゾヌーダに変身した。 | [[パスダー]]こと[[EI-01]]が[[地球]]に潜入し、[[卯都木命]]の自宅へと墜落した際、[[ゾンダー]]が滅亡した際の保険として、ゾンダーとは全く異なる種子を彼女の身体に埋め込んだ。それは中枢神経になり済まして、命の身体に潜み続け、ゾンダーとの戦いを経る中で徐々に成熟。それにより、命は[[機界31原種]]のエジプト・メキシコでの作戦以降は眩暈を起こすようにまでになっていた。そして、[[原種]]との戦いを終え、[[オービットベース]]で診療を受けている最中、命は[[獅子王凱]]の目の前でゾヌーダに変身した。 | ||
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− | + | 容姿に関しては同じゾンダー関連の女性型である[[プリマーダ]]や[[パリアッチョ]]が人間に近い姿をしているのに対し、ゾヌーダはロボットのような姿をしており、頭部は複眼で命のトレードマークであるウサ耳ヘアを長大化したような触覚に似たパーツが付いている。知性は有してはいるが、人語は発さずに「ゾヌーダ」の掛け声だけを発する。 | |
− | + | 覚醒したゾヌーダはその力でオービットベースのエネルギーを強奪し、[[勇者ロボ]]も物質昇華により無力化させた。全域双胴補修艦アマテラスの艦体右半分を奪取して、地球に降下。墜落した[[新宿]]において、アマテラスを基に「[[ゾヌーダロボ]]」を形成した。 | |
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− | + | 尚、ゾンダーの遺児とも呼べるゾヌーダが何故、機界昇華による秩序ではなく、物質昇華による破壊を行おうとしたのか('''物質昇華自体が機界昇華をも否定する行為である''')は公式でも明かされていない。親元であるゾンダーを滅亡させる程の文明を危険視したのかもしれないが、Gストーンへの耐性を獲得したのが偶然<ref>地球に辿り着く前にたまたま接触・撃墜した宇宙船に乗っていた宇宙飛行士の凱が、[[ギャレオン]]から得られた緑の星の技術を完全では無いが理解できる世界十大頭脳の麗雄博士の息子で、その後サイボーグとなって復活する。落下した先に居た生き残りの人間で種子を埋め込んだ命が凱の恋人であり、サイボーグになって蘇った凱を追って、Gストーンを有するGGGメンバーになる。これらの偶然の重なりを流石にパスダーが予測できたとは思えない。</ref>であったことを考えると、[[Zマスター]]が暴走してゾンダーとなったように、ゾヌーダもエラー<ref>素体である命が両親の仇であるパスダー=ゾンダーへの憎しみを抱いたことや凱と再会するまでの間、幸せな周囲を逆恨みしていたことがゾヌーダの破壊活動に関係している可能性もある。</ref>により本来の機能から逸脱してしまっていたか、あるいはその後『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]』にて麗雄博士がZマスターが[[ザ・パワー]]、[[トリプルゼロ]]に影響を受けていたと推測しているので、物質昇華はある種、覇界の眷属としての動きだった可能性もある。 | |
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:やはり、前半戦・第1部の最終話「そして、終わらない明日へ」にて登場、つまりは前半のラスボスである。条件は概ね『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』と同じだが毎ターン一体ずつ確実に戦線離脱させられるようになった(ただし全員[[ナデシコ]]に乗せれば一応防げる)。 | :やはり、前半戦・第1部の最終話「そして、終わらない明日へ」にて登場、つまりは前半のラスボスである。条件は概ね『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』と同じだが毎ターン一体ずつ確実に戦線離脱させられるようになった(ただし全員[[ナデシコ]]に乗せれば一応防げる)。 | ||
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:「'''機界新種'''」名義で第46話「心」にて登場(ちなみに[[ゾヌーダロボ]]の方も同じ名義)。 | :「'''機界新種'''」名義で第46話「心」にて登場(ちなみに[[ゾヌーダロボ]]の方も同じ名義)。 | ||
− | :本作ではテレビ版のみの参戦ゆえに、『ガオガイガー』編の無二のラスボス。これまでは単独での活動だったが、本作ではゾンダーメタルを生み出して、ゾンダーロボたちを再生怪人の如く復活させるだけでなく、周りの建物をゾンダーロボにする芸当すら見せつけた([[エリナ・キンジョウ・ウォン|エリナ]]はこれを機界昇華と物質昇華の中間と推測している)。なんと自軍のほとんどのキャラクターが対ゾヌーダ用の特殊戦闘台詞を持っている。最終盤では[[スターガオガイガー]] | + | :本作ではテレビ版のみの参戦ゆえに、『ガオガイガー』編の無二のラスボス。これまでは単独での活動だったが、本作ではゾンダーメタルを生み出して、ゾンダーロボたちを再生怪人の如く復活させるだけでなく、周りの建物をゾンダーロボにする芸当すら見せつけた([[エリナ・キンジョウ・ウォン|エリナ]]はこれを機界昇華と物質昇華の中間と推測している)。なんと自軍のほとんどのキャラクターが対ゾヌーダ用の特殊戦闘台詞を持っている。最終盤では[[スターガオガイガー]]と戦艦以外のユニットは戦闘に参加すると強制離脱(援護行動・合体攻撃でも離脱)するので攻撃の順番が重要。また、スターガオガイガーは6回戦闘して倒せなかった場合はゲームオーバーになる。 |
:なお、ご丁寧にも[[大河幸太郎|大河長官]]の[[戦術指揮]]効果の'''対象外'''。確かに[[ゾンダー]]とも[[原種]]とも異なる存在という設定に即しているのだろうが、ここまで同じ作品内同士での戦術指揮効果がほぼ確実に有効なだけに引っかかってしまいかねない。 | :なお、ご丁寧にも[[大河幸太郎|大河長官]]の[[戦術指揮]]効果の'''対象外'''。確かに[[ゾンダー]]とも[[原種]]とも異なる存在という設定に即しているのだろうが、ここまで同じ作品内同士での戦術指揮効果がほぼ確実に有効なだけに引っかかってしまいかねない。 | ||
=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
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− | + | :『BX』に続き「機界新種」名義。通常ルートで最終話の後半ステージ開始時([[ダイガイアン1号|ラスボス]]の前座)、激闘ルートでは第53話の[[Zマスター]]撃破後に出現する。 | |
+ | :本作ではガオガイガーが勇者ロボの超AIを搭載せず(精神コマンドが増えないが攻撃し続けてもゲームオーバーにならない)、機界新種が2回行動(難易度によっては3回行動)するようになるなど過去作とは勝手が違い、なおさらガオガイガーと戦艦の存在が重要になる。 | ||
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:生みの親であるパスダーの仇。一度は葬り去るも皮肉にも自身の敗北に繋がることになる。 | :生みの親であるパスダーの仇。一度は葬り去るも皮肉にも自身の敗北に繋がることになる。 | ||
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2024年3月25日 (月) 23:21時点における最新版
ゾヌーダ | |
---|---|
登場作品 | 勇者王ガオガイガー |
声優 | 半場友恵 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 機界新種 |
身長 | 200.0cm |
ゾヌーダは『勇者王ガオガイガー』の登場キャラクター。
概要[編集 | ソースを編集]
パスダーことEI-01が地球に潜入し、卯都木命の自宅へと墜落した際、ゾンダーが滅亡した際の保険として、ゾンダーとは全く異なる種子を彼女の身体に埋め込んだ。それは中枢神経になり済まして、命の身体に潜み続け、ゾンダーとの戦いを経る中で徐々に成熟。それにより、命は機界31原種のエジプト・メキシコでの作戦以降は眩暈を起こすようにまでになっていた。そして、原種との戦いを終え、オービットベースで診療を受けている最中、命は獅子王凱の目の前でゾヌーダに変身した。
ゾンダーメタルのマスタープログラムが失われたのにも関わらず活動可能であることからゾンダーの新種と呼ぶに相応しく、最大の特徴である物質昇華はあらゆる物質を絶縁体と化し、エネルギーを発散させてしまう恐るべき能力で端的に言えば触れた物質は石コロ同然となり、無力化されてしまう。さらに命がGストーンを有するGGGのメンバーであったことから、Gストーンへの耐性まで身に付けるに至った(一説では護でも浄解は出来ないらしい)がGストーンへの耐性を得たとはいえ、対消滅する危険性がゼロではないからかGストーンを持つメカを吸収しようとはしなかった。
容姿に関しては同じゾンダー関連の女性型であるプリマーダやパリアッチョが人間に近い姿をしているのに対し、ゾヌーダはロボットのような姿をしており、頭部は複眼で命のトレードマークであるウサ耳ヘアを長大化したような触覚に似たパーツが付いている。知性は有してはいるが、人語は発さずに「ゾヌーダ」の掛け声だけを発する。
覚醒したゾヌーダはその力でオービットベースのエネルギーを強奪し、勇者ロボも物質昇華により無力化させた。全域双胴補修艦アマテラスの艦体右半分を奪取して、地球に降下。墜落した新宿において、アマテラスを基に「ゾヌーダロボ」を形成した。
仲間たちのAIを搭載したガオガイガーとの戦いの最中、天海護を葬り去るが皮肉にも護の犠牲で命の意識が目覚めた影響で弱体化してしまい、ガオガイガーの猛攻により、ゾヌーダロボを失ってしまう。核の状態から戻ったゾヌーダには命の心が戻っていたが物質昇華を止めることはできず、ガオガイガーだけでなく、凱のサイボーグ体をも物質昇華していく。堪りかねた命は殺してくれるように頼むも最後まで諦めない凱の命懸けの浄解により、命は元の姿へと戻り、護は蘇生、凱も生身の身体に戻るのだった。
尚、ゾンダーの遺児とも呼べるゾヌーダが何故、機界昇華による秩序ではなく、物質昇華による破壊を行おうとしたのか(物質昇華自体が機界昇華をも否定する行為である)は公式でも明かされていない。親元であるゾンダーを滅亡させる程の文明を危険視したのかもしれないが、Gストーンへの耐性を獲得したのが偶然[1]であったことを考えると、Zマスターが暴走してゾンダーとなったように、ゾヌーダもエラー[2]により本来の機能から逸脱してしまっていたか、あるいはその後『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』にて麗雄博士がZマスターがザ・パワー、トリプルゼロに影響を受けていたと推測しているので、物質昇華はある種、覇界の眷属としての動きだった可能性もある。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
能力的に言えば物語の世界観を覆すほどの絶対的存在なのだが、原作で深堀りされなかった敵であることもあってか、原作再現以外の部分においては特に情勢に影響は及ぼさない。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。序盤戦の最終話と言える第28話「いつか星の海へ」(『ガオガイガー』最終話は「いつか星の海で」なので微妙に違う)における相手で、「機界新種」名義。最大の特徴はゾヌーダロボの特殊能力の側にあるが、パイロットとしての能力も高く、特殊技能にサイズ差補正無視もあり侮れない。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦W
- やはり、前半戦・第1部の最終話「そして、終わらない明日へ」にて登場、つまりは前半のラスボスである。条件は概ね『第3次α』と同じだが毎ターン一体ずつ確実に戦線離脱させられるようになった(ただし全員ナデシコに乗せれば一応防げる)。
- スーパーロボット大戦BX
- 「機界新種」名義で第46話「心」にて登場(ちなみにゾヌーダロボの方も同じ名義)。
- 本作ではテレビ版のみの参戦ゆえに、『ガオガイガー』編の無二のラスボス。これまでは単独での活動だったが、本作ではゾンダーメタルを生み出して、ゾンダーロボたちを再生怪人の如く復活させるだけでなく、周りの建物をゾンダーロボにする芸当すら見せつけた(エリナはこれを機界昇華と物質昇華の中間と推測している)。なんと自軍のほとんどのキャラクターが対ゾヌーダ用の特殊戦闘台詞を持っている。最終盤ではスターガオガイガーと戦艦以外のユニットは戦闘に参加すると強制離脱(援護行動・合体攻撃でも離脱)するので攻撃の順番が重要。また、スターガオガイガーは6回戦闘して倒せなかった場合はゲームオーバーになる。
- なお、ご丁寧にも大河長官の戦術指揮効果の対象外。確かにゾンダーとも原種とも異なる存在という設定に即しているのだろうが、ここまで同じ作品内同士での戦術指揮効果がほぼ確実に有効なだけに引っかかってしまいかねない。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- 『BX』に続き「機界新種」名義。通常ルートで最終話の後半ステージ開始時(ラスボスの前座)、激闘ルートでは第53話のZマスター撃破後に出現する。
- 本作ではガオガイガーが勇者ロボの超AIを搭載せず(精神コマンドが増えないが攻撃し続けてもゲームオーバーにならない)、機界新種が2回行動(難易度によっては3回行動)するようになるなど過去作とは勝手が違い、なおさらガオガイガーと戦艦の存在が重要になる。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
小隊長能力[編集 | ソースを編集]
- ダメージ-10%
- 『第3次α』で採用。
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
人間関係 [編集 | ソースを編集]
- パスダー
- 生みの親。
- 卯都木命
- 素体。
- 獅子王凱
- 最終的には彼の手で浄解される。
- 天海護
- 生みの親であるパスダーの仇。一度は葬り去るも皮肉にも自身の敗北に繋がることになる。
- 機界新種第2号
- オーストラリアに出現した同族。素体は腕原種に融合されていたアームストロング。第1号であるゾヌーダのような強さはなかったことが幸いして、大事にならずにすんだ。