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第二章から登場。セフィーロ唯一の魔法剣士。 | 第二章から登場。セフィーロ唯一の魔法剣士。 | ||
− | [[ザガート]]の弟であり、[[クレフ]] | + | [[ザガート]]の弟であり、[[クレフ]]の弟子。過去には親衛隊長として[[エメロード]]姫を支えていたが、柱システムへの疑問からセフィーロを出奔し、柱に頼らない国作りを模索するため各国を放浪していた。特にオートザムには長く滞在し、[[イーグル・ビジョン]]や[[ジェオ・メトロ]]と親しい関係になる。現在は小妖精の[[プリメーラ]]と行動を共にしている。 |
− | + | ザガートとエメロードが両者ともに死亡したことを知り、セフィーロへと帰国。『柱』を失ったセフィーロが崩壊の危機を迎える中、導師クレフの元で王城の守りにつくことになった。 | |
− | + | 同じく王城を守る仲間たちからは「兄を追い詰めたセフィーロという国に対して復讐をもくろんでいるのでは」と警戒されており、孤立しがちである。実際、ランティスがセフィーロの柱システムを憎んでいるのは本当なので、本人は周囲からの疑いの視線を黙って受け入れている。ただ、彼が帰国したのは復讐のためではなく、母国のための力になりたいという純粋な思いからである。 | |
− | + | その実力は高く、セフィーロ出奔前は剣闘士になれるほどの剣技と、魔操士になれるほどの魔力を兼ね備えた唯一の魔法剣士としてクレフに将来を期待された(曰く「ザガートかランティスのどちらが先に私を超えるか楽しみだ」)。出奔後はオートザムで無敗を誇ったイーグルの[[FTO]]を量産型ファイターメカで瞬殺するほどの操縦センスを見せ、オートザム政府から正式なファイター登録(軍への入隊)を勧められた程(ランティスはこれを断りセフィーロに帰還)。原作漫画版でもある人物から「セフィーロの者達の中で最も強い心と意志を持っている」と評される作中最強キャラの一人である。 | |
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− | == 人間関係 == | + | 酔うと周囲のモノ(物、者、問わず)に抱き着く癖があり、他国で色々と誤解されたらしい(これを聞いたジェオとザズはドン引きし、ジェオは抱き着かれた際に悲鳴を上げていた)。 |
− | === セフィーロ === | + | |
+ | 容貌や声、雰囲気などザガートに瓜二つで、その能力も含めて彼の生き写しのよう。しかし[[性格]]は異なり、比較的饒舌だった兄に対してこちらは無口・無表情。何を考えているかわかりづらく、そのために誤解されることも多い。だが、その内面には確かな優しさと世界の平和を願う信念を秘めており、本当に言うべきことはきちんと口にしてくれる。なにより、[[愛]]に関する思想や、人々と協力し合う道を選んだ点はザガートと決定的に違う。 | ||
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+ | ==登場作品と役柄== | ||
+ | ===VXT三部作=== | ||
+ | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}} | ||
+ | :初登場作品。35話地上ルートから加入。原作では生身での戦闘シーンしか描かれず最後までロボットには乗らないキャラだが、本作ではゲームオリジナル機体の『[[魔神ランティス]]』に乗り、颯爽と参戦する。 | ||
+ | :ザガートと変わらない能力を持ち、[[極]]も所持。なにより搭乗機が反則的な強さを持つため最後まで運用できる。ダメージ強化の精神が愛のみである為、反撃戦法での活用を視野に入れるのならば[[エースボーナス]]とカスタムボーナスは早期に得たい所。Eセーブ(L2以上)を習得させれば機体のカスタムボーナスとの相乗効果でなんと'''雷衝撃射の消費ENが0になる'''ため、最優先で養成したい。幸い、[[エースプラウド]]を修得させれば1周目でもすぐに[[エース]]になれるし、少し意識して資金を貯めればカスタムボーナス取得もそう難しくない。 | ||
+ | :年齢差のある[[獅堂光|光]]との恋愛に関しては、「セフィーロの人々は[[クレフ|外見と実年齢が必ずしも一致しない]]為、恋愛対象となる年齢の幅が地球人よりも広い」とフォローが入れられている。 | ||
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+ | ===単独作品=== | ||
+ | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ||
+ | :サイドミッション「黒い翼」でスポット参戦を行い、キーミッション「調停者」から正式加入。エースボーナス+グレートエースによって、出撃時のSPが100%の状態で出撃できるため、エースボーナスに含まれている『出撃時にSPに最大値の25%が足される』という効果が、[[SPアップ]]や本作で登場した強化パーツ『ロボットオタクの魂』と非常に相性が良い。『反撃アタッカーと希望によるサポート係』といった色合いが強かった『T』と比べて、よりサポート能力が上がったと言える。 | ||
+ | :今回も『T』同様に強いのだが、自軍加入の時期が終盤に差し掛かるあたりと遅いために自軍の戦力が既に整っているのが難点。ちなみにDLCミッション「俺達の戦い」にて、加入前でも会話に登場するバグがある。 | ||
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+ | ==パイロットステータス== | ||
+ | ===[[能力|能力値]]=== | ||
+ | セフィーロ唯一の魔法剣士という事を反映してか、スーパー系機体に即した[[回避]]以外は全て'''他作品のエース・ライバル級の能力'''を持ち、総合値では『レイアース』勢堂々のトップ。 | ||
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+ | :[[極]]を持っていた[[ゼウス神|過去]][[グラハム・エーカー|キャラ]]の存在ゆえか警戒されがちではあるが、'''中盤で無条件加入かつ途中離脱無し'''という破格の待遇であり、なにより搭乗機が強いので最後まで安心して運用できる。[[闘争心]]EXを修得させれば、すぐに極が発動するので強力。[[見切り]]を修得させると更に強い。 | ||
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+ | ===[[エースボーナス]]=== | ||
+ | ;出撃時のSPに最大値の25%が足される。格闘武器の与ダメージ1.2倍 | ||
+ | :『[[スーパーロボット大戦T|T]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。どうあっても腐らない精神が増強されるうえに、火力まで底上げされる(魔神ランティスは全て格闘武器)。カスタムボーナスとこちらを取得すると運用方法がガラリと変化するのが面白いところ。 | ||
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+ | ==人間関係== | ||
+ | ===セフィーロ=== | ||
;[[獅堂光]] | ;[[獅堂光]] | ||
− | : | + | :伝説の魔法騎士。次代の柱候補でもある。ザガートを殺した罪を一人で被ろうとする彼女を諭し、次第に彼女を愛するようになっていく。 |
+ | :原作漫画版・アニメ版共に両想いとなるが、アニメ版では地球に帰還する彼女と永久の別れを暗示する結末を迎える。原作漫画版ではセフィーロと地球の二重生活を送る彼女に、結婚したい相手について尋ねる。 | ||
;[[プリメーラ]] | ;[[プリメーラ]] | ||
− | : | + | :行動を共にする小妖精。自分に協力してくれることに関しては感謝しているものの、彼女から寄せられる想いに応える気はない。 |
+ | :自身に近づく女性(主に光)を牽制する彼女の態度を咎めることも。 | ||
;[[ザガート]] | ;[[ザガート]] | ||
− | : | + | :実兄。彼の死を知ってセフィーロに帰還した。彼の行動や最期については、彼が選んだ道として納得している。 |
+ | :『T』においては、自身が駆ける[[魔神ランティス]]の製作者でもある。 | ||
;[[クレフ]] | ;[[クレフ]] | ||
:師匠。 | :師匠。 | ||
;[[エメロード]] | ;[[エメロード]] | ||
− | : | + | : かつての主で兄の恋人でもある。彼女が生きて柱を辞められる道を模索していたが、彼女の死を知ってセフィーロに帰還した。 |
;[[ラファーガ]] | ;[[ラファーガ]] | ||
− | : | + | :後任の親衛隊長だが、力量では自身に及ばず。ザガートの弟という出自、そして敵国であるオートザムにいたことなどから、疑念と警戒心を持たれている。 |
− | === オートザム === | + | ===オートザム=== |
;[[イーグル・ビジョン]] | ;[[イーグル・ビジョン]] | ||
− | : | + | :オートザムを訪れた際に友人となる。次代の柱候補でもある。 |
− | + | ||
− | + | ==他作品との人間関係== | |
+ | ;[[有紀螢]] | ||
+ | :『T』第48話「絶望を望むもの」サイドプランシナリオで、魔法騎士を護ることを自らの使命として行動する様子を見ていた彼女から[[獅堂光|光]]を好きになっていたことを見抜かれていた。 | ||
+ | ;[[ショウ・ザマ]] | ||
+ | :『T』ボーナスシナリオ「妖精達の午後」では、『[[ヴェルビン|聖少女の秘宝]]』を使いこなす彼の実力を高く評価する一言を心の中で呟いている。また、同シナリオで[[聖戦士]]である彼から自身の実力を評価されたことに対し「光栄である」と答えている。 | ||
+ | ;[[レイ・ラングレン]] | ||
+ | :『T』ボーナスシナリオ「悩める好敵手たち」においては彼に『戦う意味』を訪ねており、後に「愛する者のために戦う男」と敬意を表した。 | ||
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+ | ===[[バンプレストオリジナル]]=== | ||
+ | ;[[イオリ・アイオライト]]、[[アマリ・アクアマリン]] | ||
+ | :『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では、彼(彼女)の用いるドグマに「自分の追っているものに関係しているかもしれない」と興味を持つ。 | ||
+ | |||
+ | ==名台詞== | ||
+ | ===アニメ版 === | ||
+ | ;「…この国は美しい。しかし、本当に美しいのは、『柱』がいなくても花が咲く、そんな世界だと思う」 | ||
+ | :第40話より。ザガートと『柱』制度について語り合う内に。 | ||
+ | :ランティスの信念を現したともいえるこの言葉は、彼が助けた少女にも聞かせおり、それが巡って魔法騎士たちにも伝わり、その考えに影響を与えることになっていく。 | ||
+ | ;「誰が死ぬと言った!?俺はザガートとは違う。愛する人と死ぬ未来など選ばない」 | ||
+ | :第48話より。魔神レガリアに囚われた状況で、イーグルにテレパシーで「この魔神を攻撃しろ」と交信する。 | ||
+ | :イーグルは死をも厭わない攻撃の指示だと思ったが、そこには最後まで希望を捨てないランティスの'''ザガートとの決定的な違いがあった'''。この直後に、イーグルも「わかりました。」と答え、FTOを突進させる。それと同時に、ランティスも魔法を放ち、レガリアから脱出した。 | ||
+ | ;(俺が悲しんだら、お前は怒るだろう…お前は自分の決めたとおりに生きて……死ぬ奴だから…) | ||
+ | :最終話より。イーグルの死によって号泣する光を優しく抱きしめ、その涙を拭いながら。 | ||
+ | :だが、亡き友へ想いを馳せるランティスの手は震えていた…。 | ||
+ | |||
+ | ===原作漫画版=== | ||
+ | ;「お前も、一人の時、泣いたんだろう……?」<br>「お前たちが自分を責めることはない。俺が許せないのは……」 | ||
+ | :『2』第1巻にて。ランティスがザガートの弟だと知った光から、「(ザガートを討ったことについて)自分を殴ってくれていい。だけど、(海と風の)二人はそっとしてあげてほしい」「二人ともきっと、一人のときに泣いてただろうから、せめて責めるなら自分だけに」と訴えられた際に、こう返して。自分には二人はおろか、光をも憎む気はないと告げる。なぜなら、彼が本当に憎んでいるのは、ザガートとエメロードの悲劇を生んだ『柱』制度だからである。 | ||
+ | |||
+ | ==迷台詞== | ||
+ | ;「俺は、ランティス。…」<br />[[プリメーラ]]「ら、ランティス…?」<br />「……」<br />プリメーラ「ランティスってば! 何か言わないと予告終わっちゃうわよ!!」<br />「…次回、魔法騎士レイアース『ノヴァとの戦いと魔物の正体』…見ろ!」<br />プリメーラ「誰よ~? こんな事ランティスにさせたの~!?」 | ||
+ | :アニメ版の第41話[[次回予告|予告]]より。相変わらずの無口っぷりと、それに振り回されるプリメーラのやりとりである。 | ||
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == --> | <!-- == スパロボシリーズの名台詞 == --> | ||
+ | <!-- == スパロボシリーズの迷台詞 == --> | ||
− | == 搭乗機体 == | + | ==搭乗機体== |
;量産型ファイターメカ | ;量産型ファイターメカ | ||
:オートザム滞在時に搭乗。イーグルが乗る[[FTO]]と対等以上に渡り合う操縦技術を見せた。 | :オートザム滞在時に搭乗。イーグルが乗る[[FTO]]と対等以上に渡り合う操縦技術を見せた。 | ||
− | === SRWでの搭乗機体 === | + | ===SRWでの搭乗機体=== |
;[[魔神ランティス]] | ;[[魔神ランティス]] | ||
− | : | + | :『T』『30』で搭乗。[[魔神ザガート]]の同型機体。 |
− | == 余談 == | + | ==余談== |
*名前の由来はマツダが1993年から1997年まで販売していた「マツダ・ランティス」から。 | *名前の由来はマツダが1993年から1997年まで販売していた「マツダ・ランティス」から。 | ||
**そして、偶然にもランティスが長期滞在していた[[オートザム]]も、マツダの販売系列が名前の由来となっている。 | **そして、偶然にもランティスが長期滞在していた[[オートザム]]も、マツダの販売系列が名前の由来となっている。 | ||
+ | *OVA版での魔神は犬だが、彼のみ合体した姿(真の姿)を見せていない。レクサスを失った光に試練を課してその復活を助け、フェリオを説得し離反させるなど、最後まで味方だった。最終決戦で魔神と共に剣となり(これが真の姿?)光達の勝利に貢献し、最期は力を使い果たし消滅した。 | ||
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2024年3月4日 (月) 19:23時点における最新版
ランティス | |
---|---|
外国語表記 | Lantis |
登場作品 | 魔法騎士レイアース |
声優 | 小杉十郎太 |
デザイン | 石田敦子 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | セフィーロ人 |
性別 | 男 |
身長 | 198cm |
髪色 | 黒 |
髪型 | ショート |
瞳の色 | 紫(原作では青) |
役職 | 魔法剣士 |
好きな物 | 昼寝 |
嫌いな物 | 甘いもの |
ランティスは『魔法騎士レイアース』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
第二章から登場。セフィーロ唯一の魔法剣士。
ザガートの弟であり、クレフの弟子。過去には親衛隊長としてエメロード姫を支えていたが、柱システムへの疑問からセフィーロを出奔し、柱に頼らない国作りを模索するため各国を放浪していた。特にオートザムには長く滞在し、イーグル・ビジョンやジェオ・メトロと親しい関係になる。現在は小妖精のプリメーラと行動を共にしている。
ザガートとエメロードが両者ともに死亡したことを知り、セフィーロへと帰国。『柱』を失ったセフィーロが崩壊の危機を迎える中、導師クレフの元で王城の守りにつくことになった。
同じく王城を守る仲間たちからは「兄を追い詰めたセフィーロという国に対して復讐をもくろんでいるのでは」と警戒されており、孤立しがちである。実際、ランティスがセフィーロの柱システムを憎んでいるのは本当なので、本人は周囲からの疑いの視線を黙って受け入れている。ただ、彼が帰国したのは復讐のためではなく、母国のための力になりたいという純粋な思いからである。
その実力は高く、セフィーロ出奔前は剣闘士になれるほどの剣技と、魔操士になれるほどの魔力を兼ね備えた唯一の魔法剣士としてクレフに将来を期待された(曰く「ザガートかランティスのどちらが先に私を超えるか楽しみだ」)。出奔後はオートザムで無敗を誇ったイーグルのFTOを量産型ファイターメカで瞬殺するほどの操縦センスを見せ、オートザム政府から正式なファイター登録(軍への入隊)を勧められた程(ランティスはこれを断りセフィーロに帰還)。原作漫画版でもある人物から「セフィーロの者達の中で最も強い心と意志を持っている」と評される作中最強キャラの一人である。
酔うと周囲のモノ(物、者、問わず)に抱き着く癖があり、他国で色々と誤解されたらしい(これを聞いたジェオとザズはドン引きし、ジェオは抱き着かれた際に悲鳴を上げていた)。
容貌や声、雰囲気などザガートに瓜二つで、その能力も含めて彼の生き写しのよう。しかし性格は異なり、比較的饒舌だった兄に対してこちらは無口・無表情。何を考えているかわかりづらく、そのために誤解されることも多い。だが、その内面には確かな優しさと世界の平和を願う信念を秘めており、本当に言うべきことはきちんと口にしてくれる。なにより、愛に関する思想や、人々と協力し合う道を選んだ点はザガートと決定的に違う。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。35話地上ルートから加入。原作では生身での戦闘シーンしか描かれず最後までロボットには乗らないキャラだが、本作ではゲームオリジナル機体の『魔神ランティス』に乗り、颯爽と参戦する。
- ザガートと変わらない能力を持ち、極も所持。なにより搭乗機が反則的な強さを持つため最後まで運用できる。ダメージ強化の精神が愛のみである為、反撃戦法での活用を視野に入れるのならばエースボーナスとカスタムボーナスは早期に得たい所。Eセーブ(L2以上)を習得させれば機体のカスタムボーナスとの相乗効果でなんと雷衝撃射の消費ENが0になるため、最優先で養成したい。幸い、エースプラウドを修得させれば1周目でもすぐにエースになれるし、少し意識して資金を貯めればカスタムボーナス取得もそう難しくない。
- 年齢差のある光との恋愛に関しては、「セフィーロの人々は外見と実年齢が必ずしも一致しない為、恋愛対象となる年齢の幅が地球人よりも広い」とフォローが入れられている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦30
- サイドミッション「黒い翼」でスポット参戦を行い、キーミッション「調停者」から正式加入。エースボーナス+グレートエースによって、出撃時のSPが100%の状態で出撃できるため、エースボーナスに含まれている『出撃時にSPに最大値の25%が足される』という効果が、SPアップや本作で登場した強化パーツ『ロボットオタクの魂』と非常に相性が良い。『反撃アタッカーと希望によるサポート係』といった色合いが強かった『T』と比べて、よりサポート能力が上がったと言える。
- 今回も『T』同様に強いのだが、自軍加入の時期が終盤に差し掛かるあたりと遅いために自軍の戦力が既に整っているのが難点。ちなみにDLCミッション「俺達の戦い」にて、加入前でも会話に登場するバグがある。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
セフィーロ唯一の魔法剣士という事を反映してか、スーパー系機体に即した回避以外は全て他作品のエース・ライバル級の能力を持ち、総合値では『レイアース』勢堂々のトップ。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- T、30
- 感応、不屈、鉄壁、気合、希望、愛
- 反撃戦法の為の鉄壁、極を発動させる為の気合、戦闘に参加しない時には希望、ネームド撃破の為の愛、と状況に応じて柔軟に立ち回れる事が最大の強みであり、サブパイロットのプリメーラの精神により更に補完できる。
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
- T、30
- 底力L5、極、援護攻撃L2、精神耐性
- 極を持っていた過去キャラの存在ゆえか警戒されがちではあるが、中盤で無条件加入かつ途中離脱無しという破格の待遇であり、なにより搭乗機が強いので最後まで安心して運用できる。闘争心EXを修得させれば、すぐに極が発動するので強力。見切りを修得させると更に強い。
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 出撃時のSPに最大値の25%が足される。格闘武器の与ダメージ1.2倍
- 『T』『30』で採用。どうあっても腐らない精神が増強されるうえに、火力まで底上げされる(魔神ランティスは全て格闘武器)。カスタムボーナスとこちらを取得すると運用方法がガラリと変化するのが面白いところ。
人間関係[編集 | ソースを編集]
セフィーロ[編集 | ソースを編集]
- 獅堂光
- 伝説の魔法騎士。次代の柱候補でもある。ザガートを殺した罪を一人で被ろうとする彼女を諭し、次第に彼女を愛するようになっていく。
- 原作漫画版・アニメ版共に両想いとなるが、アニメ版では地球に帰還する彼女と永久の別れを暗示する結末を迎える。原作漫画版ではセフィーロと地球の二重生活を送る彼女に、結婚したい相手について尋ねる。
- プリメーラ
- 行動を共にする小妖精。自分に協力してくれることに関しては感謝しているものの、彼女から寄せられる想いに応える気はない。
- 自身に近づく女性(主に光)を牽制する彼女の態度を咎めることも。
- ザガート
- 実兄。彼の死を知ってセフィーロに帰還した。彼の行動や最期については、彼が選んだ道として納得している。
- 『T』においては、自身が駆ける魔神ランティスの製作者でもある。
- クレフ
- 師匠。
- エメロード
- かつての主で兄の恋人でもある。彼女が生きて柱を辞められる道を模索していたが、彼女の死を知ってセフィーロに帰還した。
- ラファーガ
- 後任の親衛隊長だが、力量では自身に及ばず。ザガートの弟という出自、そして敵国であるオートザムにいたことなどから、疑念と警戒心を持たれている。
オートザム[編集 | ソースを編集]
- イーグル・ビジョン
- オートザムを訪れた際に友人となる。次代の柱候補でもある。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 有紀螢
- 『T』第48話「絶望を望むもの」サイドプランシナリオで、魔法騎士を護ることを自らの使命として行動する様子を見ていた彼女から光を好きになっていたことを見抜かれていた。
- ショウ・ザマ
- 『T』ボーナスシナリオ「妖精達の午後」では、『聖少女の秘宝』を使いこなす彼の実力を高く評価する一言を心の中で呟いている。また、同シナリオで聖戦士である彼から自身の実力を評価されたことに対し「光栄である」と答えている。
- レイ・ラングレン
- 『T』ボーナスシナリオ「悩める好敵手たち」においては彼に『戦う意味』を訪ねており、後に「愛する者のために戦う男」と敬意を表した。
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
- イオリ・アイオライト、アマリ・アクアマリン
- 『T』では、彼(彼女)の用いるドグマに「自分の追っているものに関係しているかもしれない」と興味を持つ。
名台詞[編集 | ソースを編集]
アニメ版 [編集 | ソースを編集]
- 「…この国は美しい。しかし、本当に美しいのは、『柱』がいなくても花が咲く、そんな世界だと思う」
- 第40話より。ザガートと『柱』制度について語り合う内に。
- ランティスの信念を現したともいえるこの言葉は、彼が助けた少女にも聞かせおり、それが巡って魔法騎士たちにも伝わり、その考えに影響を与えることになっていく。
- 「誰が死ぬと言った!?俺はザガートとは違う。愛する人と死ぬ未来など選ばない」
- 第48話より。魔神レガリアに囚われた状況で、イーグルにテレパシーで「この魔神を攻撃しろ」と交信する。
- イーグルは死をも厭わない攻撃の指示だと思ったが、そこには最後まで希望を捨てないランティスのザガートとの決定的な違いがあった。この直後に、イーグルも「わかりました。」と答え、FTOを突進させる。それと同時に、ランティスも魔法を放ち、レガリアから脱出した。
- (俺が悲しんだら、お前は怒るだろう…お前は自分の決めたとおりに生きて……死ぬ奴だから…)
- 最終話より。イーグルの死によって号泣する光を優しく抱きしめ、その涙を拭いながら。
- だが、亡き友へ想いを馳せるランティスの手は震えていた…。
原作漫画版[編集 | ソースを編集]
- 「お前も、一人の時、泣いたんだろう……?」
「お前たちが自分を責めることはない。俺が許せないのは……」 - 『2』第1巻にて。ランティスがザガートの弟だと知った光から、「(ザガートを討ったことについて)自分を殴ってくれていい。だけど、(海と風の)二人はそっとしてあげてほしい」「二人ともきっと、一人のときに泣いてただろうから、せめて責めるなら自分だけに」と訴えられた際に、こう返して。自分には二人はおろか、光をも憎む気はないと告げる。なぜなら、彼が本当に憎んでいるのは、ザガートとエメロードの悲劇を生んだ『柱』制度だからである。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「俺は、ランティス。…」
プリメーラ「ら、ランティス…?」
「……」
プリメーラ「ランティスってば! 何か言わないと予告終わっちゃうわよ!!」
「…次回、魔法騎士レイアース『ノヴァとの戦いと魔物の正体』…見ろ!」
プリメーラ「誰よ~? こんな事ランティスにさせたの~!?」 - アニメ版の第41話予告より。相変わらずの無口っぷりと、それに振り回されるプリメーラのやりとりである。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- 量産型ファイターメカ
- オートザム滞在時に搭乗。イーグルが乗るFTOと対等以上に渡り合う操縦技術を見せた。
SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 名前の由来はマツダが1993年から1997年まで販売していた「マツダ・ランティス」から。
- そして、偶然にもランティスが長期滞在していたオートザムも、マツダの販売系列が名前の由来となっている。
- OVA版での魔神は犬だが、彼のみ合体した姿(真の姿)を見せていない。レクサスを失った光に試練を課してその復活を助け、フェリオを説得し離反させるなど、最後まで味方だった。最終決戦で魔神と共に剣となり(これが真の姿?)光達の勝利に貢献し、最期は力を使い果たし消滅した。