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:SRWでは未使用。第13使徒バルディエル戦でのダミーシステム発動時に使われた。「THE BEAST II」のアップテンポ版。 | :SRWでは未使用。第13使徒バルディエル戦でのダミーシステム発動時に使われた。「THE BEAST II」のアップテンポ版。 | ||
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2014年6月15日 (日) 16:13時点における版
ダミープラグ(Dummy Plug)
- 登場作品:新世紀エヴァンゲリオン(劇場版)
- 声優:林原めぐみ
- 種族:プログラム
- 所属:ネルフ、ゼーレ
- 主な搭乗機:EVA初号機 (暴走)、EVA量産機
その性質ゆえ希少なEVAパイロットのバックアップシステム。エヴァに「そこにパイロットがいる」と思い込ませシンクロさせることが可能だが、あくまで擬似的なものに過ぎない。赤木リツコ博士いわく「人間のマネをするただの機械」。ネルフ本部の手動により本来の搭乗者から操縦が切り替わる。原始的な拳による戦闘を行い、容赦ない殺戮レベルで敵を殲滅する。言ってみれば、人工的かつ任意で起こせる暴走の様なもの。初号機のものは綾波レイのクローンボディ、量産機のものは渚カヲルが基になっている。なお、有人タイプのEVAで使用された場合はパイロット側からはEVAの行動停止やシステム発動の阻止は不可能(ただし、プラグ内にあるシステム機器を破壊すれば阻止できる可能性はある)。また、初号機は一度はダミーシステムが問題なく発動したが、シンジ不在によるダミープラグでの起動の際、機体側からダミープラグを拒否する反応を示し、新劇場版では本当に初号機が嫌がるような動きをしている。
プラグは通常のエントリープラグと違い赤色。また、REI-00型とKAWORU型もデザインの細部が違う。 新劇場版では普通のエントリープラグと形状が異なり、システム起動時は特殊なインターフェースがパイロットを覆う他にメインモニターが遮断される(要するに外の様子がわからない)。
新劇場版ではこのシステムに類似したものとして、パイロットから任意で発動できる裏コード「ザ・ビースト」が登場した。こちらはパイロットにかなりの負担が掛かるものの、パイロット自身の意思で操縦可能となっている。2号機(弐号機)での発動がマリによって行われているが、全機に搭載されているかは明らかになっていない。
また、これとは全く逆の停止信号を出し続けて封印する目的のプラグが零号機暴走後の凍結の際に登場しており、こちらもダミープラグの一種と思われる。
登場作品と役柄
本来、碇シンジの危機に発動する暴走初号機の人格とは違うのだが、SRWでは第3次αを除いてダミープラグに統一されている。この間違いはスタッフも承知しており、Fのキャラ辞典で「ダミープラグという表現は正しくないかもしれないが、これで統一しておく」と言及している。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- EVA初号機の暴走時にパイロットとなる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- EVA初号機の暴走時にパイロットとなる。5回暴走させることがバッドルート条件の一つ。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α(DC)
- EVA初号機の暴走時にパイロットとなる。原作同様に第13使徒バルディエル戦で強制使用される可能性がある。
EVA量産機のパイロットがこれ(KAWORU型)であるが、表記はEVA量産機。 - 第3次スーパーロボット大戦α
- 暴走初号機の操縦者=ダミープラグという誤設定が改められ、EVA初号機(パイロット)と区別された。
ゲンドウの用意した偽初号機のパイロットとして登場。EVA量産機についてはαと同様。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 「ダミーシステム」表記。47話「生命の選択」で暴走初号機のパイロットとして登場。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 攻略本によると、EVA量産機に搭載されている模様。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX(PORTABLE)
- EVA初号機の暴走時にパイロットとなる。原作同様に第13使徒バルディエル戦で使用されるが、ラーゼフォンの介入により沈静化する。
EVA量産機についてはαと同様。
パイロットステータス設定の傾向
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- 第3次α
- 命中率+20%
エースボーナス
- 時獄篇
- 常時気力170
パイロットBGM
- 「THE BEAST」
- 「THE BEAST II」
- SRWではこれが使用されることが多い。本来は初号機が暴走・覚醒した時に使用された曲で、ダミーシステム発動時に使われた曲ではない。
- 「NORMAL BLOOD」
- SRWでは未使用。第13使徒バルディエル戦でのダミーシステム発動時に使われた。「THE BEAST II」のアップテンポ版。
- 「今日の日はさようなら」
人間関係
搭乗機体
- EVA初号機 (暴走)
- EVA量産機
- KAWORU型が使用されている。
余談
ダミープラグには林原氏が声の担当になっているが、普通に聞いただけではとても林原氏の声とは信じがたい…のだが、実は咆哮台詞を倍速(早回し)再生にすると林原氏の声になる(咆哮はおそらく収録した声を低速再生しているとみられる)。
現実においてダミーと付くパーツは『本来の機能は持たせずに端子保護等の目的で装着』するものである。いわゆるスマートフォンで使われているイヤホン端子に差し込むタイプのアクセサリーがそれである。機器を騙すというニュアンスとしては無線機器の調整で出力するが周りに影響を出さないように電波を熱に変換する『ダミーロード』が近いと思われる。