「トゥアハー・デ・ダナン」の版間の差分
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+ | だが一時はこのモードを逆手に取られ[[ガウルン]]に艦を掌握されるという事態を招いてしまった。 | ||
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+ | そのため米海軍の間ではいきなり現れて消えていく幽霊潜水艦「トイ・ボックス(おもちゃ箱)」と呼ばれ恐れられている。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == |
2014年5月15日 (木) 21:30時点における版
TDD-1 トゥアハー・デ・ダナン(Tuatha De Danann)
- 登場作品:フルメタル・パニックシリーズ
- 分類:強襲揚陸潜水艦
- 形式番号:TDD-1
- 全長:218m
- 全幅:44m
- 最高速度
- 30ノット(通常推進のみ)
- 40ノット(通常推進・EMFC併用)
- 50ノット以上(超伝導推進・EMFC使用)
- 動力:PS方式パラジウムリアクター、電気駆動
- 所属:ミスリル
- 乗組員
- テレサ・テスタロッサ【艦長】
- リチャード・ヘンリー・マデューカス【副長】
- アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン【指揮官】
テッサが設計した強襲揚陸潜水艦。通称は「デ・ダナン」あるいは「ダナン」。 アーム・スレイブや輸送ヘリ、VTOL攻撃機の運用能力を持つミスリル西太平洋戦隊「トゥアハー・デ・ダナン」の中核をなす戦力である。
ウィスパードであるテッサの設計だけあり、従来の潜水艦の常識を覆すような性能を持つ。 まずは潜水艦としては常識外の巨体。その大容量により大量の兵器の搭載を可能にしており、 巡航ミサイルによって海中にありながら世界中のあらゆる都市を火の海にすることができる。 加えて搭載したASや戦闘ヘリ、VTOL機による沿岸への揚陸作戦に向けた装備が充実しており、海中を移動する小型基地と言える能力を持つ。
次に機動性。ブラックテクノロジーを惜しげもなく使用した結果最高で65ノット以上という小型高速艦をも引き離す超高速を実現。 やや無茶はあるものの常識外の横滑り運動をも可能とし、魚雷を文字通り『回避』するほどの桁違いの運動性能を誇る。 加えて巡航時はもちろん速力を犠牲にすればほぼ完全に無音という高い静粛性をも併せ持ち、並みの艦では捕捉することすら困難である。 ただし、主機である核融合炉パラジウムリアクターの燃料としてパラジウムを消費するため定期的(最大8ヵ月)に基地での補給が必要。 予備動力として通常の電気動力も搭載しているが、この場合最高速力は30ノット程度に落ちてしまう(それでも原子力潜水艦並み)
そしてデ・ダナンの頭脳となる艦の機能を掌握するAI「ダーナ」。 彼女の存在によりデ・ダナンは省力化が進み巨体のわりに運用に必要な人数が抑えられている。 通常時も作戦の補助などの業務をこなす他、その電子戦能力は単独で米軍を手玉に取るほど高い。 またダーナと艦長のみで操艦する「完全自動モード」も搭載しているが、十全の能力を発揮するには熟練した搭乗員が必要不可欠でありあくまで非常用でしかない。 だが一時はこのモードを逆手に取られガウルンに艦を掌握されるという事態を招いてしまった。
その圧倒的性能により同じミスリルですら訓練相手がおらず、米軍の原子力潜水艦に対して 正体がバレないように模擬戦闘(相手からすれば悪質な悪戯行為)を行うことで訓練としているが そのため米海軍の間ではいきなり現れて消えていく幽霊潜水艦「トイ・ボックス(おもちゃ箱)」と呼ばれ恐れられている。
登場作品と操縦者
射程の長さを活かした武装で一方的に敵機を攻撃することができるが、潜水艦なので当然海のあるMAPでないと活躍どころか登場すら出来ない。プレイヤーによっては支援精神コマンドの活用に重きを置かれ、戦力としては期待されない場合も。相手にする敵が強敵ばかり、というタイミングの悪さもその一因(『J』では八卦衆&ガウルン⇒ザラ隊、『W』では地獄王ゴードン&ガウルン)。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 潜水艦なので海が舞台のステージにひょこひょこ現れ、自軍を援護してくれる。脅威の長射程を誇るミサイル群で普通は届かない場所の敵相手に戦える。今回、カリーニンはNPCのため精神要員ではない。
- 例のごとくスポット参戦のみ……と思いきや終盤で正式参戦。改修の結果宙間適応を手に入れており、かなめを介したオムニ・スフィアの起動により宇宙での戦闘が可能になっている。中盤で「潜水艦と航宙艦は構造が似ており、どちらかを知っているとたやすく順応できる」という会話があったが、この伏線だったらしい。かなめのサポートと合わせることで単独で大気圏突破を可能にし、Z-BULEを一隻で宇宙に上げることに成功したのだが全長200m近いスーパーロボット等がゴロゴロいるZ-BULE全機をいかなる方法で積み込んだのだろうか…。
- ちなみに本作のダナンは武器の地形適応を見てみると、ミサイルの海適応がない。元々海中から空中・陸上の敵を攻撃するミサイルなので正しいのだが、今回は対水中戦の機会が多いため、水中では魚雷のみしか使えず、かなり戦いにくい。射程1に対応する武器が無いので懐に潜り込まれると無力となる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- スポット参戦のみ。大半の敵をアウトレンジ射撃できる射程の長さが強み。
- スーパーロボット大戦W
- スポット参戦のみ。依然長射程の武器で敵を一方的に撃てる。第1部では地獄城攻略にも参加する。第2部では登場早々ガウルンに乗っ取られるわギムレットに破壊されるわで大破してしまう。
装備・機能
武装
- Mk48ADCAP魚雷
- 近距離用。ちなみにこの魚雷、ソナー誘導もしくは有線誘導のどちらかで誘導するのだが…スパロボでは地上にも届く。
- 対艦ミサイル・ハープーン
- 射程が長い。戦闘アニメでは発射時、専用のカプセルに入れられて魚雷と同じ所から発射され、水面から飛び出したカプセルが割れて中からハープーンが飛び出すという実際の潜水艦からの発射プロセスが再現されている。
- 巡航ミサイル・トマホーク
- プレイヤー側のマップ兵器以外の通常武器では最高の射程を持つ。あの無限拳より射程が長い……のだが、始動射程の問題で攻撃範囲で負ける(トマホークは5~15、無限拳は2~14)。『第3次Z』ではアクエリオンEVOLの無限拳と最大射程が並ばれてしまった。
特殊能力
『J』・『W』ともにスポット参戦のためか、母艦としての搭載能力は持っていない。
移動タイプ
- 水
- 潜水艦なので走れない、飛べない。時獄篇ではついに宇宙を飛べるようになった。