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:絶命寸前、豹馬からイヌ死にに等しい無謀さを咎められての発言。ジャネラが垣間見せた「女帝」としてのプライドの高さに、一同は言葉を失う。 | :絶命寸前、豹馬からイヌ死にに等しい無謀さを咎められての発言。ジャネラが垣間見せた「女帝」としてのプライドの高さに、一同は言葉を失う。 | ||
− | ;ワルキメデス「コネクション打倒を悲願とするお前の気持ちもわからんではないが、我々の真の目的を忘れてはいかん」<br/>ダンゲル「真の目的…プロトカルチャーがどうとかいうアレの事か?」<br/>ワルキメデス「うむ…遥か昔、五十万年も前にこの銀河系を支配していた種族…その遺産がこの地球にあるとの情報を得て我らキャンベル星人の調査隊がこの星を訪れたのが二万年前…確かそうでしたな、ジャネラ様?」<br/>ジャネラ「左様…。しかし当時の調査隊は、人類の原始文明以外なにも発見できずに帰投しておる。そして一万年前、移民政策の新たな目標として二万年ぶりにこの地球が浮上した…。派遣されたのは、その調査隊の生き残りだ。おぬしも知っておろう。完全機械化により、このジャネラより遥かに長く生きておった地球侵攻作戦の前任者を」<br/>ダンゲル「確か、オレアナ…と申しましたか」<br/>ワルキメデス「その通りだ、ダンゲルよ。そして、あの女のよこした報告は目を見張るべき代物だった。初の遭遇以来、我々が避け続けている忌むべき巨人の船が、この地球に落下していたというのだからな。あまりに危険な破壊的種族である巨人との接触が太古より禁じられているのは、さすがのお前もしっておろう。だが、奴らはプロトカルチャーと何らかの関わりがあるとされる種族でもある。その船がこの地球に落ちたのは果たして偶然か否か…?」<br/> | + | ;ワルキメデス「コネクション打倒を悲願とするお前の気持ちもわからんではないが、我々の真の目的を忘れてはいかん」<br/>ダンゲル「真の目的…プロトカルチャーがどうとかいうアレの事か?」<br/>ワルキメデス「うむ…遥か昔、五十万年も前にこの銀河系を支配していた種族…その遺産がこの地球にあるとの情報を得て我らキャンベル星人の調査隊がこの星を訪れたのが二万年前…確かそうでしたな、ジャネラ様?」<br/>ジャネラ「左様…。しかし当時の調査隊は、人類の原始文明以外なにも発見できずに帰投しておる。そして一万年前、移民政策の新たな目標として二万年ぶりにこの地球が浮上した…。派遣されたのは、その調査隊の生き残りだ。おぬしも知っておろう。完全機械化により、このジャネラより遥かに長く生きておった地球侵攻作戦の前任者を」<br/>ダンゲル「確か、オレアナ…と申しましたか」<br/>ワルキメデス「その通りだ、ダンゲルよ。そして、あの女のよこした報告は目を見張るべき代物だった。初の遭遇以来、我々が避け続けている忌むべき巨人の船が、この地球に落下していたというのだからな。あまりに危険な破壊的種族である巨人との接触が太古より禁じられているのは、さすがのお前もしっておろう。だが、奴らはプロトカルチャーと何らかの関わりがあるとされる種族でもある。その船がこの地球に落ちたのは果たして偶然か否か…?」<br/>ジャネラ「それだけではない…我らキャンベル星人の科学力をもってすら突破できぬ赤い障壁に包まれた都市…巨大な石人形を呪術で操る不可解な種族、妖魔帝国…この銀河でも類を見ないほどの絶大な繁殖力と進化速度を誇る謎の生物、擬態獣…この地球というちっぽけな星には奇妙な事変が多すぎるのじゃ。この星には何かがある…。二万年前の調査では見落とされていた何かが…そしてそれは、かつての覇権種族、プロトカルチャーに関するものに違いない!だからこそ、この女帝ジャネラ自ら、地球侵攻作戦の指揮をとっておるのじゃ!」<br/>ダンゲル「は…ははっ!」<br/>ジャネラ「惜しむらくは、わらわの到着前にオレアナが敗北し、その調査資料の大半が失われてしまった事じゃが…」<br/>ワルキメデス「憎むべきはコン・バトラーV…ダンゲルよ、南原コネクションを討つというお前の方針は間違ってはおらぬ。巨人の船を管理しているA3もいずれは滅ぼさねばならぬ。だが、今は…」<br/>ダンゲル「その…プロトカルチャーの遺産を調査するのが先決だと?」<br/>ジャネラ「左様。栄華を誇ってはいるものの、我々キャンベル星人は確実に進化の袋小路に行き着いておる。だが、銀河を制していたプロトカルチャーの秘密は、必ずや我らキャンベル星人に新たな輝ける栄光をもたらすはず…!」 |
− | : | + | :SC2の第3話『嵐を越えて』のシナリオエンドデモにおける会話。スパロボでの彼女達は純然たるスーパー系の侵略者ポジというイメージが強いだけに、この会話は印象的なものに写っただろう。 |
+ | :なお、地球に奇妙な事変が多すぎるのは今に始まったことではない。 | ||
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2013年12月31日 (火) 20:05時点における版
女帝ジャネラ(Empress Janera)
- 登場作品:超電磁ロボ コン・バトラーV
- 声優:つかせのりこ(原作)、日比野朱里(SRW代役)
- 種族:キャンベル星人
- 性別:女
- 所属:キャンベル星・地球攻撃軍
- 階級:女帝
- 出身:キャンベル星
- キャラクターデザイン:安彦良和
超電磁ロボ コン・バトラーVのストーリー後半におけるキャンベル軍の司令官。オレアナ率いるキャンベル軍の壊滅後、部下である総統ワルキメデス、ダンゲル将軍の兄弟を引き連れ、自ら地球を侵略しに乗り込んできた。
美貌の持ち主だが、その性格は冷酷非情で、部下に対しても失態には容赦がない。本性を現すときには本来のものと思われる醜い顔に変化する。
最終回でのコン・バトラーVの決戦の末、乗艦のセント・マグマが戦闘不能になった後に地球の中心に向けてアースボムを発射し、自らは逃亡を図ったが、ロボットに改造したワルキメデスの裏切りにあい、セント・マグマの爆発に巻き込まれて死亡した。
女帝を名乗っているが、キャンベル星側との対等なやり取りからキャンベル星の支配者では無く、あくまでも一司令官に過ぎないと思われる。
登場作品と役柄
女帝を名乗りながらもキャンベル星が他勢力の配下になる事が多く、中間管理職としての側面が強い。
- スーパーロボット大戦64
- ズール皇帝率いる銀河帝国の幹部として初登場。原作であった人間狩りのエピソードが再現されている。
- スーパーロボット大戦α
- 名前のみ登場。ガルーダの会話からバルマーに捕らわれていることが語られた。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- ボアザン帝国と同盟を結び、自身はボアザン本星に駐留。αナンバーズ襲来で、腰が引けるズ・ザンバジルに本性を見せていた。αシリーズにおける長浜作品系のラスボスとして他作品と比べて大物扱いで、原作と同じくセント・マグマに搭乗する。
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- 第1部ではオレアナが地上でプレイヤー部隊と戦っていたが、時間軸が同じ第2部では部下のワルキメデスやダンゲルをロンド・ベルにけしかけていた。第3部でようやく姿を見せ、こちらに最終決戦を挑んでくる。妙にオリジナルの敵勢力アインストと縁がある。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- COMPACT2と同じような扱い。今回は据え置きのSRWという事で、代役ながら声がついた。母星から放逐され、帰る場所を失った事に愕然としながらも、「女帝」としてのプライドを懸けて無謀な戦いを挑む最終決戦では、その最期をロンド・ベル隊の各員から憐れまれており、出番の少なさに反してシナリオ的扱いは良い(あくまでジャネラに限ってのみだが)。セント・マグマでコン・バトラーへと特攻を掛ける様が、デモムービーで収録されている。
- スーパーロボット大戦A
- キャンベル星の平和主義者に敗れてベガ星連合軍の支配下に収まっている設定。当初は地球侵略の前線司令官として、ミケーネ帝国や百鬼帝国と共闘していた。だが相次ぐ部下の失敗に司令を外され、ガンダル司令の連れてきたプリンス・ハイネルに取って代わられた。その後も何度か登場し、地底城での戦いで戦死する。
- スーパーロボット大戦R
- 今回はどこの勢力にも支配されていない。他のスーパー系敵勢力と同盟を組む。キャンベル星で平和勢力が政権をとったため、ミケーネ帝国と協力して首都に攻撃を仕掛けるが、ラウンドナイツに倒される。セント・マグマに乗る。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 今作ではワルキメデスが登場せず、代わりにシャピロを部下としている。最期は地球にアースボムを撃ち込むが、恐竜帝国のメカザウルスによって投げ返され、ブランブルごと爆死する。宿敵のあまりにもあっけない最期に、豹馬も呆然としていた。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
人間関係
- 総統ワルキメデス
- 部下。最終的には彼によって引導を渡される。
- ダンゲル将軍
- 部下。失態続きの彼を捨て駒にする。
- オレアナ / ガルーダ
- 前任者。直接会ってはいないが、着任時に彼女らの敗北を侮蔑していた。
- 葵豹馬
- オレアナやガルーダと同様に脅威と感じている。
- 南原ちずる
- 宿敵。40話では彼女にコケにされた事で激怒している。IMPACTでは自身の死に様を彼女から憐れまれた。
他作品との人間関係
長浜作品
- プリンス・ハイネル
- Aでは共にベガ大王配下の同僚格で、Rでは同盟関係に当たるが、Aでは前線司令官の座を彼に奪われる事に反発し、Rでも部下同士が仲が悪かった。第3次αでは当初から敵対関係となる。
- ズ・ザンバジル
- 第3次αでは星間連合の同盟者であるが、実質的な実権はジャネラが掌握している。
ダイナミック系
- 暗黒大将軍、地獄大元帥
- A・Rでは同盟関係。
- ベガ大王
- Aでは彼の軍門に降っている。
- ガンダル司令
- Aでは上官的存在で、前線司令官の座を剥奪された。64では共に銀河帝国に所属する同僚。
- デューク・フリード
- IMPACTでは帰る場所を失った心境を彼に悟られ、温情を懸けられるもこれを一蹴する。
スーパー系
名台詞
- 「私の名はジャネラ。ここに宣言する、お前達を倒す事を!」
- 27話より。豹馬達が海岸で発見したナイフの刺さったコン・バトラーVの人形から放たれたジャネラの宣戦布告。
- 「ようも言ったな、南原ちずる!コピーマシンの生贄にかけてそちの減らず口を叩けぬようにしてやるわ!」
- 40話でバトルチームの食事風景を映像で見ていた際、自分の容姿を気味が悪い、トカゲのような目つきとこきおろしたちずるに激怒した際の台詞。この後に化け物呼ばわりした際も激怒している。
- 「豹馬にちずる、今宵限りの命のラストダンス、死のダンスを踊るがいい…!」
- 豹馬とちずるが仮想舞踏会に参加した際、二人を遠くから見ての台詞。
- 「ロボットにされても臆病は変わりないんだね、フフフ…」
- 最終話でワルキメデスをロボットに改造した後、自身に忠実ながらも生身の頃と同様に慎重な発言をするワルキメデスを嘲笑しての台詞。しかし、この後思わぬしっぺ返しを喰らう事になる。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…見くびられたものじゃ、この女帝ジャネラが…!葵豹馬!それでおめおめと逃げ帰ると思うてか!」
- IMPACT終盤、豹馬やデュークからの温情を一笑に付し、僅かな戦力で無謀な戦いを挑む。
- 「クククク…葵…豹馬…わらわと貴様が同じ立場なら…逃げ帰ったと…言うのか?」
- 絶命寸前、豹馬からイヌ死にに等しい無謀さを咎められての発言。ジャネラが垣間見せた「女帝」としてのプライドの高さに、一同は言葉を失う。
- ワルキメデス「コネクション打倒を悲願とするお前の気持ちもわからんではないが、我々の真の目的を忘れてはいかん」
ダンゲル「真の目的…プロトカルチャーがどうとかいうアレの事か?」
ワルキメデス「うむ…遥か昔、五十万年も前にこの銀河系を支配していた種族…その遺産がこの地球にあるとの情報を得て我らキャンベル星人の調査隊がこの星を訪れたのが二万年前…確かそうでしたな、ジャネラ様?」
ジャネラ「左様…。しかし当時の調査隊は、人類の原始文明以外なにも発見できずに帰投しておる。そして一万年前、移民政策の新たな目標として二万年ぶりにこの地球が浮上した…。派遣されたのは、その調査隊の生き残りだ。おぬしも知っておろう。完全機械化により、このジャネラより遥かに長く生きておった地球侵攻作戦の前任者を」
ダンゲル「確か、オレアナ…と申しましたか」
ワルキメデス「その通りだ、ダンゲルよ。そして、あの女のよこした報告は目を見張るべき代物だった。初の遭遇以来、我々が避け続けている忌むべき巨人の船が、この地球に落下していたというのだからな。あまりに危険な破壊的種族である巨人との接触が太古より禁じられているのは、さすがのお前もしっておろう。だが、奴らはプロトカルチャーと何らかの関わりがあるとされる種族でもある。その船がこの地球に落ちたのは果たして偶然か否か…?」
ジャネラ「それだけではない…我らキャンベル星人の科学力をもってすら突破できぬ赤い障壁に包まれた都市…巨大な石人形を呪術で操る不可解な種族、妖魔帝国…この銀河でも類を見ないほどの絶大な繁殖力と進化速度を誇る謎の生物、擬態獣…この地球というちっぽけな星には奇妙な事変が多すぎるのじゃ。この星には何かがある…。二万年前の調査では見落とされていた何かが…そしてそれは、かつての覇権種族、プロトカルチャーに関するものに違いない!だからこそ、この女帝ジャネラ自ら、地球侵攻作戦の指揮をとっておるのじゃ!」
ダンゲル「は…ははっ!」
ジャネラ「惜しむらくは、わらわの到着前にオレアナが敗北し、その調査資料の大半が失われてしまった事じゃが…」
ワルキメデス「憎むべきはコン・バトラーV…ダンゲルよ、南原コネクションを討つというお前の方針は間違ってはおらぬ。巨人の船を管理しているA3もいずれは滅ぼさねばならぬ。だが、今は…」
ダンゲル「その…プロトカルチャーの遺産を調査するのが先決だと?」
ジャネラ「左様。栄華を誇ってはいるものの、我々キャンベル星人は確実に進化の袋小路に行き着いておる。だが、銀河を制していたプロトカルチャーの秘密は、必ずや我らキャンベル星人に新たな輝ける栄光をもたらすはず…!」 - SC2の第3話『嵐を越えて』のシナリオエンドデモにおける会話。スパロボでの彼女達は純然たるスーパー系の侵略者ポジというイメージが強いだけに、この会話は印象的なものに写っただろう。
- なお、地球に奇妙な事変が多すぎるのは今に始まったことではない。