「オージ」の版間の差分

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この機体のエネルギーは[[バイオリレーションシステム]]による生体エネルギーを利用しており、首都スヴェートにあるバイオリレーションシステムの中枢からエネルギーを受けている。<br />その力は圧倒的で、[[エルガイムMk-II]]の攻撃をまるで寄せ付けず、フレームを苦もなく握りつぶすほど。さらに、生体エネルギーの還元によってアマンダラの身体は急速に若返っていった。<br />しかし、システムの不調によってエネルギー送信フィールドの範囲が極めて狭く、フィールドを出てしまうと途端にパワーダウンしてしまうため、エルガイムMk-IIに決定的な止めをさせるほどに近づけないという欠点が露呈してしまった。
 
この機体のエネルギーは[[バイオリレーションシステム]]による生体エネルギーを利用しており、首都スヴェートにあるバイオリレーションシステムの中枢からエネルギーを受けている。<br />その力は圧倒的で、[[エルガイムMk-II]]の攻撃をまるで寄せ付けず、フレームを苦もなく握りつぶすほど。さらに、生体エネルギーの還元によってアマンダラの身体は急速に若返っていった。<br />しかし、システムの不調によってエネルギー送信フィールドの範囲が極めて狭く、フィールドを出てしまうと途端にパワーダウンしてしまうため、エルガイムMk-IIに決定的な止めをさせるほどに近づけないという欠点が露呈してしまった。
  
エルガイムMk-IIを入念にいたぶり尽くした上で止めを刺そうとするが、[[ダバ・マイロード|ダバ]]の捨て身の攻撃が頭部を貫通し、さらに[[オルドナ・ポセイダル|ミアン]]によってバイオリレーションシステムの機能を停止させられてしまう。<br />せめてダバを道連れにせんとするが、突如として割って入った[[ギャブレット・ギャブレー|ギャブレー]]の[[バッシュ]]に阻止され、オージは機能を停止。アマンダラも急速に老化して消滅した。
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エルガイムMk-IIを入念にいたぶり尽くした上で止めを刺そうとするが、[[ダバ・マイロード|ダバ]]の捨て身の攻撃が頭部を貫通し、さらに[[オルドナ・ポセイダル|ミアン]]によってバイオリレーションシステムの機能を停止させられてしまう。<br />せめてダバを道連れにせんとするが、突如として割って入った[[ギャブレット・ギャブレー|ギャブレー]]の[[バッシュ]]に阻止される。直後、バイオセンサーを切られた事でアマンダラも急速に老化し消滅した。ヘッドライナーを失ったオージはそのままスヴェートの地に倒れ、ポセイダル軍は事実上壊滅した。
  
 
余談だが、装甲材には特殊処理を施された金とプラチナが使用されており、機体価格は[[オージェ]]を遥かに超える。
 
余談だが、装甲材には特殊処理を施された金とプラチナが使用されており、機体価格は[[オージェ]]を遥かに超える。
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:アマンダラでなく、[[オルドナ・ポセイダル|ミアン]]が乗り込んでいる。直接対決にはこちらは疲弊し切っているので、万全の状態で臨もう。ブラッドテンプルが登場するため、噛ませ犬のような役割になってしまっているのでファンにとっては複雑な気分。
 
:アマンダラでなく、[[オルドナ・ポセイダル|ミアン]]が乗り込んでいる。直接対決にはこちらは疲弊し切っているので、万全の状態で臨もう。ブラッドテンプルが登場するため、噛ませ犬のような役割になってしまっているのでファンにとっては複雑な気分。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:アマンダラも[[オルドナ・ポセイダル|ポセイダル]]も乗り込んで来る。ポセイダルが搭乗している時は、ハマーンの[[キュベレイ]]とほぼ同じ位の能力値だが、アマンダラが搭乗すると更に強化される。[[ヴァルシオン|ラスボス]]より強い。パワーランチャーの攻撃力は防御した[[EVA初号機|EVA]]の[[A.T.フィールド]]をも突き破る程で、その[[射程]]は9。ガンダム系パイロットのエース級が遠距離から攻撃したとしても、[[ひらめき]]が無ければ一撃で落とされる。[[2回行動]]可能な上にHPや装甲も高く、お約束の[[切り払い]]に加えて[[シールド防御]]まで持つので非常に厄介。<br />なおDCルート「ダブルフェイク」後半戦では条件付きで[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]と[[マスターガンダム]]が登場し、石破天驚拳でオージを弱らせてくれる。ポセイダルルート「塗り替えられた地図」後編では条件付きで、[[ギャブレット・ギャブレー|ギャブレー]]が登場し、オージを弱らせてくれる。5桁のダメージを叩き出した上にパワーランチャーを[[対ビームコーティング|ビームコート]]で弾く彼の姿が非常に頼もしく見えるだろう。
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:アマンダラも[[オルドナ・ポセイダル|ポセイダル]]も乗り込んで来る。前作で噛ませ犬のような扱いになった為か、かなり優遇されての登場となっている。ポセイダルが搭乗している時は、ハマーンの[[キュベレイ]]とほぼ同じ位の能力値だが、アマンダラが搭乗すると更に強化される。[[ヴァルシオン|ラスボス]]より強い。パワーランチャーの攻撃力は防御した[[EVA初号機|EVA]]の[[A.T.フィールド]]をも突き破る程で、その[[射程]]は9。ガンダム系パイロットのエース級が遠距離から攻撃したとしても、[[ひらめき]]が無ければ一撃で落とされる。[[2回行動]]可能な上にHPや装甲も高く、お約束の[[切り払い]]に加えて[[シールド防御]]まで持つので非常に厄介。<br />なおDCルート「ダブルフェイク」後半戦では条件付きで[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]と[[マスターガンダム]]が登場し、石破天驚拳でオージを弱らせてくれる。ポセイダルルート「塗り替えられた地図」後編では条件付きで、[[ギャブレット・ギャブレー|ギャブレー]]が登場し、オージを弱らせてくれる。5桁のダメージを叩き出した上にパワーランチャーを[[対ビームコーティング|ビームコート]]で弾く彼の姿が非常に頼もしく見えるだろう。全ユニット中、唯一自軍フェイズ開始時にENを回復する隠し能力を所持している為、超低燃費のパワーランチャーを完全に封じ込める事はほぼ不可能となっている。
 
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:人の生体エネルギーを利用したシステム。原作ではシステムが機体に内蔵されていない為に、機能範囲が限定されてしまう欠点が存在したが、F完結編ではオージ自体にこの機能を内蔵する事により、機能範囲が狭くなる欠点を解消した。当然ゲーム中での強さもお墨付きである。[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]も一部ルートでは自身の機体にこの機能を取り入れている。
 
:人の生体エネルギーを利用したシステム。原作ではシステムが機体に内蔵されていない為に、機能範囲が限定されてしまう欠点が存在したが、F完結編ではオージ自体にこの機能を内蔵する事により、機能範囲が狭くなる欠点を解消した。当然ゲーム中での強さもお墨付きである。[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]も一部ルートでは自身の機体にこの機能を取り入れている。
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;有機コンピューター[[ファティマ]]
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:ヘッドライナーをサポートする意志を持ったコンピューター。オージのファティマは死神の姿を模している。
  
 
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;ハンドランチャー
 
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:セイバーからビームを発射する。ヘビーメタル共通の装備。
 
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:両腰の柄を合体させる大鎌。これを構えたオージはまるで死神の如く「死刑執行人」。
 
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;スロウランサー
 
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:両肩のバインダーに仕込んだ短刀を連射する。
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:両肩のバインダーに仕込んだ短刀を連射する。着弾した短刀は爆発を起こす。
 
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:左肩のバインダーに仕込んである。原理的には[[エルガイム]]のそれと変わらないはずなのだが、バイオリレーションシステムによりバスターランチャー並みの破壊力となっている。<br />ゲームにおいてもラスボス補正で超威力と長射程が加わり、もはや別物である。消費ENもたったの10、気力制限も無し。援軍として出てくる[[グランゾン]]もこれでよく撃墜される。ダメージ10000越えも当たり前。
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:左肩のバインダーに仕込んである。原理的には[[エルガイム]]のそれと変わらないはずなのだが、バイオリレーションシステムによりバスターランチャー並みの破壊力となっている。<br />ゲームにおいてもラスボス補正で脅威の'''5400'''という超威力と長射程が加わり、もはや別物である。消費ENもたったの10、気力制限も無し。援軍として出てくる[[グランゾン]]もこれでよく撃墜される。ダメージ10000越えも当たり前。
 
;バスターランチャー
 
;バスターランチャー
 
:手持ち式ではなく、右肩の肩アーマー部に内蔵されている。ゲームではGCから実装で、例によって通常版と[[マップ兵器]]版の両方が存在。
 
:手持ち式ではなく、右肩の肩アーマー部に内蔵されている。ゲームではGCから実装で、例によって通常版と[[マップ兵器]]版の両方が存在。
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:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。
 
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動。
 
;[[対ビームコーティング|ビームコート]]
 
;[[対ビームコーティング|ビームコート]]
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:ビーム兵器のダメージを軽減する。
 
;[[HP回復]](大)
 
;[[HP回復]](大)
 
:F完結編では一部のシナリオでHPEN回復効果を持った地形に陣取る為、毎ターンHPが50%も回復してしまう。EPで可能な限りダメージを与え、次のPPで撃破する事が望ましい。
 
:F完結編では一部のシナリオでHPEN回復効果を持った地形に陣取る為、毎ターンHPが50%も回復してしまう。EPで可能な限りダメージを与え、次のPPで撃破する事が望ましい。
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;[[EN回復]](正式名称不明)
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:F完結編で所持しているオージ専用能力。ステータス画面にも表示されない隠し能力で自軍フェイズ時にENを回復する。この能力によりパワーランチャーを実質無限に放てる。次回作のα以降はEN回復として採用され、殆どのユニットに普及していった。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===

2013年8月29日 (木) 04:01時点における版

オージ(AUG)

別名「オリジナル・オージェ」。真のポセイダルたるアマンダラ・カマンダラが乗り込んだヘビーメタルである。機体のキーはアマンダラ自身で、自衛機能で遠隔操作も可能。
ポセイダル家に伝わる二機のオージェのパーツをひとつにまとめたもので、上半身がオージェ、下半身がプディン・オージェによって構成されている。さらに右肩のアーマーにはブラッドテンプルのものを流用しており、バスターランチャーを装着可能。

この機体のエネルギーはバイオリレーションシステムによる生体エネルギーを利用しており、首都スヴェートにあるバイオリレーションシステムの中枢からエネルギーを受けている。
その力は圧倒的で、エルガイムMk-IIの攻撃をまるで寄せ付けず、フレームを苦もなく握りつぶすほど。さらに、生体エネルギーの還元によってアマンダラの身体は急速に若返っていった。
しかし、システムの不調によってエネルギー送信フィールドの範囲が極めて狭く、フィールドを出てしまうと途端にパワーダウンしてしまうため、エルガイムMk-IIに決定的な止めをさせるほどに近づけないという欠点が露呈してしまった。

エルガイムMk-IIを入念にいたぶり尽くした上で止めを刺そうとするが、ダバの捨て身の攻撃が頭部を貫通し、さらにミアンによってバイオリレーションシステムの機能を停止させられてしまう。
せめてダバを道連れにせんとするが、突如として割って入ったギャブレーバッシュに阻止される。直後、バイオセンサーを切られた事でアマンダラも急速に老化し消滅した。ヘッドライナーを失ったオージはそのままスヴェートの地に倒れ、ポセイダル軍は事実上壊滅した。

余談だが、装甲材には特殊処理を施された金とプラチナが使用されており、機体価格はオージェを遥かに超える。

登場作品と操縦者

第4次スーパーロボット大戦S
アマンダラでなく、ミアンが乗り込んでいる。直接対決にはこちらは疲弊し切っているので、万全の状態で臨もう。ブラッドテンプルが登場するため、噛ませ犬のような役割になってしまっているのでファンにとっては複雑な気分。
スーパーロボット大戦F完結編
アマンダラもポセイダルも乗り込んで来る。前作で噛ませ犬のような扱いになった為か、かなり優遇されての登場となっている。ポセイダルが搭乗している時は、ハマーンのキュベレイとほぼ同じ位の能力値だが、アマンダラが搭乗すると更に強化される。ラスボスより強い。パワーランチャーの攻撃力は防御したEVAA.T.フィールドをも突き破る程で、その射程は9。ガンダム系パイロットのエース級が遠距離から攻撃したとしても、ひらめきが無ければ一撃で落とされる。2回行動可能な上にHPや装甲も高く、お約束の切り払いに加えてシールド防御まで持つので非常に厄介。
なおDCルート「ダブルフェイク」後半戦では条件付きで東方不敗マスターガンダムが登場し、石破天驚拳でオージを弱らせてくれる。ポセイダルルート「塗り替えられた地図」後編では条件付きで、ギャブレーが登場し、オージを弱らせてくれる。5桁のダメージを叩き出した上にパワーランチャーをビームコートで弾く彼の姿が非常に頼もしく見えるだろう。全ユニット中、唯一自軍フェイズ開始時にENを回復する隠し能力を所持している為、超低燃費のパワーランチャーを完全に封じ込める事はほぼ不可能となっている。
スーパーロボット大戦COMPACT
スーパーロボット大戦GC
ポセイダル(ミアン)は乗り込まずアマンダラのみが搭乗。二回目の復活後に攻撃可能になるラキシスの心臓を破壊しない限り気力150の状態で無限に復活してくる。撃墜するたび2万も資金が貰えるのでこれを利用して稼ぎも可能。ただしバスターランチャーやサイズの火力は相当高く一撃で落とされぬよう注意が必要。
スーパーロボット大戦XO

装備・機能

バイオリレーションシステム
人の生体エネルギーを利用したシステム。原作ではシステムが機体に内蔵されていない為に、機能範囲が限定されてしまう欠点が存在したが、F完結編ではオージ自体にこの機能を内蔵する事により、機能範囲が狭くなる欠点を解消した。当然ゲーム中での強さもお墨付きである。シャピロも一部ルートでは自身の機体にこの機能を取り入れている。
有機コンピューターファティマ
ヘッドライナーをサポートする意志を持ったコンピューター。オージのファティマは死神の姿を模している。

武装・必殺武器

ハンドランチャー
セイバーからビームを発射する。ヘビーメタル共通の装備。
セイバー
サイズ / 大鎌セイバー
両腰の柄を合体させる大鎌。これを構えたオージはまるで死神の如く「死刑執行人」。
スロウランサー
両肩のバインダーに仕込んだ短刀を連射する。着弾した短刀は爆発を起こす。
パワーランチャー
左肩のバインダーに仕込んである。原理的にはエルガイムのそれと変わらないはずなのだが、バイオリレーションシステムによりバスターランチャー並みの破壊力となっている。
ゲームにおいてもラスボス補正で脅威の5400という超威力と長射程が加わり、もはや別物である。消費ENもたったの10、気力制限も無し。援軍として出てくるグランゾンもこれでよく撃墜される。ダメージ10000越えも当たり前。
バスターランチャー
手持ち式ではなく、右肩の肩アーマー部に内蔵されている。ゲームではGCから実装で、例によって通常版とマップ兵器版の両方が存在。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動。
ビームコート
ビーム兵器のダメージを軽減する。
HP回復(大)
F完結編では一部のシナリオでHPEN回復効果を持った地形に陣取る為、毎ターンHPが50%も回復してしまう。EPで可能な限りダメージを与え、次のPPで撃破する事が望ましい。
EN回復(正式名称不明)
F完結編で所持しているオージ専用能力。ステータス画面にも表示されない隠し能力で自軍フェイズ時にENを回復する。この能力によりパワーランチャーを実質無限に放てる。次回作のα以降はEN回復として採用され、殆どのユニットに普及していった。

移動タイプ

GC以前は陸のみ。

サイズ

M

対決・名場面

エルガイムMk-II
立ち向かうダバであったが、オージのバイオリレーションシステムにより最大出力のパワーランチャーをも弾かれ、左腕をもぎ取られて、まるで歯が立たなかった。捨て身の攻撃はオージの頭部を貫通するが、Mk-IIの頭部はサイズで撥ね落とされた。そして機能不全に陥ったMk-IIを救ったのはギャブレーバッシュであった。

関連機体

オリジナル・オージェ
ポセイダル家に伝わる黄金のオージェ。オージの上半身を構成する。
プディン・オージェ
ポセイダル家に伝わる白金のオージェ。オージの下半身を構成する。
オージェ
レプリカ機。ネイ・モー・ハンに貸し与えられていた。
ブラッドテンプル
右肩のアーマーを流用している。
シェルブレード
SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚に登場するFTで、オージに似ている。

商品情報

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