「スーパーファミコン」の版間の差分

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'''スーパーファミコン'''は、1990年11月21日に任天堂が発売した家庭用ゲーム機。一般的な略称は「'''スーファミ'''」「'''SFC'''」など。本稿もそれに倣う。
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'''スーパーファミコン'''は、1990年11月21日に任天堂より発売された家庭用ゲーム機。一般的な略称は「'''スーファミ'''」「'''SFC'''」など。公式略称は後者であり、本稿もそれに倣う。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ファミリーコンピュータ]](以下ファミコン)の後継機として発売された、据え置き型第4世代ゲーム機。あらゆる面でファミコンの性能を大きく上回るスペックを誇った事で、サードパーティによるゲームソフトの開発は徐々に本機に移行し、ゲーム機の世代交代の概念を定着させた。
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[[ファミリーコンピュータ]](以下ファミコン)の後継機として発売された、据え置き型第4世代ゲーム機。あらゆる面でファミコンの性能を大きく上回るスペックを有したことでサードパーティによるゲームソフトの開発は本機種へ挙ってシフトしていき、ゲーム機の次世代移行の流れを定着させた。
  
ファミコンの時はコストダウンの結果見送られていたコントローラー着脱式が採用。16bit-CPUの採用、グラフィックは発色数も大幅に増え最大256色、数十層のスプライト表示、回転・拡大・縮小機能、ソニー製チップの採用によるPCM音源を搭載している。
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ファミコンの時はコストダウンの結果見送られていた着脱式コントローラを採用。16bit-CPUの採用、グラフィックは発色数も大幅に増え最大256色、数十層のスプライト表示、回転・拡大・縮小機能、ソニー製チップの採用によるPCM音源を搭載している。
  
電源である「ACアダプタ」や映像ケーブルの一つ「RFスイッチ」はファミコンのものがそのまま流用可能。また映像出力端子としては新たにAVケーブルが用意され、コンポジット出力、Sビデオ出力・RGB出力に対応している。いずれも公式のケーブルが発売されているほか、前世代機のAV仕様ファミコンと後継機のNINTENDO64で使用可能である(AV仕様ファミコンはコンポジットのみ対応)。
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電源である「ACアダプタ」や映像ケーブルの一つ「RFスイッチ」はファミコンのものがそのまま流用可能。また映像出力端子としては新たにAVケーブルが用意され、コンポジット出力・Sビデオ出力・RGB出力に対応している。いずれも公式のケーブルが発売されているほか、前世代機のAV仕様ファミコンと後継機の[[NINTENDO64]]で使用可能である(AV仕様ファミコンはコンポジットのみ対応)。
  
ファミコンで発売された多数の名作の続編等も発売された他、本機からも新たな名作を生み出したハード。特にスパロボシリーズの認知度が上がっていったのもこのハードでの展開による所が大きいが、ROMカートリッジの大容量化に伴い高コスト化したため、ソフト価格も平均して高額となった(約8000円~約10000円オーバー等)。なお、『[[第4次スーパーロボット大戦]]』(以下第4次)の定価'''12800円'''は、後年の『[[スーパーロボット大戦30]]』の豪華版(デジタルデラックスエディション以上が該当)が登場するまでの間、シリーズ最高額となっていた。ソフト本体のみの価格であれば2023年現在でもシリーズ最高額である。
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ファミコンで発売された多数の人気タイトルの続編が発売された他、新たなヒットタイトルも多数輩出したゲーム機である。一方でROMカートリッジの大容量化に伴い高コスト化したため、ソフト価格も平均して高額となった(約8000円~約10000円超等)。なお、『[[第4次スーパーロボット大戦]]』(以下第4次)の定価である12800円は、後年の『[[スーパーロボット大戦30]]』の豪華版(デジタルデラックスエディション以上が該当)が登場するまでの間、シリーズ最高額となっていた。ソフト本体のみの価格であれば2023年現在でもシリーズ最高額である。
  
スパロボにおいても作品が発売されていく毎にグラフィックの向上は大きく計られており、特に『第4次』で構築されたバトル画面、マップ画面におけるGUIの形式や配置は後のスパロボシリーズの基礎となった<ref>コマンド選択方式や、バトル画面のステータスの表示位置等。</ref>。特にファミコンまでは最大で1MBのROM容量<ref>極一部のソフトのみ、ハード末期も大半のソフトは最大容量512KBであった。</ref>であった物が、ハード後期には4MB程度まで引き上げられていた事でキャラクター事典、ロボット大図鑑、カラオケモード、デモセレクト等の要素も実装される様になった。
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スパロボシリーズの認知度が上がっていったのも本機種での展開による所が大きく、タイトルを負うごとに毎にグラフィックの向上は大きく計られており、特に『第4次』で構築されたバトル画面、マップ画面におけるGUIの形式や配置は後のスパロボシリーズの基礎となった<ref>コマンド選択方式や、バトル画面のステータスの表示位置等。</ref>。特にファミコンまでは最大で1MBのROM容量<ref>極一部のソフトのみ、ハード末期も大半のソフトは最大容量512KBであった。</ref>であった物が、ハード後期には4MB程度まで引き上げられていた事でキャラクター事典、ロボット大図鑑、カラオケモード、デモセレクト等の要素も実装される様になった。
  
 
現在は生産、サポート共に終了している。
 
現在は生産、サポート共に終了している。
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== 周辺機器 ==
 
== 周辺機器 ==
 
;スーパーゲームボーイ / スーパーゲームボーイ2
 
;スーパーゲームボーイ / スーパーゲームボーイ2
:1994年6月14日発売(2は1998年1月30日発売)。任天堂の携帯型ゲーム機『[[ゲームボーイ]]』(以下GB)用カートリッジコネクタを備えた公式の拡張機器で、ゲームボーイ互換機の一つ。
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:1994年6月14日発売(2は1998年1月30日発売)。任天堂の携帯型ゲーム機・[[ゲームボーイ]](以下GB)用カートリッジコネクタを備えた公式の拡張機器で、ゲームボーイ互換機の一つ。
:SFCカートリッジコネクタに接続することで、GB用ゲームソフトをカラーが付いた状態でテレビ画面でプレイでき、『[[スーパーロボット大戦]]』、『[[第2次スーパーロボット大戦G]]』、『[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]』のプレイも可能。ゲームボーイ本体よりBGM再生速度が若干早く、2でゲームボーイと同等に改善された。
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:SFCカートリッジコネクタに接続することで、GB用ゲームソフトをカラーが付いた状態でテレビ画面でプレイでき、『[[スーパーロボット大戦]]』『[[第2次スーパーロボット大戦G]]』『[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]』のプレイも可能。ゲームボーイ本体よりBGM再生速度が若干早く、2でゲームボーイと同等に改善された。
:2のみ通信ケーブルの接続端子(『ゲームボーイポケット』と同一端子)があり、実は後年発売された『ゲームボーイプレーヤー』とも接続可能である等、お遊び要素が多いのが特徴。後年発売された『[[ゲームボーイカラー]]』専用ソフトには非対応。
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:2のみ通信ケーブルの接続端子(「ゲームボーイポケット」と同一端子)があり、実は後年発売された「ゲームボーイプレーヤー」とも接続可能である等、お遊び要素が多いのが特徴。後年発売された「[[ゲームボーイカラー]]」専用ソフトには非対応。
 
;ターボファイル / ターボファイルツイン
 
;ターボファイル / ターボファイルツイン
 
:アスキーから発売された外部記録装置。ターボファイルとターボファイルツインの二種類あるが、後者は「STFモード」と「TFモード」があり対応ソフトでのみこの周辺機器が使える。スパロボではTFモードで『第4次』と『LOE』の両方において外部セーブ装置として使える。
 
:アスキーから発売された外部記録装置。ターボファイルとターボファイルツインの二種類あるが、後者は「STFモード」と「TFモード」があり対応ソフトでのみこの周辺機器が使える。スパロボではTFモードで『第4次』と『LOE』の両方において外部セーブ装置として使える。
 
;スーパーファミコンマウス
 
;スーパーファミコンマウス
 
:主に『[[第3次スーパーロボット大戦]]』(以下第3次)・『[[スーパーロボット大戦EX]]』(以下EX)・『第4次』で対応する周辺機器。当初は任天堂の『マリオペイント』『マリオとワリオ』と同梱の形で発売されたが、後に単体で発売された。
 
:主に『[[第3次スーパーロボット大戦]]』(以下第3次)・『[[スーパーロボット大戦EX]]』(以下EX)・『第4次』で対応する周辺機器。当初は任天堂の『マリオペイント』『マリオとワリオ』と同梱の形で発売されたが、後に単体で発売された。
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;サテラビュー
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:1995年11月1日発売。衛星データ放送サービスに連動するための周辺機器。
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:2000年6月30日衛星データ放送サービス終了。
  
 
== バリエーション ==
 
== バリエーション ==
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:シャープ製。スーパーファミコンの機能を内蔵した一体型テレビ。サイズが二種類ある。現在ではシャープのファミコンテレビC1に次いで見掛ける事が少ない。テレビ自体が'''モノラルテレビ'''である為に、ステレオ音声出力を行っているソフトをプレイする場合、音声をモノラル設定にする必要があるのが欠点。
 
:シャープ製。スーパーファミコンの機能を内蔵した一体型テレビ。サイズが二種類ある。現在ではシャープのファミコンテレビC1に次いで見掛ける事が少ない。テレビ自体が'''モノラルテレビ'''である為に、ステレオ音声出力を行っているソフトをプレイする場合、音声をモノラル設定にする必要があるのが欠点。
 
;ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン
 
;ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン
:2017年10月発売。ニンテンドークラシックミニシリーズの第2弾。ミニファミコンと同様に本体は手の平サイズに縮小されているが、コントローラは実機と同サイズとなっている。尚、端子部分は[[Wii]]リモコンの拡張端子の流用。HDMIケーブルで接続し、高画質での画像出力が可能となっている。
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:2017年10月発売。ニンテンドークラシックミニシリーズの第2弾。ミニファミコンと同様に本体は手の平サイズに縮小されているが、コントローラは実機と同サイズとなっている。なお端子部分は[[Wii]]リモコンの拡張端子が流用されている。HDMIケーブルで接続し、高画質での画像出力が可能となっている。
 
:任天堂および各サードパーティー製のSFC用ソフトが21タイトル収録された。
 
:任天堂および各サードパーティー製のSFC用ソフトが21タイトル収録された。
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
:1993年にはSONYと共同開発した光ディスク(CD-ROM)ドライブ対応の周辺機器を発売予定だったが、当時の任天堂側が計画を白紙に戻した為、発売される事は無かった。こうして任天堂と袂を分かったソニーが単独で開発・発売したのが、後の初代『[[プレイステーション]]』である。
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*1993年にはSONYと共同開発した光ディスク(CD-ROM)ドライブ対応の周辺機器を発売予定だったが、当時の任天堂側が計画を白紙に戻した為、発売される事は無かった。こうして任天堂と袂を分かったソニーが単独で開発・発売したのが、後の初代「[[プレイステーション]]」である。
 
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*1997年9月30日からコンビニエンスストアのローソンにて、マルチメディア端末機「Loppi」を利用したソフト書き換えサービスが行われていたが、版権が大きく絡むスパロボシリーズは同サービスでは展開されなかった。2002年8月31日に店頭でのサービス終了、2007年2月に任天堂サービスセンターによるサービスが終了した。
:1997年9月30日からコンビニエンスストアのローソンにて、マルチメディア端末機『Loppi』を利用したソフト書き換えサービスが行われていたが、版権が大きく絡むスパロボシリーズは同サービスでは展開されなかった。2002年8月31日に店頭でのサービス終了、2007年2月に任天堂サービスセンターによるサービスが終了した。
 
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
*[[ヒーロー戦記]]
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*[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
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=== 参戦作品 ===
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;[[LIVE A LIVE]]
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:原作が発売。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年8月24日 (土) 10:17時点における最新版

スーパーファミコンは、1990年11月21日に任天堂より発売された家庭用ゲーム機。一般的な略称は「スーファミ」「SFC」など。公式略称は後者であり、本稿もそれに倣う。

概要 [編集 | ソースを編集]

ファミリーコンピュータ(以下ファミコン)の後継機として発売された、据え置き型第4世代ゲーム機。あらゆる面でファミコンの性能を大きく上回るスペックを有したことでサードパーティによるゲームソフトの開発は本機種へ挙ってシフトしていき、ゲーム機の次世代移行の流れを定着させた。

ファミコンの時はコストダウンの結果見送られていた着脱式コントローラを採用。16bit-CPUの採用、グラフィックは発色数も大幅に増え最大256色、数十層のスプライト表示、回転・拡大・縮小機能、ソニー製チップの採用によるPCM音源を搭載している。

電源である「ACアダプタ」や映像ケーブルの一つ「RFスイッチ」はファミコンのものがそのまま流用可能。また映像出力端子としては新たにAVケーブルが用意され、コンポジット出力・Sビデオ出力・RGB出力に対応している。いずれも公式のケーブルが発売されているほか、前世代機のAV仕様ファミコンと後継機のNINTENDO64で使用可能である(AV仕様ファミコンはコンポジットのみ対応)。

ファミコンで発売された多数の人気タイトルの続編が発売された他、新たなヒットタイトルも多数輩出したゲーム機である。一方でROMカートリッジの大容量化に伴い高コスト化したため、ソフト価格も平均して高額となった(約8000円~約10000円超等)。なお、『第4次スーパーロボット大戦』(以下第4次)の定価である12800円は、後年の『スーパーロボット大戦30』の豪華版(デジタルデラックスエディション以上が該当)が登場するまでの間、シリーズ最高額となっていた。ソフト本体のみの価格であれば2023年現在でもシリーズ最高額である。

スパロボシリーズの認知度が上がっていったのも本機種での展開による所が大きく、タイトルを負うごとに毎にグラフィックの向上は大きく計られており、特に『第4次』で構築されたバトル画面、マップ画面におけるGUIの形式や配置は後のスパロボシリーズの基礎となった[1]。特にファミコンまでは最大で1MBのROM容量[2]であった物が、ハード後期には4MB程度まで引き上げられていた事でキャラクター事典、ロボット大図鑑、カラオケモード、デモセレクト等の要素も実装される様になった。

現在は生産、サポート共に終了している。

周辺機器[編集 | ソースを編集]

スーパーゲームボーイ / スーパーゲームボーイ2
1994年6月14日発売(2は1998年1月30日発売)。任天堂の携帯型ゲーム機・ゲームボーイ(以下GB)用カートリッジコネクタを備えた公式の拡張機器で、ゲームボーイ互換機の一つ。
SFCカートリッジコネクタに接続することで、GB用ゲームソフトをカラーが付いた状態でテレビ画面でプレイでき、『スーパーロボット大戦』『第2次スーパーロボット大戦G』『スーパーロボット大戦リンクバトラー』のプレイも可能。ゲームボーイ本体よりBGM再生速度が若干早く、2でゲームボーイと同等に改善された。
2のみ通信ケーブルの接続端子(「ゲームボーイポケット」と同一端子)があり、実は後年発売された「ゲームボーイプレーヤー」とも接続可能である等、お遊び要素が多いのが特徴。後年発売された「ゲームボーイカラー」専用ソフトには非対応。
ターボファイル / ターボファイルツイン
アスキーから発売された外部記録装置。ターボファイルとターボファイルツインの二種類あるが、後者は「STFモード」と「TFモード」があり対応ソフトでのみこの周辺機器が使える。スパロボではTFモードで『第4次』と『LOE』の両方において外部セーブ装置として使える。
スーパーファミコンマウス
主に『第3次スーパーロボット大戦』(以下第3次)・『スーパーロボット大戦EX』(以下EX)・『第4次』で対応する周辺機器。当初は任天堂の『マリオペイント』『マリオとワリオ』と同梱の形で発売されたが、後に単体で発売された。
サテラビュー
1995年11月1日発売。衛星データ放送サービスに連動するための周辺機器。
2000年6月30日衛星データ放送サービス終了。

バリエーション[編集 | ソースを編集]

スーパーファミコンJr.
小型化され、イジェクトスイッチや一部端子が撤廃された廉価モデル。マシンスペック自体はSFCと同等。映像ケーブルはコンポジットのみの対応となった。初期型SFC同様、現在は生産・サポート共に終了している。
SF-1
シャープ製。スーパーファミコンの機能を内蔵した一体型テレビ。サイズが二種類ある。現在ではシャープのファミコンテレビC1に次いで見掛ける事が少ない。テレビ自体がモノラルテレビである為に、ステレオ音声出力を行っているソフトをプレイする場合、音声をモノラル設定にする必要があるのが欠点。
ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン
2017年10月発売。ニンテンドークラシックミニシリーズの第2弾。ミニファミコンと同様に本体は手の平サイズに縮小されているが、コントローラは実機と同サイズとなっている。なお端子部分はWiiリモコンの拡張端子が流用されている。HDMIケーブルで接続し、高画質での画像出力が可能となっている。
任天堂および各サードパーティー製のSFC用ソフトが21タイトル収録された。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 1993年にはSONYと共同開発した光ディスク(CD-ROM)ドライブ対応の周辺機器を発売予定だったが、当時の任天堂側が計画を白紙に戻した為、発売される事は無かった。こうして任天堂と袂を分かったソニーが単独で開発・発売したのが、後の初代「プレイステーション」である。
  • 1997年9月30日からコンビニエンスストアのローソンにて、マルチメディア端末機「Loppi」を利用したソフト書き換えサービスが行われていたが、版権が大きく絡むスパロボシリーズは同サービスでは展開されなかった。2002年8月31日に店頭でのサービス終了、2007年2月に任天堂サービスセンターによるサービスが終了した。

商品情報[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦シリーズ[編集 | ソースを編集]

関連作品[編集 | ソースを編集]

参戦作品[編集 | ソースを編集]

LIVE A LIVE
原作が発売。

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. コマンド選択方式や、バトル画面のステータスの表示位置等。
  2. 極一部のソフトのみ、ハード末期も大半のソフトは最大容量512KBであった。

資料リンク[編集 | ソースを編集]