「ヤッサバ・ジン」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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[[シベリア鉄道警備隊]]ヤッサバ隊の隊長。[[エクソダス]]主義者の摘発に全力を尽くし、それを遂行するためには手段を選ばない。
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[[シベリア鉄道警備隊]]ヤッサバ隊の隊長。まるで老人のような外見だが、白髪ではなく地毛が銀色なだけで実は32歳と若い。[[エクソダス]]主義者の摘発に全力を尽くし、それを遂行するためには手段を選ばない。
  
軍人というよりは武人といった[[性格]]で、粗暴な面もあるが、敗北を認める潔さや力の無い者に対する優しさを見せることもあり、喜怒哀楽の表情が非常に豊かである。また、常に剣を持ち歩いており、戦闘中にしばしば抜いてみせ、生身で[[キングゲイナー]]に挑もうとしたこともある。
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軍人というよりは武人といった[[性格]]で、粗暴かつ自意識過剰な面もあるが、敗北を認める潔さや力の無い者に対する優しさを見せることもあり、喜怒哀楽の表情が非常に豊かである。一見するとその外見や感情的な言動から「ロボットアニメの敵陣営によく出てくる脳筋戦闘狂キャラ」のように思われがちであるが、オーバースキルの特性をしっかりと把握し、[[地形]]や周囲の環境を的確に利用した狡猾な戦術で敵を追い詰めたり、身の上話を語るふりをしてチョップを放ち監獄から逃げ果せる、命乞いし金を渡すふりをして投げ付け逆に機体を奪うなど、頭の回る切れ者。また、常に剣を持ち歩いており、戦闘中にしばしば抜いてみせ、[[白兵戦|生身で]][[キングゲイナー]]に挑もうとしたこともある。
  
 
[[ヤーパンの天井]]を数度にわたって追撃するが、キングゲイナーらの連携の前に敗北。戻る場所を失ったヤッサバは、ヤーパンの天井で出会った[[エイファ]]と共に二人だけでインダスにエクソダスした。
 
[[ヤーパンの天井]]を数度にわたって追撃するが、キングゲイナーらの連携の前に敗北。戻る場所を失ったヤッサバは、ヤーパンの天井で出会った[[エイファ]]と共に二人だけでインダスにエクソダスした。
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:[[ケジナン・ダッド|ケジナン]]たちに裏切られた後仲間になり、中盤から使用可能になる。
 
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:結構能力は高めで、特に[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]はスーパー系並み。さらに[[魂]]まで覚える。また、[[ラッシュロッド]]の武装に「格闘」が追加され、格闘値の高さを生かせるようになった。しかし、[[ラッシュロッド]]の火力は[[キングゲイナー]]や[[エンペランザ]]と比較してかなり見劣りするため、[[魂]]を付けても両者ほどの爆発力を発揮出来ない。
 
:結構能力は高めで、特に[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]はスーパー系並み。さらに[[魂]]まで覚える。また、[[ラッシュロッド]]の武装に「格闘」が追加され、格闘値の高さを生かせるようになった。しかし、[[ラッシュロッド]]の火力は[[キングゲイナー]]や[[エンペランザ]]と比較してかなり見劣りするため、[[魂]]を付けても両者ほどの爆発力を発揮出来ない。
:今回はアデットと恋人でそのままの関係であり、ガウリがそのシワ寄せを受けた。裏切ったケジナンたちを積極的に(というか半分脅しのように)仲間に引き入れようとするなど、粗暴ながら面倒見のよい一面も。ちなみに[[性格]]はアデット同様「[[超強気]]」。
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:今回はアデットと恋人でそのままの関係であり、ガウリが[[早乙女門子|そのシワ寄せを受けた]]。裏切ったケジナンたちを積極的に(というか半分脅しのように)仲間に引き入れようとするなど、粗暴ながら面倒見のよい一面も。ちなみに[[性格]]はアデット同様「[[超強気]]」。
  
 
== パイロットステータス ==
 
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;[[アデット・キスラー]]
 
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:部下であり恋人。後にガウリの恋人になる。
 
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;[[ヒューズ・ガウリ]]
 
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:原作では特に絡まないが、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では仲間に加わる際に彼をアデットを任せられる漢として認める。
 
:原作では特に絡まないが、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では仲間に加わる際に彼をアデットを任せられる漢として認める。
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;「動けぇぇ~……時!」
 
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:[[オーバースキル]]解除時。大抵はこの後とんでもない猛攻が来る。
 
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;「お前たちはここで町を作り俺たちに税金を納める、町の名は『アデットタウン』だ!」
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:4話にて「アンタがキングゲイナーに勝ったら我々をどうする気だ」と質問された際の台詞。特権階級丸出しである。
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;「見ているかぁーーーアデットォォォーー!! オレが世界で一番強い男だぁーーーっ!!」
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:同話より、時間止め張り手が命中したキングゲイナーに襲い掛かろうとした際の台詞。まるでガキ大将のような言動に対し「いい大人が!」とゲインも呆れていた。
 
;「消えてやる! こんな現実からは消えてやるよ!!」
 
;「消えてやる! こんな現実からは消えてやるよ!!」
:5話にてピープル達に総攻撃を受けながらも逃走する場面で。Zでは[[ブラックメール]]が参戦せず[[ラッシュロッド]]に乗り続けているため「止めてやる!こんな現実は止めてやるよ!!」とアレンジされている。
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:5話にてピープル達に集中砲火を受けながらも逃走する場面で。Zでは[[ブラックメール]]が参戦せず[[ラッシュロッド]]に乗り続けているため「止めてやる!こんな現実は止めてやるよ!!」とアレンジされている。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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:自分を裏切ったにも関わらず[[ケジナン・ダッド|ケジナン]]がやられた事に怒る。彼は部下が裏切ったにも関わらず心配している。
 
:自分を裏切ったにも関わらず[[ケジナン・ダッド|ケジナン]]がやられた事に怒る。彼は部下が裏切ったにも関わらず心配している。
 
;「今の俺は、シベ鉄の手先として、ピープルをいたぶっていた頃とは違う! 世界を守るために戦っているんだ!」
 
;「今の俺は、シベ鉄の手先として、ピープルをいたぶっていた頃とは違う! 世界を守るために戦っているんだ!」
:アークエンジェルルート第27話「幸せへのカウントダウン」より。[[ケジナン・ダッド|ケジナン]]達を[[説得]]した際に言った台詞で顔は怖いが、まともな事を言う。
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:アークエンジェルルート第27話「幸せへのカウントダウン」より。[[ケジナン・ダッド|ケジナン]]達を[[説得]]した際に言った台詞で、顔は怖いが、まともな事を言う。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[ラッシュロッド]]
 
;[[ラッシュロッド]]
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:当初の搭乗機。
 
;[[ブラックメール]]
 
;[[ブラックメール]]
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:ケジナンから強奪する。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*そのキャラの濃さが災いし、主人公の[[ゲイナー・サンガ|ゲイナー]]より目立ってしまうという理由でスタッフに途中退場させられる事になった。その為、監督の富野氏は後に彼を演じた江川氏に謝罪したというエピソードまである。
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*そのキャラの濃さが災いし、'''主人公の[[ゲイナー・サンガ|ゲイナー]]より目立ってしまう'''という理由でスタッフに途中退場させられる事になった。その為、監督の富野氏は後に彼を演じた江川氏に謝罪したというエピソードまである。
  
 
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2022年4月30日 (土) 23:35時点における版

ヤッサバ・ジン
登場作品 オーバーマン キングゲイナー
声優 江川央生
初登場SRW スーパーロボット大戦Z
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 32歳
所属組織

シベリア鉄道公社

所属部隊 ヤッサバ隊
役職 隊長
テンプレートを表示

ヤッサバ・ジンは『オーバーマン キングゲイナー』の登場人物。

概要

シベリア鉄道警備隊ヤッサバ隊の隊長。まるで老人のような外見だが、白髪ではなく地毛が銀色なだけで実は32歳と若い。エクソダス主義者の摘発に全力を尽くし、それを遂行するためには手段を選ばない。

軍人というよりは武人といった性格で、粗暴かつ自意識過剰な面もあるが、敗北を認める潔さや力の無い者に対する優しさを見せることもあり、喜怒哀楽の表情が非常に豊かである。一見するとその外見や感情的な言動から「ロボットアニメの敵陣営によく出てくる脳筋戦闘狂キャラ」のように思われがちであるが、オーバースキルの特性をしっかりと把握し、地形や周囲の環境を的確に利用した狡猾な戦術で敵を追い詰めたり、身の上話を語るふりをしてチョップを放ち監獄から逃げ果せる、命乞いし金を渡すふりをして投げ付け逆に機体を奪うなど、頭の回る切れ者。また、常に剣を持ち歩いており、戦闘中にしばしば抜いてみせ、生身でキングゲイナーに挑もうとしたこともある。

ヤーパンの天井を数度にわたって追撃するが、キングゲイナーらの連携の前に敗北。戻る場所を失ったヤッサバは、ヤーパンの天井で出会ったエイファと共に二人だけでインダスにエクソダスした。

ちなみに彼がエクソダスを嫌うのは、子供の頃に父親が自分を捨ててエクソダスした事がトラウマになっている為。

登場作品と役柄

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
初登場作品。ランドルートのみ、条件を満たせば使用可能。ただ能力的にはさほど強くないうえに、加入が遅いため微妙。精神直撃以外は戦闘寄りだが小隊長を任せるにはかなり養成しないと厳しい。
敵としてはランド編の3・4話に登場するのみだが、原作通り存在感は抜群。一方セツコ編では影も形もない……と思いきや、27話「生じる亀裂」でコレンと一緒に出て来て、『DESTINY』原作におけるコニール・アルメタ(SRW未登場)に代わってローエングリンゲートの攻略法をミネルバ隊に教えてくれる。そのため、どちらを通っても図鑑登録は出来る。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
ケジナンたちに裏切られた後仲間になり、中盤から使用可能になる。
結構能力は高めで、特に防御はスーパー系並み。さらにまで覚える。また、ラッシュロッドの武装に「格闘」が追加され、格闘値の高さを生かせるようになった。しかし、ラッシュロッドの火力はキングゲイナーエンペランザと比較してかなり見劣りするため、を付けても両者ほどの爆発力を発揮出来ない。
今回はアデットと恋人でそのままの関係であり、ガウリがそのシワ寄せを受けた。裏切ったケジナンたちを積極的に(というか半分脅しのように)仲間に引き入れようとするなど、粗暴ながら面倒見のよい一面も。ちなみに性格はアデット同様「超強気」。

パイロットステータス

能力値

見た目の印象に違わず格闘防御が高い。が、『Z』では肝心のラッシュロッドに格闘武器がないと言うジレンマが発生。同機には愛機がパッとしないアデットを乗せた方が使えるので、ゴレーム辺りに乗せれば壁役として際立つ。

精神コマンド

Z
必中鉄壁気合直撃熱血
特機乗りのようなラインナップ。ゴレームの方が合っているが、ラッシュロッドで雑魚殲滅を担当するのも手。
K
ド根性不屈必中熱血気合

特殊スキル

Z
オーバーセンスL6、底力L7、カウンターL7、闘争心
K
オーバーセンスL7、底力L9、援護攻撃L2、援護防御L2、アタックコンボL1

隊長効果

命中率+10%、ダメージ-10%
Z』で採用。

人間関係

エイファ
彼の人生を大きく変えた少女。
ケジナン・ダッド
部下。途中で見限られる。
エンゲ・ガム
部下。スパロボではケジナンと共にヤッサバを裏切ることも。
ジャボリ・マリエーラ
特に問題ない部下。
アデット・キスラー
部下であり恋人。後にガウリの恋人になる。
K』では最後までずっと恋人のまま。
ゲイナー・サンガ
一方的に敵視している。
ヒューズ・ガウリ
原作では特に絡まないが、『Z』では仲間に加わる際に彼をアデットを任せられる漢として認める。

他作品との人間関係

コレン・ナンダー
Z』にてどこでどう出会ったのかは知らないが友人になる。冴えない部下を2人連れた豪快な上官。
レイ・ラングレン
K』ではシベ鉄の用心棒でありながら自分のペースを優先させている彼を少々迷惑がっていた。
ガラガ
『K』にて友人同士になる。肌が合うのだろう。
ミスト・レックス
『K』ではケジナン達に裏切られた後、彼に救助されてヤーパンの天井へ連れて行かれる。

名台詞

「この『オーバースキル』が使えるから、オーバーマンっていうのよ! ハッハッハ!」
時を止めるオーバースキルを披露して。
「動けぇぇ~……時!」
オーバースキル解除時。大抵はこの後とんでもない猛攻が来る。
「お前たちはここで町を作り俺たちに税金を納める、町の名は『アデットタウン』だ!」
4話にて「アンタがキングゲイナーに勝ったら我々をどうする気だ」と質問された際の台詞。特権階級丸出しである。
「見ているかぁーーーアデットォォォーー!! オレが世界で一番強い男だぁーーーっ!!」
同話より、時間止め張り手が命中したキングゲイナーに襲い掛かろうとした際の台詞。まるでガキ大将のような言動に対し「いい大人が!」とゲインも呆れていた。
「消えてやる! こんな現実からは消えてやるよ!!」
5話にてピープル達に集中砲火を受けながらも逃走する場面で。Zではブラックメールが参戦せずラッシュロッドに乗り続けているため「止めてやる!こんな現実は止めてやるよ!!」とアレンジされている。

スパロボシリーズの名台詞

Z

ブレーカーが! 安い報酬に目がくらみやがって!」
対ブレーカー相手の特殊戦闘台詞。
「ウォーカーマシンも二本足のマシンだ! てめぇが乗っていいもんじゃねぇ!」
同じく対ブレーカーおよびランド編での「ザブングル」勢相手の特殊戦闘台詞。ヤッサバにとってウォーカーマシンはオーバーマン同様「強い男のマシン」らしい。
ヒューズ・ガウリ! てめぇはアデットの認めた、強い男のはずだろぉっ!!」
オーバーデビル戦でのイベント時(「ヒトの心、テンシの夢」、もしくは「ゲインオーバー」)、オーバーフリーズしたガウリにハッパをかける。

K

「おのれ、オーバーデビルめ!」
自分を裏切ったにも関わらずケジナンがやられた事に怒る。彼は部下が裏切ったにも関わらず心配している。
「今の俺は、シベ鉄の手先として、ピープルをいたぶっていた頃とは違う! 世界を守るために戦っているんだ!」
アークエンジェルルート第27話「幸せへのカウントダウン」より。ケジナン達を説得した際に言った台詞で、顔は怖いが、まともな事を言う。

搭乗機体

ラッシュロッド
当初の搭乗機。
ブラックメール
ケジナンから強奪する。

余談

  • そのキャラの濃さが災いし、主人公のゲイナーより目立ってしまうという理由でスタッフに途中退場させられる事になった。その為、監督の富野氏は後に彼を演じた江川氏に謝罪したというエピソードまである。