「ブラックノワール」の版間の差分
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:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第51話におけるアキトとの[[戦闘前会話]]より。 | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第51話におけるアキトとの[[戦闘前会話]]より。 | ||
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2017年3月24日 (金) 19:38時点における版
ブラックノワール | |
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外国語表記 | Black Noir |
登場作品 | 勇者特急マイトガイン |
声優 | 水原リン(現:真山亜子) |
異名 | 巨大な悪 |
種族 | 三次元人を自称する二次元人 |
性別 | 女性人格 |
所属 | ブラックノワール一派 |
概要
舞人の父親が死の間際に言っていた「世界を狙う巨悪」の正体。『勇者特急マイトガイン』の最大にして最後の敵である。
一言で言えば純粋な悪意の集合体とでも云うべき存在で、実体を持っておらず、巨大なモニターの様なものに姿を映し出している。真っ赤な人間の顔に見える不気味な姿をしており、初めて登場した際は性別も分からない声だったが、中盤以降は明確に女性的な声に変化している。
「魔のオーラ」と呼ばれる邪悪で強大な力を操ることが出来、その力を配下のパイロットごとロボットに付与する事で、何度でも自己再生と復活を繰り返す「洗礼ロボ」を作り出すことが可能。洗礼されたロボットは生物のように変化し、パイロットもブラックノワールの下僕として洗脳されてしまう。
世界征服を目的としており、部下のエグゼブやパープルを介して物語の裏で暗躍。凶悪犯罪を隠れ蓑に活動を続けていたが、マイトガインをはじめとする勇者特急隊を邪魔な存在であると判断し、「洗礼」を施されたロボットを差し向ける等して、彼等の抹殺を企む。
物語終盤で、かねてより計画していた全世界侵略作戦「クリスマスオペレーション」を12月25日午前0時を迎えた時点で実行。日本以外の国を僅か14時間で制圧し、勇者特急隊もパープルを使って一度は返り討ちにした。更にジョーを洗脳して仲間に引き入れようとしたが、「魔のオーラ」を解析して弱点を見つけたウォルフガングに阻害されてしまう。
最後の戦いでは、ヌーベルトキオにあるTR社一帯を浮上させ、それを空中要塞にする。エグゼブと共にグレートマイトガインと轟龍を迎え撃つが、エグゼブは轟龍の特攻で撃破され、遂にブラックノワールは基地に突入してきた舞人と直接対峙する。
舞人と対面したブラックノワールは自分の正体を明かすのだが、その正体は「次元を越えてやって来た三次元人で、二次元世界を操る神のような存在」だと言う。舞人はそれを信用せず否定するのだが、ブラックノワールは舞人に対し「お前もヒーローとして作られた駒であり、お前の両親もお前をヒーローとして育てるための要員でしかない」と衝撃的な言葉を浴びせる。
つまり、この『勇者特急マイトガイン』という番組自体が、ブラックノワールが娯楽として仕掛けたゲームであり、二次元人をゲームを楽しむ駒として弄んでいたのである。ブラックノワールの真の目的は世界征服ではなく、「ハッピーエンドに飽きたので、ヒーロー(舞人)が死ぬエンディングでゲームを締めくくる事」である。
舞人とグレートマイトガインを窮地に追い込むが、そこにイノセントウェーブ増幅器を装備したサリーが駆けつけた為、ブラックノワールの魔のオーラは弱体化。怯んだ所をマイトガインのダブル動輪剣を受けて敗れた。
死の間際、己もまた「巨大な悪」という役割を与えられた二次元人に過ぎなかった事を悟って消滅した。
登場作品
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。原作での立ち位置もあり、通常ルートでは闇の帝王と共に版権最後の敵となる。
- 流石に自称三次元人設定はスパロボでも難しかったからか、「高次元人を自称する西暦世界の戦乱の黒幕」という設定で登場する。
- 担当声優の真山亜子氏はOGシリーズのアギラ・セトメ役を経て、版権シリーズでは初参加となる。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
- 気力140以上で、ターン開始時に自機の周囲10マスにいる敵対軍勢の気力を-5する。
- 『V』で採用。
人間関係
- エグゼブ
- 忠実な部下。15年前にケン・エノモトだった彼を捕らえて洗脳した。
- パープル
- 忠実な部下。
- 旋風寺舞人
- 宿敵。彼に自分の正体をはじめとする衝撃の事実を突きつける。
- 雷張ジョー
- 洗脳して部下にしようとするが、ウォルフガングに妨害される。
- ウォルフガング
- 吉永サリー
他作品との人間関係
名台詞
三次元人を自称しているだけあって、彼(彼女)の台詞はメタ発言が多い。
- 「ゲームの駒にプレイヤーは倒せはしない。だが、プレイヤーがゲームの駒を殺すのは簡単だ」
「ちょうどハッピーエンドにも飽きてきたところだ。ヒーローが死ぬ、悲劇のエンディングはどうだ!」 - 「そうか……この私も、ただのゲームの駒だったか……『巨大な悪』という名前の……」
- 最終決戦における最期の台詞。
- 自身が名も姿も分からない黒幕によって「自分もまた『ラスボス』という役割を与えられた駒に過ぎない」と悟って消滅した。
- 果たして、本当に悪は倒せたのか?それは誰にも分からない……。