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『[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]]』の発売決定時、メカ・キャラクター両方を通じて、事前情報で新登場が明らかとなった唯一の存在であり話題となる。当初はファンディスク化に際しての特典的な扱いかと思われたが、実際には本作で語られる[[スーパーロボット大戦Z]]の後日譚における中核的存在であり、非常に重要な役所での参戦であった。また、前述の通り本機は本編未登場の為、本作が初の映像化となったわけだが、戦闘アニメ制作においてはサンライズが自ら監修、それどころか富野由悠季監督みずから絵コンテを切ったとの事でその出来は秀逸。あらゆる面から破格の待遇で本作に迎えられていると言える。 | 『[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]]』の発売決定時、メカ・キャラクター両方を通じて、事前情報で新登場が明らかとなった唯一の存在であり話題となる。当初はファンディスク化に際しての特典的な扱いかと思われたが、実際には本作で語られる[[スーパーロボット大戦Z]]の後日譚における中核的存在であり、非常に重要な役所での参戦であった。また、前述の通り本機は本編未登場の為、本作が初の映像化となったわけだが、戦闘アニメ制作においてはサンライズが自ら監修、それどころか富野由悠季監督みずから絵コンテを切ったとの事でその出来は秀逸。あらゆる面から破格の待遇で本作に迎えられていると言える。 | ||
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:ストーリーモード「シークレット エピローグ」の第3話に登場。事実上本作の[[ラストボス|ラスボス]]的な役割を担う。ラスボスの割にはHPは39000と低いが、それを補って余りある充実した[[特殊能力]]を武器に[[ZEUTH]]の前に立ちはだかる。最大の特徴はシリーズ初の3回攻撃(後述)で、[[忍者]]がモチーフである本機の身軽さが再現されており、耐久力と火力で勝負するタイプの最近のラスボスとは一線を画する存在と言えよう。[[キングゲイナー]]を狙って移動するため、その辺りに付け入る隙がある。ただし当然ながら移動後に攻撃可能な味方ユニットがいれば、それがキングゲイナーでなくても攻撃してくる事には注意。下記の特殊能力以外にも運動性が嫌になるほど高く、「集中」程度では焼け石に水。おまけに装甲は1800とスーパーロボット並み。なお、劇中で正式名称を知ったのは直接語りかけられたゲイナー、及びXANの心を感じ取った[[ティファ・アディール|ティファ]]だけであり、他の面々は総じて「ブラックオーバーマン」と呼称。 | :ストーリーモード「シークレット エピローグ」の第3話に登場。事実上本作の[[ラストボス|ラスボス]]的な役割を担う。ラスボスの割にはHPは39000と低いが、それを補って余りある充実した[[特殊能力]]を武器に[[ZEUTH]]の前に立ちはだかる。最大の特徴はシリーズ初の3回攻撃(後述)で、[[忍者]]がモチーフである本機の身軽さが再現されており、耐久力と火力で勝負するタイプの最近のラスボスとは一線を画する存在と言えよう。[[キングゲイナー]]を狙って移動するため、その辺りに付け入る隙がある。ただし当然ながら移動後に攻撃可能な味方ユニットがいれば、それがキングゲイナーでなくても攻撃してくる事には注意。下記の特殊能力以外にも運動性が嫌になるほど高く、「集中」程度では焼け石に水。おまけに装甲は1800とスーパーロボット並み。なお、劇中で正式名称を知ったのは直接語りかけられたゲイナー、及びXANの心を感じ取った[[ティファ・アディール|ティファ]]だけであり、他の面々は総じて「ブラックオーバーマン」と呼称。 | ||
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Zスペシャルディスクでは事実上のラスボスである事もあり、各種特殊能力が非常に極悪な設定となっている。 | Zスペシャルディスクでは事実上のラスボスである事もあり、各種特殊能力が非常に極悪な設定となっている。 | ||
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2016年2月28日 (日) 14:35時点における版
XAN -斬-
- 登場作品:オーバーマン キングゲイナー(未登場)
- 分類:オーバーマン(アーリーオーバーマン)
- 全高:7.2m
- 重量:7.5t
- 装甲材質:オーバーコート
- 開発者:?
- 所属:?→エグゼクターシステム
- オーバースキル:詳細不明(「加速」「超加速」と思われる)
- 主なパイロット:XAN(同名AI)
- メカニックデザイナー:あきまん(安田朗)
電撃ホビーマガジン誌上の企画から生まれた、原作未登場のオリジナルオーバーマン。
元々同誌の10周年企画の中で、リボルテック(海洋堂の発売しているアクションフィギュアシリーズ)化を前提にデザインされたものであり、2009年3月に正式に発売となった。実際に商品化された際のキャッチフレーズは「後のキングゲイナー」であり、キングゲイナーの過去の姿という設定になっている。
オーバーフリーズ能力の有無は不明。また、フォトンマットエネルギーを他のオーバーマンに比べて圧倒的に自由に扱う事が出来る。通常のオーバーマンと明らかに違うのは、この機体に魂が宿っており、明確な自我と心を持っているということである。
細身のシルエットや特徴的な髪型など、デザインは概ねキングゲイナーと共通している。しかし本機のモチーフは「忍者」であり、白を基調としたキングゲイナーに対して黒ベースのカラーリングに変更されており、通称「ブラックキングゲイナー」(または縮めて「黒キンゲ」)とも呼ばれる。他、衣装(意匠)や装備品も忍者風のものに変更されている(肩鎧や丁髷型の頭部など、見方によっては武者にも見えるが)。また得物として、どう見ても忍者刀とは言い難いサイズの大刀「アクナギノツルギ」を装備。
オーバースキルについては未だに詳細が明らかになっていない。後の姿がキングゲイナーということを考えると「加速」あるいは「超加速」と思われるが、「ヤーパンニンポー」の演出や特殊能力の効果を見るに「忍術」が相応かもしれない。
『スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク』の発売決定時、メカ・キャラクター両方を通じて、事前情報で新登場が明らかとなった唯一の存在であり話題となる。当初はファンディスク化に際しての特典的な扱いかと思われたが、実際には本作で語られるスーパーロボット大戦Zの後日譚における中核的存在であり、非常に重要な役所での参戦であった。また、前述の通り本機は本編未登場の為、本作が初の映像化となったわけだが、戦闘アニメ制作においてはサンライズが自ら監修、それどころか富野由悠季監督みずから絵コンテを切ったとの事でその出来は秀逸。あらゆる面から破格の待遇で本作に迎えられていると言える。
登場作品と役柄
搭乗者は同名パイロットの「XAN」である(要するに本人)。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
- ストーリーモード「シークレット エピローグ」の第3話に登場。事実上本作のラスボス的な役割を担う。ラスボスの割にはHPは39000と低いが、それを補って余りある充実した特殊能力を武器にZEUTHの前に立ちはだかる。最大の特徴はシリーズ初の3回攻撃(後述)で、忍者がモチーフである本機の身軽さが再現されており、耐久力と火力で勝負するタイプの最近のラスボスとは一線を画する存在と言えよう。キングゲイナーを狙って移動するため、その辺りに付け入る隙がある。ただし当然ながら移動後に攻撃可能な味方ユニットがいれば、それがキングゲイナーでなくても攻撃してくる事には注意。下記の特殊能力以外にも運動性が嫌になるほど高く、「集中」程度では焼け石に水。おまけに装甲は1800とスーパーロボット並み。なお、劇中で正式名称を知ったのは直接語りかけられたゲイナー、及びXANの心を感じ取ったティファだけであり、他の面々は総じて「ブラックオーバーマン」と呼称。
装備・機能
- ポシェット
- 両腿についている武器格納スペース。キングゲイナー同様一種の四次元ポケットであり、明らかにサイズの違う大刀を収納している。
- アクナギノツルギ
- 得物。反りのない日本刀であり、本体よりもかなり長い。漢字表記は恐らく「悪薙の剣」。
- クナイ
- 飛び道具。どこから取りだすのかは不明だが、結構な数を隠し持っていると思われる。
- フォトンマット
- オーバーマン共通の防御バリア。飛行にも転用できる。アーリーオーバーマンのフォトンマットは総じて通常より強力な物が多いが、XAN-斬-のそれは他と一線を画した性能を誇る。
武装・必殺武器
- クナイ
- クナイを三本時間差で投げつけた後、相手に突っ込んで行きそのまま切り付ける。最弱の武器だが演出がかなり力の入ったものになっており、空対空・地対地では投げつけた後瞬間移動で詰め、突き刺したクナイで切り裂く。
- 空対地では避けようとする相手を影縫いで縛り付けて突っ込み、地面に突き刺したクナイを掴んで背後に回り、投げつける。さらに地対空では投げつけた後二本が貫通するのだが、その瞬間に詰めて突き刺さった一本を抜きつつ背後に回って突き抜けた二本を掴み、フォトンマットをカタパルト代わりに斬り抜ける、という曲芸じみたアクションになっている。
- フォトンマット
- トライチャージ攻撃。本編では小隊を組まず登場するため見る事が出来ず、ビューワーでのみ閲覧可能。キングゲイナーはフォトンマットエネルギーを円形にして放出するのに対し、XANのそれは手裏剣状にしたフォトンマットエネルギーを回転させて投げつける形式。
- アクナギノツルギ
- 自身より巨大な大刀を引き抜いてかざし、逆手に持った状態で突っ込んでいき、一刀両断する。尚、アクションフィギュアでは背中に付ける鞘が用意されているが、戦闘アニメでは右腿部のポシェットから引っ張り出す演出になっている。
- ヤーパンニンポー
- 全体攻撃。32体に分身し、クナイや刀で敵機を滅多切りにした後、トリの本体がさらに五つ身分身、刀で一斉に切り裂いて吹っ飛ばす。しかる後、取り囲んでフォトンマットエネルギー(?)を凝縮させ爆発を起こす。この演出からキャンプファイヤーと呼ばれる事も。最後は倒れた機体達の上で見得を切り、花弁と化して消える。いくらヤーパンのニンポーでもここまでやるか。
- プレイヤーからは「オーバースキルではなく、もはやオーバーキル(『殺しすぎ』、転じて『やりすぎ』の意)だ」と言われることもある。
特殊能力
Zスペシャルディスクでは事実上のラスボスである事もあり、各種特殊能力が非常に極悪な設定となっている。
- フォトンマット(超)
- ダメージを1/10に軽減。「直撃」「バリア貫通」属性を無効化し、気力制限も無い。とどめにEN消費も無い。このためHP39000の本機は、事実上HP390000あるのと同じ。尚、本作ではXANは単独行動だが、この能力は小隊員にも適用可能らしい。HP100000ぐらいの小隊員が部下としてついていたら、大変な事になっていたかもしれない…(その場合、実質HP1000000である)。
- EN回復(大)
- 毎ターン最大ENの30%を回復。これのおかげでヤーパンニンポー祭り。
- オールキャンセラー
- 全ての特殊効果武器無効。しかし、隊長効果が「全ての特殊効果武器無効」なので、死に能力となってしまっている。
- オーバースキル
- 気力130以上で発動し、運動性・照準値+30。毎ターン「必中」「ひらめき」「覚醒」「直撃」がかかり、更に「脱力」「分析」を無効化。加えて技量がXANより20以上低い相手からの攻撃(XANの技量は237なので217以下の敵)は全て分身発動で回避、と至れり尽くせり。「脱力無効」はシリーズ初で、常時必中・常時3回行動(覚醒+特殊スキルの2回行動)・条件次第で常時100%分身・バリア及び援護防御無効・初撃は必ず回避と言う事になる。さすがはニンジャ。気力が上がらないようにしようにも、本作では登場時にイベントで気力が150に上昇するため防ぎようが無い。ただし、ロジャーの特殊技能「ネゴシエイター」の効果による気力減少は通じる。精神コマンドと援護攻撃・再攻撃をフル活用して真っ向勝負あるのみ。なお分身に関しては「直撃」「必中」で対処可能。さすがにこのコマンドつきの攻撃は分身しない。
移動タイプ
サイズ
- S
パイロットステータス設定の傾向
能力値
技量、命中、回避など、全てにおいて超が付くほどのトップクラス。まさに忍者である。
特殊技能(特殊スキル)
- オーバーセンスL9 底力L9 2回行動 再攻撃 集束攻撃 サイズ差補正無視
- ただでさえダメージがろくに通らないのに、攻めれば攻めるほどより速く、より硬くなり、さらに対小隊攻撃も完備。おまけにオーバースキルで分身出来る相手には、再攻撃までかましてくる。サイズ差からのダメージ減少もない。ジリ貧になる前に止めよう。対応に遅れれば遅れるほど確実に、ジワジワと削られていく。ちなみに、XANの技量は237。
人間関係
- ゲイナー・サンガ
- もう一人の自分たるキングゲイナーの主。直接語りかけ、真っ向勝負を挑んだ。
- ランド・トラビス
- 人間の未来について言い合い(?)になっていた。
- 不動GEN
- XANの在り様を「サムライ」と評した。
機体BGM
- 「キングゲイナー・オーバー!」
- 同じ存在だけあって、BGMもキングゲイナーと同じ。
対決・名場面
- vsキングゲイナー
- 『Zスペシャルディスク』において初対決。キングゲイナーvsブラックキングゲイナー。今回は黒歴史時代に生み出された、時空崩壊後の世界リセット用システム「エグゼクターシステム」のマスターコアであるという設定になっており、ゲイナーの特殊セリフに黒歴史関連のものが多数用意されている。
関連機体
- キングゲイナー
- 並行世界の同一存在。本来の設定では、XAN-斬-の未来の姿。
- オーバーデビル
- 黒歴史の戦いにおいて封印した存在。エグゼクターシステムに組み込まれてから後は、戦力として使用している。
余談
- Another Century's Episode:Rにも隠し機体として登場するが、こちらではゲイナーが操縦する。
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