「スターガオガイガー」の版間の差分
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2015年8月27日 (木) 07:59時点における版
スターガオガイガー(Star Gaogaigar)
- 登場作品:勇者王ガオガイガー
- 分類:重機動スーパーメカノイド
- 全高:38.5m
- 重量:716t
- 動力:ウルテク統一結合Gドライブ
- 最大出力:3800000000kw(5095000000馬力以上)
- 最高走行速度:172km/h
- 最高飛行速度:M3.0
- 構成機体:ガイガー【コア】、ドリルガオー【脚部】、ライナーガオー【上腕部】、ステルスガオーII【背部、頭部、前腕部】
- 装甲材質:レーザーコーティングスーパーG装甲
- 開発者:獅子王麗雄
- 主なパイロット:獅子王凱
ブースターポッドを追加したステルスガオーIIとファイナルフュージョンしたガオガイガー。これにより長時間の宙間戦闘が可能になる。
また、ブロウクンマグナム・プロテクトシェードをブロウクンファントム・プロテクトウォールに強化するファントムリング・ウォールリングを搭載した。
加えて、ウルテクエンジンの出力も大幅に向上した。これにより、後半ではゴルディオンハンマーとガトリングドライバーの両装備を携帯する姿も見られた。
なお、ステルスガオーIIの追加パーツにはステルスガオー本来のものとは別のコクピットがあり、浄解能力を持つ護と共に行動する事もある。但し、地上では追加したブースターの推力よりも重量の方が上回るのか、最終決戦を除き地上戦闘ではブースターポッドは外されガオガイガーに換装されていた(これについて劇中でも資料集でも大した説明はない)。
最終回では、ライナーガオーに氷竜と炎竜、ドリルガオーに風龍と雷龍、ステルスガオーIIにボルフォッグの超AIが搭載された。これは、機界新種の影響で、各勇者ロボの本体ボディ及び各ガオーマシンのCPUが機能停止したためである。
機界新種戦後は護と共にギャレオンが宇宙に去り、パーツであるガオーマシンは各方面の実験機や試験機として運用されていた。しかし、突如帰還した護少年と白いギャレオンによって再びその威容を現すことになる…。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 隠し機体。極めて難解なフラグ(隠し要素/第2次α参照)を立てればストーリー的な時系列を無視して、換装扱いで使用可能になる。ヘルアンドへヴンが使えなくなる代わりに、念願の全体攻撃であるガトリングドライバーが追加されることが最大の特徴。それ以外では移動力や宇宙適応は向上するが、武装が軒並み陸Bになってしまう点に注意。合体攻撃の威力、強化された広範囲バリアは相変わらず頼りになる。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 普通にパワーアップで手に入る。機界新種との戦いでは、風龍と雷龍が登場していないのでドリルガオーにはゴルディーマーグとマイク・サウンダース13世の超AIが搭載された。ヘルアンドへヴンもちゃんと使える。
- 純地球製と破壊神にパワーアップ前提のためか、若干性能が下方修正されているため、前作の感覚で突出させると簡単に落とされるので運用には注意が必要。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- こちらも普通にパワーアップで手に入る。気力制限が緩くMAP兵器版もあるガトリングドライバーが追加されるため、武装が少ない上に偏っていたガオガイガーよりかなり使いやすい。イベントでペイ・ラ・カインが搭乗する場面がある。
- スーパーロボット大戦BX
- 16話よりガオガイガーがパワーアップする形で登場する。
- 同時に復活したゴルディーマーグと合流するためハンマーヘルアンドヘブンが解禁され、特殊武装として敵の移動を制限するガトリングドライバーが追加される。
- ガオガイガー同様、弾数制限とEN消費が追加され使い勝手は少々落ちたが、単騎で破格の火力を叩き出せる数少ないユニットである為ボスキラーとしては非常に有用。
- また、各種ドライバーの効果が強力である為サポートとしても運用できる。
装備・機能
武装・必殺武器
- 格闘
- 稼動範囲が狭いという構造上、動きが制限される為、基本的にパンチとかかと落としとドリルニーしかしない。ただし、稼動範囲の制限の中で、器用に腕ひしぎ十字固めをかけた事もある。
武装
- プラズマホールド
- プロテクトシェードの反発エネルギーを敵に照射する捕獲用の武装。
- ドリルニー
- 膝に装備されたドリル。膝を曲げて突き出した状態で敵に突っ込んで叩き込む。
- ブロウクンマグナム
- 右腕を回転させて射出するロケットパンチ。
- ヘルアンドヘヴン
- ガオガイガーの代名詞とも呼べる必殺技。両掌のエネルギーを融合させ、EMトルネード(ファイナルフュージョンの際に敵の妨害を防ぐ為、ガイガーの腰部より噴出される竜巻)で拘束した敵に突撃。目標の核(コックピット)を摘出すると同時に掌に集中させた融合エネルギーを目標機体内で解放、目標を内部から完全に破壊する。すでにゴルディオンハンマーがある為、ヘルアンドヘヴンは使用することはなかった(ゾヌーダ戦で使用した際はステルスガオーIIの追加パーツを排除した、通常のガオガイガーである)。
- 先述の通り第2次αでは使用不可。第3次αでは凱のカットイン演出が追加。
ハイパーツール
- ディバイディングドライバー
- 左腕に装着するハイパーツール。毎回OPで勇ましくコールされているが、実は武器ではなく、市街地への被害を防ぐため地面を湾曲させ戦闘フィールドを作るための道具である。なお、うまく応用できれば敵の攻撃の威力を抑えたり動きを止めたりもできる。人命優先であるGGGらしいツールといえるが、アニメ製作現場的には作画が大変になる市街戦描写の負担を軽減するための道具である。
- BXではガオガイガーに引き続き特殊武装として使用可能。範囲内の味方の地形適応を最大まで上げ、敵機の地形適応を1段下げるという効果。
- ガオガイガーをサポートユニット化させた原因。消費は50と重いが効果範囲はかなり広く移動後使用も可能。よしんば敵方がスペック低下無効能力持ちでも味方の地形適応は上がる。武器の方にまでは効果は及ばないがそれでも機体の地形適応がSになる事による命中、回避への影響は大きく、凱の指揮技能と合わせて磐石のサポート体制を取ることができる。
- ガトリングドライバー
- ディバイディングドライバーを発展させ、空間湾曲によって対象物を空間に「縫い止める」ツール。具体的には隕石や国連軍を空間ごと捻じ曲げて動きを止めるなどに使用された。重力レンズを作り複数のソリタリーウェーブを1つに収束させる事もあった。
- 原作では足留めに使っていたツールなのだが、スパロボではなぜか武器扱いとなっている。αシリーズでは、ガオガイガーには無かった待望の全体攻撃。燃費も割といい。Wは特殊効果武器が豊富なのだが移動力減少効果などはついていない。また、通常版以外にMAP兵器版が存在する。
- BXではの特殊武装化。本来の用途である足止めに使用できる(UXのアトラック=ナチャと同様の効果)反面、攻撃武器では無くなったので武器一覧がかなり寂しいことになっている。
- ゴルディオンハンマー
- 正式名称グラヴィティショックウェーブジェネレイティングツール(重力衝撃波発生装置)。圧縮された重力波を高速で叩きつけて対象を光子レベルまで分解する武器。
特殊能力
- プロテクト・ウォール
- ステルスガオーIIから射出されるウォールリングをプロテクト・シェードに重ねることで防御力も上がっている。
- EN回復(中)
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「勇者王誕生!」
- デフォルトBGM。
- 「ヘル&ヘブン」
- ヘルアンドヘヴン使用時のBGM。
- 「ゴルディオンハンマー」
- ハンマーヘルアンドヘヴン使用時のBGM。
名場面
- いつか星の海で
- ゾンダーの脅威を払った安堵もつかの間、命の変貌した機界新種が地球へ降下。物質昇華によって機能を停止したガオガイガーだったが、健在だったギャレオンと凱、AIを移植された勇者ロボ達によって再臨。最後の一撃となるヘルアンドヘヴンで命を掴み出したものの、物質昇華によってギャレオン以外の部分が停止。しかし、Gストーンの導きは一つの奇跡を起こしていた。
- 勇者王対勇者王
- 各地で発見されたQパーツが、突如姿を現した護によって強奪された。パピヨン・ノワールが犠牲になった事件を引き金に、ガオファイガーが出撃。凱の目の前で、護は白きギャレオン、ガオーマシンと一つとなり、スターガオガイガー (レプリジン)がその姿を現す。雨の降り続く京都でガオファイガーと激突を繰り広げた末、偽りの勇者は真の勇者が放ったヘルアンドヘヴンの前に砕け散る……。
関連機体
- ガオガイガー
- ステルスガオーと合体した形態。
- ゴルディーマーグ
- ハンマーヘルアンドヘブンで必要な相棒。
- スターガオガイガー (レプリジン)
- 複製体。厳密にはギャレオン (レプリジン)のみが複製されており、他のガオーマシンは強奪した物。
余談
- 企画初期はガオガイガーと新メカ「スターガオー」とのグレート合体で誕生するはずだったという……しかし「1号ロボを大切にしたい」というスタッフの愛がバージョンアップに留められ、このような形になった。ただ、そのためにスターガオガイガーはDX玩具ではなく食玩でのみ発売されたという、ある意味不遇な主役ロボになってしまう。
- タカラの勇者シリーズによるSRW的お祭りゲー「ブレイブサーガ2」において主人公機の解説文に「主人公は自分は勇者ではないと言っている。確かに主人公機は2号ロボもいなければ下駄(足裏に接続される合体パーツをこう呼ぶ)もはかないなど勇者のお約束から外れているため、勇者じゃないと言うのはあながち間違ってはいない(意訳)」的な一文がある。察しのとおり、ガオガイガーは同条件を完璧に満たしてしまっている。
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